本記事ではLINEMOの通信制限について解説します。
他キャリアと同様、LINEMOでも契約容量を使い切ると通信制限がかかります。
ただし、LINEMOは容量超過後も最大1Mbpsで通信できるので、通信制限中でも比較的快適に使えるでしょう。
ただし、現行の「LINEMOベストプラン」では容量超過後の通信に容量制限ができたので注意してください。
LINEMOの通信制限
ここからは、LINEMOの速度制限や低速モードについて解説していきます。
LINEMOで毎月の容量を使い切ると通信制限がかかります。
通信制限時の最大速度はプランによって異なります。
- ベストプラン:最大300Kbps
- ベストプランV:最大1Mbps
ベストプランVは制限時も1Mbps
LINEMOは速度制限時も速いのが特徴です。
LINEMOのベストプランV(月30GB)を契約している人は、データ容量を使い切っても最大1Mbpsで通信できます。
最大1MbpsならSNSやWEBサイトの閲覧は少々遅くなる程度でできますし、Youtubeの視聴も360p画質なら快適です。
速度制限がかかった後でもほとんどのことは問題なくできるでしょう。
ただし、ベストプランVには低速通信に容量制限があり、合計45GB(低速状態で15GB)使うと最大速度が1Mbpsから128kbpsに制限されます。
ベストプランは最大300kbps
ベストプラン(月3~10GB)の速度制限時は最大300kbpsです。
ベストプランVの最大1Mbpsに比べると遅いですが、ソフトバンクは最大128kbpsという遅さなので、それに比べるとだいぶマシです。
300kbpsなら音楽ストリーミングやラジオ視聴も快適です。
ただし、ベストプランにも低速通信に容量制限があり、合計15GB(低速状態で5GB)使うと最大速度が300kbpsから128kbpsに制限されます。
LINEMOで通信制限がかかる場合
LINEMOで通信制限がかかるのは容量を使い切った場合のみです。
例えばLINEMOベストプランを契約している人は、1カ月の間に10GB以上データを使うと、通信制限がかかります。
同様に、LINEMOベストプランVの契約者は1カ月で30GB使うと通信が制限されます。
ほとんどはこのパターンです。
他社によくある「3日間の使用量による制限」はLINEMOにありません。
LINEアプリは制限時も高速
LINEMOを契約中の人は、LINEによるデータ通信量がカウントされない「LINEギガフリー」の対象です。
LINEアプリによるメッセージやスタンプのやり取り、LINEでんわやLINEビデオ通話はどれだけ使ってもデータ容量を消費しません。
また、高速データ容量を使い切って通信制限がかかっているときも、LINEアプリによる通信は高速で通信できます。
通信制限時もLINEでんわやLINEビデオ通話は快適に使えます。
LINEのメッセージやLINEでんわはほとんどデータ容量を消費しないのであまり影響はありませんが、LINEビデオ通話はデータ消費量が大きいです。
家族や友人・カップルでLINEビデオ通話を使う人はLINEMOがおすすめです。
LINEMOの低速モード
LINEMOに節約モードや低速モードはありません。
容量超過後には最大1Mbps(ベストプランは最大300kbps)で通信できますが、容量が残っている状態で低速に速度を切り替えることはできません。
一部のMVNOなどでは、低速モードが用意されています。
これは、アプリなどから最大速度を低速に切り替えることで、速度は制限されるものの容量を消費しないというサービスです。
低速状態でも音楽ストリーミングなどは快適にできるため、容量節約に役立つ機能ですが、LINEMOにこの機能はありません。
LINEMOに3日制限はなし
au回線を使った格安SIMでは、3日間で6GB以上使うと速度制限がかかる場合があります。
しかし、LINEMOにはこの3日間の使用量による速度制限はありません。
ただし、公式サイトには「一定期間に大量の通信をご利用される一部のお客さまに対して、通信速度の制御を実施する場合があります」と記載されています。
特にベストプランVの契約者が速度制限時に容量を使いすぎると制限が掛かる可能性もないわけではないので注意してください。
速度制限の解除方法
速度制限がかかった場合、データ容量をチャージ(追加購入)することで制限を解除できます。
追加容量は550円/1GBです。
ワイモバイルは550円/500MB、ソフトバンクは0.5GBで605円・1GBで1,100円なのでLINEMOの方が安いですね。
LINEMOに低速モードはない
LINEMOには速度切り替え機能(低速モード・節約モード)はありません。
他の格安SIMキャリアには、通信速度を高速⇔低速に切り替えられるサービスがあります。
低速通信に切り替えると、速度は制限されるかわりにデータ容量は消費されない、という仕組みです。
MVNOの低速モードは速度制限中でも200~300kbps程度の速度で使い放題にできます。
この速度ならWebサイトやSNSの閲覧は画像の表示が遅れて厳しいですが、音楽ストリーミングやラジオの視聴は可能です。
通信制限時には何ができる?
最大1Mbpsでできること
前章の通り、LINEMOベストプランV(月30GB)を契約している人は、容量を使い切った後も最大1Mbpsで通信できます。
そもそも1Mbpsとはどれくらいの速度でしょうか?
一般的には以下のように言われています。
できること | |
---|---|
WEBサイト表示 | ◎ |
音楽ストリーミング | ◎ |
LINE・メール送受信 | ◎ |
カーナビ | ◎ |
テザリング | 〇 |
Youtube | 〇 (480p画質まで) |
〇 (画像がやや遅延) |
|
〃 |
動画・Youtubeは視聴できる?
最も気になるのが動画の視聴です。
シムラボでも同じ1Mbps制限のワイモバイルで検証しましたが、結論から言うと「360p画質なら快適、480p画質にすると頻繁に止まって視聴できない」状態でした。
- 360p画質:詰まらず快適に視聴可
- 480p画質:30秒に1回ほど止まる
詳細:シムラボTwitter
一般的に「1Mbpsだと480p画質まで」と言われることが多いですが、私の計測では480pだと頻繁に止まってしまって快適に視聴できませんでした。
といっても、スマホなら360p画質で十分です。
タブレットやテザリングしてPCで見る場合などには画像が粗くなる可能性はありますが、スマホなら360pで問題ないでしょう。
Twitterは問題なし
Twitterはほとんど問題なく快適に閲覧できました。
たまに画像の表示が遅れるものの、普通にタイムラインをスクロールしながら読む場合にはほとんど支障はありませんでした。
ただし、高速でスクロールした場合には読み込みがやや遅れました。
また、タイムラインに画像がたくさんある場合や動画の自動再生をONにしている場合にも遅れるかもしれません。
とはいえ、ほとんどの場合は問題なく閲覧できるでしょう。
インスタグラムも問題なし
Instagramの閲覧もほとんど問題がありませんでした。
タイムラインを普通に見る場合は画像もすぐに表示されましたし、ストーリーも問題なく視聴できました。
Instagramはほとんど画像と動画なので影響が大きいと思っていましたが、意外に快適でしたね。
ただし、検索画面はスマホ画面がほぼ画像と動画で埋まるので、画像の表示はかなり遅くなりました。
また、タイムラインに動画が多い場合や、高速でスクロールした場合も遅延が発生するかもしれません。
WEBサイトはやや注意
WEBサイトの閲覧は注意が必要です。
Yahoo!のトップページなどは概ね問題なく表示されましたが、他のサイトでは表示が遅れ、画像がゆっくり上から表示される場合も多かったです。
WEBサイトに使われている画像の量やサイズによるのだと思いますが、すぐに表示されないサイトが多かったです。
ネットサーフィンにはあまり向かないかもしれません。
PCでテザリングは?
PCでテザリングした場合、WEBサイトの閲覧はなんとかできるかな…というレベルでした。
サイトによって、すぐ表示される場合と画像が上から少しずつしか表示されずイライラしてしまう場合に分かれました。
ただ、大きな画像がなければある程度は問題ないかなというイメージです。
Youtubeはスマホでみた場合と同じく、360pなら問題なく視聴でき、480pだと頻繁に止まりました。
360pの場合、画像はスマホで観るよりは粗いですが、私はそこまで気にならなかったかなと思います。
ドラマや映画などはきれいな画質で見たほうが良いですが、音声中心の動画は360pでも問題ないでしょう。
最大300kbpsでできること
LINEMOでベストプラン(月3~10GB)を契約している人は容量を使い切ると最大300kbpsになります。
では、300kbpsはどれくらいの速度でしょうか?
300kbpsだとLINE・メールのやりとり・音楽ストリーミングは快適です。
SNSも文字の表示は問題ないですが、画像や動画の表示や遅れます。
Youtubeも低画質(144pや240p)ならなんとか視聴できるでしょう。
できること | |
---|---|
WEBサイト表示 | × |
テザリング | × |
音楽ストリーミング | 〇 |
LINE・メール送受信 | 〇 |
カーナビ | 〇 |
Youtube | △ (低画質なら…) |
△ (画像が遅延) |
|
〃 |
一方、PCにつないでのテザリングはかなり苦しいです。
また、480p以上での動画の視聴やWEBサイトの閲覧も遅延します。
- WEBサイト視聴
- SNSでの画像・動画表示
- Youtubeなどの動画視聴
- PCテザリング
ベストプランVの最大1Mbpsはかなり活用できますが、ベストプランの最大300kbpsはあくまでおまけとして認識しておきましょう。
時間帯による速度制御
LINEMOは速度制御がある?
LINEMOの公式サイトや広告バナーなどには、「時間帯により速度制御の場合あり」との記載があります。
これをそのまま読んでしまうと、「LINEMOは時間帯によって突然速度が遅くなる!よって速度制御がない他社の方がよい!」という風にとらえてしまいます。
ただ、これはあまり気にする必要はありません。
LINEMOだけでなく、ソフトバンクにも同じような記述があります。
また、他キャリアでも表現は異なるものの、場合によっては速度を制限する旨の文言があります。
時間帯で速度を制御するのであれば、おそらくデータ通信量が増え、回線が混雑する昼や夕方が多いでしょう。
しかし、シムラボでは毎月LINEMOの通信速度を測定していますが、回線が混雑する昼や夕方でも速度が遅くなることはありません。
これまで通信制御とみられる速度低下を確認したことは一度もなく、一日で回線が最も混雑する昼12~13時でも快適に通信できています。
何らかの理由で通信量が急増した場合は制御が起こりうるかもしれませんが、基本的にはないものとして安心しておいてよいでしょう。
速度制御のパターンは2つ
LINEMO公式サイトは、速度制御の可能性がある場合として以下の2つを挙げています。
- 通信が混雑し、または通信の混雑が生じる可能性がある場合
- 一定期間内に著しく大量の通信を継続的に行い、機械的な通信と当社が判断した場合
通信の混雑時に制御
まずは、データ通信量が増えてネットワークが混雑した場合(または混雑すると思われる場合)の制御です。
この場合、同じ設備を利用する通信量が多い回線から順に制御することになっています。
通信が混雑し、または通信の混雑が生じる可能性がある場合、ネットワーク全体の品質を確保するため、通信の種類及び内容にかかわらず、同じ設備を利用している通信量が多い回線から順に、通信速度を他の回線と同じ水準まで一時的に制御する場合があります。この通信速度制御は混雑が緩和されるとただちに解除されます。
引用:LINEMO公式サイト
例えば、同じ基地局に接続して通信しているエリアにおいて、誰かが大容量のデータをダウンロードしていて回線が混雑した場合、ダウンロードしている回線の速度を制御する、ということが起きえます。
よほどのことがない限り制御されることはないと思いますが、通信量が一時的に増えた場合は大容量の通信を行っている人の回線から順に制御される場合があることは頭に入れておきましょう。
大量の通信、機械的な通信を制御
もう一つ、大量の通信をした場合や、機械的な通信と判断された場合に速度が制御される場合があります。
ただし、大量の通信をするといってもLINEMOには最大30GBのプランしかないので、実際は大量の通信により制御がかかる可能性は少ないでしょう。
一方、機械的な通信には注意が必要です。
LINEMOは容量を使い切った後もベストプランなら最大300kbps、ベストプランVなら最大1Mbpsでデータ通信できます。
これを活用し、通信制限後にデータを流しっぱなしにした場合は機械的な通信とみなされ、速度が制御される可能性があります。
音楽・ラジオや動画を流しっぱなし、長時間データ配信をする、大容量データをダウンロードし続けるといった使い方をすると危険なので注意しておきましょう。
一定期間内に著しく大量の通信を継続的に行い、機械的な通信と当社が判断した場合は、通信速度を制限する場合があります。
引用:LINEMO公式サイト
実際に速度制御はある?
前章までではLINEMOで速度制御が発生するパターンを解説しましたが、実際にLINEMOで速度が制御された事例は聞いたことがありません。
シムラボでも毎月LINEMOの速度を測定していますが、速度が急激に遅くなったことはありません。
基本的には速度制御に対する心配は不要でしょう。
LINEMOは昼や夕方も速度が遅くならず、一日中快適に通信できるのがメリットなので、安心して使ってください。
ただし、先ほど解説したように通信制限後にデータを流しっぱなしにするなどの通常とは異なる使い方をすると制御される可能性があるのでやめておきましょう。
速度制御されたらどうなる?
速度が制御された場合、どこまで制限されるか(どれくらい遅くなるか)は公表されていません。
回線の混雑具合などによって都度決められるはずです。
他社の事例を見ると、以下のような制御が考えられます。
- 高速通信→10Mbps、3Mbps、1Mbpsに制限
- 1Mbps→300Mbps、128kbpsに制限
- 300kbps→128kbps、64kbpsに制限
いずれにしても、LINEMOで速度制御がかかる可能性は低いので、一般の人は気にする必要はないでしょう。
LINEMOの申し込みはこちら
以上、LINEMOのデータ通信速度の解説でした。
本文中で解説したとおり、LINEMOは通信制限後でも最大1Mbpsで通信できます。
ただし現行プランでは容量制限ができたので注意してください。
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