本記事ではmineoのパケットギフトについて詳しく解説します。
mineoには追加SIMで容量をシェアするしくみはありませんが、そのかわり「パケットギフト」「パケットシェア」という仕組みがあります。
私も複数回線契約していますが、個人的にはパケットギフトの方が使いやすいですね。
mineoのパケットギフトのしくみ
mineoのパケットギフトとは
パケットギフトとは、自身のデータ容量(パケット)を他の契約者にプレゼントできるサービスです。
月末になってデータ容量が無くなりそうな場合も、他の契約者からパケットを貰うことで速度制限を回避できます。
無料でプレゼントできる
mineoのパケットギフトは、契約者なら誰でも無料でできます。
手数料はかかりませんし、送ることによるデメリットはありません。
音声SIM(デュアルタイプ)・データSIM(シングルタイプ)はもちろん、ドコモ・au・ソフトバンクの全回線プランでも利用できます。
送ったパケットの有効期限
パケットギフトにより送ったデータ容量の有効期限は、受け取った月の翌月末までです。
貰った容量を当月に使い切れなくても翌月に繰り越されますが、翌々月への再繰り越しはありません。
有効期限を無限に延ばせる
前章の通り、パケットギフトで貰ったデータ容量の有効期限は受け取った月の翌月末までです。
パケットギフトは、前月からの繰り越しデータも送ることができます。
前月からの繰り越しデータの有効期限は月末までですが、パケットギフトで他回線に贈れば有効期限が翌月末までになり、1カ月延長できます。
もし貰った月の翌月に使い切れなくても、また誰かに送れば有効期限が1カ月延びるので、実質的に永遠に有効期限を延ばすことができます。
同一ID間でもギフト可
パケットギフトは、贈る側と受け取る側の電話番号さえ異なっていればやり取りが可能です。
同一ID間でも番号が異なればパケットギフトが可能です。
私も複数回線契約しているので、月末に消滅しそうなデータ容量は他回線に送って有効期限を延ばしています。
1回線しか契約していない人でも、友人や家族でmineo契約者がいればその方とデータ容量を交換することでデータの消滅を防げます。
ただし同じ電話番号へのパケットギフトはできませんので、他のSIMを契約している方とやり取りが必要です。
マイそくでもパケットギフト可
mineoにはデータ使い放題プランのマイそくもあります。
このマイそくを契約している人もパケットギフトの受け取り・プレゼントが可能です。
ただし、貰ったデータ容量を自分で使うことはできず、もらったり、誰かにあげたりすることしかできません。
マイそくは昼12~13時に厳しい速度制限がありますが、パケットギフトでもらって昼も高速通信する、といったことはできません。
パケットの送り方/受け取り方
パケットギフトの送り方
パケットギフトを誰かに送る場合、マイページから手続きします。
- マイページにログイン
- 贈り元の電話番号を選択
- 贈る容量を入力し「発行」を選択
- 次画面で「ギフトを発行」を選択
マイページのトップ画面に「パケットギフト」の枠があります。
そこで、送りたい容量を入力し、「発行」ボタンを選択します。
次の確認画面で「ギフトを発行」ボタンを押すと、パケットギフトコードが表示されます。
このコードを送り先の方に伝えましょう。
以上で送る側の作業は完了です。
別途、mineoメール宛にギフトコードが書かれたメールも送信されます。
パケットギフトの受け取り方
続いて受け取り方を解説します。
パケットギフトの受け取りもマイページから行います。
- ギフトコードを教えてもらう
- マイページにログイン
- ギフトコードを入力
マイページで教えてもらったギフトコードを入力し、「ギフト受取」を選択します。
「ギフト受取」を選択すると、すぐに受取が完了し容量が増えます。
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パケットギフトの注意点
契約から45日間は制限あり
パケットギフトは、利用開始日から45日間は、毎月最大6GBまでしか送れません。
mineoの料金は日割り計算でデータ容量は全額付与されるため、この制限がないと「20GBプランを契約し、すぐに20GBを他社にプレゼントしてすぐ解約」することができ、安い料金で大量のデータを獲得できてしまいます。
45日間で6GBではなく、45日間は毎月6GBまでなので、3カ月にまたがれば最大18GBまで送ることができます。
家族にパケットギフトを送る
家族でmineoを契約している人はパケットギフトを利用しましょう。
パケットギフトは電話番号が異なれば家族間でも(同一名義でも、同一eoIDでも)送りあうことができます。
月末になったら家族全員で残容量を確認し、足りない場合は余っている人から送る、消滅しそうなデータ容量があればいったん誰かに送って月初にまた戻す、といったことでデータ容量をやりくりしましょう。
パケットギフトを自分に送る
パケットギフトは異なる電話番号であれば自分にも送ることができます。
契約名義やeoIDが同じでも、電話番号が異なればパケットギフトが可能です。
私も自分の名義で4回線契約していますが、その4回線の間でパケットギフトを送りあっています。
ただし、1回線しか契約していない場合は自分に送ることはできません。
パケットギフトが送れるのはあくまで異なる電話番号間のみで、送り元と受け取り先が同じ電話番号なら受け取り不可です。
ギフトコードを忘れた場合
ギフトコードを忘れた場合は、発行元のマイページにログインし「発行履歴」を選択すると、パケットギフトコードが再表示されます。
ギフトコードの有効期限
パケットギフトコードの有効期限は、「発行日の翌々日」または「月末」の早い方です。
発行日の翌々日または月末日をまたぐとギフトコードは使えなくなります。
ギフトコードを発行したあとに放置していてもデータ容量は減らないので安心してください。
ただし、有効期限が切れた後に再度送る場合は新しいギフトコードの発行が必要です。
同一番号へのギフト不可
パケットギフトは同一eoID間でのやりとりは可能ですが、同じ電話番号でのやり取りはできません。
mineoを1回線契約している人が、データ容量の有効期限を延ばすために自分で送って自分で受け取ることはできません。
パケットギフトで送る容量の上限
パケットギフトで送れるデータ容量の上限は一回につき9,999MBです。
おおまかにいうと10GB弱ということですね。
9999MB以上送りたい場合は複数回に分けて送る必要があります。
またギフトは10MB以上からなので、5MBだけ送るといったことはできません。
10MB以上であれば1MB単位で送ることができます。
受取前の取り消し/キャンセル可
パケットギフトコードを発行した後、相手先が受取手続きを終える前であれば取り消しが可能です。
取り消しもマイページから行います。
パケットギフトの「発行キャンセル」を選択
キャンセルしたいギフトコードを選択し、「ギフトキャンセル」を選択
また、パケットギフトコードを発行した後に受け取りをせずに放置した場合、有効期限が切れると自動でキャンセルされます。
パケットギフトでデータ容量が減るのはあくまで受け取りが完了したタイミングなので、キャンセルされた場合もギフト元の容量は減りません。
メルカリ・ラクマ・ヤフオクは禁止?
mineoのパケットギフトでは以前はメルカリ・ラクマなどでもやり取りできましたが、現在は禁止されているようです。
試しに検索してみましたが、どちらも出品は一つもありませんでした。
ただ、ヤフオクではまだ販売されているようです。
個人的にはおすすめしませんが、チャージするより安い場合は利用してもよいでしょう。
パケットシェアとパケットギフトの比較
パケットシェアとは
mineoにはパケットシェアという仕組みもあります。
パケットギフトはデータ容量を特定の誰かにプレゼントする仕組みなのに対し、パケットシェアは余ったデータ容量をメンバー間で分け合う仕組みです。
パケットギフトのメリット
パケットギフトのメリットは、特定の相手にピンポイントでデータ容量を送れることです。
例えば上記の図のようにA・B・Cの3人がいる場合、毎月容量が余るA・Bの容量を、毎月たくさん容量を使うCに送るのが最も効率が良いです。
パケットギフトならA・Bの容量をCに直接プレゼントできます。
しかし、パケットシェアは前月の余ったデータ容量をA・B・Cの3人で共有する仕組みです。
A・Bの余ったデータ容量は翌月A・B・Cでシェアされて先に消費されるので、A・Bも繰り越しデータを消費していまいます。
Cが使える容量を増やしたいのにA・Bもそのデータを消費してしまうため、少々非効率になる可能性もあります。
パケットギフトのデメリット
パケットギフトのデメリットは、都度手続きが必要なことです。
毎月データ容量の使用状況を見て、ギフトコード発行と受取の手続きが必要になります。
一方、パケットシェアは一度メンバーを設定しておけば、あとは自動で余った容量がシェアされます。
都度手続きが不要なのがパケットシェアのメリットですね。
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以上、mineoのパケットギフトの解説でした。
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