本記事では、mineoのメリット・デメリットを解説します。
mineoは料金の安さに加え、欠点がない安定したサービスが魅力です。
通常の料金プラン「マイピタ」に加え、最近は使い放題プラン「マイそく」も人気です。
一方、mineoにはいくつか注意点・デメリットもあります。
契約を検討中の人はデメリットも必ずチェックしてください。
- マイネオに対する私の評価
- mineo・マイネオのメリット
- 抜群の知名度、評判も良い
- 3キャリアよりスマホ料金が安い
- データ使い放題プランが豊富
- 紹介キャンペーンで手数料無料
- お試し200MBコースでプチ体験
- 全3キャリアの回線対応
- 貴重なソフトバンク回線も
- eSIMが選べる
- 手持ちの端末が使える
- mineoでんわで通話料が半額
- かけ放題オプションも
- 更に安いLaLaCall/ララコール
- 毎月データ容量変更可
- 速度を低速に切り替え可能
- テザリングが無料
- 余ったデータを繰り越し可能
- ゆずるね。で特典がもらえる
- パケットギフトで容量を贈れる
- データを永遠に繰り越せる
- 余った容量はパケットシェア
- フリータンクで容量が貰える
- 夜間フリーで夜に使い放題
- 国内モデルのiPhoneが買える
- 手持ちのiPhoneも使える
- キャリア決済ができる
- 最低利用期間・自動更新なし
- 疑問点はマイネ王で質問
- チャットでサポート問い合わせ
- mineoのデメリット
- マイネオの申し込みは公式サイトで
マイネオに対する私の評価
これからマイネオのメリット・デメリットを解説していきますが、私が考える良い点・悪い点は以下のとおりです。
mineoの良い点・長所
私が考えるマイネオの長所は以下の7つです。
- 欠点のない安定感
- データ容量の節約技が豊富
- 使い放題プランが選べる
- 3キャリアの回線が全て選べる
- 特にソフトバンク回線は貴重
- データ容量が無限に繰り越せる
- 低速モードの容量制限なし
欠点のない安心のキャリア
マイネオを一言で言えば、欠点のない安定したサービスです。
3キャリアの回線が選べますし、これと言った致命的な欠点がないため「迷ったらマイネオを選べば大きな失敗はない」と言えるキャリアです。
料金は安いですし、「データ繰り越し」「パケットギフト」「フリータンク」などデータ容量を節約する機能・サービスが一番豊富です。
最近は使い放題プラン「マイそく」が最も人気でおすすめです。
3キャリアの回線が選べる
マイネオはドコモ・au・ソフトバンクの3キャリアの回線が選べるのもメリットです。
ドコモ・au・ソフトバンクで買ったスマホもSIMロック解除無しでそのまま使えます。
特にソフトバンク回線が選べるのは貴重です。
以前はソフトバンク回線は料金が高くほとんど誰も申し込まなかったのですが、「マイピタ」では3キャリアの回線が同料金になり、さらに大幅値下げされました。
個人的にはソフトバンク回線ならLINEMOかワイモバイルがオススメですが、ソフトバンク回線から乗り換えの人はマイネオも検討しましょう。
使い放題プランが選べる
mineoは使い放題プランが豊富です。
動画をたくさん観る人はマイネオがおすすめです。
まず、通常プラン(マイピタ)にはパケット放題Plusというオプションが追加できます。
通常プランに月385円を追加すれば、低速モードON時の最大速度が1.5Mbpsになり使い放題になります。
1.5Mbpsの速度があればYoutubeも480p~720pで快適に視聴できるので、動画をたくさん視聴できますね。
さらに10GB以上のプランを契約している人は無料で追加できます。
また、使い放題プラン「マイそく」も人気です。
個人的にはmineoを契約するならマイピタよりマイそくの方がおすすめですね。
最大32kbpsのスーパーライト(月250円)最大300kbpsでデータ使い放題のライト(月660円)、最大1.5Mbpsのスタンダート(月990円)、最大3Mbpsでデータ使い放題のプレミアム(月2,200円)が選べます。
平日の昼は速度制限があるものの、その分料金はかなり安いです。
スーパーライトはかけ放題専用回線や通信障害用のバックアップ回線に、ライトは音楽・ラジオ視聴用に、スタンダードは動画視聴用におすすめです。
データ容量が無限に繰り越せる
mineoにはパケットギフトというサービスがあり、データ容量を無料で他回線にプレゼントできます。
このパケットギフトでプレゼントされたデータは翌月末まで使えるので、期限が迫ったデータ容量はプレゼントすることで永遠にくりこしができます。
私もmineoを3回線契約していますが、月末にはデータ容量をプレゼントしあって期限を延ばしています。
1回線のみ契約している人で周りにmineo契約者がいないとできませんが、家族で契約している人、2回線契約している人、周りにmineo契約者がいる人はぜひ利用しましょう。
低速モードの容量制限なし
マイピタを契約している人は、低速モード(節約モード)が使えます。
アプリから節約モードをONにすると最大速度は200kbpsに制限される代わりに、いくらデータ通信しても容量を消費しません。
200kbpsなのでWebサイトやSNSの閲覧、動画視聴は難しいですが、音楽ストリーミングやラジオ視聴は快適です。
他社にも節約モードがありますが、多くは3日間の使用量に制限があります。
IIJmioは3日間で366MB以上使うとさらに制限がかかりますが、mineoに容量制限はなく、低速モードは使い放題です。
低速でたくさんデータを使いたい人はmineoがおすすめです。
▼mineoの詳細を確認▼
mineoの欠点・注意点
一方、mineoにもいくつかデメリットがあります。
- お昼・夕方の速度は遅い
- スマホ端末価格がほぼ定価
- サポート可の店舗が少ない
昼の通信速度は遅い
最大の注意点はやはり通信速度です。
私もmineoの3回線の速度を毎月計測していますが、昼12時~13時は1Mbpsを切り、かなり遅くなります。
また、月によっては夕方にも速度が低下することがあります。
通信速度はワイモバイル・UQモバイルとahamo・povo2.0・LINEMOが圧倒的で、それ以外の格安SIMキャリアはお昼や朝夕の通勤時間帯に速度が低下します。
ドコモ・au・ソフトバンクやサブブランドと同レベルの速度は出ませんので注意してください。
ただ、それほどスマホを使わない人、昼にWi-Fiが使える人などはmineoでも問題ありません。
その分ワイモバイル・UQモバイルより料金が安いのがメリットなので、料金と自身の使用パターンを見てキャリアを選んでください。
端末価格が安くない
また、端末価格がほぼ定価なのもデメリットです。
種類は比較的豊富でiPhoneも買えるのがメリットではありますが、価格自体は安くないので手持ちのスマホを使うか、Amazon・楽天モバイルや中古スマホ店で端末のみを購入し使うのもおすすめです。
これ以外にもメリット・デメリットを挙げていますので、ぜひ次章以降を参考にしてください。
▼mineoの契約はこちら▼
mineo・マイネオのメリット
まずはマイネオのメリットについて解説してきます。
- 契約者の満足度が高い
- スマホ料金が安い
- キャンペーンが毎回お得
- 3キャリアの回線が全て選べる
- データ使い放題プランが豊富
- 通信速度を切り替え可能
- データ容量を契約以上繰り越せる
- 繰り越しデータは家族でシェア
- フリータンクでデータが貰える
- 端末保証オプションが充実
- キャリア決済ができる
- 最低利用期間・違約金なし
- 疑問点をマイネ王で質問
抜群の知名度、評判も良い
mineoは契約者の評価が高いのが特徴です。
私の周囲でmineoを使っている人の満足度も非常に高いですね。
速度面ではやや他社に劣りますが、データ容量を節約する様々なサービス、マイネ王などのコミュニティの充実度はトップクラスです。
3キャリアよりスマホ料金が安い
mineoの最大のメリットは、スマホ料金を大きく節約できることです。
メインの料金プラン「マイピタ」は旧プランより大幅に値下げされた上、全回線が同料金になりました。
ドコモ・au・ソフトバンクを契約中でデータ使用量が多くない人はmineoに乗り換えれば大きく支払額を削減できます。
私もmineoの音声SIMを3回線契約中ですが、1GBが月1,298円から使えます。
<マイピタの料金表>
デュアルタイプ (データ+音声) |
シングルタイプ (データ専用) |
|
---|---|---|
1GB | ¥1,298 | ¥880 |
5GB | ¥1,518 | ¥1,265 |
10GB | ¥1,958 | ¥1,705 |
20GB | ¥2,178 | ¥1,925 |
データ使い放題プランが豊富
mineoは通常プラン「マイピタ」に加え、使い放題プラン「マイそく」も選べます。
マイピタも安いのですが他のMVNOにはさらに安いキャリアもあります。
しかし、使い放題プランでこれだけの選択肢があるのはmineoの大きなメリットです。
動画をたくさん観る人はマイネオがおすすめです。
まず、通常プラン(マイピタ)にはパケット放題Plusというオプションが追加できます。
通常プランに月385円を追加すれば、低速モードON時の最大速度が1.5Mbpsになり使い放題になります。
1.5Mbpsの速度があればYoutubeも480p~720pで快適に視聴できるので、動画をたくさん視聴できますね。
マイそくには最大速度に応じて4つのコースが選べます。
<マイそくの4つのプラン>
スーパー ライト |
ライト | スタン ダード |
プレミ アム |
|
---|---|---|---|---|
月額 料金 |
250円 | 660円 | 990円 | 2,200円 |
最大速度 (通常時) |
32kbps | 300kbps | 1.5Mbps | 3Mbps |
最大速度 月~金の昼 |
32kbps | |||
データ 容量 |
無制限 | 無制限 ただし3日間10GBで制限 |
最大32kbpsのスーパーライトはかけ放題専用回線や通信障害用のバックアップ回線として、最大300kbpsのライトは音楽/ラジオ視聴用に、最大1.5Mbpsのスタンダートは動画視聴用に、最大3Mbpsのプレミアムはデータ使い放題回線として活用しましょう。
平日の昼は速度制限があるものの、その分料金はかなり安いです。
個人的には、mineoを契約するならマイピタよりマイそくがおすすめです。
紹介キャンペーンで手数料無料
mineoは基本料金が非常に安いのですが、さらに定期的にお得なキャンペーンがあるのがメリットです。
まず、常時「紹介アンバサダー」というキャンペーンを実施しており、紹介URLから申し込めば誰でも契約事務手数料が無料になります。
たまに実施する料金割引キャンペーンや端末セールとも併用できる場合が多いので、必ず紹介URLから申し込みましょう。
周りにmineo契約者がいない場合はシムラボの紹介URLをぜひ使ってください。
紹介キャンペーン以外にも月額料金が割引になったり、人気の通話オプションが数カ月無料になったりと大変お得です。
ほぼ年中実施している他キャリアに比べると実施期間は短いですが、それでもキャンペーンを利用するとさらにお得に契約できます。
現在実施中のキャンペーンは下記記事にまとめています。
契約前に必ず確認してください。
お試し200MBコースでプチ体験
mineoにはもう一つ「お試し200MBコース」もあります。
mineoの契約を検討中の人に、格安の料金で月200MBまでお試しできる料金プランです。
月額330円(音声SIMは1,100円)と安く、初期費用も550円と通常より安いです。
全3キャリアの回線対応
mineoはドコモとau・ソフトバンクの3種類の回線を選択できます。
3キャリアの回線を全て選べるのはマイネオの大きなメリットです。
地域によっては回線のつながりやすさが異なる場合がありますが、mineoはどの回線も選べます。
また、現在使っているスマホをSIMロック解除することなくそのまま使えるのも魅力です。
貴重なソフトバンク回線も
特にソフトバンク回線が選べるのは貴重です。
ワイモバイルやLINEMOでもソフトバンクのスマホが使えますが、ワイモバイル・LINEMOはSIMロック解除が必要なのに対し、マイネオはそのまま使えます。
また、ワイモバイルとLINEMOは選べるプランが限られるのに対し、mineoは1GB~20GBまでのプランに加えて使い放題のマイそくも選べます。
以前はソフトバンク回線は料金が高かったためほとんど誰も申し込まなかったのですが、「マイピタ」では3キャリアの回線が同料金になり、さらに大幅値下げされました。
ソフトバンク回線から乗り換えの人はマイネオも検討しましょう。
eSIMが選べる
mineoでは2022年8月にeSIMのサービスを開始しました。
eSIMとは、スマホ本体に内蔵されたSIMにデータを書き込んで使うタイプのSIMです。
現在は物理的な通常のSIMカードが主流ですが、今後はeSIMも急速に普及すると思います。
記事執筆時点でmineoで選べるのはau回線のAプランとドコモ回線のDプランのみですが、「マイピタ」「マイそく」も選べますし、音声SIMもデータSIMも選べます。
Sプランでも今後eSIMが使える予定なので、活用の幅が広がりますね。
手持ちの端末が使える
ドコモ・au・ソフトバンク回線があるメリットは、繋がりやすさによって選べるだけではありません。
ドコモ・au・ソフトバンクで購入した端末をSIMロック解除なしで使えるのも大きなメリットです。
端末購入元と回線のキャリアをあわせれば、SIMロック解除が必要ありません。
(一部古い機種は必要な場合あり)
SIMロックされた端末をお持ちの場合でも、マイネオに乗り換えが可能です。
ただし、他で購入した端末をmineoで使う場合は必ず動作確認端末一覧ページで確認してください。
mineoでんわで通話料が半額
mineoの国内通話料金は30秒ごとに22円です。
しかし、この通話料金は無料のアプリ「mineoでんわ」を利用すれば誰でも半額の10円/30秒にすることができます。
半額にする方法は、アプリから発信するだけです。
電話帳も使用できますし、操作も非常に簡単です。
アプリのインストールや月額料金は無料ですので、誰でもかんたんに通話料金を半額にすることができます。
かけ放題オプションも
さらに、よく通話をされる人にはお得な通話オプションがあるのもメリットです。
特に人気なのが10分かけ放題オプションで、月額550円で10分以内の国内通話は全て無料になります。
また、アプリから通話しているので10分を超過した分の通話料金も半額になるのがメリットです。
10分で足りない人には月額1,210円の「時間無制限かけ放題」オプションもおすすめです。
- 10分かけ放題:月550円
- 時間無制限かけ放題:月1,210円
かけ放題のオプション料金はキャンペーンで割引されていることも多いので、是非チェックしてください。
更に安いLaLaCall/ララコール
mineoにはLaLaCall(ララコール)というIP電話サービスも用意されています。
通話をよくされる人にとっては大きなメリットです。
デュアルタイプ(音声SIM)はもちろん、シングルタイプ(データ専用SIM)の契約の人も、050からはじめる電話番号が新たに付与され、格安で通話できます。
ララコールには月110円の使用料金がかかりますが、110円分の無料通話がついてくるので実質無料で使えます。
通話料は、mineoでんわよりもさらに安い8.8円/30秒です。(mineoでんわは10円/30秒)
さらに、ララコール同士なら通話料は無料です。
ララコールの通話によりパケット通信量が消費されることはありません。
よく通話をされる人はこちらのLaLaCall(ララコール)の活用も検討ください。
毎月データ容量変更可
mineoは、同回線・同プラン内なら毎月1回契約データ容量ができます。
これも大きなメリットです。
例えば「来月は旅行に行くのでデータ容量を上げたい」という場合には、その月だけ容量を上げることができます。
変更は無料です。手数料などはかかりません。
また、マイピタとマイそくの間でもプラン変更が可能です。
ただしマイそくのスーパーライトへのプラン変更はできません。
プラン変更は、当月25日までにマイページ上で変更申請したものが、翌月1日より適用されます。
毎月26日~月末は変更申請できませんので注意してください。
速度を低速に切り替え可能
mineoは専用アプリで通信速度を高速⇔低速に切り替えることができます。
高速通信と低速通信をうまく切り替えることで、データ消費を節約できるのです。
通常は高速通信になっていますが、低速通信に切り替えると速度が制限されるかわりにデータ消費がカウントされません。
低速通信といっても最大200kbps出ますので、LINEやメールの送受信、SNS、音楽ストリーミングなどは快適です。
切り替えはアプリを使えばワンタッチでできますし、一日に何回も切替できるので、この便利機能を使えば賢くデータ節約ができます。
さらに、他社のような低速通信の容量制限もなく、低速時なら容量は使い放題です。
テザリングが無料
マイネオでテザリングをする際、オプション料金などはかかりません。
大手キャリアではテザリングに料金がかかったりテザリングに容量制限があったりしますが、マイネオはテザリングが無料で制限もないのがメリットです。
テザリングでもちろんデータ容量は消費しますが、マイネオは大容量プランでも料金が安いので、外出先でPCやタブレットを使用する人でもおすすめです。
余ったデータを繰り越し可能
mineoでは、余ったデータ容量を翌月に繰り越せるのがメリットです。
さらに、翌月は繰り越しされたデータから先に消費されるので、また翌月にも繰り越ししやすくなります。
また、繰り越したデータが使えるのは本来は翌月末までですが、パケットギフトを利用すると翌々月以降にも永遠に繰り越すこともできます。
ゆずるね。で特典がもらえる
mineoには「ゆずるね。」という面白いサービスがあります。
「ゆずるね。」とは、事前に宣言した上で回線が混雑する平日12時~13時のデータ使用量を抑えると、達成回数に応じて特典が得られる仕組みです。
1日で最も回線が混雑するお昼12~13時の混雑緩和を狙った施策です。
- 11:30までに宣言
- 12時~13時にデータ使用しない
- 達成回数により特典ゲット
宣言したうえで12~13時にデータ消費量が基準内に抑えられたら1回達成したことになり、月の達成回数に応じて以下の特典が得られます。
- 5回:データ容量100MB
- 10回:深夜フリー
- 15回:200MB
- 20回:パケ増し(容量が2倍)
特に10回で得られる特典の「深夜フリー」が人気です。
深夜フリーを使えば、翌月は夜23時から翌7時までは毎日データ容量が使い放題になります。
お昼に使わない人はゆずるねを使うことで豪華な特典がもらえます。
パケットギフトで容量を贈れる
mineoにはパケットギフトという仕組みがあります。
これは、自身のデータ容量を他の回線にプレゼントする機能です。
家族や友人同士でパケットを融通しあえるので、無駄がなくなります。
また、プレゼントしたパケットは翌月末まで使えるため、ギフトしあえばデータ容量の有効期限を永遠に延ばすことができます。
データを永遠に繰り越せる
前章で解説したデータ繰り越しとパケットギフトを使えば、データ容量を無期限に繰越できます。
パケットギフトは当月の基本容量だけでなく繰越容量やプレゼントされた容量もプレゼントできますし、プレゼントされたデータ容量は翌月末まで使えます。
よって、当月末が期限のデータ容量は誰かにプレゼントすることで、期限を翌月末まで延ばせます。
もちろん一度プレゼントしてすぐ戻してもらえれば、容量を減らさずに期限だけ1カ月延ばせることになるのです。
私もマイネオを3回線契約していますが、回線間でパケットギフトしあって有効期限切れがないようにしています。
個人的にはマイネオで一番嬉しい機能です。
余った容量はパケットシェア
家族でmineoを契約中の場合や一人で複数回線を契約中の場合、翌月に繰り越したデータは回線間で分け合えるのがメリットです。
例えば、父・母・息子で1GBずつ契約している場合、父の余ったデータ500MBは翌月に家族3人で使うことができます。
家族で契約している場合、誰かのデータ容量はたくさんあまり、誰かは毎月足りなくなる、といったことがありません。
ただし、分け合う家族は事前に登録が必要です。
フリータンクで容量が貰える
mineoにはフリータンクという便利なシステムがあります。
これはmineoの大きなメリットのひとつです。
フリータンクとは、月末にデータが足りないときにフリータンクと呼ばれる「共有データ容量の貯蔵庫」からデータ容量を借りることができるシステムです。
データが余った人から足りない人にデータを分け合うシステムですね。
月末21日以降に容量が足りなそうなとき、フリータンクから容量を無料で借りて使うことができます。(容量には制限があります)
そのかわり、月末に容量が余りそうなときはフリータンクに預けてくださいね。
容量を借りてばっかりの人はフリータンクの利用に各種の制限がかかります。
夜間フリーで夜に使い放題
マイネオには夜間フリーという月額990円のオプションも用意されています。
夜間フリーを契約している人は毎日22:30~翌7:30までデータが使い放題になります。
容量制限も速度制限もないので、この時間は高速で快適に通信できます。
ゆずるねの10回特典の深夜フリーには最大100Mbpsの速度制限があるのですが、夜間フリーなら速度制限もありませんし、使い放題の時間も少し長いです。
例えば夜間の仕事をしていて夜にデータ通信が多い人は夜間フリーが大変お得です。
国内モデルのiPhoneが買える
マイネオは、格安スマホでは珍しくiPhoneが購入できます。
2024年1月時点で購入できるのは以下の機種です。
- iPhone14
- iPhone13
- iPhone12 mini
- iPhone SE 第3世代
これらは国内版のSIMフリー端末でApple Storeで販売されている商品と同じものです。
以前は海外版は中古品しか買えませんでしたが、現在はmineoでもiPhoneが買えます。
ただし、場合によってはApple Storeや楽天モバイル 楽天市場店などで端末のみを買ってmineoのSIMを差し替えた方がお得な場合もあります。
詳細はこちらにまとめています。
手持ちのiPhoneも使える
mineoでは現在お持ちのスマホをそのまま使うこともできます。
「今使っているスマホをそのまま使いたい」「mineoでは購入できないスマホを買って使いたい」という人も安心です。
相当古い機種など一部を除けば、ほぼ全ての機種をmineoで使うことができます。
もちろんmineoで販売していない最新のiPhoneや、過去のiPhoneもOKです。
今お持ちでなくても、アップルストアや中古スマホ店で好きなスマホ端末を購入して、mineoのSIMカードを挿せば使えます。
「月々の料金は抑えたいが、端末にはこだわりたい」という人におすすめです。
mineoでiPhoneを使うメリットや設定手順は下記記事で詳しく説明しています。
キャリア決済ができる
マイネオではキャリア決済ができるのがメリットのひとつです。
「Google Play」で購入するアプリやアプリ内サービスに限りますが、マイネオの料金と一緒に請求・支払いができます。
ただし、Apple Storeでの決済には使えません。
iPhoneでキャリア決済機能が必要な人は「ワイモバイル」「UQモバイル」を選択しましょう。
最低利用期間・自動更新なし
スマホを契約する場合、以前はどのキャリアでも最低利用期間(縛り期間)が発生していました。
最低利用期間とは、料金を安くする代わりに一定期間内に解約すると解除手数料がかかる、というしくみです。
しかし、mineoには最低利用期間がありません。
データSIMはもちろん、音声通話SIMにもありません。
もちろん契約の自動更新もないので、いつでも自由に解除することができます。
また、2019年10月以降に契約した人はMNP転出時の違約金も撤廃されました。
疑問点はマイネ王で質問
マイネオには、「マイネ王」というコミュニティサイトがあります。
マイネ王では、mineoのスタッフや全国のmineoユーザーと交流でき、質問したり、有益な情報を得ることができます。
サポートに連絡しなくても、有識者がいろいろと教えてくれますので大変便利です。
このようなコミュニティサイトの存在はmineo(マイネオ)の大きな特徴・メリットです。
チャットでサポート問い合わせ
マイネオにも店舗がありますが、数が少なく、さらに店舗ごとにできることが限られています。
しかし、何か困りごとが発生した場合は公式HPのチャットが便利です。
公式HPの右下に出てくるチャットを利用すれば、専門のスタッフが困ったことに対して親切に対応してくれます。
電話だとなかなかつながらないことが多いですが、チャットは比較的すぐにつながるので、ぜひご利用ください。
▼mineoの契約はこちら▼
mineoのデメリット
一方、mineoの主なデメリット・欠点は以下の通りです。
- 通信速度は大手3社に劣る
- 特に昼の速度は遅い
- マイピタの料金は他より高い
- 光回線とのセット割がない
- 家族割の割引額が少ない
- スマホの端末価格は高い
- サポート可の店舗が少ない
欠点が少ないのがmineoの特徴ですが、昼の通信速度が遅い、マイピタの料金は他MVNOより高い、端末価格が高い、店舗が少ない点には注意が必要です。
マイピタの料金はやや高い
マイネオには通常プランの「マイピタ」と使い放題プランの「マイそく」があります。
このうち、通常プランのマイピタは他のMVNOに比べると少し高いです。
例えばマイピタの音声1GBは月1,298円ですが、IIJmioのギガプランなら2GBで850円、LINEMOは3GBで990円、楽天モバイルは3GBで1078円なのでmineoはそれより高いですね。
少々マイナーですが、1GB290円の日本通信の合理的シンプル290プランや、1GBで550円のHISモバイルなどもあります。
マイピタの5GBは1,518円、10GBは1,958円ですが、IIJmioのギガプランは5GBで990円、10GBで1,500円です。
データ使用量が10GB以下なら、個人的にはmineoよりIIJmioのギガプランの方がおすすめです。
ただし、マイピタの中でも20GBプランは安いです。
例えばLINEMOのベストプランVは5分かけ放題付きで月2,970円ですが、マイピタは2,178円です。
IIJmioは2000円とさらに安いですが差はほとんどないので、20GBプランを選ぶ場合はマイピタでもよいでしょう。
- 15GB以下:IIJmio等もおすすめ
- 20GB:マイピタもお得
通信速度は大手に劣る
mineoはドコモ・au・ソフトバンクの回線の一部を借りて運営する「MVNO」です。
使用できる回線の幅が限られるため、ドコモ・au・ソフトバンクよりもデータ通信速度は遅いのが最大のデメリットです。
シムラボでも毎月mineoの通信速度を測定していますが、通常時は速いものの、昼や夕方の混雑時は通信速度がかかったような速度に遅くなってしまいます。
通信速度の遅さはmineoの最大のデメリットといってよいでしょう。
通信速度にこだわる人は高い料金を払ってでもドコモ・au・ソフトバンクに残るか、格安SIMの中で速度が速い「ワイモバイル」「UQモバイル」がおすすめです。
オンライン専用ブランドのahamo・povo2.0・LINEMOの速度も速いです。
ただし、マイネオも普段使いには問題ない速度が出ています。
昼や夕方にそれほどデータ通信しない人は料金の安さのメリットが上回るかもしれません。
また、使い放題プランのマイそくなら昼はそもそも速度制限があるので、影響はあまりありません。
個人的にはmineoを契約するならマイピタよりマイそくの方がオススメです。
特に昼の通信速度は遅い
マイネオの通信速度は、特に昼12時~13時に大きく低下するのがデメリットです。
平日12時~13時はほとんどが1Mbps以下に落ち込みます。
この速度だと動画の視聴などはもちろん、WEBサイトやSNSの閲覧も厳しくなります。
会社勤めの人で昼休みが12時~13時に決まっている場合などは、使用が少々ストレスになるかもしれません。
繰り返しになりますが、通信速度にこだわる人は高い料金を払ってでもドコモ・au・ソフトバンクに残るか、格安SIMの中で速度が速い「ワイモバイル」「UQモバイル」がおすすめです。
オンライン専用ブランドのahamo・povo2.0・LINEMOの速度も速いです。
ただし、それ以外の通信速度は比較的快適です。
上記時間帯のデータ使用を回避できる人や、そもそもあまりデータ通信をしない人は料金の安いマイネオに乗り換えましょう。
通話料金が自動で半額にならない
mineoは通話料金が自動で半額になりません。
mineoでんわ(無料)に申し込み、専用のアプリから通話すれば半額の10円/30秒になりますが、端末に最初からインストールされている通話アプリでかけると半額になりません。
IIJmioなどの他社では自動プレフィックスに対応し、専用のアプリでなくても自動で半額になります。
mineoもすでに設備上は自動プレフィックスに対応しているのですが、料金は半額にならないという謎の仕様なので注意してください。
現時点では、”自動プレフィックス”対応後においても、音声通話料金(¥22/30秒)に変更はございません。
mineoでんわにご加入いただき、mineoでんわアプリから発信をいただかないと、音声通話料金が¥10/30秒にならないため、ご注意ください。
詳細:自動プレフィックスについて | mineoブログ
カウントフリー機能なし
最近では格安SIMでカウントフリーのサービスを行うキャリアが増えてきましたが、マイネオにはカウントフリーがないのがデメリットです。
カウントフリーとは、SNSや音楽ストリーミング、動画視聴によるデータ消費量をカウントしない機能です。
他の格安SIMでは、youtubeやAbemaTVが見放題になるBIGLOBEモバイルのエンタメフリーなどがあります。
ただし、マイネオのアプリでデータ通信速度を低速に切り替えれば、音楽ストリーミングやLINEなどは実質カウントフリーとなります。
また、低速時も最大1.5Mbpsで通信できる「パケット放題Plus」や使い放題プラン「マイそく」も選べます。
特に外出先でスマホで動画をたくさん見る人はパケット放題Plusかマイそくのスタンダードがおすすめです。
光回線とのセット割がない
格安スマホの中には、系列のプロバイダとのセット割引を実施しているところがあります。
ワイモバイルとソフトバンク光のセット割:おうち割や、BIGLOBEモバイルとBIGLOBE光などが有名ですね。
しかし、mineoは現在、光回線とのセット割はありません。
以前はeo光とのセット割キャンペーンがありましたが、現在では実施していません。
家族割の割引額は165円
mineoには、家族で乗り換えると料金が割引になる「家族割引サービス」があります。
割引額は1回線あたり55円/月で、音声SIMの3回線目以降は165円/月です。
家族割があるだけでもありがたいのですが、例えばワイモバイルだと1回線あたり1,188円/月なので、割引額が小さいのがデメリットのひとつです。
ただし、mineo乗り換えによるスマホ料金の節約額は非常に大きいので、節約したい人は家族で乗り換えましょう。
詳細:mineoの家族割を解説
キャリアメール使用不可
マイネオでは、「~@docomo.ne.jp」や「~@ezweb.ne.jp」といったキャリアメールの機能はありません。
キャリアメールが必要なサービスを利用している人にとっては大きなデメリットになります。
キャリアメールが使用したい人は無料のワイモバイルか、月額220円で使えるUQモバイルがおすすめです。
iPhoneでキャリア決済不可
マイネオではキャリア決済ができるのがメリットですが、これは「Google Play」のアプリ購入やアプリ内サービスでの課金にしか使えません。
iPhoneユーザーはキャリア決済が使えないのがデメリットです。
iPhoneユーザーでキャリア決済が必要な人は、キャリア決済が使える「ワイモバイル」「UQモバイル」がおすすめです。
端末価格がほぼ定価で高い
マイネオでは契約と同時にスマホ端末が買えるのがメリットですが、端末価格は他の格安SIMに比べて少々高いのがデメリットです。
他社でSIMの契約とセットなら安く買えるキャリアが多いですが、mineoの端末価格はSIMとセットでもほぼ定価です。
スマホを買い替えたい人は、mineoでスマホを買うより他で買ってSIMを差し替えた方がお得です。
Androidスマホは必ず「動作確認端末一覧」ページを確認したうえで、Amazon・楽天市場や中古スマホ店(イオシス・じゃんぱらなど)で端末のみを買いましょう。
mineoのSIMを差し替え、APN設定すれば他で買ったスマホも使えます。
購入時はSIMロック解除済みの端末を選んでください。
iPhoneはApple Storeか楽天モバイル 楽天市場店で買いましょう。
楽天モバイル楽天市場店で定期的に実施するお買い物マラソンやスーパーセールなら還元率が上がるのでApple Storeよりお得です。
他で購入したiPhoneを使う手順はこちらにまとめています。
サポート可の店舗が少ない
mineoにも店舗があるのですが、数が少なく、主要都市にしかありません。
そのため、mineoの各種手続きは、基本的にWebで自分で行うことになります。
家電量販店内に申し込みカウンターがある場合もありますが、基本的には新規契約手続きしかできません。
ドコモ・au・ソフトバンクのように故障などのトラブル時にサポートしてくれる店舗はわずかです。
WEBでの手続きは非常に簡単ですが、何か困ったことがあったときに駆け込める店舗がな少ないのは少々不安ですね。
店舗があったほうがよい人は、ワイモバイル・UQモバイルか楽天モバイルを選びましょう。
▼mineoの契約はこちら▼
マイネオの申し込みは公式サイトで
以上、mineoのメリット・デメリットの解説でした。
本文中でも解説したとおり、料金の安さがマイネオの最大の魅力です。
また、データ容量を節約したり融通しあったりする機能が豊富なため、今より安いプランに切り替えられるのもメリットのひとつですね。
マイネオの契約はマイネオ公式サイトがお得です。
契約前には必ずキャンペーン情報を確認してくださいね。