本記事ではauで発売のAQUOS wish SHG06の実機レビューとスペックを解説します。
価格の安いエントリーモデルで、防水・おサイフケータイ・指紋認証搭載の安心スマホです。
auでの販売は終了しましたが、中古を買って機種変更も可能です。
AQUOS wish SHG06の価格・在庫
AQUOS wishの在庫状況
AQUOS wish2はauで販売終了になりました。
現在販売中の機種はこちらにまとめています。
AQUOS wishを端末のみ買う方法
AQUOS wishはau以外でなら端末のみの購入も可能です。
楽天市場やAmazonで端末のみを購入できますし、家電量販店でも購入できます。
また、中古スマホ店(イオシスやじゃんぱらなど)でも安く買えるようになりました。
ただし、購入時はどこで販売された端末かを確認しましょう。
最もおすすめなのはau版・UQモバイル版(型番:SHG06)を買うことです。
au版とUQモバイル版は同じ端末で、もちろんUQモバイルで使えます。
楽天モバイル版(SH-M20)・ワイモバイル版(A104SH)も使えますが、同じ価格ならau版・UQモバイル版の方が安心ですね。
中古のAQUOS wishも買える
AQUOS wishはauでの販売が終了になりましたが、中古スマホ店などではまだ購入できます。
楽天市場や中古スマホ店(イオシスやじゃんぱらなど)ではAQUOS wishの中古が本体のみで安く購入できます。
au版のSHG06はもちろん、楽天モバイルやワイモバイルで販売されたAQUOS wishもauで使えます。
ただしauで使う方はau版かUQモバイル版の「SHG06」を買うのがおすすめです。
また、後継機AQUOS wish2もおすすめです。
性能はAQUOS wish2の方が断然高いので、価格差が小さければAQUOS wish2を選びましょう。
私も今買うならAQUOS wish2を選ぶと思います。
他社SIMでも使える?
au版AQUOS wishの対応バンドは以下のとおりです。
- 5G:n28/n77/n78
- 4G/LTE:B1/3/5/7/8/12/17/18/19/38/39/41
- WCDMA:1/2/5/8
詳細:対応バンド一覧 | au
上記のとおりドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの主要な4Gバンドを網羅しています。
よって、音声通話・4Gデータ通信・SMSなどはどのキャリアでも使えるでしょう。
ただし、5Gには注意が必要です。
au・ソフトバンク・楽天モバイル回線の5Gバンドには対応していますが、ドコモ5Gが使うn79には非対応です。
ドコモ回線のSIMで使った場合、エリアによっては5Gに接続できない場合があります。
現時点では4Gデータ通信のみで十分ですが、もうしばらくすると5Gによるデータ通信が主流になります。
5Gも使いたい方はau・ソフトバンク・楽天モバイル回線で使いましょう。
ドコモ回線のSIMで使いたい方はドコモ版AQUOS wish2(SH-51C)を買いましょう。
ドコモ版のAQUOS wish2はドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの4G/5Gバンドを網羅しており、どのキャリアでも使えます。
au版AQUOS wishの対応バンド
対応周波数一覧
au版AQUOS wish SHG06の対応バンドは以下のとおりです。
- 5G:n28/n77/n78
- 4G/LTE:B1/3/5/7/8/12/17/18/19/38/39/41
- WCDMA:1/2/5/8
詳細:対応バンド一覧 | au
5G対応
AQUOS wishは5Gに対応しています。
5Gエリア内ならAQUOS wishでも5G通信が可能です。
現状ではauの5Gエリアはまだまだ狭く5Gコンテンツも少ないですが、1~2年もすれば5Gが使えるエリアも広がってきます。
価格も安いので、あえて4Gスマホを選ぶ必要はありません。
ドコモ回線で使える?
ドコモ回線が使う主要なバンドは、4G:B1/3/19、5G:n78/n79です。
4GのプラチナバンドB19にも対応しているので、ドコモ回線の4Gは問題なく使えそうです。
私も実際にOCNモバイルONEのSIMを入れて使ってみましたが、APN設定するとすぐに通話・データ通信ができるようになりました。
ドコモ/ahamoやドコモ回線を使った格安SIMでも4Gのデータ通信やSMSは使えます。
ただし、ドコモが使う5Gのn79には非対応です。
n78だけだと一部地域で5Gが使えない場合があるので、ドコモの5Gにはあまり期待しないほうが良いでしょう。
ソフトバンク回線/ワイモバイルは?
ソフトバンクやワイモバイルが使うバンドは5G:n77、4G:B1/3/8です。
AQUOS wish SHG06は全てに対応しています。
おそらくVoLTEにも対応していると思いますし、3GのB1・8にも対応しています。
AQUOS wish SHG06にSIMロックはかかっていないので、SIMを入れてAPN設定すればソフトバンク・LINEMO・ワイモバイルやソフトバンク回線の格安SIMでも使えそうです。
au回線・au VoLTEも対応
AQUOS wishはもちろんau回線に対応しています。
auの対応バンドはFDD-LTEの1・18・26(18・26はどちら対応していれば可)ですが、AQUOS wishは全て対応しています。
また、au回線が使う5Gバンドのn77・n78にも対応していますので、povo・UQモバイルや他のau回線を使った格安SIMでも問題なく使えますし、5Gも使えます。
楽天モバイルで使える?
au版のAQUOS wish SHG06は楽天モバイルで動作確認されており、4G/5Gのデータ通信・通話・SMSは問題なく使えます。
なお、APN自動設定・ETWSなどには非対応です。
APNは手動で設定すれば問題ありませんが、ETWS(緊急地震速報・津波警報)などの細かい機能には非対応なので注意してください。
気になる方は楽天モバイル版かSIMフリー版のAQUOS sense6 SH-M19を使いましょう。
楽天モバイル版もSIMフリー版も楽天モバイルの全機能に対応していますし、AQUOS wishより性能は高いです。
AQUOS wishのベンチマークスコア
antutu
antutu(V9.2.6)で測定したAQUOS wishの総合ベンチマークスコアは約26.5万でした。
同じSnapdragon480+4GBメモリー(RAM)のOPPO A54 5Gより少し低いですが、エントリーモデルにしてはなかなかの性能ですね。
400番台のSnapdragonというとエントリーモデルのイメージがありますが、これだけの処理能力があれば重い3Dゲーム以外は全く問題ないでしょう。
私も実際に使ってみたところ、普段使っているPixel5よりはさすがに処理の遅さは感じましたが、イライラするほどではなくすぐ慣れました。
Geekbench
Geekbench 5によるAQUOS wishのベンチマークスコアはシングル:502、マルチ:1415でした。
私も数日間に渡ってAQUOS wishを使いましたが、WEBサイトやSNSの閲覧、アプリの使用においては全く問題ない処理速度でした。
ゲームはしないのでわかりませんが、3Dゲーム以外なら問題ないでしょう。
3Dゲームも描画や反応にこだわらなければ問題ないと思いますが、こだわりのある方はハイスペック機種を買いましょう
3Dゲームも描画や反応にこだわらなければ問題ないと思いますが、こだわりのある方は他のハイスペック機種を買いましょう。
AQUOS wish SHG06のレビュー
AQUOS wishの発売日
auにおけるAQUOS wish SHG06の発売日は2022年1月14日(金)です。
UQモバイルでも同日に発売されました。
また、遅れて1月21日に楽天モバイル版が、1月28日にワイモバイル版が発売されました。
AQUOS wishの型番
auにおけるAQUOS wishの型番はSHG06です。
UQモバイル版のAQUOS wishも同じSHG06です。
なお、ワイモバイル版のAQUOS wishはA104SH、楽天モバイル版のAQUOS wishはSH-M20です。
SHG06のスペック表
スペック | |
---|---|
サイズ | 高さ147mm 幅71mm 高さ8.9mm |
重さ | 約162g |
画面サイズ | 5.7インチ |
解像度 | 1,520 × 720 (HD+) |
バッテリー容量 | 3,730mAh |
OS | Android 11 |
CPU | Snapdragon480 5G (オクタコア) 2.0GHz×2 1.8GHz×6 |
メモリー (ROM) |
64GB |
メモリー (RAM) |
4GB |
対応外部メモリ | microSDXC (最大1TB) |
有効画素数 (メインカメラ) |
1,300万 |
有効画素数 (サブカメラ) |
800万画素 |
搭載CPUはSnapdragon480 5Gです。
400番台のSnapdragonはエントリーモデルとされていますが、antutuのベンチマークは26.5万ほどあり、普段使いには十分です。
ゲームなどしなければ性能は十分でしょう。
本体カラー・色
AQUOS wishの本体カラーは3色です。
- オリーブグリーン
- アイボリー
- チャコール
私が購入したのはオリーブグリーンです。
ややグレーに近い印象を受けました。
本体外観の写真
AQUOS wish SHG06の本体外観はこんな感じです。
まずは画面側です。
画面サイズは5.7インチで、上下にベゼル(ふち)がありますね。
本体背面は「AQUOS」と品番「SHG06」のロゴがあります。
本体の表面はマットで指紋もつきにくく、触り心地が良いです。
おそらく傷も目立たないので、長く使えると思います。
本体上面には3.5mmイヤホンジャックがあります。
本体底面にはUSB端子(USB Type-C)とスピーカーがあります。
本体の右側面にはボタンがたくさんあります。
上から音量ボタン、グーグルアシスタントボタン、電源ボタン、指紋認証センサーです。
本体左側面はSIMスロットです。
SIMスロットは手で開けられるタイプで、SIMピンは付属していません。
5G対応
AQUOS wish SHG06は5G通信に対応しています。
auで5Gプランに契約している方は、エリア内なら5Gが使えます。
現状はauの5Gエリアはまだまだ狭く、5Gでしか楽しめないコンテンツも少ないですが、1~2年もすれば5Gが使えるエリアも広がってきます。
4Gスマホと比べても価格は高くないので、4Gにこだわる必要はありません。
5.7インチの液晶画面
AQUOS wish SHG06の画面の大きさは5.7インチです。
最近は6インチ以上の大画面スマホが増えてきましたが、SHG06は標準的なサイズですね。
本体幅も狭いので、握りやすいです。
上下にベゼル(フチ)があるのがやや気になりますね。
画面解像度は1,520×720ドットのHD+なので最低限といったレベルですが、個人的には画面解像度の差はそれほど感じません。
CPUはSnapdragon480 5G
AQUOS wishの搭載CPUはSnapdragon480 5Gです。
400番台のSnapdragonはエントリーモデルとされていますが、antutuのベンチマークは26.5万ほどあり、普段使いには十分です。
私は普段Pixel5を使っていますが、最初はややもたつきを感じましたが使っているうちにすぐ慣れました。
動作が遅くてイライラ…ということはなく、ゲームなどしなければ性能は十分でしょう。
▼AQUOS wishの詳細▼
RAMは4GB/ストレージ64GB
AQUOS wish SHG06のメモリー(RAM)は4GB、ストレージ(ROM)は64GBです。
どちらも可もなく不可もなくという容量でしょうか。
特にストレージ容量は64GBで、初期状態で15GBほど埋まっていましたので実質40GBほどです。
AQUOS wishはSDカードでストレージ容量を増やせますので、足りない方はSDカードで増設しましょう。
SIMロック?SIMフリー?
auで発売されたAQUOS wish SHG06はSIMフリーです。
SIMロックはかかっていません。
auで2021年10月1日以降に購入したスマホは原則SIMロックがかかっていません。
なお、以前のAQUOSスマホはSIMステータスの更新をしないと他社SIMは使えませんでしたが、AQUOS wishは他社SIMを入れてAPN設定すると通話・データ通信ができました。
純粋なSIMフリー機種です。
デュアルSIM・DSDV対応?
AQUOS wish SHG06はnanoSIM+eSIMのデュアルSIMです。
DSDS・DSDVにも対応しています。
au版のSHG06はドコモ・au・ソフトバンクの全キャリアの4G回線とソフトバンク・auの5G回線に対応しています。
よって、他社のSIMと併用するのもおすすめです。
microSDカード挿入可
AQUOS wish SHG06は最大1TBのマイクロSDカードでストレージ容量を増やせます。
ストレージ容量は64GBと少ないので、足りない方はマイクロSDカードを使用しましょう。
カメラはシングルレンズ
AQUOS wish SHG06のアウトカメラは1,300万画素のシングルレンズカメラです。
最近はレンズが2~3個搭載されている機種も多くなりましたが、AQUOS wishは一つだけです。
カメラにこだわる方はハイスペックの他機種にしましょう。
インカメラの画素数も800万画素と平凡です。
インカメラは画面最上部にある水滴型です。
SHG06のカメラレビュー
ここでは、AQUOS wish SHG06で実際に撮影した写真を載せていきます。
ただし、サイトにアップした際に画質が粗くなっているので参考程度にしてください。
まずは風景写真です。
カメラや端末のスペックが低い機種でも、通常の風景写真はそこそこきれいに撮影できます。
当日は曇天でしたがAQUOS wishも十分きれいで、ハイスペック機種と比較してもそれほど大きな差は感じません。
最大倍率で撮影した写真はこちら。
これが何倍かわかりませんが、ネットで調べると最大8倍との記載がありました。
このレベルになるとかなりノイズが出るので、ズームは2~3倍が限度でしょう。
最後に、カメラの性能差が最も出やすい夜景の写真です。
AQUOS wishには夜間モード(ナイトモード)が搭載されていますが、正直切り替えても切り替えなくてもそれほど変わりません。
夜間モードをONにすると暗い部分がやや鮮明になるかな、というくらいです。
ハイスペック端末だと、ホーム上の明るい部分もそれ以外の暗い部分も鮮明に撮影できるのですが、AQUOS wish SHG06はホーム上が全く見えません。
夜景を撮影する機会はほとんどないと思いますが、気になる方はもう少し性能の良い端末を選びましょう。
イヤホンジャック搭載
AQUOS wish SHG06には本体上部に3.5mmイヤホンジャックが搭載されています。
有線でイヤホン・ヘッドフォンを接続できるのはメリットです。
USB端子はUSB Type-C
AQUOS wishのUSB端子はUSB Type-Cです。
ただし、ACアダプタ・ケーブルは付属していません。
USB Type-Cのケーブルをお持ちでない方は自身で購入が必要です。
▼AQUOS wishの詳細▼
AQUOS wish SHG06の付属品
付属品・同梱品一覧
auのAQUOS wish SHG06の付属品はデータ移行用のクイックスイッチアダプターと説明書のみです。
クイックスイッチアダプター付属
auのAQUOS wish SHG06にはクイックスイッチアダプターが付属しています。
クイックスイッチアダプターは、現在のスマホからAQUOS wishにデータを移行する際、USB type-AをType-Cに変換するためのものです。
データ移行の方法はこちらに記載されています。
ACアダプタ/ケーブルなし
au版のAQUOS wish SHG06には充電器(USBアダプタ・USBケーブル)はありません。
ACアダプタやUSB Type-Cのケーブルをお持ちでない方は自身で購入が必要です。
スマホケース
AQUOS wish SHG06にはスマホケースが付属していません。
本体の素材は指紋がつきにくいものの、スマホケースをつけて使うのをおすすめします。
画面フィルム
最近では画面フィルムが出荷時から貼付されているスマホも増えてきましたが、AQUOS wish SHG06にはフィルムはありません。
自身で購入が必要です。
▼AQUOS wishの詳細▼
AQUOS wish SHG06の便利機能
au版SHG06の機能一覧
AQUOS wishはSHARP製のスマホだけあって、防水・防塵・耐衝撃はもちろん、おサイフケータイ、指紋認証センサーなど便利機能が豊富です。
<搭載便利機能>
機能 | |
---|---|
防水 | ○ |
防塵 | ○ |
ワンセグ/フルセグ | ー |
おサイフケータイ | ○ |
指紋認証 | ○ |
顔認証 | ー |
指紋認証あり、顔認証なし
AQUOS wishは指紋認証に対応しています。
マスクをしている時間が長い現在では指紋認証センサーがあるのは嬉しいですね。
指紋認証センサーは本体右側面の一番下にあります。
防水・防塵対応
AQUOS wishは防水・防塵に対応しています。
防水はIPX5・IPX8、防塵はIP6Xというレベルで、水濡れ等による故障のリスクは低いでしょう。
おサイフケータイ対応
AQUOS wishはおサイフケータイに対応しています。
最近はキャッシュレスが推進されていますのでおサイフケータイが搭載されているのは嬉しいですね。
ワンセグ・フルセグ非対応
AQUOS wishはワンセグ・フルセグには対応していません。
戻るボタンの表示方法
AQUOS wishは初期状態では画面下のナビゲーションバー(戻るボタンなど)が表示されません。
これは設定変更により表示/非表示が切り替えられます。
「設定」→「システム」→「操作」→「システムナビゲーション」をタップし、「3ボタン ナビゲーション」を選択すると戻るボタンが表示されます。
逆に非表示にしたい場合は「ジェスチャーナビゲーション」を選択しましょう。
▼AQUOS wishの詳細▼
SHG06の購入/機種変更はこちら
以上、auのAQUOS wishの解説でした。
価格の安いエントリーモデルで、防水・おサイフケータイ・指紋認証搭載の安心スマホです。
auでの販売は終了しましたが、中古端末に自分で機種変更もできます。
購入はこちらでどうぞ!