本記事ではドコモで発売のAQUOS sense8 SH-54Dのレビューとスペックを解説します。
前作からカメラもCPUもさらに進化し、ミドルスペックの機種ではなかなかの性能です。
後継機「AQUOS sense9」が発売されてドコモオンラインショップでは終売になりましたが、中古で買って機種変更もできます。
AQUOS sense8 SH-54Dの在庫
AQUOS sense8の在庫
後継機「AQUOS sense9」が発売され、AQUOS sense8 SH-54Dはドコモでの販売が終了になりました。
現在販売中のスマホはこちらを確認してください。
SH-54Dを端末のみ購入
ドコモオンラインショップにおけるAQUOS sense8の販売は終了しました。
ただ、ドコモ以外でならAQUOS sense8はまだ購入できます。
Amaozn、楽天市場や中古スマホ店(イオシスやじゃんぱらなど)でもAQUOS sense8の本体のみが購入できます。
新品はもちろん、格安の中古品も買えるので、安く買いたい人は探してみましょう。
なお、AQUOS sense8はドコモ以外にSIMフリー版(公開市場版)、UQ版、JCOM版、au版、楽天モバイル版が発売されました。
どの端末もドコモの主要な4G/5Gバンドを網羅しているのでauでも使えますが、価格が同じならドコモ版(SH-54D)かSIMフリー版(SH-M26)がおすすめです。
ドコモ版が一番安心な気がしますが、ドコモ版はドコモ絵文字なので気になる人はあえてSIMフリー版を買ってもよいかもしれません。
AQUOS sense8 SH-54Dのレビュー
AQUOS sense8 SH-54Dの発売日
ドコモにおけるAQUOS sense8 SH-54Dの発売日は2023年11月9日(木)です。
au・UQモバイル・楽天モバイルでも同じ2023年11月9日(木)に発売されました。
SH-54Dのスペック一覧表
ドコモ版のAQUOS sense8 SH-54Dのスペック一覧表は以下のとおりです。
スペック | |
---|---|
本体サイズ (mm) |
高さ153mm 幅71mm 厚さ8.4mm |
本体の 重さ |
約159g |
画面 サイズ |
約6.1インチ |
画面解像度 | 2,432×1,080 (フルHD+) |
バッテリー 容量 |
5,000mAh |
搭載 OS |
Android 13 |
CPU | Snapdragon 6 Gen1 |
メモリー (ROM) |
128GB |
メモリー (RAM) |
6GB |
対応外部 メモリ |
microSDXC (最大1TB) |
有効画素数 (メインカメラ) |
5,030万(標準) 800万(広角) |
有効画素数 (サブカメラ) |
800万画素 |
USB 端子 |
USB Type-C |
SIM | nanoSIM eSIM |
スペック詳細はドコモ公式サイトでご確認ください。
ドコモ版AQUOS sense8の型番
ドコモ版のAQUOS sense8の型番はSH-54Dです。
ちなみにau版とUQモバイル版はSH-54D、楽天モバイル版と公開市場版(SIMフリー版)はSH-M26です。
ドコモ版とSIMフリー版の違い
AQUOS sense8はドコモ以外に公開市場版(SIMフリー版)、au版、UQモバイル版、J:COM MOBILE版、楽天モバイル版が発売されました。
au版、UQモバイル版とJ:COM MOBILE版は同じものです。
また、SIMフリー版と楽天モバイル版も仕様は同じですが、楽天モバイル版には楽天関連アプリがプリインストールされています。
なお、ドコモ版もSIMフリー版も他のキャリア版も基本的な仕様は同じで、大手4キャリアの主要な4G/5Gバンドを網羅しています。
nanoSIM+eSIMのデュアルSIM(DSDV対応)で、SIMロックもかかっていません。
ただし、ドコモ版は唯一オリジナルカラーのブルーがあります。
また、ドコモ版は絵文字がドコモ絵文字なので、これまでドコモ絵文字を使っていない人は他社版の方がよいでしょう。
また、ドコモ版やau版/UQ版/JCOM版を楽天モバイルで使う場合、データ通信や通話などの基本的な機能は使えますが、ETWS(緊急地震速報や津波警報の受信)などの細かい機能には非対応の可能性が高いです。
楽天モバイルをメインで使う場合は楽天モバイル版を使いましょう。
オンライン限定カラーあり
AQUOS sense8 SH-54Dの本体カラーは「ブルー」「ペールグリーン」「コバルトブラック」「ライトカッパー」の4種類から選べます。
ブルーはドコモオンラインショップ限定カラーで、ドコモショップでは買えません。
シムラボでレビューしたのはコバルトブラックとペールグリーンです。
コバルトブラックはやや明るめの黒で飽きのこない色なので、長く使えるでしょう。
表面は光沢があり反射するため、公式サイトの色よりややシルバーに近い印象です。
ペールグリーンも光沢のある表面で、光の反射によっては黄色や金色にも見えます。
本体外観の写真
AQUOS sense8の本体外観はこんな感じです。
まずは画面側です。
画面サイズは6.1インチで、上下に少しだけフチがあります。(特に画面下部)
幅は70mmとコンパクトで握りやすいです。
最近はスマホが大型化していますが、コンパクトなスマホが欲しい人にもぴったりです。
本体の表面はさらさらしており、光沢があります。
ただし滑りやすいのでスマホケースをつけて使うのがよいでしょう。
本体上面にはSIMスロットがあります。
SIMスロットは手で開けられるタイプです。
本体底面にはUSB端子(USB Type-C)、イヤホンジャックとスピーカーがあります。
スピーカーはモノラルです。
本体の右側面には上から音量ボタン、電源ボタンがあります。
電源ボタンは指紋認証センサーとの一体型です。
なお、Googleアシスタントボタンはありません。
(カメラが出っ張っているため、平面に置くと下の画像のように斜めになってしまいます。スマホカバーをつけて使いましょう)
本体左側面は何もありません。
カメラのでっぱりはあまりありません。
ただし、それでも平面に置くと斜めになってしまいます。
カメラ部分に傷がつきやすいので、スマホケースをつけて使うのがおすすめです。
画面サイズは6.1インチ
AQUOS sense8 SH-54Dの画面サイズは6.1インチです。
前作AQUOS sense7と同じサイズですね。
本体幅は71mmしかなく、重さも159gと軽いのも特徴です。
IGZO OLEDディスプレイで、リフレッシュレートも最大90Hz(ゲーム時は設定により疑似で最大180Hz)なので、画面は美しく滑らかに表示されるでしょう。
リフレッシュレートは90Hz
AQUOS sense8 SH-54Dのリフレッシュレートは最大90Hzです。
リフレッシュレートとは画面に1秒間に描画できる画像の枚数で、数値が大きいほどスクロールした際に画面が綺麗にサクサク表示されます。
通常のスマホは最大60Hzですが、AQUOS sense8は最大90Hzです。
さらに、なめらかハイスピード表示とゲーミングメニューの登録ゲーム設定をオンにしたアプリでは最大180Hzにもできます。
AQUOS sense8 SH-54DはSIMフリー
ドコモ版のAQUOS sense8 SH-54DはSIMフリー(シムフリー)です。
ドコモで2021年8月27日以降に発売されたスマホは全てSIMフリーです。
AQUOS sense8 SH-54DもSIMロックはかかっていないので、購入時から他社のSIMを入れてAPN設定すれば問題なく使えます。
なお、ドコモ版のAQUOS sense8はドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの主要な5G/4Gバンドを網羅しています。
他社のSIMでも問題なく使えるでしょう。
nanoSIMとeSIMのDSDV対応
ドコモのAQUOS sense8 SH-54DはnanoSIMに加えてeSIMも使えるデュアルSIMで、DSDVにも対応しています。
eSIMも利用すれば2つの電話番号を同時に使えるので、スマホ1台で仕事用・プライベート用の電話番号を使い分けられます。
また、電話用とデータ通信用でSIMを分けることも可能です。
5G対応
AQUOS sense8 SH-54Dは5G対応のAndroidスマホです。
ドコモの5Gプランを契約中の人は、エリア内なら追加料金なしで5G通信が可能です。
現状はドコモの5Gエリアはまだまだ狭く、5Gでしか楽しめないコンテンツも少ないですが、1~2年もすれば5Gが使えるエリアも広がってきます。
4Gスマホと比べても価格は高くないので、4Gにこだわる必要はありません。
CPUはSnapdragon 6 Gen 1
AQUOS sense8 SH-54Dに搭載されているチップセットは、Snapdragon 6 Gen 1です。
他社のミドルスペックの機種はSnapdragon 695 5Gの場合が多いですが、AQUOS sense8はそれより高性能なチップセットを搭載しています。
antutu(ver10)のベンチマークスコアは53.8万ほどでした。
3Dゲームはやや不安ですが、それ以外の動作はサクサク快適でしょう。
RAMは6GB/ストレージ128GB
AQUOS sense8 SH-54Dのメモリー(RAM)は6GB、ストレージは128GBです。
ミドルスペックの機種としては一般的な容量で、特にストレージが128GBあるのは安心です。
初期状態でストレージ容量は30GBほど埋まっており、残りは90GBほどでした。
また、ストレージ容量はSDカードで最大1TB増設可能です。
SDカードで容量増設可能
AQUOS sense8 SH-54Dのストレージ容量は128GBです。
最近のスマホの中ではある程度大容量ですが、もし容量が足りなくなったらSDカードを装着することで容量を増設できます。
マイクロSDカードにより最大1TB増設できますので、写真や動画をたくさん保存する場合は利用してください。
イヤホンジャックあり
AQUOS sense8 SH-54Dには本体下部に3.5mmイヤホンジャックが搭載されています。
有線でイヤホンやヘッドフォンを装着できますし、ハイレゾにも対応しています。
USB端子はUSB Type-C
AQUOS sense8 SH-54DのUSB端子は上下どちらでも挿せるUSB Type-Cです。
ただし、充電器類(USBアダプタ/ケーブル)は付属していません。
USB Type-Cのケーブルをお持ちでない場合は自身で購入が必要です。
SH-54Dのカメラレビュー
アウトカメラは2眼レンズ
AQUOS sense8 SH-54Dのアウトカメラはレンズが2つの2眼レンズです。
5,030万画素の標準レンズに加え、800万画素の広角レンズも搭載されています。
<有効画素数>
- 5,030万(標準レンズ)
- 800万(広角レンズ)
インカメラは800万画素です。
レンズは画面の上部の水滴型ノッチです。
カメラレビューと実際に撮った写真
ここではAQUOS sense8で撮影した写真を記載していきます。
ただし、記事にアップする際に画質は劣化していますので参考程度にみてください。
まずは通常の写真です。
最近のスマホはある程度性能が高いので、たとえエントリーモデルの機種だとしても通常写真はきれいに撮影できます。
撮影したのが夕方なので少し暗いですが、AQUOS sense8も十分きれいですね。
AQUOS sense8には広角レンズも掲載されています。
大自然の風景写真を撮影するときなどに使えますね。
AQUOS sense8は最大8倍までズーム可能です。
2倍・3倍以上はほとんど使わないと思いますが、念のため載せておきます。
▼2倍▼
▼4倍▼
4倍になるとさすがに少しぼやけてきますね。
4倍くらいまでが限界でしょうか。
▼6倍▼
6倍でも看板の文字はしっかり読めますが、背景は全体的に粗くなってきます。
8倍はおまけという感じですね。
▼8倍▼
最後に、カメラの性能差が出やすい夜景の写真です。
AQUOS sense8にはナイトモードも搭載されていますが、まずは普通に撮影した場合の写真です。
普通に撮影してもAIが被写体を判断し、画面上に夜景であることを示してくれます。
全体的に鮮明で、このままでもなかなか良いと思いました。
続いてナイトモードに切り替えて撮影した写真はこちら。
正直、ほとんど差はありません。
夜景を撮影する場合は、ナイトモードに切り替えなくてもAIが自動で判断してナイトモードで撮影してくれるようです。
ただし、AIは必ずナイトモードで撮影してくれるわけではないので、ナイトモードに切り替えて撮影するのが確実です。
ナイトモードへの切り替えは簡単です。
ちなみに、私がメインで使っているGoogle Pixel 6のナイトモードで撮影した夜景はこちら。
それほど差はなく、むしろAQUOS sense8の方がわずかに明るく撮れています。
AQUOS sense8のカメラは、思ったよりかなり良かったです。
私がメインで使っているGoogle Pixel 6も(型落ちながら)カメラの評価は高いのですが、AQUOS sense8はそれよりも良いと思いました。
こだわる人でなければ、AQUOS sense8はミドルスペックの機種の中でもかなり満足のいくカメラが搭載されています。
一方、夜景や望遠などでもきれいに撮影したい人は、他のハイスペック機種を選びましょう。
SH-54Dのベンチマークスコア
AQUOS sense8 SH-54Dで測定したベンチマークスコアを載せておきます。
antutu
AQUOS sense8のantutuベンチマークの総合スコアは53.8万でした。(ver.10.1.8)
これだけの性能があれば、3Dゲーム以外は問題ないでしょう。
Snapdragon 695 5Gの搭載機種は約45万~50万ほどなので、AQUOS sense8の方が高いです。
ただし、より性能にこだわる人は他機種がおすすめです。
Geekbench
Geekbench 6で測定したAQUOS sense8のベンチマークスコアはシングル:951、マルチ:2753でした。
AQUOS sense8はヘビーユーザー以外には十分な性能です。
私も数日間にわたって使ってみましたが、普段使っているGoogle Pixel 6とそれほど差は感じませんでした。
ただし、ゲームをする人やカメラにこだわる人は他機種の方がよいでしょう。
詳細:ドコモのおすすめ端末一覧
AQUOS sense8 SH-54Dの機能
搭載便利機能一覧表
AQUOS sense8 SH-54Dに搭載されている便利機能は以下のとおりです。
有無 | |
---|---|
防水 | ○(IPX5・IPX8) |
防塵 | ○(IP6X) |
ワンセグ | – |
おサイフケータイ | ○ |
指紋認証 | ○ |
顔認証 | ○ |
ワイヤレス充電 | – |
防水、防塵対応
AQUOS sense8 SH-54Dは防水・防塵に対応しています。
特に防水性能はIPX5・IPX8と高く、雨や水回りでの使用も問題ないでしょう。
ワンセグ/フルセグ非対応
AQUOS sense8 SH-54Dはワンセグ・フルセグには非対応です。
指紋認証・顔認証あり
AQUOS sense8 SH-54Dには指紋認証センサーが搭載されています。
しかも電源ボタン一体型の物理センサーなのでロック解除の精度やスピードも問題ないでしょう。
最近は画面内指紋認証の機種が増えてきましたが機種によってはあまり評判がよくないので、物理センサーがあるのは安心です。
なお、顔認証も搭載されています。
おサイフケータイ/Felica対応
AQUOS sense8 SH-54Dにはおサイフケータイが搭載されています。
本体をかざすだけで支払いができます。
おサイフケータイのセンサーは本体背面上部の中央部のカメラ部分にあります。
かんたんホームにも切替可能
AQUOS sense8 SH-54Dはかんたんホームが搭載されています。
「設定」→「アプリ」→「デフォルトのアプリ」→「ホームアプリ」からホーム画面を切り替えれば、大きな文字で操作がわかりやすいメニュー画面にできます。
高齢者用やガラケーからの乗り換えにもおすすめのスマホです。
スクリーンショットの撮り方
AQUOS sense8 SH-54Dでスクリーンショットを撮るには、電源ボタンと音量ボタンの下を同時に押します。
AQUOS sense8だけでなく他のAndroidスマホも基本的にこの方法でスクリーンショットが撮れるので覚えておいてください。
アップデートで不具合解消/性能向上
ドコモでAQUOS sense8 SH-54Dを購入したらすぐにアップデートしましょう。
端末の不具合が解消したり性能が向上したりします。
特に発売からしばらくはこまめにアップデートを確認してください。
Wi-Fiに接続したうえで「設定」→「システム」→「システムアップデート」から最新化できます。
データ容量をたくさん消費するので必ずWi-Fiに接続したうえで行ってください。
電源ボタン長押しで電源オフの方法
AQUOS sense8は、初期状態では電源ボタン長押しでGoogleアシスタントが起動する設定になっています。
電源OFFや再起動などの電源メニューは、電源ボタンと音量ボタンの上を同時押しする必要があります。
電源ボタンの長押しで電源メニューを表示したい場合は、「設定」→「システム」→「ジェスチャー」→「電源ボタンを長押し」をタップし、「長押しでアプリ起動」をOFFにしてください。
OFFにすると電源ボタン長押しで電源メニューが表示されるようになります。
逆にONにするとGoogleアシスタントボタンや、他の任意のアプリを起動する設定にもできます。
戻るボタンの表示方法
AQUOS sense8は初期状態ではジェスチャーナビゲーションになっており、戻るボタンやホームボタンは表示されません。
モデルボタンやホームボタンを常に表示する3ボタンナビゲーションには、「設定」→「システム」→「ジェスチャー」→「システムナビゲーション」から「3ボタンナビゲーション」に切り替えてください。
AQUOS sense8 SH-54Dの付属品
ドコモ版のAQUOS sense8に付属しているのはクイックスイッチアダプターと説明書類のみです。
- クイックスタートガイド
- クイックスイッチアダプタ(データ移行用)
クイックスイッチアダプター付属
AQUOS sense8 SH-54Dにはクイックスイッチアダプターが付属しています。
クイックスイッチアダプターは、現在のスマホからAQUOS sense8にデータを移行する際、USB type-AをType-Cに変換するためのものです。
データ移行の手順はこちらを参考にしてください。
充電器(アダプタ/ケーブル)なし
AQUOS sense8 SH-54DにはUSB充電器・USBケーブルやフィルムは付属・同梱されていません。
USBアダプタやUSBケーブルをお持ちでない場合は自身で購入が必要です。
AQUOS sense8のスマホケース
AQUOS sense8 SH-54Dにはスマホケース・本体カバーが付属していません。
本体保護のため、スマホケースの購入をおすすめします。
特にAQUOS sense8はカメラのメインレンズがかなり出っ張っています。
そのまま使うと平面に置いたときにグラグラしますし、傷もレンズ部分に集中しやすいのでスマホケースを付けて使いましょう。
AQUOS sense8の画面保護フィルム
最近、機種によっては最初から画面保護フィルムが貼付されている機種も増えてきましたが、AQUOS sense8 SH-54Dには貼付されていません。
自身で購入が必要です。
ドコモ版AQUOS sense8のバンド
SH-54Dの対応バンド・周波数
ドコモ版のAQUOS sense8 SH-54Dの対応バンドは以下のとおりです。
- 5G:n1/3/28/41/77/78/79
- 4G/LTE:B1/2/3/5/8/12/17/18/19/21/28/38/41/42
- 3G:B1/2/5/8
ahamo・irumoで使える
ドコモ版のAQUOS sense8はもちろんahamo・irumoや他社のドコモ回線でも使えます。
ドコモ回線で使用する4G/LTEのバンドであるB1・3・19や、ドコモ5Gのn78/n79にも対応しています。
SIMロックもかかっていないので、SIMを挿してAPN設定すればahamo・irumoやドコモ回線の格安SIMでも4G/5Gが使えます。
シムラボでもahamoのSIMを差してみましたが、自動でAPNが設定されてすぐに通信できるようになりました。
5Gにもつながりました。
ソフトバンク回線で使える?
ソフトバンク・ワイモバイル回線で使う4G/LTEのバンドは1・3・8、5Gはn77ですが、ドコモ版のAQUOS sense8は全てに対応しています。
SIMロックもかかっていないので、SIMを挿してAPN設定すればソフトバンク・LINEMO・ワイモバイルやソフトバンク回線の格安SIMでも使えるでしょう。
シムラボでもLINEMOのSIMを差してみました。
APNは手動で設定が必要ですが、APNを設定して再起動すると問題なく通話、データ通信ができました。
5Gにも接続できました。
au回線で使える?
ドコモのAQUOS sense8はau・povo・UQモバイルの4Gバンド(B1/18)と5Gバンド(n77/n78)にフル対応しています。
au VoLTEにも対応していますので、au・povo・UQモバイルやau回線を使った格安SIMでも使えます。
シムラボでもUQモバイルのSIMを差してみました。
APNは自動で設定されませんでしたが、手動で設定するとすぐに通話・データ通信ができるようになりました。
5Gでの通信もできました。
楽天モバイルで使える?
ドコモ版のAQUOS sense8は楽天モバイル公式サイトのご利用製品の対応状況確認に記載されており、データ通信や音声通話などの基本機能は使えます。
シムラボでも楽天バイルのSIMを差してみました。
APNは自動で設定されませんでしたが、手動で設定するとすぐに通話・データ通信ができるようになりました。
5Gでの通信もできました。(エリアの関係からほとんどは4Gでの通信になりましたが)
一方、ETWS(緊急地震速報・津波警報)などの細かい機能には非対応なので注意してください。
楽天モバイルのSIMをメインで使う場合は楽天モバイル版かSIMフリー版のAQUOS sense8を買うのがおすすめです。
楽天モバイル版のAQUOS sense8も全キャリアの主要な4G/5Gバンドを網羅しており、ドコモ回線でも使えます。
AQUOS sense8 SH-54Dの購入はこちら
以上、ドコモで発売のAQUOS sense8 SH-54Dの解説でした。
人気のAQUOSのミドルスペック機種で、ミドルスペックの機種ではトップクラスにおすすめの機種です。
AQUOS sense8はドコモでの販売が終了しましたが、他でなら端末のみで購入できます。
AQUOS sense8の購入・機種変更はこちらからどうぞ!