本記事ではauで発売された5G対応Androidスマホ「Xperia 10 III SOG04」のスペックを解説します。
Xperia 10 IIIは誰でも使えるミドルスペックの機種です。
auでの販売は終了しましたが中古も使えますし、povoやUQモバイルでも使えます。
auのXperia 10 III SOG04
Xperia 10 III SOG04は販売終了
Xperia 10 III SOG04はauオンラインストアでの販売が終了になりました。
店舗にも無いでしょう。
現在販売中のスマホはこちらを確認してください。
SOG04は中古で端末のみ購入可
Xperia 10 III SOG04は中古でも購入できます。
楽天市場やAmazonでも買えますし、イオシスやじゃんぱらなどのスマホ店でも購入できます。
Xperia 10 III SOG04はauはもちろん、povo・UQモバイルやau回線を使った格安SIMでも使えます。
性能は今でも十分なので、ぜひ利用してください。
SOG04を他社で使う
auで購入したXperia 10 III SOG04はau回線を使った他キャリアでも使えます。
povo・UQモバイルやau回線を使った格安SIMで使う場合、SIMを差し替えてAPN設定をすればすぐに使えます。
ただし、Xperia 10 III SOG04はドコモ回線が使う4G/LTEのB19やソフトバンク回線が使うB8には非対応です。
SIMロック解除すればドコモ回線・ソフトバンク回線でも使えないことはないですが、エリアによっては電波が弱くなるので使用はおすすめしません。
SIMロック解除の手順
auで2021年9月30日までに販売されたスマホはau回線以外では使えないようにSIMロックという状態になっています。
Xperia 10 III SOG04も、2021年9月末までにauで購入した端末はSIMロックがかかっています。
au・UQモバイル・povoやau回線を使った格安SIMで使う場合はそのまま使えますが、他社回線で使う場合はSIMロック解除が必要です。
このSIMロックはマイページまたは店舗で解除できます。
マイページから手続きすれば無料ですが、店舗は3,300円の手数料がかかります。
必ずマイページから解除手続きしましょう。
詳細:SIMロック解除のお手続き | au
詳細:au端末をSIMロック解除してみた
なお、auをすでに解約した方や中古のau端末を買った方もSIMロック解除が可能です。
Xperia 10 III SOG04の対応バンド
SOG04はSIMロック?SIMフリー?
auのXperia 10 III SOG04は購入日によってSIMロックがかかっている場合があります。
2021年9月末までに購入した端末にはSIMロックがかかっていますが、2021年10月1日以降に購入した端末はSIMフリーです。
購入日 | SIMロック |
---|---|
2021年 9月末まで |
あり |
2021年 10月1日以降 |
なし |
2021年9月末までに購入したau端末に他社回線のSIMを挿して使う場合、事前にSIMロック解除が必要です。
このSIMロックはマイページまたは店舗で解除できます。
マイページから手続きすれば無料ですが、店舗は3,300円の手数料がかかります。
必ずマイページから解除手続きしましょう。
詳細:SIMロック解除のお手続き | au
詳細:au端末をSIMロック解除してみた
SOG04の対応バンド一覧
Xperia 10 III SOG04の対応バンドは以下のとおりです。
- 5G:n28/n77/n78
- LTE:B1/3/18
- WCDMA:B1
詳細:対応バンド一覧 | au
ドコモ・ソフトバンク回線の4Gバンド8・19には対応していません。
ただし楽天モバイルでは使えます。
au回線・povoで使える
Xperia 10 III SOG04はもちろんau回線のLTEバンド(1・18)に対応しています。
au VoLTEにも対応していますので、au・UQモバイル・povoはもちろん、au回線を使った格安SIMでも使えます。
au回線の格安SIMで使う場合にはSIMロック解除不要ですが、できるだけ事前に解除しておきましょう。
端末のみを購入してSIMを差し替えればpovoでも使えます。
購入時はau版のXperia 10 III SOG04を探してください。
ドコモ回線で使える?
Xperia 10 III SOG04はドコモ回線の主要バンドB1/3/19のうち、バンド19に対応していません。
また、3Gバンドの6にも非対応で、ドコモのVoLTEへの対応も不明です。
SIMロック解除すれば使えないことはないですが、よくわからない方はおすすめしません。
ドコモ回線で使いたい方は、ドコモ版のXperia10 III 5G SO-52Bを使いましょう。
※上記の中からSO-52Bを選択
ソフトバンク/ワイモバイル不可
ソフトバンク・ワイモバイル回線で使うFDD-LTEのバンドは1・3・8ですが、Xperia 10 III SOG04はB8に非対応です。
SIMロック解除すれば使えないことはないですが、地域によっては電波が弱くなる可能性があります。
使うのはおすすめしません。
ソフトバンク・LINEMO・ワイモバイルやソフトバンク回線の格安SIMで使いたい方はワイモバイル版版のXperia10 III A102SOを使ってください。
※上記の中からA102SOを選択
SOG04は楽天モバイルで使える?
auのスマホは楽天モバイルUNLIMITと相性が良いです。
Xperia 10 III SOG04も楽天モバイルで動作確認されており、5G/4Gデータ通信・通話・SMSが問題なく使えます。
ただし、SIMロック解除が必要です。
また、APN自動設定やETWS(緊急地震速報などの受信)、110・119時の高精度な位置情報測位には非対応です。
- APN自動設定
- ETWS(緊急地震速報など)
- 110/119等での高精度な位置測位
個人的にはあまり気にしませんが、気になる方は素直に楽天モバイルで端末を買いましょう。
対応端末購入もおすすめ
最もおすすめなのは楽天モバイルで発売されたXperia 10 III Liteを使うことです。
もちろん楽天モバイルの全機能に対応していますし、ドコモ・au回線の4G回線でも使えます。
”Lite”とありますが、性能はXperia 10 IIIとほぼ同じです。
詳細:楽天モバイルでXperia 10 III Liteが発売
Xperia 10 III Liteは楽天モバイル公式サイトでSIMとセットでも端末のみでも購入できますが、楽天市場やイオシスなどでも端末のみを購入できます。
Xperia 10 III SOG04のスペック
SOG04の発売日
auにおけるXperia 10 III SOG04の発売日は2021年6月18日(金)です。
同日にドコモでもXperia 10 III SO-52Bが発売されました。
型番はSOG04
auにおけるXperia 10 IIIの型番はSOG04です。
au以外にドコモとワイモバイルでも発売されました。
- au:Xperia 10 III SOG04
- ドコモ:Xperia 10 III SO-52B
- ワイモバイル:Xperia 10 III A101SO
SOG04のスペック一覧表
auのXperia 10 III SOG04のスペック詳細は以下のとおりです。
スペック | |
---|---|
本体サイズ (mm) |
高154× 幅68 ×厚さ8.3 |
本体の 重さ |
約169g |
画面 サイズ |
約6.0インチ |
解像度 | 2,520 × 1,080 (有機EL) |
バッテリー 容量 |
4,500mAh |
搭載 OS |
Android 11 |
CPU | Snapdragon690 5G (オクタコア) 2.0+1.7GHz |
メモリー (ROM) |
128GB |
メモリー (RAM) |
6GB |
対応外部 メモリ |
microSDXC (最大1TB) |
有効画素数 (メインカメラ) |
1,220万(広角) 800万(超広角) 800万(望遠) |
有効画素数 (サブカメラ) |
800万画素 |
USB 端子 |
USB Type-C |
本体カラー・色
Xperia 10 IIIの本体カラーは「ブラック」「ホワイト」「ブルー」「ピンク」の4色です。
5G対応
Xperia 10 III SOG04は5G対応のAndroidスマホです。
5Gの料金プランに契約中の方は、5Gエリア内では追加料金無しで5Gが使えます。
まだまだ5Gエリアは狭いものの、Xperia 10 IIIを使っている方はエリアが広がり次第5Gが使えるようになります。
6.0インチ有機EL画面
Xperia 10 III SOG04のディスプレイは6.0インチです。
有機ELディスプレイなので美しいのが特徴です。
最近はパンチホール型のインカメラが増えてきましたが、画面に黒い穴が空くのがデメリットです。
一方、Xperia 10 IIIはインカメラが画面上部のベゼル内についているので、画面内は途切れることなく表示が視聴できます。
持ちやすいコンパクトサイズ
Xperia 10 IIIの本体サイズは高さ約154mm×幅約68mm×厚さ約8.3mmです。
特に幅が68mmと狭く、片手でも持ちやすいのが特徴です。
シングルSIM/DSDS非対応
Xperia 10 III SOG04はおそらくSIMスロットが一つのシングルSIMです。
DSDSやDSDVには対応していないと思われます。
前作Xperia 10 IIもSIMフリー版はデュアルSIMでしたが、au版はシングルSIMに改良されていました。
CPUはSnapdragon690 5G
Xperia 10 III SOG04に搭載されているチップセットは、Snapdragon690 5Gです。
超高性能というわけではありませんが十分高い性能なので、ほとんどの3Dゲームも問題なく操作できるでしょう。
RAMは6GB/ストレージ128GB
Xperia 10 III SOG04のメモリー(RAM)は6GB、ストレージは128GBです。
これだけあれば十分ですね。
また、ストレージ容量はSDカードで最大1TB増設可能です。
SOG04はSDカード挿入可
Xperia 10 III SOG04は最大1TBのマイクロSDカードを挿入することでストレージ容量を増やせます。
ストレージ容量は128GBありますが、足りない方はマイクロSDカードを使用しましょう。
3眼レンズカメラ搭載
Xperia 10 III SOG04のアウトカメラは3つのレンズを搭載しています。
1,220万画素のメインレンズに加え、800万画素の超広角レンズと800万画素の望遠レンズがあります。
- 1,220万画素(標準)
- 800万画素(超広角)
- 800万画素(望遠)
メインカメラにはプレミアムおまかせオートという機能があり、AIが被写体を判断して自動で最適な撮影モードに設定してくれます。
誰でもかんたんにきれいな写真が取れるのが特徴です。
インカメラは800万画素です。
SOG04はイヤホンジャックあり
Xperia 10 III SOG04には本体上部に3.5mmイヤホンジャックがあります。
有線でイヤホンやヘッドフォンを繋げられるのはメリットですね。
USB端子はUSB Type-C
Xperia 10 III SOG04のUSB端子はUSB Type-Cです。
ただしACアダプタやUSBケーブルが付属しているかは不明です。
おそらく付属していないと思われます。
SOG04の付属品一覧
Xperia 10 III SOG04には付属品がありません。
ACアダプタ/ケーブルなし
Xperia 10 III SOG04にはACアダプタ・ケーブルやフィルムは付属・同梱されていません。
ACアダプタやUSBケーブルをお持ちでない方は自身で購入が必要です。
SOG04のスマホケース
Xperia 10 III SOG04にはスマホケースもありません。
最近は簡易のクリアケースが付属する場合も多いですが、Xperia 10 III SOG04には付属されていないので自身で購入が必要です。
SOG04の画面保護フィルム
最近、機種によっては最初から画面保護フィルムが貼付されている機種も増えてきましたが、Xperia 10 III SOG04には貼付されていません。
自身で購入が必要です。
SOG04の便利機能
搭載便利機能一覧
Xperia 10 III SOG04に搭載されている便利機能は以下のとおりです。
有無 | |
---|---|
防水 | ○ |
防塵 | ○ |
ワンセグ | – |
おサイフケータイ | ○ |
指紋認証 | ○ |
顔認証 | – |
ワイヤレス充電 | – |
指紋認証対応/顔認証なし
Xperia 10 III SOG04には指紋認証センサーが搭載されています。
マスクを付けていることが多い最近では、特に指紋認証があるのは嬉しいですね。
指紋認証センサーは本体側面の電源ボタン上にあります。
ただし、顔認証機能はありません。
防水・防塵対応
Xperia 10 III SOG04は防水・防塵に対応しています。
防水はIPX5/IPX8、防塵はIP6Xというレベルで、水濡れ等による故障のリスクは低いでしょう。
おサイフケータイ対応
Xperia 10 III SOG04はおサイフケータイに対応しています。
最近はキャッシュレスが推進されていますのでおサイフケータイが搭載されているのは嬉しいですね。
ワンセグ・フルセグ非対応
Xperia 10 III SOG04はワンセグ・フルセグには対応していません。
Xperia 10 III SOG04の購入はこちら
以上、auで発売されたXperia 10 III SOG04について解説しました。
auでの販売は終了しましたが中古も使えますし、povoやUQモバイルでも使えます。
端末購入はこちらからどうぞ。
現在auで販売中のスマホはこちらにまとめています。