本記事ではauで発売されたXperia 10 V SOG11の実機レビューと価格・スペックを解説します。
人気だったXperia 10 Ⅳの後継機で、SONY製の安心感と欠点のないスペックが特徴です。
どれを買えばよく分からない人はこれを買っておけば間違いないといえるおすすめ機種です。
▼Xperia 10 Vの詳細▼
Xperia 10 V SOG11の価格
Xperia 10 V SOG11の価格
auにおけるXperia 10 V SOG11の通常価格は69,550円です。
前作Xperia 10 Ⅳは69,985円なので、少しだけ安くなりました。
24回分割払いなら月2,897円、36回払いなら月1,931円で購入できます。
<Xperia 10 Vの価格>
- 一括払い:69,550円
- 24回払い:2,897円/月
- 36回払い:1,931円/月
Webなら最安実質17,790円
前章のとおりXperia 10 Vの通常価格は69,550円ですが、auオンラインショップならお得に購入できます。
最安で実質2万円以下で買えるので必ず詳細を確認してください。
<Xperia 10 Vの価格>
新規契約 | MNP | 機種変更 | |
---|---|---|---|
通常 価格 |
¥69,550 | ¥69,550 | ¥69,550 |
オンライン 限定割引 |
-¥11,000 | -¥22,000 | -¥5,500 |
トクする プログラム |
-¥29,760 | -¥29,760 | -¥29,760 |
実質 価格 |
¥28,790 | ¥17,790 | ¥34,290 |
オンラインショップお得割
auの端末はau公式オンラインショップで購入するのがお得です。
au Online Shop お得割により、auに新規で契約する際は端末価格が11,000円割引、乗り換えの場合は22,000円が割引されます。
Xperia 10 Vもこのau Online Shop お得割の対象です。
- 新規契約:11,000円割引
- 乗り換え:22,000円割引
このau Online Shop お得割は店舗では実施していませんので、購入は公式オンラインショップが断然おすすめです。
のちほど解説する「スマホトクするプログラム」とも併用できるので、MNP乗り換えなら最安で実質2万円以下で購入できます。
機種変更でも5,500円割引
すでにauで他の機種を契約している方もお得です。
Xperia 10 Vに機種変更すると「5G機種変更おトク割」が適用され、5,500円が割引されます。
スマホトクするプログラムとも併用可能なので、最安で実質34,290円で購入できます。
ただし、この5,500円分の還元は条件がやや厳しいです。
契約する料金プランは使い放題MAX 5G(各パック含む)とauマネ活プランに限られますし、月額990円の有料オプション「故障紛失サポート」への加入が必要です。
おそらく該当する方は限られると思いますが、事前に条件を確認してください。
auオンラインショップで機種変更する手順はこちらにまとめています。
スマホトクするプログラム
Xperia 10 Vはスマホトクするプログラムの対象です。
スマホトクするプログラムとは、端末を24回払いに設定し、23回支払い後に端末をauに回収してもらえば安い価格で購入できるしくみです。
簡単に言えば、2年後に端末を回収される代わりに高額の割引が適用されるということですね。
特に高額のスマホを購入する場合は必ず利用しましょう。
スマホトクするプログラム適用時のXperia 10 Vの実質負担額・毎月の支払額は以下のとおりです。
- 実質負担額:税込39,790円
- 月の支払額:税込1,730円
一括払いで購入時の価格は税込69,550円なので、プログラム適用で29,760円安くなります。
さらに前章で解説した「au Online Shop お得割」や「5G機種変更おトク割」とも併用可能です。
端末を2年使い続ける場合はスマホトクするプログラムの利用がお得でおすすめです。
<Xperia 10 Vの価格>
新規契約 | MNP | 機種変更 | |
---|---|---|---|
通常 価格 |
¥69,550 | ¥69,550 | ¥69,550 |
オンライン 限定割引 |
-¥11,000 | -¥22,000 | -¥5,500 |
トクする プログラム |
-¥29,760 | -¥29,760 | -¥29,760 |
実質 価格 |
¥28,790 | ¥17,790 | ¥34,290 |
端末のみ購入する/中古を購入
Xperia 10 Vは端末のみの購入も可能です。
特に楽天市場・Amazonや中古スマホ店で購入するのがおすすめです。
なお、Xperia 10 Vはau以外にSIMフリー版、ドコモ版、UQモバイル版、ソフトバンク版、楽天モバイル版が発売されました。
このうち、ドコモ5Gのn79に対応しているのはドコモ版、SIMフリー版と楽天モバイル版のみです。
それ以外は4Gバンドは網羅しているものの、ドコモ5Gのn79に非対応です。
au版・UQモバイル版もドコモ5Gのn79は非対応です。
au回線で使う場合はどれを買ってもかまいませんが、au版・UQモバイル版かSIMフリー版を選びましょう。
ドコモ回線のSIMで使う場合はドコモ版(SO-52D)かSIMフリー版/楽天モバイル版(ともにXQ-DC44)を買ってください。
au版Xperia 10 Vのレビュー
SOG11のスペック一覧表
au版のXperia 10 V SOG11のスペック一覧表は以下のとおりです。
スペック | |
---|---|
本体サイズ (mm) |
高さ155mm 幅68mm 厚さ8.3mm |
本体の 重さ |
約159g |
画面 サイズ |
約6.1インチ |
画面解像度 | 2,520×1,080 (フルHD+) |
バッテリー 容量 |
5,000mAh |
連続通話 時間 |
約2,930分 |
連続待受 時間 |
約820時間 |
搭載 OS |
Android 13 |
CPU | Snapdrago 695 5G (オクタコア) 2.2+1.8GHz |
メモリー (ROM) |
128GB |
メモリー (RAM) |
6GB |
対応外部 メモリ |
microSDXC (最大1TB) |
有効画素数 (メインカメラ) |
800万(超広角) 4,800万(広角) 800万(望遠) |
有効画素数 (サブカメラ) |
800万画素 |
USB 端子 |
USB Type-C |
SIM | nanoSIM×1 eSIM×1 |
スペック詳細はau公式サイトでご確認ください。
Xperia 10 V SOG11の発売日
auにおけるXperia 10 V SOG11の発売日は2023年7月6日(木)です。
au版Xperia 10 Vの型番
au版のXperia 10 Vの型番はSOG11です。
ちなみにUQモバイル版も同じSOG11で、ドコモ版はSO-52D、ソフトバンク版はA302SO、楽天モバイル版はXQ-DC44です。
本体カラー
auにおけるXperia 10 Vの本体カラーは「ラベンダー」「ブラック」「ホワイト」の3種類から選べます。
ドコモ・ソフトバンク・楽天モバイルは「セージグリーン」も選べますが、au・UQモバイルでは選べません。
シムラボで購入したのは「ラベンダー」です。
公式サイトでは水色に近い色ですが実際はやや紫がかった色で、飽きのこない使いやすい色だと思います。
本体の表面はサラサラで指紋は全く目立たない一方、滑りやすいのでスマホケースをつけて使うのがおすすめです。
本体外観の写真
この章ではXperia 10 Vの本体外観の写真を載せていきます。
まずは画面側です。
画面サイズは前作よりわずかに大きい6.1インチで画面占有率は高いですが、やや画面上下にフチがあります。
本体背面は「SONY」と「Xperia」のロゴがあり、その下に型番「SOG11」が記載されています。
本体の表面はさらさらで指紋は全く目立ちませんが、その分すべりやすいです。
本体上面には3.5mmイヤホンジャックがあります。
本体底面にはUSB端子(USB Type-C)があります。
充電器・ケーブルは付属していません。
本体の右側面には上から音量ボタン・電源ボタンと指紋認証センサーがあります。
真ん中の白いボタンのが電源ボタン兼指紋認証センサーです。
本体左側面にはSIMスロットがあります。
SIMピン不要で手で開けられるタイプです。
カメラはわずかに出っ張っています。
平面においてもがたがたはしませんが、カメラの突起部分に傷が集中しやすいのでスマホケースを付けて使うのがおすすめです。
画面サイズは6.1インチ
Xperia 10 V SOG11の画面サイズは6.1インチです。
前作Xperia 10 Ⅳは6.0インチだったので少しだけ大きくなりました。
本体幅は68mmしかなく、重さも159gと軽いのも特徴です。
有機ELディスプレイで画面は美しく、音質にもこだわっているので映画を見たり音楽を聴くのにもおすすめです。
リフレッシュレートは60Hz
Xperia 10 Vのリフレッシュレートは最大60Hzです。
リフレッシュレートとは画面に1秒間に描画できる画像の枚数で、数値が大きいほどスクロールした際に画面が綺麗にサクサク表示されます。
通常のスマホは最大60Hzで、Xperia 10 Vも60Hzです。
最近はミドルスペックの機種でも最大90Hzに対応した機種が多い中で、60Hzはやや残念な点かもしれません。
なお、タッチサンプリングレート(画面が1秒間に何回のタッチに反応するか)は120Hzです。
アウトカメラは3眼レンズ
Xperia 10 Vのアウトカメラはレンズが3つの3眼レンズです。
超広角レンズと望遠レンズも搭載されています。
<有効画素数>
- 800万(超広角レンズ)
- 4,800万(広角レンズ)※
- 800万(望遠レンズ)
※記録画素数は1,200万
インカメラは800万画素です。
レンズは画面の上部のフチの中にあるので、画面の表示が邪魔されることはありません。
SOG11のカメラレビュー
ここではシムラボで実際に撮影したXperia 10 Vの写真を記載します。
ただし記事にアップする際に画質は劣化しているので、参考としておよみください。
まずは風景写真です。
最近は価格の安いエントリーモデルでも明るい場所ではきれいに撮れるため、差はつきません。
Xperia 10 Vも十分きれいです。
Xperia 10 Vは800万画素の望遠レンズも搭載されており、最大10倍までズームできます。
まずは2倍ズームの写真です。
4倍になるとエントリーモデルの機種では画像が粗くなってきますが、Xperia 10 Vはまだまだ鮮明です。
6倍でもきれいです。
特に看板の文字もはっきりと映っていますね。
この辺りはさすがです。
10倍になるとさすがに少し粗くなりますが、10倍ズームが必要な場面はほとんどないと思うのでオマケとしてとらえておきましょう。
10倍でもこの鮮明さなら十分だと思います。
Xperia 10 Vには超広角レンズも搭載されています。
画面上でワンタッチで0.6倍に切り替えると超広角で撮影可能です。
最後に、カメラの性能差が出やすい夜景です。
Xperia 10 V SOG11には夜景モードがあり、ON/OFF/自動の切り替えが可能です。
まずは夜景モードOFFにして撮影した写真がこちらです。
全体的にやや暗めですが、肉眼に近い形である程度きれいに撮影できていると思います。
続いて、ナイトモードをONにして撮影した写真がこちらです。
正直、ほとんど差がない気がします。
もっと暗い場所ではナイトモードに切り替えた方がよいと思いますが、今回のようにある程度明るい場所ならそのままでもよいでしょう。
そもそも、ナイトモードを自動モードにしておけば場面に応じて切り替えてくれるので、自動モードにしておくのがおすすめです。
Xperia 10 Vは普段使いには十分なカメラ性能です。
夜景やそこそこといったレベルですが、超広角やズームはミドルスペックの機種中でもなかなかだと思います。
さらにカメラにこだわる人はXperia 1 Vなど高性能機種がおすすめですが、その分価格は非常に高いです。
夜景を撮影する機会はほとんどないと思うので、Xperia 10 Vでも十分でしょう。
au版Xperia 10 VはSIMフリー
auで発売されたXperia 10 V SOG11はSIMフリー(シムフリー)です。
auで2021年10月1日以降に販売されたスマホは全てSIMロックがかかっていません。
SIMロックはかかっていないので、購入時から他社のSIMもAPN設定すれば問題なく使えます。
なお、Xperia 10 V SOG11はドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの主要な4Gバンドを網羅していますので、他社回線でも使える可能性が高いです。
ただし、ドコモ5Gのn79には非対応なので、ドコモのSIMを入れた場合はエリアによって5G通信ができない場合があります。
nanoSIM+eSIMのDSDV対応
auのXperia 10 V SOG11はnanoSIMに加えてeSIMも使えるデュアルSIMで、DSDVにも対応しています。
eSIMも利用すれば2つの電話番号を同時に使えるので、スマホ1台で仕事用・プライベート用の電話番号を使い分けられます。
また、電話用とデータ通信用でSIMを分けることも可能です。
auの5G対応
Xperia 10 V SOG11は5G対応のAndroidスマホです。
auの5Gプランを契約している方はXperia 10 V SOG11でも追加料金無しで5Gが使えます。
auの5Gエリアはだいぶ広がってきましたが、5Gでしか楽しめないコンテンツもないので、もうしばらくは5Gを気にする必要はありません。
ただ、1~2年もすれば5Gが使えるエリアも広がってきます。
4Gスマホと比べても価格は高くないので、5Gは不要という方も今から5G対応端末を購入しましょう。
CPUはSnapdragon695 5G
Xperia 10 V SOG11に搭載されているチップセットは、Snapdragon695 5Gです。
前作Xperia 10 Ⅳと同じで、CPUの進化がないのは本機の最も残念な点です。
Xperia 10 Vのantutu(ver10)の総合ベンチマークスコアは約46.1万でした。
普段使いには全く問題ありませんが、重い3Dゲームをする人は物足りないかもしれません。
RAMは6GB/ストレージ128GB
Xperia 10 V SOG11のメモリー(RAM)は6GB、ストレージは128GBです。
ミドルスペックの機種としては一般的な容量で、特にストレージが128GBあるのは安心です。
初期設定が終わった時点でストレージは23GBほど埋まっており、残りは105GBほどでした。
また、ストレージ容量はSDカードで最大1TB増設可能です。
SDカードで容量増設可能
Xperia 10 V SOG11のストレージ容量は128GBです。
最近のスマホの中ではある程度大容量ですが、もし容量が足りなくなったらSDカードを装着することで容量を増設できます。
マイクロSDカードにより最大1TB増設できますので、写真や動画をたくさん保存する場合は利用してください。
イヤホンジャックあり
Xperia 10 V SOG11には本体上部に3.5mmイヤホンジャックが搭載されています。
有線でイヤホンやヘッドフォンを装着できますし、ハイレゾにも対応しています。
USB端子はUSB Type-C
Xperia 10 V SOG11のUSB端子は上下どちらでも挿せるUSB Type-Cです。
ただし、充電器類(USBアダプタ/ケーブル)は付属していません。
USB Type-Cのケーブルをお持ちでない場合は自身で購入が必要です。
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au版Xperia 10 Vの違い
他社Xperia 10 Vとの違い
Xperia 10 Vはau以外にSIMフリー版とドコモ・ソフトバンク・UQモバイル・楽天モバイルでも発売されました。
au版とUQモバイル版、SIMフリー版と楽天モバイル版は同じ仕様なので、種類は大きく4つです。
大きな違いは対応バンドと本体カラーです。
対応バンドが異なる
まず、5Gバンドへの対応可否が異なります。
au版・UQモバイル版はドコモ5Gのn79に非対応なので、ドコモ回線のSIMを入れた場合、エリアによっては5G通信ができなくなります。
ソフトバンク版も同様です。
一方、ドコモ版・SIMフリー版・楽天モバイル版はドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルが使う主要な4G/5Gバンドを網羅しています。
他社のSIMを入れて使う場合はドコモ版、SIMフリー版か楽天モバイル版を選べば全キャリアの5Gが使えるでしょう。
<対応バンドの違い>
ドコモ版 SIMフリー版 楽天版 |
au版 UQ版 SB版 |
||
---|---|---|---|
ドコモ 回線 |
4G | 〇 | 〇 |
5G | 〇 | △ (n79×) |
|
au 回線 |
4G | 〇 | 〇 |
5G | 〇 | 〇 | |
SoftBank 回線 |
4G | 〇 | 〇 |
5G | 〇 | 〇 | |
楽天 回線 |
4G | 〇 | 〇 |
5G | 〇 | 〇 |
本体カラーが異なる
購入できる本体カラーも異なります。
ドコモ版・ソフトバンク版・楽天モバイル版はラベンダー/ホワイト/ブラック/セージグリーンの4色ですが、au・UQモバイルはセージグリーンが選べません。
<本体カラーの違い>
ドコモ SIMフリー 楽天モバイル ソフトバンク |
au UQモバイル |
|
---|---|---|
本体 カラー |
ラベンダー ホワイト ブラック セージグリーン |
ラベンダー ホワイト ブラック |
それ以外はほとんど同じです。
どこで買ったものでもnanoSIM + eSIMのデュアルSIMで、SIMロックもかかっていません。
ただしドコモ版は背面のデザインが異なり「docomo」のロゴがあります。
また、絵文字は相変わらずドコモ絵文字でしょう。
端末のみを購入する場合、価格が同じなら、大手4キャリアのバンドを網羅していてクセもないSIMフリー版か楽天モバイル版を選ぶのがおすすめです。
SOG11とSOG07の違い
auではXperia 10 Ⅳ SOG07も販売されていました。
Xperia 10 Vと前作Xperia 10 Ⅳには細かい違いがありますが、特筆すべき大きな違いはメインカメラ・バッテリー・スピーカーの3つです。
スペック | Xperia 10 V | Xperia 10 Ⅳ |
---|---|---|
本体サイズ (mm) |
高さ155mm 幅68mm 厚さ8.3mm |
高さ153mm 幅67mm 厚さ8.3mm |
本体の 重さ |
約159g | 約161g |
画面 サイズ |
約6.1インチ | 約6.0インチ |
画面解像度 | 2,520×1,080 (フルHD+) |
|
バッテリー 容量 |
5,000mAh | |
連続待受 時間(LTE)※ |
約1,085時間 | 約1,025時間 |
連続通話 時間(LTE)※ |
約42時間 | 約40時間 |
搭載 OS |
Android 13 | Android 12 |
CPU | Snapdrago 695 5G (オクタコア) 2.2+1.8GHz |
|
メモリー (ROM) |
128GB | |
メモリー (RAM) |
6GB | |
対応外部 メモリ |
microSDXC (最大1TB) |
|
有効画素数 (メインカメラ) |
800万(超広角) 4,800万(広角) 800万(望遠) |
800万(超広角) 1200万(広角) 800万(望遠) |
有効画素数 (サブカメラ) |
800万画素 | |
スピーカー | ステレオ | モノラル |
USB 端子 |
USB Type-C | |
SIM | nanoSIM×1 eSIM×1 |
※楽天版のデータ
まず、バッテリー容量は5,000mAhのままですが、バッテリーの持ちは少しだけ長くなりました。
楽天モバイル公式サイトによると、連続通話時間は約1,025時間から1,085時間に、連続待受時間は40時間から42時間に伸びています。
ただし差は5%程度なので、体感で差を感じられるほどではないでしょう。
カメラはメインレンズの有効画素数が4800万画素になりました。
ピクセルビニングに対応しており、暗所でも鮮明な写真が撮影できるようになります。
あとはスピーカーがモノラルからステレオになりました。
搭載CPUやメモリー容量は変わらずですが、細かい点では進化しています。
Xperia 10 Vのベンチマークスコア
antutu
antutu(Ver.10.0.5)で測定したXperia 10 Vの総合ベンチマークスコアは約46.1万でした。
重い3Dゲームをする方以外は全く問題ないでしょう。
Geekbench6
Geekbench 6(6.1.0)によるXperia 10 Vのベンチマークスコアはシングル:905、マルチ:2099でした。
私も数日間に渡ってXperia 10 Vを使いましたが、WEBサイトやSNSの閲覧、アプリの使用においては全く問題ない処理速度でした。
一方で、性能にこだわる人や3Dゲームをする人は他機種の方がよいでしょう。
auではXperia 1 VやXperia 5 Ⅳが発売中です。
また、電話・メール・LINEや簡単なアプリだけしか操作しない人はXperia Ace IIIなどの安い機種でもよいでしょう。
現在販売中のおすすめスマホはこちらにまとめています。
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Xperia 10 V SOG11の機能
搭載便利機能一覧表
Xperia 10 V SOG11に搭載されている便利機能は以下のとおりです。
有無 | |
---|---|
防水 | ○(IPX5・IPX8) |
防塵 | ○(IP6X) |
ワンセグ | – |
おサイフケータイ | ○ |
指紋認証 | ○ |
顔認証 | – |
ワイヤレス充電 | – |
防水、防塵対応
Xperia 10 V SOG11は防水・防塵に対応しています。
特に防水性能は高く、雨や水回りでの使用も問題ないでしょう。
ワンセグ/フルセグ非対応
Xperia 10 V SOG11はワンセグ・フルセグには非対応です。
指紋認証あり/顔認証なし
Xperia 10 V SOG11には指紋認証センサーが搭載されています。
しかも電源ボタン一体型の物理センサーなのでロック解除の精度やスピードも問題ないでしょう。
最近は画面内指紋認証の機種が増えてきましたが機種によってはあまり評判がよくないので、物理センサーがあるのは安心です。
私も実際に指紋認証を設定してみましたが、精度・認証速度ともに全く問題ないレベルでした。
個人的には画面内指紋認証よりこちらの方が好みです。
なお、顔認証は搭載されていません。
おサイフケータイ/Felica対応
Xperia 10 V SOG11にはおサイフケータイが搭載されています。
本体をかざすだけで支払いができます。
おサイフケータイのセンサーは本体背面上部の中央部にあります。
かんたんホームにも切替可能
Xperia 10 V SOG11はかんたんホームが搭載されています。
「設定」→「アプリ」→「標準のアプリ」→「ホームアプリ」からホーム画面を切り替えれば、大きな文字で操作がわかりやすいメニュー画面にできます。
高齢者用やガラケーからの乗り換えにもおすすめのスマホです。
スクリーンショットの撮り方
Xperia 10 V SOG11でスクリーンショットを撮るには、電源ボタンと音量ボタンの下を同時に押します。
Xperia 10 V SOG11だけでなく他のAndroidスマホも基本的にこの方法でスクリーンショットが撮れるので覚えておいてください。
アップデートで不具合解消/性能向上
auでXperia 10 V SOG11を購入したらすぐにアップデートしましょう。
端末の不具合が解消したり性能が向上したりします。
特に発売からしばらくはこまめにアップデートを確認してください。
Wi-Fiに接続したうえで「設定」→「システム」→「システムアップデート」から最新化できます。
データ容量をたくさん消費するので必ずWi-Fiに接続したうえで行ってください。
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au版Xperia 10 Vの対応バンド
SOG11の対応バンド・周波数
au版のXperia 10 V SOG11の対応バンドは以下の通りです。
- 5G:n3/n28/n77/n78
- 4G/LTE:B1/3/8/18/19/42
- 3G:B1
ドコモ回線で使える?
ドコモ回線で使用する4G/LTEのバンドはB1・3・19ですが、Xperia 10 V SOG11はすべてに対応しています。
SIMロックもかかっていないので、SIMを挿してAPN設定すればドコモ・ahamoやドコモ回線の格安SIMでも通話や4Gデータ通信が使えるでしょう。
シムラボでも実際にahamoのSIMカードを入れてみましたが、自動でAPNが設定されてすぐにデータ通信・SMSや音声通話ができるようになりました。
ただし、ドコモ5Gのn79には非対応です。
n78には対応しているので全く使えないわけではありませんが、エリアによっては5Gにならない場合があります。
ドコモ回線のSIMをメインで使う場合は、n79にも対応したドコモ版か楽天モバイル版のXperia 10 Vを使うのがおすすめです。
ソフトバンク/ワイモバイルは?
ソフトバンク・ワイモバイル回線で使う4G/LTEのバンドはB1・3・8、5Gはn77ですが、Xperia 10 V SOG11は全てに対応しています。
VoLTEにも対応しています。
SIMロックもかかっていないので、SIMを挿してAPN設定すればソフトバンク・LINEMO・ワイモバイルやソフトバンク回線の格安SIMでも使えるでしょう。
シムラボでもLINEMOのSIMを入れてみましたが、自動でAPNが設定されてすぐに音声通話・データ通信やSMSができるようになりました。
5Gでの通信もできました。
UQモバイル・povo対応
auのXperia 10 V SOG11はもちろんau回線の4Gバンド(B1/18)と5Gバンド(n77/n78)にフル対応しています。
au VoLTEにも対応していますので、au・povo・UQモバイルやau回線を使った格安SIMでも使えます。
SIMロックもないので、SIMを差し替えてAPN設定すれば使えます。
SOG11は楽天モバイルで使える?
Xperia 10 V SOG11は楽天モバイルで動作確認されていません。
発売後に公式サイトの「ご利用製品の対応状況確認」ページに記載されると思いますので、しばらく待ちましょう。
Xperia 10 V SOG11は楽天モバイルが使う4G/5Gバンドを網羅しており、音声通話や4G/5Gデータ通信は使えるでしょう。
シムラボでも楽天モバイルのSIMを差してみましたが、自動でAPNが設定されて問題なく音声通話・データ通信・SMSが使えました。
エリアの問題からか5Gにはなりませんでしたが、おそらく5Gも使えるでしょう。
ただし、ETWS(緊急地震速報や津波警報の受信)などの細かい機能には非対応の可能性があります。
日常使いに影響はありませんが、不安な人は素直に楽天モバイル版のXperia 10 V XQ-DC44を購入するのがおすすめです。
楽天モバイル版はnanoSIM+eSIMのデュアルSIMで、5Gのn79を含むドコモ・au・ソフトバンクの主要な5G/4Gバンドも網羅しています。
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au版Xperia 10 Vの付属品
au版のXperia 10 V SOG11には付属品がありません。
箱に入っているのは説明書類のみです。
充電器(ケーブル/アダプタ)なし
Xperia 10 V SOG11には充電器類がありません。
USBアダプタもUSB Type-Cケーブルも付属していないので、お持ちでない方は自身で購入が必要です。
Xperia 10 V SOG11はPD(Power delivery)により最大18Wの急速充電に対応しているので、せっかくならPD対応の充電器・ケーブルを使いましょう。
SOG11のスマホケース
最近では簡易のクリアケースが付属するスマホもありますが、Xperia 10 Vにはスマホケースが付属していません。
本体は指紋は目立ちにくいものの、サラサラなのでやや滑りやすいです。
特にカメラ部分は出っ張りがあり傷が集中しやすいので、スマホケースを装着して使うのがおすすめです。
SOG11の画面フィルム
最近では出荷時から画面フィルムが貼られている機種もありますが、Xperia 10 V SOG11にはフィルムが付属していません。
傷防止のため画面フィルムの購入もおすすめします。
au版SOG11の購入/機種変更はこちら
以上、auで発売のXperia 10 V SOG11の解説でした。
人気のXperiaのミドルスペック機種で、持ちやすいコンパクトさと長く使える安心感が魅力です。
Xperia 10 Vはオンライン限定キャンペーンでお得に購入できます。
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