本記事ではmineoのデータ使い放題プラン「マイそく」を解説します。
最大32kbps/300kbps(0.3Mbps)/1.5Mbps/3Mbpsで容量無制限で使えます。
特に1.5Mbpsと3Mbpsはスマホで動画をたくさん観る人におすすめですし、32kbpsのスーパーライトもマニアックな使い方ができます。
ただし、平日昼の厳しい速度制限や3日間の使用量制限などの注意点もあるのでよく読んでから契約しましょう。
mineoのマイそくとは
速度制限ありで使い放題
mineoのマイそくとは、2022年3月に開始したマイネオの料金プランの一つです。
最大速度は32kbps/300kbps/1.5Mbps/3Mbpsに制限されるものの、データ容量は無制限に使えます。
ただし、スタンダード以上のプランは月~金曜日のお昼12~13時は速度が最大32kbpsという厳しい制限がかかります。
また、直近3日間で10GB以上使った場合も速度制限がかかります。
マイそくスーパーライトは常時最大32kbpsで、3日間の使用量による速度制限はありません。
<マイそくのポイント>
- データ容量は無制限
- 最大速度は32kbps/300kbps/1.5Mbps/3Mbps
- 月~金の昼12~13時は最大32kbps
- 3日間で10GB使うと通信制限
※3と4はスーパーライト(最大32kbps)除く
4つの最大速度が選べる
マイそくにはスーパーライト・ライト・スタンダード・プレミアムの4つのプランが用意されています。
<マイそくの4つのプラン>
スーパー ライト |
ライト | スタン ダード |
プレミ アム |
|
---|---|---|---|---|
月額 料金 |
250円 | 660円 | 990円 | 2,200円 |
最大速度 (通常時) |
32kbps | 300kbps | 1.5Mbps | 3Mbps |
最大速度 月~金の昼 |
32kbps | |||
データ 容量 |
無制限 | 無制限 ただし3日間10GBで制限 |
スーパーライト(32kbps)
2023年2月22日からマイそくにスーパーライトが追加されました。
スーパーライトは月額250円で最大速度が32kbpsです。
月曜から金曜の昼12時~13時も最大32kbpsで、3日間の使用量による速度制限はありません。
- 通常時:最大32kbps使い放題
- 速度制限:なし
32kbpsの通信速度ではほとんど何もできません。
音声通話・Felica(おサイフケータイ)はできますが、LINEの文字のやり取りですら通常より時間がかかります。
WEBサイト・SNSの閲覧や動画視聴は諦めましょう。
どうしてもデータ通信をしたい時は24時間データ使い放題(198円/回)を都度契約してください。
最大32kbpsのスーパーライトは「使わないけど電話番号を維持する」「通信障害時のバックアップ回線として契約しておく」か、「音声通話専用回線として使う」という使い方になるでしょう。
月額250円なので、「普段は使わないけど電話番号は維持したい」「デュアルSIMのサブ回線として契約しておき、通信障害時だけ使う」といった使い方が考えられます。
しかし、この使い方だと月額料金無料のpovo2.0の方がよいです。
最もおすすめなのは音声通話専用の回線として使う方法です。
音声通話は速度が制限されないので、通話オプションの10分通話パック(月額110円)、10分かけ放題(月額550円)、時間無制限かけ放題(月額1,210円)とセットで契約しましょう。
もちろんオプションを契約せずに「mineoでんわ」で10円/30秒で通話することも可能です。
ライト(300kbps)
ライトコースは通常時の最大速度が300kbps(0.3Mbps)です。
祝日含む月~金曜日の12~13時は最大32kbpsに速度制限されます。
また、3日間で10GB以上使った場合も最大32kbpsの速度制限がかかります。
- 通常時:最大300kbps使い放題
- 速度制限(最大32kbps)
- 月~金の12~13時
- 3日間で10GB以上使った場合
料金は月660円で、データ通信の他に音声通話(22円/30秒、アプリなら10円/30秒)も使えます。
最大300kbpsなので用途はかなり限られます。
SNS(Twitter・Instagramなど)の画像・動画表示はかなり遅延するでしょう。
WEBサイトの閲覧やビデオ通話(LINEビデオ通話・Zoomなど)も苦しいと思います。
- WEBサイト閲覧
- SNSの画像・動画表示
- 動画視聴(Youtubeなど)
- ビデオ通話(LINE・Zoomなど)
ただし、ラジオや音楽ストリーミングは問題ないでしょう。
LINEやメールのやり取りも文字ベースなら快適です(画像・動画や添付ファイルありなら遅延)
個人的には音楽やラジオを聞きっぱなしにする人におすすめです。
- 音楽ストリーミング
- ラジオの視聴
- 音声通話
- 文字のやり取り(LINE・メール)
スタンダード(1.5Mbps)
スタンダードは、通常時の最大速度が1.5Mbpsです。
祝日含む月~金曜日の12~13時は最大32kbpsに速度制限されます。
また、3日間で10GB以上使った場合も最大32kbpsの速度制限がかかります。
- 通常時:最大1.5Mbps使い放題
- 速度制限(最大32kbps)
- 月~金の12~13時
- 3日間で10GB以上使った場合
料金は月990円で、データ通信の他に音声通話(22円/30秒、アプリなら10円/30秒)も使えます。
最大1.5Mbpsなら、Youtubeは480pまでの画質ならつまらずに視聴できるでしょう。(もしかしたら720pも大丈夫かも)
TwitterやInstagramも(やや遅延は生じますが)あまりストレスなく使えました。
ただし、WEBサイトやアプリによってはなかなかページが表示されない場合があります。
Youtubeなどの動画視聴以外にあまりスマホを使わない場合はスタンダードでよいと思いますが、WEBを閲覧したり他のアプリも使う人はプレミアムにするか、通常プラン(マイピタ)を検討しましょう。
シムラボでもmineoの通信速度を毎月測定していますが、お昼12~13時を除くとほとんど1.5Mbps以上出ています。
昼以外のほとんどの時間で最大速度の1.5Mbpsで使えるでしょう。
プレミアム(3Mbps)
プレミアムは、通常時の最大速度が3Mbpsです。
祝日含む月~金曜日の12~13時は最大32kbpsに速度制限されます。
また、3日間で10GB以上使った場合も最大32kbpsの速度制限がかかります。
- 通常時:最大3Mbps使い放題
- 速度制限(最大32kbps)
- 月~金の12~13時
- 3日間で10GB以上使った場合
料金は月2,200円で、データ通信の他に音声通話(22円/30秒、アプリなら10円/30秒)も使えます。
最大3Mbpsなら、動画視聴だけでなくWEBサイトやSNS(Twitter・Instagramなど)、他のアプリもほとんど問題なく使えるでしょう。
ただし、mineoの速度は12~13時以外でも3Mbps以下の時間もあります。
特に13時~13時半や、夕方18時~20時頃は3Mbps以下になる可能性も高いです。
プレミアムの速度は“最大”3Mbpsであり、常に3Mbps近く出るわけではないので注意してください。
のちほど詳しく解説しますが、最大3Mbpsのプレミアムを契約する方は月3,278円で速度制限なしのデータ使い放題で国内通話かけ放題の楽天モバイルもおすすめです。
24時間使い放題オプションも
前章までのとおり、マイそくはデータ無制限で使えるものの最大速度が32kbps/300kbps/1.5Mbps/3Mbpsに制限されます。
また、ライト・スタンダード・プレミアムコースは月~金曜日の昼12~13時や、3日間で10GB以上使った場合に最大32kbpsの速度制限がかかります。(スーパーライトは常時最大32kbps)
お昼でも高速通信が必要な場合や10GB以上使って制限がかかった場合、通常時でも32kbps/300kbps/1.5Mbps/3Mbps以上の速度で通信したいときは、24時間データ使い放題オプションを追加できます。
料金は1回24時間で198円です。
オプション開始から24時間は速度制限が解除され、マイピタと同じ高速通信ができます。
3日間10GBにもカウントされません。(通信の最適化は適用されたまま)
<24時間使い放題の活用場面>
- お昼でも高速通信がしたい
- 3日間で10GB以上使ってしまった
- 上限以上の速度で通信したい
特にお昼でも高速でのデータ通信が必要になった場合に活用しましょう。
音声SIM/データSIMが選べる
マイそくは音声SIM(デュアルタイプ)もデータSIM(シングルタイプ)も選べます。
ただし、データSIMを選んだ場合も料金は同じなので、データSIMを選ぶメリットは特にありません。
特段の理由がない限り音声SIMを選びましょう。
マイそくでeSIMも選べる
マイネオではeSIMも選べますが、マイそく契約時もeSIMが選択できます。
ただし、記事執筆時点でeSIMが選べるのはAプランとDプランのみで、SプランはeSIMサービスを開始していません。
初期費用・事務手数料
マイそくに契約する場合の初期費用は、契約事務手数料3,300円とSIMカード発行料440円の合計3,740円です。
どのプランを選んでも同額ですし、スーパーライト/ライト/スタンダード/プレミアムのどちらも同じです。
なお、ライト以上のコースは初期費用のうち契約事務手数料はキャンペーンにより無料になることがあります
キャンペーンを実施していない期間でも紹介URLから申し込めば無料です。(シムラボのお得な紹介URL )
初期費用無料キャンペーンの条件や注意点はこちらのページに詳しく記載しています。
なお、最大32kbpsのスーパーライトは各種キャンペーン・エントリーパッケージ・紹介アンバサダーなどは対象外です。
必ず初期費用とSIMカード発行料がかかります。
マイそくの初月料金は日割り?
マイそくの初月料金は日割り計算されます。
使い放題プランは月途中の契約でも全額請求される場合が多いですが、mineoのマイそくは日割り計算されるのでお得ですね。
ちなみにmineoの通常プラン「マイピタ」も日割り計算されます。
初月料金やお得な契約タイミングはこちらの記事にまとめています。
詳細:mineoの初月料金は日割り?お得な契約タイミングは?
マイそくのキャンペーン
mineoでは年に数回、お得なキャンペーンを実施しています。
マイそくも今後キャンペーンを実施する可能性がありますので、契約前には必ずこちらのページで確認してください。
なお、最大32kbpsのスーパーライトは各種キャンペーンは対象外です。
マイそくの注意点・デメリット
マイそくは格安でデータ使い放題にできる分、いくつか制限事項があります。
契約前には必ず理解しておいてください。
昼は厳しい速度制限あり
マイそくの最大の注意点はお昼の速度制限です。
ライト・スタンダード・プレミアムコースは祝日含む月曜~金曜の昼12~13時に最大32kbpsに通信制限されます。(スーパーライトは常時最大32kbps)
最大32kbpsはかなり遅いです。
マイネオの通常プラン(マイピタ)の制限時の速度は最大200kbpsですが、この速度でもWEBサイトやSNS閲覧は難しいです。
32kbpsはほとんど何もできない速度と言ってよいでしょう。
制限されるのは昼12~13時の1時間なので、この1時間にデータ通信をしない人や、自宅や会社のWi-Fiが使える人は制限を回避できてお得です。
しかし、お昼でも使う可能性がある人は、他社SIMと併用するのがおすすめです。
例えばIIJmioのギガプランはお昼でも通信速度が速く、データ専用の2GBプランが月440円から使えます。
通常はマイそくを使い、お昼にどうしても通信したいときだけIIJmioに切り替えればお昼でもデータ通信が可能です。
IIJmioもお昼は速度が遅くなりますが、最近は常時1Mbps以上でているのでmineoの高速通信よりは速いです。
iPhoneもiPhoneXR・XS以降の機種ならデュアルSIMに対応しており、通常のnanoSIMに加えてeSIMが入れられます。
IIJmioはeSIMが発行できるので、通常SIMはマイそく・eSIMはIIJmioにして使い分けましょう。
お得なキャンペーンも実施中です。
祝日も昼は速度制限
前章のとおり、マイそくは月~金曜日の昼12~13時に最大速度が32kbpsに制限されます。(スーパーライトは常時最大32kbps)
この制限は曜日単位です。
祝日でも月曜~金曜は制限があるので注意してください。
平日の12~13時は自宅や会社のWi-Fiが使えるから回避できる人も、祝日は回避不可になるので注意しましょう。
最大速度が出ない時間も
マイそくのスーパーライトは最大32kbps、ライトは最大300kbps、スタンダードは最大1.5Mbps、プレミアムは最大3Mbpsで使い放題です。
ただし、常に最大速度で通信できるわけではありません。
あくまでベストエフォートです。
スーパーライト・ライトは常時最大速度が出るでしょう。
しかしスタンダードは昼12~13時、プレミアムは昼12~13時と夕方18~20時には最大速度が出ない可能性があります。
シムラボでもマイネオの3回線の通信速度を毎月測定していますが、通常時は数十Mbps出ており快適です。
ただし、お昼12時~13時過ぎや夕方18~20時には速度が大きく低下します。
12~13時は最大32kbps制限があるので無関係ですが、13:30くらいまでは3Mbpsを超えない可能性が高いです。
場合によっては1.5Mbps以下の場合もあるので注意してください。
13:30くらいになるとほぼ3Mbps以上は出るようになります。
夕方は1.5Mbpsを下回ることはほとんど無いですが、まれに3Mbps以下になることがあります。
特に金曜日や祝前日は夕方の速度低下が大きいので注意してください。
<最大速度はどれくらい?>
300kbps | 1.5Mbps | 3Mbps | |
---|---|---|---|
13時~ 13時半 |
◯ | △ | × |
18時~ 20時 |
◯ | ◯ | △ |
直近の通信速度はこちらにまとめています。
3日間で10GBの容量制限あり
マイそくはデータ無制限とされていますが、ライト・スタンダード・プレミアムコースは3日間で10GB以上データを使うと速度制限がかかります。
たくさん動画を見てしまうと昼以外でも通信制限がかかるので注意してください。
(スーパーライトは常時最大32kbpsで、それ以上に制限されることはありません)
3日間で10GBを超えると最大速度は32kbpsに制限されます。
32kbpsに制限されるとほとんど何もできません。
しばらくデータ使用をやめるか、24時間データ使い放題オプションを追加しましょう。
24時間データ使い放題オプション(198円/回)適用中に消費したデータ通信量は3日間10GB制限の対象外なので、制限中も快適に通信できます。
通信の最適化が必須
マイそくを契約中は、通信の最適化が強制的にONになります。
通信の最適化とは、通信状況をmineo側のシステムで識別し、データ圧縮やトラフィックの通信制御をすることです。
通信最適化により、WEBページに表示される画像が少し粗くなるなどの変化がありますが、個人的にはそれほど気になりません。
元の画像と対比できないので、一般ユーザーがあまり気にする必要はないと思います。
マイそくはバースト転送あり
mineoのマイそくはバースト転送に対応しています。
バースト転送とは、マイそくのように速度が制限された状態でも最初の75KBは高速で通信する機能です。
そのため、WEBサイトを表示する場合も比較的表示は速いです。
TwitterやInstagramなどもスクロールしてタイムラインを読み込むたびにバースト転送されるため、比較的快適です。
ただし、高速で通信できるのは最初の75KB分のデータ容量のみです。
重い画像などは75KBを超えてしまい表示が遅れるので注意してください。
マイそくでできること
Youtube/動画は視聴できる?
まず、マイそくのスーパーライト(最大32kbps)とライト(最大300kbps)は動画視聴ができません。
ライトなら音楽ストリーミングやラジオは聞けますが、動画はかなり画質を落とさないと視聴できないでしょう。
一方、スタンダード・プレミアムは動画視聴が可能です。
「マイそくはスタンダード・プレミアムを契約して動画を視聴するためのサービス」といってよいでしょう。
スタンダード(最大1.5Mbps)ならYoutubeは480pもしくは720p画質でつまらずに視聴できます。
スマホで観る分には480pでも十分なので、Youtubeをたくさん観る方におすすめですね。
他の動画サービスも、画質を中程度にすれば問題なく視聴できるでしょう。
プレミアム(最大3Mbps)なら高画質で視聴しても問題ないでしょう。
Youtubeなら720pや1080pでもつまらずに視聴できるはずです。
ただし、マイネオは常に3Mbps以上出るわけではありません。
お昼13時~13時半頃や夕方は高速通信でも3Mbps以下になる場合があるので注意してください。
Twitter・Instagramは?
まず、マイそくのスーパーライトでTwitter・Instagramを閲覧するのは諦めましょう。
32kbpsではほぼ何もできませんので、音声通話専用回線として使うのがおすすめです。
ライトコース(最大300kbps)もTwitter・Instagramなどはかなり苦しいと思います。
Twitterの文字ベースの投稿は表示されると思いますが、画像や動画の表示はかなり遅れるでしょう。
バースト転送があるものの、表示には限界があります。
基本的には諦めたほうが良いと思います。
一方、スタンダード・プレミアムはTwitterやInstagramもほとんど問題なく使えます。
以前、最大1Mbpsの速度でTwitterやInstagramを使ってみましたが、通常よりも画像・動画の表示は少し遅れるものの、ほとんどストレスなく使えました。
意図的に高速スクロールすると遅延するものの、通常の使い方ではほとんど影響はありません。
アプリ側で表示を高速化するように調整されており、通信速度が遅い状況下でも影響が小さいのだと思われます。
その他影響がある場合
マイそくのプレミアム(最大3Mbps)ならほとんど影響なく使えるでしょう。
通常時はほぼ3Mbps近い速度で使えると思いますが、高速通信時と同じく使えると思います。
一方、スタンダート(最大1.5Mbps)は注意が必要です。
ブラウザでWEBサイトを閲覧したりアプリ使う場合、表示するWEBページや使うアプリによっては遅延が発生します。
TwitterやInstagramのように画像が多くても影響が小さいものもあれば、画像表示がかなり遅れるサイト/アプリもあります。
最大速度が同じパケット放題Plusを使った際、通常使用には結構影響が出ました。
個人的にスマホをガンガン使う人はスタンダードはおすすめしません。
最大3Mbpsのプレミアムにするか、速度制限無しで使い放題の楽天モバイルも検討しましょう。
ライトコースはほとんど何もできません。
できるのは音楽ストリーミング・ラジオ視聴や、文字ベースでのLINE・メールのやりとりくらいです。
ライトコースは音楽・ラジオを聞きっぱなしにする人向けのサービスです。
スーパーライトでのデータ通信は諦めましょう。
LINEで文字のみのメッセージを送るのもやっとの速度です。
スーパーライトは音声通話専用回線として使ってください。
テザリングは?
最大3Mbpsのプレミアムならテザリングも問題ないでしょう。
高速通信時と同じとまでは言えませんが、ほとんど問題なく通信できるはずです。
他のスマホやタブレットはもちろん、PCに繋いでブラウザを開いても問題なく使えます。
一方、スタンダードは注意が必要です。
PCに繋いでWEBページを開いた場合、画像の表示が遅れたりする場合があります。
画像の表示が多いページを開いたり、ビジネスで使うのはおすすめしません。
スーパーライトはテザリングなどもってのほかの速度ですし、ライトでもほとんど何もできません。
この2つのコースでテザリングは諦めましょう。
32kbpsでできること
マイそくは月曜~金曜の昼12~13時に最大32kbpsに速度が制限されます。
また、常時32kbpsのスーパーライトも用意されています。
この32kbpsという速度で何ができるか、mineoのスタッフさんが検証されています。
結果は以下のとおりです。
<32kbpsでできること>
結果 | 備考 | |
---|---|---|
音声通話 | ◯ | 音声通話は 制限対象外 |
mineoでんわ | ◯ | |
LINE通話 | × | |
LINE (テキスト) |
◯ | |
LINE (スタンプ) |
◯ | 遅延あり |
LINE (画像/動画) |
× | |
WEB閲覧 | × | |
地図アプリ | × | |
QR決済 | × | バーコード 表示に1分半 |
音声・音楽 ストリーミング |
× | |
動画視聴 | × | |
Felica (おサイフケータイ Apple Payなど) |
◯ | |
緊急速報 の受信 |
◯ | mineoの 設備と無関係 |
上記のとおり、基本的には音声通話と、LINEでのテキストのやり取りしかできないと考えておきましょう。
動画はもちろん、音楽ストリーミングやradikoも聞けません。
特に、QRコード決済の画面ではバーコードが表示されないので、買い物もできないので注意してください。
なお、おサイフケータイ・Apple PayなどのFelicaを使った決済は可能です。
また、音声通話は速度制限の対象外なので、高速通信時と同様の品質で通話できます。
1.5Mbpsでできること
マイそくスタンダードで何ができるかも、マイネオのスタッフさんが検証されています。
<1.5Mbpsでできること>
1.5Mbps | |
---|---|
メール・ メッセージ |
◎ |
LINE通話などのIP電話 | ◎ |
QR決済・バーコード決済 | ◎ |
音楽ストリーミング | ◎ |
テキストサイト/SNS | ◎ |
画像サイト/SNS (Instagram) |
○ |
動画視聴(低画質 144p) | ◎ |
動画視聴(標準画質 360p) | ◎ |
動画視聴(高画質 720p) | × |
ビデオ会議 | △ |
FeliCa決済 おサイフケータイ、Apple Payなど |
◎ |
音声通話 | ◎ |
上記のとおり、ほとんどのことは問題なくできます。
高画質(720p以上)での動画視聴やzoomなどのビデオ会議はやや難しいようですが、それ以外は問題なくできます。
ただし、シムラボで検証したところPCにテザリングしてWebサイトを見ていると、サイトによって画像表示が遅れることがありました。
なお、mineoの通常の通信速度は昼や夕方に遅くなりますが、1.5Mbps以下になるのは昼12~13時くらいです。
マイそくはそもそも昼12~13時は32kbpsに制限されているので、それ以外はほとんど最大速度である1.5Mbps出るでしょう。
ただし、まれには昼12時過ぎや夕方18~20時頃に1.5Mbps以下になることもあります。
この時間帯はやや注意が必要です。
3Mbpsでできること
マイそくプレミアムの最大3Mbpsで何ができるかも、マイネオのスタッフさんが検証されています。
<3Mbpsでできること>
3Mbps | |
---|---|
メール・ メッセージ |
◎ |
LINE通話などのIP電話 | ◎ |
QR決済・バーコード決済 | ◎ |
音楽ストリーミング | ◎ |
テキストサイト/SNS | ◎ |
画像サイト/SNS (Instagram) |
○ |
動画視聴(低画質 144p) | ◎ |
動画視聴(標準画質 360p) | ◎ |
動画視聴(高画質 720p) | ○ |
ビデオ会議 | ○ |
FeliCa決済 おサイフケータイ、Apple Payなど |
◎ |
音声通話 | ◎ |
上記のとおり、ほとんどのことは問題なくできます。
高画質(720p以上)での動画視聴やzoomなどのビデオ会議は万全とまでは言えないようですが、それ以外は問題なくできます。
スマホでWebサイトやSNSを見たり動画を見る分には問題ないでしょう。
なお、mineoの通常の通信速度は昼や夕方に遅くなり、3Mbps以下の時間も多いです。
マイそくはそもそも昼12~13時は32kbpsに制限されていますが、13:00~13:30や18~20時は3Mbps以下になることが多いです。
昼や夕方はマイそくプレミアム契約者でも3Mbpsは出ないことが多いので注意が必要です。
マイそくのプラン変更
マイそくにプラン変更できる?
プラン変更はマイそくのコースによって異なります。
まず、他プランからマイそくのスーパーライトへのプラン変更はできません。
マイピタはもちろん、マイそくの他コースからの変更も不可です。
マイそくのスーパーライトが使えるのは、新規契約時にマイそくのスーパーライトを選択した場合のみです。
スーパーライト以外のコースなら、マイネオの通常プラン(マイピタ)を契約中の人もプラン変更できます。
プラン変更はマイページまたはアプリから可能で、ログイン後に表示される「コース変更」から変更できます。
25日までに変更申請しておけば翌月1日から変更が適用されます。
月途中での変更はできません。
また、マイそくへのプラン変更が適用された月初1日は24時間使い放題オプションが利用できないので注意してください。
マイそくからマイピタにプラン変更
マイそくから通常プラン(マイピタ)にもプラン変更できます。
ライト・スタンダード・プレミアムはもちろん、スーパーライトから通常プランへの変更も可能です。
プラン変更はマイページまたはアプリから可能で、ログイン後に表示される「コース変更」から変更できます。
25日までに変更申請しておけば翌月1日から変更が適用されます。
月途中での変更はできません。
マイそくの中でのコース変更
マイそくのライト/スタンダード/プレミアムの間のプラン変更は可能です。
こちらもプラン変更はマイページまたはアプリから可能で、ログイン後に表示される「コース変更」から変更できます。
25日までに変更申請しておけば翌月1日から変更が適用されます。
月途中での変更はできません。
ただし、スーパーライトからライト/スタンダード/プレミアムへのプラン変更はできますが、ライト/スタンダード/プレミアムからスーパーライトへの変更はできません。
スーパーライトが契約できるのは新規契約時のみです。
マイそくがおすすめの人/使い方
マイそくは選ぶコースによっておすすめの使い方が異なります。
スーパーライトの活用方法
マイそくの中で、特にスーパーライトは特殊です。
最大32kbpsの速度しか出ないので、データ通信はほぼ何もできません。
かけ放題オプションやmineo電話と組み合わせて、音声通話専用回線として使いましょう。
月額料金が安いので通信障害用のサブ回線として使うのもよいでしょう。
ただし、その場合は月額料金が無料のpovo2.0の方がおすすめです。
au回線に対応した端末(iPhone・SIMフリースマホやauで販売されたスマホ)ならpovo2.0を選びましょう。
ライト/スタンダード/プレミアムの活用方法
ライト・スタンダード・プレミアムのおすすめの使い方は以下の通りです。
ライト | スタン ダード |
プレミ アム |
|
---|---|---|---|
お昼に使わない Wi-Fiが使える |
◯ | ◯ | ◯ |
音楽・ラジオを 長時間聴きたい |
◯ | ◯ | ◯ |
動画を長時間観たい | × | ◯ | ◯ |
アプリ・WEB閲覧 も快適にしたい |
× | × | ◯ |
個人的にはマイそくを契約するならライトコースかスタンダードがおすすめです。
ライトコースは音楽・ラジオ聴きっぱなし用、スタンダードコースは動画見放題用に使いましょう。
3Mbpsで使い放題のプレミアムも人気ですが、自分は都内在住で楽天モバイルの電波も比較的安定しているので、自分ならプレミアムよりも楽天モバイルを選ぶかなと思います。
- スーパーライト:音声通話専用回線
- ライト→音楽/ラジオ聴きっぱなし
- スタンダード→動画見放題
- プレミアム→楽天モバイルの方が良い?
お昼に使わない人限定
マイそくは祝日含む月曜~金曜の昼12~13時に最大32kbpsに通信制限されます。
混雑するお昼に制限される分、格安でデータ使い放題が実現できるのです。
お昼は遅くなりますが、お昼にデータ通信をしない人やWi-Fi環境下にいる人は非常にお得です。(スーパーライトは常時最大32kbps)
mineoの通常プラン(マイピタ)の通信制限時の最大速度は200kbpsなので、最大32kbpsはかなり遅いです。
データ通信はほぼ何もできない速度と言ってよいでしょう。
そのため、お昼にもデータ通信をしたいという人はおすすめできません。
回避策として24時間使い放題オプションが用意されていますが、毎回198円を払うのは少しもったいない気がするので、どうしてもお昼にも使いたい人は他社SIMと併用しましょう。
スーパーライトは音声通話専用回線
かけ放題・mineo電話と組み合わせる
スーパーライトは音声通話専用回線として使いましょう。
データ使い放題とはなっていますが、最大32kbpsの通信速度ではほとんど何もできません。
音声通話・Felica(おサイフケータイ)はできますが、LINEの文字のやり取りですら通常より時間がかかります。
WEBサイト・SNSの閲覧や動画視聴は諦めましょう。
どうしてもデータ通信をしたい時は24時間データ使い放題(198円/回)を都度契約してください。
最大32kbpsのスーパーライトは「使わないけど電話番号を維持する」「通信障害時のバックアップ回線として契約しておく」か、「音声通話専用回線として使う」という使い方になるでしょう。
月額250円なので、「普段は使わないけど電話番号は維持したい」「デュアルSIMのサブ回線として契約しておき、通信障害時だけ使う」といった使い方が考えられます。
しかし、この使い方だと月額料金無料のpovo2.0の方がよいです。
最もおすすめなのは音声通話専用の回線として使う方法です。
音声通話は速度が制限されないので、通話オプションの10分通話パック(月額110円)、10分かけ放題(月額550円)、時間無制限かけ放題(月額1,210円)とセットで契約しましょう。
もちろんオプションを契約せずに「mineoでんわ」で10円/30秒で通話することも可能です。
マイそくのスーパーライトとpovo2.0の比較
音声通話専用回線として使う場合、povo2.0とどちらがお得かまとめました。
マイそく スーパーライト |
povo2.0 | |
---|---|---|
月額 料金 |
¥250 | ¥0 |
通常の 通話料金 |
10円/30秒 (mineoでんわ) |
22円/30秒 |
5分かけ放題 契約時の料金 |
ー | ¥550 |
10分かけ放題 契約時の料金 |
¥800 (¥250+¥550) |
ー |
完全かけ放題 契約時の料金 |
¥1,460 (¥250+¥1,210) |
¥1,650 |
mineoは無料のアプリ「mineoでんわ」を使えば通話料金は10円/30秒になります。
povo2.0は22円/30秒なので半額以下になりますね。
また、完全かけ放題オプションはmineoが月額1,210円に対し、povo2.0は月額1,650円です。
スーパーライトの月額250円を足してもmineoの方がお得ですね。
音声通話専用回線として使うならpovo2.0よりmineoの方がお得です。
300kbpsのライトは音楽/ラジオ用
ライトコースの最大速度は300kbpsなのでWEBサイトの閲覧や動画視聴はできませんが、音楽ストリーミングやラジオ・ラジコの視聴は問題ありません。
容量制限も3日で10GBとゆるいので、ライトコースは音楽・ラジオの聞きっぱなし用に最適です。
ただし、お昼は制限されますし高速通信の容量はできません。
たまにはWEBサイトもみたいしアプリも使いたいという人は通常プランのマイピタを選びましょう。
ライトコースとIIJmioの比較
ライトコースとIIJmioのギガプランはどちらが良いか悩む人も多いと思います。
IIJmioのギガプランは低速ON時の最大速度が300kbpsですし、高速容量も付与されるのでお昼も安心です。
料金はライトコースの660円より高い月850円ですが、キャンペーンも適用できます。
ただし、IIJmioは低速ONにした状態で3日間で366MB以上使うと速度制限がかかります。
よって実際はほとんど使い放題ではありません。
音楽やラジオ(radikoなど)を長時間聴く人はマイそくのライトコースが良いかもしれません。
スタンダードはYouTube視聴に
マイそくの最大のメリットはデータ容量が使い放題な点です。
そのため、YouTubeなどの動画をたくさん視聴する人はスタンダードがお得です。
Youtubeは通信速度が1.5Mbpsちょっとあれば標準の480p画質でつまらずに視聴できます。
もしかしたら720p画質でもつまらずに視聴できるかもしれません。
480p~720pの画質で問題なければ1.5Mbpsでも快適に視聴できるので、実質的に月990円で動画見放題が実現できます。
ただし、スタンダードの1.5MbpsではWEBサイト・SNSや他のアプリがよく遅延します。
動画以外も快適に使いたい人は最大3Mbpsで通信できるプレミアムか、mineoではなく楽天モバイルも検討しましょう。
マイそくのプレミアムより楽天モバイル?
個人的にはプレミアムコースを選ぶなら楽天モバイルの方がおすすめです。
楽天モバイルは高速通信が使い放題で月3,278円です。
さらに国内通話料も無料でかけ放題です。
マイそくより月1,000円高いですが、通話料も無料ですしお昼でも快適に使えることを考えると、個人的には楽天モバイルのほうがおすすめです。
プレミアムコースは最大3Mbpsですが、楽天モバイルは速度が速いので数十Mbpsで使えます。
ただし、楽天モバイルはまだまだ通信が不安定なエリアもあります。
私が住む都内ではかなり安定してきましたが、自社回線エリア内でも通信が不安定になることも多いです。
ビジネスなど大事な用途で使う人はmineoのほうが安心かもしれません。
マイそくと他社SIMの併用もおすすめ
前章のとおり、マイそくは祝日含む月曜~金曜の昼12~13時に最大32kbpsに通信制限されます。
最大32kbpsという速度はかなり遅く、ほとんど何もできません。
お昼にも使う可能性がある人は、他社SIMとの併用も検討しましょう。
最近発売されたスマホはSIMが2枚入れられる「デュアルSIM」に対応したスマホが多いです。
マイそくのSIMと他社SIMを2枚入れておき、通常はマイそくでデータ通信し、お昼だけもう1枚のSIMに切り替えればお昼でも高速で通信できます。
- 通常時:マイそくでデータ通信
- お昼に使用時:もう1枚のSIMに切り替え
併用のおすすめはIIJmio
おすすめはIIJmioとの併用です。
IIJmioは料金がmineoより安く、音声2GBプランが月850円、データ通信専用のeSIMなら2GBで月440円で使えます。
さらに、毎月お得なキャンペーンを実施しているので、料金割引やスマホの割引といった特典も受けられます。
通常はマイそくを使い、お昼にどうしても通信したいときだけIIJmioに切り替えればお昼でもデータ通信が可能です。
iPhoneもiPhoneXR・XS以降の機種ならデュアルSIMに対応しており、通常のnanoSIMに加えてeSIMが入れられます。
IIJmioはeSIMが発行できるので、通常SIMはマイそく・eSIMはIIJmioにして使い分けましょう。
マイそくとパケット放題Plusの比較
mineoはパケット放題Plusというオプションサービスも選べます。
パケット放題Plusは通常プラン「マイピタ」を契約中の人が月385円で追加できるオプションです。(10GB以上のプランを契約中の人は無料)
パケット放題Plusを契約中の人は、アプリから低速モードをONにした場合の速度が最大1.5Mbpsになります。(通常は200kbps)
データ容量は消費しないので、最大1.5Mbpsで使い放題にできます。
パケット放題Plusの違い
マイそくとパケット放題Plusの主な違いは以下のとおりです。
<マイそくとパケット放題Plusの比較>
マイそく | パケット放題 Plus |
|
---|---|---|
選べるタイプ | デュアルのみ | デュアル・ シングル |
最大速度 | 32kbps 300kbps 1.5Mbps 3Mbps |
1.5Mbps |
高速通信 | × | ◯ |
昼の通信制限 | あり | なし |
3日10GB制限 | あり (最大32kbps) |
あり (最大200kbps) |
マイそくはデュアルタイプ(音声SIM)しか選べませんが、パケット放題Plusはシングルタイプ(データSIM)にも追加できます。
マイそくは最大32kbps・300kbps・1.5Mbps・3Mbpsが選べますが、パケット放題Plusは最大1.5Mbpsのみです。
マイそくは高速通信の容量がなく、最大32kbps・300kbps・1.5Mbps・3Mbpsのいずれかでしか通信できません。
どうしても高速通信が必要な場合は24時間使い放題オプション(198円/回)を追加する必要があります。
一方、パケット放題Plusはマイピタに追加するオプションなので、マイピタで選択した高速通信容量が毎月付与されます。
よって、アプリから低速モードをOFFにすれば高速で通信できます。
マイそくはお昼12~13時は最大32kbpsに制限されますが、パケット放題Plusはお昼でも最大1.5Mbpsで通信できます。
ただし、お昼は高速通信でも0.6~0.8Mbpsしか出ないことが多いので、差はそれほどありません。
また、どちらも3日間で10GB以上使うと速度制限がかかります。
ただし、マイそくの制限時の速度は最大32kbpsですが、パケット放題Plusは最大200kbpsで使えます。
パケット放題Plusとの料金比較
マイピタとパケット放題Plusを契約した場合の月額料金は以下のとおりです。
<マイピタ+パケット放題Plusの料金>
デュアルタイプ (データ+音声) |
シングルタイプ (データ専用) |
|
---|---|---|
1GB | ¥1,683 | ー |
5GB | ¥1,903 | ¥1,650 |
10GB | ¥2,343 | ¥1,705 |
20GB | ¥2,563 | ¥1,925 |
<マイそくの月額料金>
ライト | スタンダード | プレミアム | |
---|---|---|---|
月額料金 | 660円 | 990円 | 2,200円 |
最大速度 (通常時) |
300kbps | 1.5Mbps | 3Mbps |
どちらがおすすめ?
最大3Mbpsが必要でお昼は使わない人
まず、最大300kbpsのライトと最大3Mbpsのプレミアムが選べるのはマイそくのみです。
マイそくのライトは月660円で最大300kbps使い放題、プレミアムは月2,200円で最大3Mbpsで使い放題です。
ライトコースの最大300kbpsは音楽ストリーミングやラジオ・radikoの視聴に最適です。
また、プレミアムの最大3Mbpsであれば動画視聴もWEBもSNSもほとんどストレスなく使えるでしょう。
お昼12~13時だけ最大32kbpsと厳しい制限がかかりますが、その時間は我慢できる人やWi-Fi環境下にいる人には非常におすすめです。
最大3Mbps必要、お昼も使う(1GB以下)
お昼12~13時も高速で使いたい人で、データ容量が月1GB以下に抑えられるならIIJmioと併用しましょう。
IIJmioは料金がmineoより安く、音声2GBプランが月850円、データ通信専用のeSIMなら2GBで月440円で使えます。
さらに、毎月お得なキャンペーンを実施しているので、料金割引やスマホの割引といった特典も受けられます。
通常はマイそくを使い、お昼にどうしても通信したいときだけデータ通信をIIJmioに切り替えればお昼でもデータ通信が可能です。
最近のスマホは多くが2枚のSIMを同時に使い分けられるデュアルSIMです。
iPhoneもiPhone XS・XR以降の機種はデュアルSIMに対応していますので、2枚のSIMを使い分けることでお昼にも高速で通信できます。
最大3Mbps必要、お昼も使う(1GB以上)
お昼も高速通信を使いたい人で、高速通信が月1GBでは足りない人はマイそく(プレミアム)よりも楽天モバイルにしたほうが良いでしょう。
楽天モバイルはデータ使用量に応じて料金が決まる従量課金制のプランで、データをどれだけ使っても最大3,278円しかかかりません。
速度も速くお昼も高速で通信できるので、時間帯や容量を気にせず使います。
さらに、Rakuten Linkという専用アプリを使えば国内通話料は無料です。(一部対象外あり)
マイネオのプレミアムより月1,000円ほど高いですが、速度は速くてお昼も快適に使えますし、データ使い放題で月3,278円は破格の安さです。
(1日10GB以上使うと速度制限あり)
ただし、楽天モバイルはまだ通信が不安定で、都市部以外では電波が途切れる・圏外になる可能性があります。
楽天モバイルは初期費用も解約金も無料でいつでも豪華キャンペーンを実施しており、いつでも気軽に解約できるので、まずは契約して試してみるのがおすすめです。
最大1.5MbpsでOK、お昼は使わない
最大1.5Mbpsで良い場合、高速通信がどれだけ必要かによっておすすめが変わってきます。
「お昼は使わないし、それ以外の時間も1.5Mbpsで十分」という人はマイそくのスタンダードが断然お得です。
月990円で1.5Mbps使い放題はかなり安く、マイピタ+パケット放題Plusよりもかなりお得です。
お昼さえ我慢できればマイそく(スタンダード)を選びましょう。
最大1.5MbpsでOK、お昼も使う(1GB以下)
「お昼でも使う場合がある」「お昼以外に1.5Mbps以上で通信する可能性がある」人は、IIJmioのSIMを併用しましょう。
IIJmioは料金がmineoより安く、音声2GBプランが月850円、データ通信専用のeSIMなら2GBで月440円で使えます。
さらに、毎月お得なキャンペーンを実施しているので、料金割引やスマホの割引といった特典も受けられます。
通常はマイそくを使い、お昼にどうしても通信したいときや、高速で通信したいときだけIIJmioに切り替えればお昼でもデータ通信が可能です。
特にIIJmioのデータ専用のeSIMなら2GBが月440円から使えます。
iPhoneもiPhoneXR・XS以降の機種ならデュアルSIMに対応しており、通常のnanoSIMに加えてeSIMが入れられます。
IIJmioはeSIMが発行できるので、通常SIMはマイそく・eSIMはIIJmioにして使い分けましょう。
最大1.5MbpsでOK、お昼も使う(1GB以上)
お昼でもデータ通信を使う可能性がある人や、お昼以外でも1.5Mbps以上で使う可能性がある人はマイそくよりもパケット放題Plusの方がよいでしょう。
マイそくと他社SIMを併用するよりもお得な場合が多いです。
マイピタ+パケット放題Plusなら高速通信の容量が付与されるので、お昼も使いたいときや1.5Mbps以上の速度で通信したいときも通常の速度で通信できます。
むしろ、通常は低速モードをOFFにして高速で通信し、動画を見るときだけパケット放題Plus(低速モード)をONにする、という使い方がおすすめです。
おすすめの使い方(上級編)
私はあまり動画を見ないこともあり月のデータ使用量は5GB前後なので、マイそくは不向きです。
ただ、もし自分がスマホで動画をたくさん観るのであれば、マイそく(スタンダード)とpovo2.0を併用すると思います。
povo2.0にはギガ活というサービスがあり、対象店舗でauPayを使うとデータ容量が無料でもらえます。
私はローソンで買い物したりドトールコーヒーで食事をする回数が多いので、毎月のデータ使用のほとんどをギガ活でもらった無料データ容量で賄っています。
もしデュアルSIM対応のスマホをお持ちの人で、ギガ活対象店舗で買い物をする機会が多い人は、マイそく(スタンダード)とpovo2.0を併用しましょう。
通常はpovo2.0で高速通信し、動画を見るときだけマイそくに切り替えれば月990円で快適に使い放題にできます。
ギガ活の残容量が少なければ、通常はマイそくでデータ通信し、お昼やどうしても高速通信が必要なときだけpovo2.0で通信すればOKです。
「デュアルSIM端末が必要」「頻繁にSIMの切り替えが必要」「ギガ活店舗でauPayによる買い物が必要」など少し煩雑ですが、面倒でも良いのでできるだけ安く使いたい人はこの方法も検討しましょう。
マイそくの評判・口コミ
ここでは、SNSなどから実際にマイそくを使っている人の評判・口コミをあつめました。
マイそくの速度の評判・口コミ
まず気になるのが、本当に1.5Mbps/3Mbps出るのか、という点です。
口コミを見ると、ほとんどの時間で最大速度である1.5Mbps/3Mbpsが出ているようです。
mineoのマイそく(1.5Mbpsタイプのソフトバンク回線)を契約してみた。
とりあえず平日12時台と 13時台で計測。速度はほぼ公称通りに見える。
引用:Twitter
初mineoのマイそくで速度計測。
意外と上限近くまで出てて悪くないかも
引用:Twitter
mineoのマイそくスタンダード(1.5Mbps)で測定
pingはさほど速くはない感じだけど通信速度自体はマジ公称値
引用:Twitter
ただし、最大速度が出ていても超快適というわけではありません。
プレミアムの3Mbpsが出ていれば、ほとんど遅延を感じることはないでしょう。
一方、スタンダードの人は要注意です。
最大値である1.5Mbps出ていても、WEBサイトやSNSの画像表示はやや遅延します。
少し待てば表示されますが、快適に使いたい人はプレミアムか他のプランにしましょう。
マイそくスタンダード、たしかに動画はちゃんと見られるけどTwitterの画像・アイコン読み込みはちょっと遅いね。
引用:Twitter
おそらく、Twitter・Instagramは画像・動画もゆっくりスクロールすれば問題なく表示されますが、スクロールが速いと遅延が生じます。
WEBサイトは、サイトによって表示速度が大きく異なる印象です。
画像ばかりのサイトでもすぐに表示されるものもあれば、画像が少ないのになかなか表示されないものもあります。
最大1.5Mbpsのスタンダードプランは何でも快適というわけではありません。
いろいろと制限される代わりにやすいというプランなので、自分にあうか試してみましょう。
マイそくの悪い評判
マイそくに関するネガティブな口コミのほとんどはお昼の通信速度です。
マイそくはプレミアムもスタンダードも月~金曜日の昼12~13時に最大32kbpsに速度制限がかかります。
通常プランの通信制限時の最大速度は200kbpsなので、最大32kbpsはかなり遅いです。
正直、音声通話とLINEの文字のやり取り以外は何もできないと考えておきましょう。
mineoのスタッフさんも実際に検証されています。
まず、radikoは使えない、ポイントが貯められなくなるとの口コミがありました。
マイそくでradiko 聴いていたところ12:01になったら音が切れた……。
つまりマイそくではradikoは聴けない。
引用:Twitter
マイそくを約半月使ってみました。
お昼は諦めていいが、ポイント系が貯められなくなる。
引用:Twitter
例えばお昼休みにお昼ごはんを買ってポイントアプリを開こうとしても、32kbpsだとなかなか開きません。
ポイントは諦めればよいですが、PayPay・d払い・au payなどのバーコード決済ではバーコードを表示できない可能性があるので注意してください。
この人は動画が視聴できないと嘆いていらっしゃいます。
最大32kbpsの速度で動画は絶対に無理です。
画像表示も無理でしょう。
おそらく12~13時に最大32kbpsに制限されることをご存知ないのだと思います。
特に12~13時にコーヒー1杯買うことも出来ないのが辛過ぎる。
あとちょっとした動画もあかんし。
Twitter内の投稿された動画再生すると数秒で止まる。
そら時間をかけたら視聴できるけどストレスたまるわ。
引用:Twitter
この人の口コミでは、32kbpsでもメール・LINEの文字のやり取りは可能とあります。
LINEやメールでもテキストだけなら可能なようですね。
月はmineoのマイそく990円をお試し中
昼の12:00〜13:00の間はメールとLINEのテキストでのやり取り以外は実用的ではないが、その他の時間帯は1.5Mbpsで使い放題
引用:Twitter
上記の口コミのように、月~金の12~13時の32kbps制限下ではほとんど何もできないと考えておいてよいでしょう。
一方、13時には解除されるので、12時からの1時間を我慢できる人、その時間にWi-Fiが使える人は回避できます。
どうしてもお昼も使いたい人はIIJmioを併用し、お昼だけIIJmioに切り替えましょう。
IIJmioのギガプランはお昼でも通信速度が速く、データ専用の2GBプランが月440円から使えます。
マイそくの申込みはこちら
以上、マイネオのデータ使い放題プラン「マイそく」の解説でした。
最大速度は最大300kbps/1.5Mbps/3Mbpsに制限されるものの容量使い放題なので、音楽や動画をたくさん観る人におすすめです。
また、スーパーライトなら音声通話専用回線として安く使えます。
ただし、ライト以上のコースには昼の速度制限があるのでIIJmioなどと併用もおすすめです。
マイネオのマイそくの詳細および契約はこちらからどうぞ!