本記事では、mineoの家族割引について解説します。
mineoは家族割で月額料金がずっと55円引き、音声SIMの3回線目以降は165円の割引になります。
他社に比べると割引額自体は少ないですが2023年に増額されましたし、代表回線も割引されるのが特徴です。
mineoの家族割引のしくみと条件
mineoの家族割とは
mineoの家族割とは、3親等以内の家族がmineoに契約する場合、最大5回線まで月額基本料金が割引になるサービスです。
ドコモ・au・ソフトバンクなどから乗り換えれば、基本料金が安くなるだけでなく家族割によりさらに割引が適用されます。
その他、mineoは「パケットギフト」や「パケットシェア」など複数契約者間でデータをやり取りする機能もあるので、家族での乗り換えは非常におすすめです。
基本の割引額は1回線月55円
家族割による割引額は1回線ごとに月55円です。
家族割のメンバーに入っている回線は、代表回線も含めて全回線に割引が適用されます。(最大5回線)
また、mineoを解約するか家族割の適用を外さない限り、ずっと割引が続きます。
音声SIM3回線目から165円に
さらに、2023年から音声SIM(デュアルタイプ)を3回線以上契約している場合、3回線目以降は家族割が165円に割引されます。
私はデュアルタイプを4回線契約していますが、その場合はそれぞれ55円、55円、165円の割引が適用されます。
<割引例:デュアル4回線契約時>
タイプ | 割引 | |
---|---|---|
1 | デュアル | 55円 |
2 | デュアル | 55円 |
3 | デュアル | 165円 |
4 | デュアル | 165円 |
165円割引されるのは、デュアルタイプの3回線目以降です。
シングルタイプ(データSIM)は常に55円ですし、デュアルタイプも2回線目までは55円です。
<割引例:各2回線契約時>
タイプ | 割引 | |
---|---|---|
1 | シングル | 55円 |
2 | シングル | 55円 |
3 | デュアル | 55円 |
4 | デュアル | 55円 |
マイページから申請が必要
家族割を適用させるためには、マイページ上から申請が必要です。
申請しない限り、家族であっても割引は適用されません。
申請手続きは後ほど解説します。
家族割適用はいつから?
マイページ上で家族割を申請したあと、実際に割引が適用開始するのは翌月からです。
申請当月の料金は割引適用外なので注意してください。
同一eoIDでも家族割適用可に
家族割はeoIDが同一でも対象です。
eoIDとは、mineo契約者に付与される個別のIDで、マイページにログインする場合などに使います。
mineo契約時には、一つのeoIDで複数回線を契約もできますし、1回線ずつIDを分けることも可能です。
以前はeoIDが別であることが条件でしたが、ルールが変更されました。
私は同一eoIDで4回線契約していたのでこれまでは複数回線割引を適用していましたが、同一eoIDも家族割の対象になったので家族割に変更しました。
同一名義でも家族割対象
mineoの家族割は、契約が同一名義でも適用されます。
以前はeoIDが異なることが条件でしたが、同一名義・同一eoIDでも家族割が適用できるようになりました。
家族割の手続き時に電話番号を入力した上で、続柄欄で「本人」を選択してください。
複数回線割引よりお得な場合も
前章の通り、同一eoIDでも家族割が適用されるようになりました。
以前はeoIDが同じなら複数回線割引、eoIDが別なら家族割を適用するのがお得でしたが、現在は音声SIMを3回線以上契約している場合は家族割の方がお得です。
私もmineoの音声SIMを同一eoIDで4回線契約していますが、以前は複数回線を適用していました。
しかし、同一eoIDでも家族割が適用されるようになり、3回線目以降の音声SIMは割引が増額されたため、家族割に変更しました。
ただし家族割はマイページから申請が必要な点に注意してください。
家族割と複数回線割との違い
mineoの家族割と複数回線割の違いは以下の2つです。
家族割 | 複数回線割 | |
---|---|---|
割引額 | 165円(音声3回線目から) 55円(上記以外) |
55円 |
eoID | 同じ | |
申込み | 必要 | 不要 |
以前はeoIDが同じなら複数回線割、別なら家族割という区分けでしたが、現在は音声SIMを3回線以上契約している場合は家族割、それ以外はどちらでも可です。
私は同一eoIDで音声SIMを4回線契約しているので、以前は複数回線割(55円×4回線の割引)でしたが、現在は家族割(55円×2回線と165円×2回線の割引)を適用しています。
異なる住所・姓でも割引
mineoの家族割は3親等以内の家族なら住所が異なっていても適用できます。
また、姓が異なる場合も家族割の対象です。
ただし住所・姓が異なる場合は家族であることを証明する書類(家族関係証明書類)のアップロードが必要です。(必要書類は後ほど解説)
マイピタ・マイそくも家族割対象
mineoには「マイピタ」と「マイそく」という2つのプランがありますが、使い放題のマイそくも家族割対象です。
家族で異なるプランを契約していても家族割が適用されます。
ただし、マイそくのうち最大32kbpsの「スーパーライト」は家族割対象外です。
スーパーライトはあらゆる割引の対象外で、エントリーパッケージや紹介キャンペーンも使えません。
シングルタイプも対象
家族割は音声SIMのデュアルタイプはもちろん、データSIMのシングルタイプも対象です。
シングルタイプは3回線以上でも月額55円ですが、シングルタイプのほうが月額料金が安いのでお得な感じがしますね。
mineoの家族割の追加方法
すでに家族割を適用しているグループにさらに回線を追加する手続きはマイページから可能です。
マイページにログイン後、「ご契約サービスの変更」→「家族ありお申し込み・変更」をタップします。
次の画面で「グループを追加する」をタップし、mineoで契約中の電話番号と契約者との続柄などを入力します。
問題がなければ追加した回線も翌月から家族割が適用されます。
詳しい手順はこちらのページの「お申し込み」の欄を参考にしてください。
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家族割の申請手続き・解約手続き
マイページで申請が必要
家族割を適用させるためには、マイページで申請が必要です。
家族割を適用させる回線のうち、一つの回線を契約している方のマイページから全員分の申請が可能です。
申請した方が家族割の代表回線になります。
マイページからの手続き方法
代表回線の方のマイページにログイン後、下部の「ご契約サービスの変更」から「家族割引変更」を選択します。
はじめて家族割を申請する場合は、下段の「グループを追加する」を選択します。
家族割に追加したい方の電話番号と、代表回線契約者との続柄を入力していきます。
複数人を追加する場合、「グループを追加する」を選択すると入力欄が増えます。
代表回線者と住所または姓が異なる場合は、家族関係書類のアップロードが必要です。
本人から画像データを取り寄せ、アップロードしてください。
入力が終わったら、「次へ進む」を選択し、次画面で入力内容を確認した上で「申し込む」を選択してください。
以上で家族割の申請は終了です。
申請後、mineoから家族割承認のお知らせがメールで届き、翌月から家族割が適用されます。
申請に必要な家族証明書類
家族割に申請する場合、住所と姓が代表回線と同じなら書類のアップロードは不要です。
ただし、住所または姓のどちらかが代表回線者と異なる場合は、家族関係証明書類が必要です。
家族関係証明書類は以下のものが有効です。
本人から画像データを取り寄せ、代表回線者がアップロードしてください。
- 運転免許証
- 運転経歴証明書(※)
- パスポート
- 在留カード
- 外国人登録証明書
- 外交官等住居証明書
- 個人番号カード
※交付日が2012年4月1日以降のもの
上記を持っていない場合、または上記書類の住所が変更になっている場合は、以下のいずれかのアップロードが必要です。
- 被保険者証(※1)+補助書類(※2)
- 顔写真付き住民基本台帳カード+補助書類(※2)
※1:被保険者証とは、健康保険証・国家公務員・地方公務員共済組合員証・私立学校教職員共済加入者証のいずれか
※2:補助書類は発行から3ヶ月以内の公共料金証明書または住民票
なお、被保険者証・顔写真付き住民基本台帳カードと補助書類の記載住所は同一である必要があります。
家族割適用回線の解約
家族割のグループに参加している回線が解約される場合、代表回線以外が解約する場合は特段手続きは必要ありません。
解約月まで家族割が適用され、解約後は家族割から回線が消えます。
解約によってグループが代表回線のみになった場合は家族割引が終了になります。
家族割の代表回線の解約
一方、家族割を手続きした代表回線が解約する場合、家族割は解散になります。
残ったメンバーで家族割を適用するためには、他の誰かが代表回線になった改めて手続きが必要です。
家族で支払い方法を別にできる?
家族割を適用している回線で支払い方法を分けることも可能です。
ただし、eoIDが同じなら支払い方法は同じにしなければなりません。
eo IDが異なる場合は、IDごとに支払い方法も分けられます。
さらにお得に使う方法
ここまで解説したとおり、mineoは家族割で料金が割引になりますが、さらにお得な方法もあります。
契約は紹介キャンペーンを利用
これから家族で契約する場合、2回線目以降は紹介キャンペーンを利用しましょう。
mineoに契約中の方は紹介用のURLを発行できます。
家族で契約する場合、2人目からは1人目の紹介URLで契約すると初期費用が無料になります。
また、紹介した方はギフト券がもらえます。
音声SIMでもデータSIMでも無料になりますし、一人で何人にも紹介できるのでお得です。
最初の1人は周りにmineo契約者がいれば紹介してもらいましょう。
紹介者がいない場合はシムラボの紹介URLを使ってください。
契約者の情報はこちらからは全くわからないので安心して使ってください。
パケットギフトで容量を贈れる
mineoにはパケットギフトという仕組みがあります。
これは、自身のデータ容量を他の回線にプレゼントする機能です。
パケットギフトを使えば回線間の使用量を調整できますし、速度制限になることも防げます。
また、パケットギフトを使うことでデータ容量の有効期限を永遠に延ばすことも可能です。
繰り越したデータは再繰り越しされないので、翌月にも使いきれない場合は家族間でデータ容量をギフトしあって期限を延ばしましょう。
個人的には一番嬉しい機能です。
余った容量はパケットシェア
家族や友人、一人で複数回線を契約している場合、翌月に繰り越したデータは回線間で分け合えるのがメリットです。
例えば、父・母・息子で1GBずつ契約している場合、父の余ったデータ500MBは翌月に家族3人でつかうことができます。
ただし、分け合う家族は事前に登録が必要です。
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以上、mineoの家族割についての解説でした。
割引額自体は最大165円と安いものの、ずっと適用されますし、住所や姓が違っても家族割の対象です。
家族全員でmineoに乗り換えればさらにお得になります。
マイネオの契約はマイネオ公式サイトがお得です。
契約前には必ずキャンペーン情報を確認してくださいね。