本記事ではドコモからの乗り換えにおすすめのキャリアを解説します。
おすすめの乗り換え先は月に使用するデータ容量によって異なります。
基本的には今使っている端末がそのまま使えるirumoかahamoがおすすめですが、20GB以上使う人は楽天モバイルも検討しましょう。
キャリア | 特徴とおすすめの人 |
---|---|
irumo | 月9GB以下の人 |
ahamo | 月30GB/月110GBの人 |
LINEMO | 3GB以下の人、速度も速い |
楽天モバイル | 30GB以上の人、かけ放題も無料 |
▼月9GB以下ならirumo▼
▼ahamoが一番おすすめ▼
irumo(イルモ)
まず紹介するのはirumoです。
irumoはドコモの料金プランの1つなので乗り換えではないのですが、現在ギガライトやギガホ/ギガホプレミアを契約中の人で、データ使用量が月9GB以下の人は料金を大きく節約できます。
できるだけ早くプラン変更しましょう。
- ギガライトより安い
- 全国の店舗でサポートあり
- ドコモと同じ通信品質、昼も速い
- 通信制限時も最大300kbps
- セット割なしなら他MVNOより高い
- 最大9GBまでしか選べない
- ドコモメールが有料
- 家族割(みんなドコモ割)対象外
- 発信はファミリー割引対象外
9GB以下ならirumoがお得
irumoの料金表は以下のとおりです。
0.5GB | 3GB | 6GB | 9GB | |
---|---|---|---|---|
月額料金 (通常) |
550円 | 2167円 | 2827円 | 3377円 |
光/home5G セット割 |
― | -1100円 | ||
dカード お支払割 |
― | -187円 | ||
月額料金 (割引後) |
550円 | 880円 | 1540円 | 2090円 |
通話料金/ オプション |
22円/30秒 ・5分かけ放題:月880円 ・かけ放題:月1980円 |
|||
容量超過後 の最大速度 |
128kbps | 300kbps |
特に0.5GBプランがお得です。
月額550円でドコモと同じ品質の回線が契約できます。
3GB以上のプランと同じく、店舗でのサポートも受けられます。
0.5GBプランにはいくつか制限があります。
例えば通常時の通信速度が最大3Mbpsに制限されますが、3Mbps近い速度があればYouTubeも高画質設定で詰まらずに視聴できるので、月に0.5GBしか使わない人なら十分な速度でしょう。
irumoの0.5GBプランの特徴/メリットや注意点はこちらにまとめています。
ギガライト契約者は今すぐ乗り換え
もちろん3GB以上のプランもお得です。
特に現在ドコモのギガライトを契約中の人におすすめですね。
irumoとギガライトを比較すると、通常料金で比べても各種割引後の最安料金で比べてもirumoの方が安いです。
<irumoとギガライトの料金比較>
(通常料金)
irumo | ギガライト | |
---|---|---|
~0.5GB | 550円 | 3465円 |
0.5~1GB | 2167円 | |
1~3GB | 4565円 | |
3~5GB | 2827円 | 5665円 |
5~6GB | 6765円 | |
6~7GB | 3377円 | |
7~9GB | ― |
<irumoとギガライトの料金比較>
(各種割引適用後の最安料金)
irumo | ギガライト | |
---|---|---|
~0.5GB | 550円 | 2178円 |
0.5~1GB | 880円 | |
1~3GB | 2728円 | |
3~5GB | 1540円 | 3278円 |
5~6GB | 4378円 | |
6~7GB | 2090円 | |
7~9GB | ― |
irumoに変更するとドコモメールが有料(月330円)になりますが、別途330円払ってもirumoの方が安い場合が多いです。
ただし、ギガライトからirumoに変更すると使えなくなるサービスや別途手続きが必要になるサービスがあるので注意してください。
irumoとギガライトの比較、違いはこちらの記事にまとめています。
店舗サポートも充実
irumoはギガライト・ギガホプレミアやeximoと同様に全国のドコモショップでサポートが受けられます。
他社にはirumoよりさらに安いキャリアもありますが、ほとんどが店舗サポートがなく、オンライン専用です。
店舗で店員さんのサポートが受けたい人もirumoなら安心です。
ただし、店舗で新規契約やプラン変更の手続きをすると3,850円の事務手数料がかかります。
オンラインなら新規契約・乗り換え・プラン変更は無料でできるので、最初の契約手続きはオンラインで行いましょう。
ドコモと同じ通信品質、昼も速い
irumoはドコモの料金プランの1つです。
よってドコモ同じ回線をそのまま使っており、eximoやギガライト・ギガホプレミアと同じ通信品質が使えます。
全国どこでも快適に使えますし、MVNOキャリアのように昼や夕方の混雑時に速度が遅くなることもありません。
ドコモ回線を使った格安SIMにはirumoより安いキャリアもありますが、昼や夕方でも快適に使いたい人はirumoを選びましょう。
その他、irumoのメリットはこちらにまとめています。
irumoのデメリット
ただし、irumoにもいくつかデメリットがあります。
- セット割なしでは高い
- 対象外の割引やドコモサービスも
- 最大9GBまでしか選べない
irumoの料金はドコモの他プランより安く、ドコモ光やhome 5Gとのセット割適用後の料金は他の格安SIMとも同等ですが、セット割を適用しない場合は他社より高いです。
光回線も契約する場合はお得ですが、光回線を契約しない場合はLINEMOなどの他社の方がお得な場合もあります。
また、ドコモで使えるサービスがirumoでは使えない場合も多いです。
ドコモメールは有料ですし、みんなドコモ割やファミリー割引も対象外です。
ドコモからプラン変更すれば料金は安くなるものの、いくつか制限もあるので必ず事前に確認しましょう。
また、irumoは最大9GBまでのプランしか選べません。
9GB以上はahamoを選びましょう。
上記のようにいくつか注意点はあるものの、現在ドコモを契約中で月のデータ使用量が9GB以下ならirumoは非常におすすめです。
irumoの特徴やメリット・デメリットはこちらにまとめています。
▼月9GB以下ならirumo▼
ahamo(アハモ)
続いて紹介するのはahamo(アハモ)です。
ドコモの料金プランの1つで、30GBのデータ容量と5分かけ放題がついて月2,970円で使えます。
月9GB以上使う人はahamoを選びましょう。
また、ahamo大盛りオプションを追加すれば月110GB+5分かけ放題が月4,950円で使えます。
- 月30GBが月2,970円と安い
- さらに5分かけ放題付き
- 今のスマホがそのまま使える
- 速度制限後も最大1Mbps
- 海外でも追加料金なし
- 30GBと110GBのプランしかない
30GB/110GBはドコモよりお得
ahamoは月30GBの容量が2,970円で使えます。
さらに5分以内の国内通話かけ放題も料金に含まれていますので、1回あたりの通話時間を5分以内に抑えれば通話料金もかかりません。
また、ahamo大盛りオプションを追加すれば110GBと5分かけ放題が月4,950円で使えます。
<ahamoの料金表>
料金 | |
---|---|
30GB +5分かけ放題 |
¥2,970 |
110GB +5分かけ放題 |
¥4,950 (+1,980円) |
ドコモの使い放題プラン「eximo」を通常料金で比較すると、30GB以下はahamoが断然安いです。
eximoでみんなドコモ割/ドコモ光セット割/dカードお支払割をすべて適用した場合、30GB以上はeximoの方が22円安くなりますが、ahamoは5分かけ放題付き、海外でも使える、容量超過後も1Mbpsで使える点を考えるとahamoの方がお得です。
<ahamoとeximoの比較>
ahamo | eximo 通常 |
eximo 各種割引後 |
|
---|---|---|---|
~1GB | 2,970円 +5分かけ放題 |
4,565円 | 2,178円 |
1~3GB | 5,665円 | 3,278円 | |
3~30GB | 7,315円 | 4,928円 | |
30~110GB | 4,950円 +5分かけ放題 |
||
110GB~ | ― |
110GB以上使う場合はahamoでは対応できませんが、その場合はeximo以外に楽天モバイルも検討しましょう。
楽天モバイルはデータ使い放題と国内通話かけ放題で月3,278円です。
速度制限後も最大1Mbps
ahamoのデータ容量は月30GB/110GBですが、容量を使い切った後も最大1Mbpsの速度で通信できます。
ドコモの通信制限時の速度は最大128kbps(0.128Mbps)なので、ahamoの制限時の速度はかなり速いです。
1Mbpsの速度があれば、Youtubeも360p~480pの画質で詰まらずに視聴できます。
SNSやWEBサイトの閲覧も「ちょっと遅いかな?」くらいの速度で表示されますので、快適とは言えませんがイライラするようなことはありません。
うっかり30GB/110GB使い切ってしまった場合もある程度のことは問題なくできるのがahamoのメリットです。
他社では容量超過後の低速通信に容量制限が設けられる場合が増えてきましたが、ahamoは1Mbpsで使い放題です。
もちろん1GB550円でチャージすれば速度制限は解除されます。
海外でも無料でデータ通信可
ahamoは海外でもそのままの料金でデータ通信が使えます。
対象の国・地域であれば、日本国内と同様に30GBまでのデータ容量が使えます。
追加料金はありませんし、事前申し込みも不要なので、旅行や出張で海外に行く方はahamoがお得です。
ただし通話料は別途海外用の料金がかかるので注意してください。
速度・エリアはドコモと同じ
ahamoはドコモと同じ回線を使っています。
そのため、ドコモと通信速度やエリアは同じです。
ahamoはMVNOではなくドコモと同じ回線をそのまま使っているので、お昼や夕方の回線混雑時に速度が遅くなることはありませんし、エリアも広いので地方や山間部でもつながりやすいです。
全国で安心して使えるのがahamoのメリットです。
30GB/110GBのプランしかない
ahamoの最大のデメリットは30GB/110GBのプランしかないことです。
特にデータ使用量が少ない人はもったいないので、月9GB以下ならirumoがおすすめです。
月のデータ使用量が3GB未満で光回線とのセット割を適用しないならLINEMOも検討しましょう。
30GB以上使う人は80GBの大盛オプション(+1980円)を追加するか、月3,278円で使い放題で楽天モバイルも検討しましょう。
- 9GB以下ならirumo
- 3GB以下でセット割なしならLINEMO
- 20GB以上なら…
- 80GBの追加オプション(+1,980円)
- 楽天モバイル(使い放題で月3,278円)
30GB/110GBプランしかない点には注意が必要ですが、ahamoはドコモと同じ品質の通信が格安で使えます。
10GB~30GBの人はぜひahamoへの乗り換えを検討しましょう。
詳細:ahamo公式サイト
▼ahamoが一番おすすめ▼
LINEMO
続いて紹介するのはLINEMO(ラインモ)です。
光回線とのセット割が適用できる場合は月880円のirumoの方がおすすめですが、LINEMOは3GBまでならセット割なしでも月990円で使えます。
毎月のデータ使用量が3GB未満で光回線とのセット割が適用できない場合はこのLINEMOを検討しましょう。
LINEMOはソフトバンクグループのオンライン専用ブランドで、ソフトバンクと同じ通信品質・通信速度が出ます。
一日中速度が速く、安定しているのがメリットです。
さらにLINEはカウントフリーなので、LINE電話やビデオ通話をする人にもおすすめです。
- 通信速度が一日中速い
- 3GBまで月990円
- LINEはデータカウントフリー
- キャンペーンが豪華
- 店舗サポートはない
- 低速通信に容量制限あり
▼月3GB未満ならここ▼
通信速度が一日中速い
LINEMOは通信速度が一日中速いのがメリットです。
MVNOは昼や夕方に遅くなるキャリアがありますが、LINEMOはソフトバンクと同じ回線をそのまま使っているため、昼でも速度が遅くなりません。
シムラボでもLINEMOの通信速度を毎月測定していますが、いつ測定しても一日中快適です。
他キャリアでは通信速度と料金の安さはトレードオフの関係になりますが、LINEMOは快適な速度を安い料金で使えるのがメリットです。
ドコモと同じ速度で快適に使いたい人も、LINEMOなら引き続き快適に使えるでしょう。
3GBプランの料金が安い
LINEMOの最大のメリットは3GBプランの料金の安さです。
<LINEMOの料金プラン>
ベストプラン | ベストプランV | |||
---|---|---|---|---|
容量 | ~3GB | ~10GB | ~20GB | ~30GB |
月額料金 | 990円 | 2090円 | 2970円 | 3960円 |
5分 かけ放題 |
月550円 | 料金に含む | ||
無制限 かけ放題 |
月1,500円 | 月1,100円 | ||
容量 超過後 最大速度 |
300kbps (15GB超過後 は128kbps) |
1Mbps (45GB超過後 は128kbps) |
ベストプランはデータ使用量が3GB御南なら月990円で、各種割引なしで誰でも990円で使えます。
irumoはセット割を適用すれば880円ですが、セット割なしなら2167円と高いので、セット割を適用できない場合はLINEMOも検討しましょう。
月20~30GB使えるベストプランVは、5分かけ放題がついて月2,970円です。
ただし料金はahamoより高く、さらにLINEMOには低速通信に容量制限がある点に注意が必要です。
ahamoなら30GB超過後も1Mbpsで使い放題ですし、海外でも使えるので、自分ならahamoを選ぶと思います。
乗り換えキャンペーンが豪華
LINEMOは乗り換えキャンペーンが豪華なのも特徴です。
irumoとahamoはドコモからの乗り換えキャンペーンがありませんが、LINEMOなら乗り換えキャンペーンが適用できます。
まず、月3~10GB使えるベストプランは数カ月間実質無料になるキャンペーンを実施しています。
契約するだけで6カ月間程度はPayPayポイントが毎月990円分還元されるうえに、5分かけ放題が7カ月間無料で使えるキャンペーンやデータ増量キャンペーンも併用できます。
月20~30GBのベストプランVもお得です。
常時実施している「PayPayあげちゃうキャンペーン」なら最大15,000円分のPayPayポイントが還元されます。
LINEはギガフリー
LINEMOにはLINEで消費したデータ容量がカウントされない「LINEギガフリー」というサービスがあります。
LINEの文字やスタンプのやり取りはそれほどデータ容量を消費しませんが、音声通話やビデオ通話もカウントフリーになるのがメリットです。
家族・友人や恋人同時でLINE通話を長時間する人にもおすすめです。
また、データ容量を使い切った後もLINEは高速で通信できます。
店舗サポートがない
ただし、LINEMOにもいくつかデメリット・注意点があります。
- 店舗がない
- 3GB・20GBしかプランが選べない
- データ繰り越しなし
LINEMOの最大のデメリットは店舗がないことです。
LINEMOはオンライン専用のブランドで、店舗を持たないことで料金を安くしています。
ソフトバンクやワイモバイルの店舗でもサポートしてくれません。
手続きはオンラインで簡単にできるので慣れれば問題ないですが、初めて格安SIMに乗り換える人は少々不安かもしれません。
店舗があったほうが良いという人は先に解説したirumoがおすすめです。
9GB以下ならドコモよりかなり安い料金で使えます。
そのほかにもデータ繰り越しなし、低速モードが無いなどのデメリットはありますが、3GB未満なら格安SIMで最もオススメのキャリアです。
LINEMOのデメリット/メリットやキャンペーンはこちらにまとめています。
▼乗り換えはこちら▼
楽天モバイル
最後に紹介するおすすめの乗り換え先は楽天モバイルです。
月30GB以上使う人は楽天モバイルも検討しましょう。
データ使い放題・国内通話かけ放題で月3,278円は破格の安さです。
エリアの広さや電波の安定性はドコモ・irumo・ahamoやLINEMOには劣りますが、最近ではかなり改善してきました。
- Rakuten Linkで国内通話無料
- 3GB以下なら月1,078円
- データ使い放題で月3,278円
- 通信速度は速い
- 乗り換えキャンペーンもお得
- 通信は不安定
データ使い放題で3,278円
楽天モバイルの最大のメリットは使い放題プランの料金の安さです。
料金プランは月のデータ使用量に応じて変動する従量課金制で、20GB以上はどれだけ使っても月3,278円です。
<楽天モバイル料金表>
容量 | 基本料金 | 通話料金 |
---|---|---|
3GB まで |
¥1,078 | 国内通話 かけ放題 (※) |
3GB~ 20GBまで |
¥2,178 | |
20GB以上 無制限 |
¥3,278 |
※一部かけ放題対象外あり
ドコモのメインプラン「eximo」の通常料金は月7,315円なので、楽天モバイルは半額以下で使い放題です。
ahamoで大盛オプションを追加した場合でも4,950円なので、月1,600円以上楽天モバイルの方が安いですね。
<月110GB使用時の料金比較>
料金 | |
---|---|
楽天モバイル | ¥3,278 |
ahamo | ¥4,950 |
ドコモ(eximo)通常 | ¥7,315 |
ドコモ(eximo)割引後 | ¥4,928 |
以前は1日10GB以上使うと速度制限がかかっていましたが、2022年後半からこの制限は廃止されたようです。
データ容量をどれだけ使っても3,278円しかかからないので、かんたんに料金を節約できます。
国内通話が無料でかけ放題
楽天モバイルは全ての契約者が無料で国内通話かけ放題が使えるのもメリットです。
専用アプリ「Rakuten Link」を使えば、固定電話や他社携帯電話も含めて通話料金が無料でかけ放題です。
アプリの利用料金も無料なので、通話が多い人や長電話をする人はかなりお得です。
(ナビダイヤルなど一部電話番号は有料)
ドコモのかけ放題オプションは月1,980円かかるのに対し、楽天モバイルは誰でも無料でかけ放題です。
もともとの料金が安いうえに、通話が多い人はさらにお得ですね。
最新のiPhoneが安く買える
楽天モバイルはドコモと同じく最新のiPhoneが発売と同時に購入できます。
価格はドコモより圧倒的に安く、常に4キャリアで最安値です。
楽天モバイルのiPhoneはSIMフリーですしApple Storeで販売されている端末と全く同じなので、安心して使えます。
通常価格はApple Storeと同じかわずかに高いですが、SIMとセットならキャンペーンにより最大で2~3万円以上の還元がもらえてお得です。
端末のみ購入する場合は楽天モバイル 楽天市場店で買えば購入金額に応じて楽天ポイントが還元されるため、Apple Storeより安く購入できます。
機種変更でiPhoneを使う場合もお得に購入できますね。
楽天モバイルでiPhoneを使う手順や楽天モバイルで販売中のiPhoneの価格・キャンペーンはこちらにまとめています。
楽天モバイルのデメリット
ここまでドコモから楽天モバイルに乗り換えるメリットを解説してきましたが、楽天モバイルには注意点やデメリットもあります。
- 通信の安定性は劣る
- Androidは使えない端末が多い
- SIMロック解除が必要
電波が安定性はまだまだ
楽天モバイルの最大のデメリットは通信品質です。
楽天モバイルは自社回線を使ったデータ通信が月3,278円で使い放題なのが最大のメリットですが、の基地局はドコモなどに比べてまだまだ少ないです。
また、マップ上は楽天回線エリアになっていても電波が弱く、特に地下や郊外は圏外になったり速度が遅くなる場合もあります。
私も楽天モバイルを日常的に使っており、ほとんどは問題なく使えますが、ビジネスなど大事な用途で使う人はirumo・ahamoや他社の方がよいでしょう。
電波は改善傾向にあり
楽天モバイルは依然としてエリアと電波の安定性の問題がありますが、私の使用範囲ではだいぶ安定してきたように思います。
私は都内で2021年夏~秋にかけて楽天モバイルをメインに使っていましたが、突然データ通信が止まる・圏外になる事が多く、メインでの使用をやめてしまいました。
しかし、2022年春に再度メインとして使ったところ、以前のようにデータが止まることはほとんどなくなりました。
現在もほとんど快適に使えていますし、都内では5G電波をつかむこともかなり増えてきました。
2023年6月からはKDDI回線のローミングも順次再開したうえ、2024年6月にはプラチナバンドのサービスも開始したため、今後はさらに改善するかもしれません。
- 2021年秋頃:頻繁に止まる、圏外に
- 2022年春以降:安定して使えるように
あくまで23区内で生活する私の感想ですが、電波状況はかなり改善しているように思います。
以前に一度試してみて諦めた方も、再度試してみるのがおすすめです。
Androidは使えない場合も
ドコモで使っていたスマホは楽天モバイルで使えない場合もあります。
まず、iPhoneはiPhone6S・iPhone SE(初代)以降の機種なら楽天モバイルで使えます。
ただし、SIMロック解除が必要です。
ドコモで買ったAndroidスマホは使えない端末が多いです。
SIMロック解除すれば使えないことはないですが、ドコモと楽天モバイルでは使っている電波の周波数が違うため、エリアによっては電波が弱くなる場合あります。
使用前には必ず楽天モバイル公式サイトの「ご利用製品の対応状況確認」を確認しましょう。
使えない場合や、使えるかどうかよくわからない場合には素直に楽天モバイルで端末を買いましょう。
楽天モバイルへの乗り換え時に端末を購入すれば、iPhoneもAndroidも高額のポイントが還元されます。
その他、楽天モバイルのメリット・デメリットやキャンペーン情報はこちらにまとめています。
▼20GB以上なら楽天モバイル▼
(データ使い放題で3,278円)
ドコモからお得に乗り換える方法
お得な乗り換えタイミングは月末
ドコモから他社に乗り換える場合、お得な乗り換えタイミングは月末です。
ドコモの解約月(乗り換え月)は月途中の解約であっても1ヶ月分の料金がまるまるかかります。
そのため、月末ギリギリまでドコモでデータを使ったほうがお得ですね。
LINEMOとahamoの契約月の料金は日割り計算されるので月末に近いほど料金は安くなります。
楽天モバイルは日割りではなく、その月に使用したデータ容量によって料金が決まります。
そのため一般的には使用する日数が少ないほうがお得になる場合が多いでしょう。
唯一、irumoは料金は乗り換え前の旧プランのまま、データ容量が乗り換え先のirumoの容量になります。
複雑なので注意してください。
<おすすめ乗り換え先の初月料金>
キャリア | 初月料金 |
---|---|
irumo | 旧プランの料金 |
ahamo | 日割り計算 |
LINEMO | 日割り計算 |
楽天モバイル | データ使用量による |
ただし、月末ギリギリを狙いすぎて乗り換え完了が翌月になると大損です。
乗り換えには1週間ほど時間がかかる場合があるので、余裕を持って手続きをしましょう。
ドコモから乗り換えキャンペーン
ドコモから他社に乗り換える際には必ずキャンペーン情報を確認しましょう。
キャンペーンは月途中で変更になることも多いので、お得なタイミングを狙って乗り換えましょう。
特に楽天モバイルは乗り換えタイミングによってお得度が大きく変動します。
キャンペーンの切り替えは月途中の場合が多いので、必ず乗り換え前にキャンペーン情報を確認してください。
iPhone/Androidをセットで契約する場合はスマホセール情報も確認しましょう。
▼iPhoneもAndroidもお得▼
LINEMOは常時お得なキャンペーンを実施しています。
特にベストプランは6か月無料で使えるキャンペーンが人気です。
その他のキャリアのキャンペーンはこちらから確認してください。
ドコモから乗り換えにかかる費用
ドコモから乗り換える場合、乗り換え手数料はかかりません。
ドコモは契約解除料(違約金/解約金)もMNP転出手数料も無料です。
ただし、乗り換え先のキャリアでは初期費用(契約事務手数料/SIMカード発行手数料)がかかる場合があります。
- irumo:店舗は3,850円、Webは無料
- ahamo:無料
- LINEMO:無料
- 楽天モバイル:無料
irumoは店舗で乗り換えると3,850円のプラン変更手数料がかかりますが、オンラインで乗り換えれば無料なので必ずirumo公式サイトで手続しましょう。
LINEMO・ahamoと楽天モバイルは常に初期費用無料で乗り換えられます。
ドコモから番号そのまま乗り換えはこちら
以上、ドコモから乗り換える際のおすすめキャリアと注意点の解説でした。
ドコモから乗り換えならirumo・ahamoか楽天モバイルがおすすめです。
乗り換え時には必ず各キャリアのメリット/デメリットと乗り換えキャンペーンを確認してから乗り換えましょう。