本記事ではドコモで発売された5G対応Androidスマホ「Xperia 10 III SO-52B」を解説します。
Xperia 10 IIIは誰でも使えるミドルスペックの機種です。
私もドコモさんから実機をお借りして実際に使ってみました。
ドコモでの販売は終了しましたが、中古で購入して使うのもおすすめです。
Xperia 10 III SO-52Bの価格/在庫
SO-52Bは販売終了・在庫なし
Xperia 10 III SO-52Bはドコモオンラインショップで販売終了になりました。
店舗にももうないでしょう。
現在販売中のスマホはこちらを確認してください。
中古で格安で買える
Xperia 10 III SO-52Bは中古でも購入できます。
楽天市場やイオシス・じゃんぱらなどでは、Xperia 10 III SO-52Bの未使用品や中古が格安で販売されています。
Xperia 10 III SO-52Bはドコモはもちろん、ahamoやドコモ回線を使った格安SIMでも使えます。
価格も安いので、中古もぜひ検討しましょう。
SIMロック解除の手順
ドコモで販売されたスマホは、購入タイミングによってはSIMロックがかかっている場合があります。
SIMロックがかかった機種は、解除しない限りドコモ回線以外では使えません。
<購入日別のSIMロックの有無>
購入日 | SIMロック有無 |
---|---|
2021年 8月26日まで |
あり |
2021年 8月27日以降 |
なし (SIMフリー) |
上表のとおり、2021年8月26日まで購入した端末はSIMロックがかかっています。(端末の発売日ではなく購入日なので注意)
このSIMロックはオンラインまたは店舗で解除できます。
オンラインで手続きすれば無料ですが、店舗は3,300円の手数料がかかります。
必ずマイページから解除手続きしましょう。
なお、ドコモをすでに解約した方や中古のドコモ端末を買った方もSIMロック解除が可能です。
Xperia 10 III SO-52Bの対応バンド
Xperia 10 III SO-52Bの対応バンドは以下のとおりです。
- 5G:n78・n79
- 4G/LTE:B1/3/19/21/42
- 3G:B1
ドコモ回線・ahamo対応
Xperia 10 III SO-52Bはもちろんドコモ回線の5G・4Gのバンドに対応しています。
ドコモはもちろん、ドコモ回線を使った格安SIMでも使えます。
また、ahamoにも対応しています。
ドコモ回線の格安SIMやahamoで使う場合にはSIMロック解除不要ですが、できるだけ事前に解除しておきましょう。
au回線で使用不可
au回線で使用するLTEのバンドはB1/18/26です。
Xperia 10 III SO-52BはB1に対応していますが、B18/26には対応していません。
また、au VoLTEに対応しているかもわかりません。
au回線での使用はやめておきましょう。
auで使いたい方はau版のXperia 10 III SOG04を使うのがおすすめです。
※SOG04で絞り込み
ソフトバンク/ワイモバイル不可
ソフトバンク・ワイモバイル回線で使うFDD-LTEのバンドは1・3・8ですが、Xperia 10 III SO-52BはB8に非対応です。
また、3GのB8にも対応していません。
SIMロック解除すれば使えないことはないですが、地域によっては電波が弱くなる可能性があります。
使うのはおすすめしません。
ソフトバンク・LINEMO・ワイモバイルやソフトバンク回線の格安SIMで使いたい方は、ワイモバイル版のXperia 10 III A102SOを使うのがおすすめです。
※A102SOで絞り込み
楽天モバイルで使える?
Xperia 10 III SO-52Bは楽天モバイル公式サイトの「ご利用製品の対応状況確認」に記載があります。
ただし、対応しているのは楽天回線エリア内でのSMSだけで、4G通信や音声通話はできません。
Xperia 10 III SO-52Bは4G/LTEのバンド3には対応しているので、SIMロック解除してAPN設定すればもしかしたら自社回線エリア内でのデータ通信はできるかもしれません。
ただし、よくわからない方はおすすめしません。
なお、au版のXperia 10 III SOG04は楽天モバイルで主要な機能が使えます。
※SOG04で絞り込み
楽天モバイルで他社のXperiaを使う手順はこちらにまとめています。
対応端末購入がおすすめ
最もおすすめなのは楽天モバイルで発売されたXperia 10 III Liteを使うことです。
もちろん楽天モバイルの全機能に対応していますし、ドコモ・au回線の4G回線でも使えます。
”Lite”とありますが、性能はXperia 10 IIIとほぼ同じです。
詳細:楽天モバイルでXperia 10 III Liteが発売
Xperia 10 III Liteは楽天モバイル公式サイトでSIMとセットでも端末のみでも購入できますが、楽天市場やイオシスなどでも端末のみを購入できます。
Xperia 10 III SO-52Bのスペック
ドコモでの発売日
ドコモにおけるXperia 10 IIIの発売日は2021年6月18日(金)です。
同日にauでも発売されました。
Xperia 10 IIIの型番
ドコモにおけるXperia 10 IIIの型番はSO-52Bです。
ドコモ以外にauとワイモバイルでも発売が発表されました。
- ドコモ:Xperia 10 III SO-52B
- au:Xperia 10 III SOG04
- ワイモバイル:Xperia 10 III A101SO
スペック一覧表
ドコモのXperia 10 III SO-52Bのスペック詳細は以下のとおりです。
スペック | |
---|---|
本体サイズ (mm) |
高154× 幅68 ×厚さ8.3 |
本体の 重さ |
約169g |
画面 サイズ |
約6.0インチ |
解像度 | 2,520 × 1,080 (有機EL) |
バッテリー 容量 |
4,500mAh |
搭載 OS |
Android 11 |
CPU | Snapdragon690 5G (オクタコア) 2.0+1.7GHz |
メモリー (ROM) |
128GB |
メモリー (RAM) |
6GB |
対応外部 メモリ |
microSDXC (最大1TB) |
有効画素数 (メインカメラ) |
1,220万(広角) 800万(超広角) 800万(望遠) |
有効画素数 (サブカメラ) |
800万画素 |
USB 端子 |
USB Type-C |
本体カラー・色
Xperia 10 IIIの本体カラーは「イエロー」「ブラック」「ホワイト」「ブルー」「ピンク」の5色です。
イエローはドコモオンラインショップ限定カラーです。
私がお借りしたのはブルーでした。
どちらかといえば水色っぽく、やや紫がかった色でした。
外観
Xperia 10 III SO-52Bの外観写真は以下のとおりです。
▼本体背面▼
本体背面はガラスっぽい素材です。
指紋はつきますが、私がお借りしたブルーはほとんど目立ちませんでした。
ちなみに本体側面はマット素材で指紋はつかず、背面とは手触りが異なります。
▼ディスプレイ▼
▼右側面は3つのボタン▼
右側面には上から「音量ボタン」「電源ボタン 兼 指紋認証センサー」「Googleアシスタントボタン」があります。
Googleアシスタントボタンを使っている方、どれだけいるんでしょうか?
▼左側面はSIMスロットのみ▼
▼上部にはイヤホンジャック▼
▼下部にはUSB端子▼
5G対応
Xperia 10 IIIは5G対応のAndroidスマホです。
5Gの料金プランに契約中の方は、5Gエリア内では追加料金無しで5Gが使えます。
まだまだ5Gエリアは狭いものの、Xperia 10 IIIを使っている方はエリアが広がり次第5Gが使えるようになります。
6.0インチ有機EL画面
Xperia 10 III SO-52Bのディスプレイは6.0インチです。
有機ELディスプレイなので美しいのが特徴です。
Xperiaスマホの特徴である21:9の縦長画面も健在です。
ツイッターやWEBサイトを見る場合はより多くの情報を画面に表示できます。
また、21:9は映画のスクリーンと同じサイズなので、スマホで映画を見る方にもおすすめです。
最近はパンチホール型のインカメラが増えてきましたが、画面に黒い穴が空くのがデメリットです。
一方、Xperia 10 IIIはインカメラが画面上部のベゼル内についているので、画面内は途切れることなく表示が視聴できます。
その分、ベゼルはやや広くなっています。
持ちやすいコンパクトサイズ
Xperia 10 IIIの本体サイズは高さ約154mm×幅約68mm×厚さ約8.3mmです。
特に幅が68mmと狭く、片手でも持ちやすいのが特徴です。
シングルSIM/DSDS非対応
Xperia 10 III SO-52BはSIMスロットが一つのシングルSIMです。
DSDSやDSDVには対応していません。
▼SIMはシングルSIM▼
いずれSIMフリー版が発売されると思いますが、SIMフリー版はデュアルSIM・DSDV対応の可能性が高いです。
CPUはSnapdragon690 5G
Xperia 10 III SO-52Bに搭載されているチップセットは、Snapdragon690 5Gです。
超高性能というわけではありませんが十分高い性能なので、ほとんどの3Dゲームも問題なく操作できるでしょう。
RAMは6GB/ストレージ128GB
Xperia 10 III SO-52Bのメモリー(RAM)は6GB、ストレージは128GBです。
これだけあれば十分ですね。
また、ストレージ容量はSDカードで最大1TB増設可能です。
microSDカード挿入可
Xperia 10 III SO-52Bは最大1TBのマイクロSDカードを挿入することでストレージ容量を増やせます。
ストレージ容量は128GBありますが、足りない方はマイクロSDカードを使用しましょう。
3眼レンズカメラ搭載
Xperia 10 III SO-52Bのアウトカメラは3つのレンズを搭載しています。
1,220万画素のメインレンズに加え、800万画素の超広角レンズと800万画素の望遠レンズがあります。
- 1,220万画素(標準)
- 800万画素(超広角)
- 800万画素(望遠)
メインカメラにはプレミアムおまかせオートという機能があり、AIが被写体を判断して自動で最適な撮影モードに設定してくれます。
誰でもかんたんにきれいな写真が取れるのが特徴です。
インカメラは800万画素です。
実際に撮影した写真
実際にXperia 10 IIIで撮影した写真をいくつか記載しています。
風景・ズーム・超広角はなかなかキレイですね。
Pixel3やiPhone SE 第2世代とも遜色ないです。
一方、夜景の写真には大きな差があります。
こればっかりはしょうがないですね。
同じSnapdragon690 5Gを搭載している別の機種もそこそこなので、夜景の写真はあまり期待しないようにしましょう。
夜景の写真をキレイに撮りたい方はもっと高い機種を選びましょう。
Xperiaが良い方はXperia 1 III・Xperia 1 IIやXperia 5 IIがおすすめです。
ただし、これらの機種は価格がかなり跳ね上がります。
夜景を撮る機会は年に数回だと思うので、個人的にはXperia 10 III SO-52Bで十分だと思います。
イヤホンジャックあり
Xperia 10 III SO-52Bには本体上部に3.5mmイヤホンジャックがあります。
有線でイヤホンやヘッドフォンを繋げられるのはメリットですね。
USB端子はUSB Type-C
Xperia 10 III SO-52BのUSB端子はUSB Type-Cです。
ただしACアダプタやUSBケーブルは付属していませんので、お持ちでない方は自身で購入が必要です。
Xperia 10 IIIの付属品一覧
Xperia 10 IIIには付属品がありません。
クイックスタートガイドのみです。
充電器類もスマホケースも画面フィルムもありません。
ACアダプタ/ケーブルなし
Xperia 10 III SO-52BにはACアダプタ・ケーブルやフィルムは付属・同梱されていません。
ACアダプタやUSBケーブルをお持ちでない方は自身で購入が必要です。
スマホケースもなし
Xperia 10 III SO-52Bにはスマホケースもありません。
最近は簡易のクリアケースが付属する場合も多いですが、Xperia 10 III SO-52Bには付属されていないので自身で購入が必要です。
フィルムはなし
最近、機種によっては最初から画面保護フィルムが貼付されている機種も増えてきましたが、Xperia 10 III SO-52Bには貼付されていません。
自身で購入が必要です。
Xperia 10 III SO-52Bの便利機能
搭載便利機能一覧
Xperia 10 III SO-52Bに搭載されている便利機能は以下のとおりです。
有無 | |
---|---|
防水 | ○ |
防塵 | ○ |
ワンセグ | – |
おサイフケータイ | ○ |
指紋認証 | ○ |
顔認証 | – |
ワイヤレス充電 | – |
詳細:Xperia 10 IIIのスペック | docomo
指紋認証対応/顔認証なし
Xperia 10 III SO-52Bには指紋認証センサーが搭載されています。
マスクを付けていることが多い最近では、特に指紋認証があるのは嬉しいですね。
指紋認証センサーは本体側面の電源ボタン上にあります。
▼電源ボタンが指紋センサー▼
ただし、顔認証機能はありません。
防水・防塵対応
Xperia 10 III SO-52Bは防水・防塵に対応しています。
防水はIPX5/IPX8、防塵はIP6Xというレベルで、水濡れ等による故障のリスクは低いでしょう。
おサイフケータイ対応
Xperia 10 III SO-52Bはおサイフケータイに対応しています。
最近はキャッシュレスが推進されていますのでおサイフケータイが搭載されているのは嬉しいですね。
▼Felicaは本体背面カメラ横▼
ワンセグ・フルセグ非対応
Xperia 10 III SO-52Bはワンセグ・フルセグには対応していません。
SO-52Bの購入はこちら!
以上、ドコモで発売のXperia 10 III SO-52Bについて解説しました。
Xperia 10 III SO-52Bは人気のXperiaシリーズのミドルスペックの機種で、重たいゲームをしなければ十分な性能です。
ドコモでの販売は終了しましたが、中古で購入して使うのもおすすめです。
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