【6月】mineo／マイネオの通信速度を毎月測定中！昼は遅い？

 

 

本記事ではmineoの通信速度を実際に計測した結果をまとめています。

また、あわせてどの回線が速いか、おすすめも解説します。

 

最近はSプランの速度が速く、昼でも10Mbps以上出る日が増えてきました。

ただし夕方は少し苦手で、昼より夕方が遅いことが多いです。

 

また、6月はAプランの速度は上がったものの、DプランとSプランは遅くなりました。

特にDプランは落ち込みが大きかったので、7月にどうなるか注目です。

 

 

マイネオのDプランの速度

 

ここからは、mineoのDプラン（ドコモ回線）の通信速度を計測した結果を記載していきます。

 

※計測ができなかった場合や明らかに異常値と思われる場合には空欄にしています

 

平日朝の速度

 

まずはドコモ回線の平日朝の通信速度です。

 

＜2024年6月＞

 

朝の時間帯で最も回線が混雑する8:30は平均8.41Mbpsです。

7:00や10:00も10Mbps以下になることが多く、5月までと比べて大きく低下しました。

 

8:30は最も遅い日でも6Mbps以上出ているので使用に影響はありませんが、5月との差が大きいので不安です。

実は他のドコモ回線の格安SIM（ahamoやIIJmio）も6月に大きく速度が低下しているため、mineoというよりドコモ回線全体の問題のようです。

来月どうなるか注目しておきましょう。

 

＜2024年5月＞

 

＜2024年4月＞

 

平日昼の速度

 

つづいて、どの格安SIMも速度が最も低下するお昼の速度です。

 

＜2024年6月＞

 

一日で最も速度が低下する12:30は平均1.51Mbpsです。

最近はだんだんと速くなっていましたが、6月は大きく低下しました。

 

ただ、それでも6月の12:30は最も遅い日でも1.23Mbps出ています。

1.2Mbpsの速度があればYouTubeも標準画質で詰まらずに視聴できるので、（快適とは言えませんが）基本的にはなんでもできる速度です。

webサイトやSNSなども画像の表示は遅れるかもしれませんが、ぎりぎり使えるでしょう。

 

ただ、1～2Mbpsちょっとの日が多く、12:30以外でも同じくらいの速度の日もあり、安定性はありません。

他のドコモ回線も同様に先月までより大きく低下しているので、mineoの問題というよりドコモ回線全体の問題でしょう。

来月にどうなるか注目です。

 

なお、mineoを含め、MVNOはほとんどのキャリアが昼12:30に1Mbps前後の速度に遅くなってしまいます。

その分料金が安いのがメリットですが、速度にこだわる人はワイモバイル、UQモバイルやahamo／povo2.0／LINEMOも検討しましょう。

MVNOの中ではmineoよりIIJmioの方が少しだけ速かったのですが、最近はmineo（D）も速くなってきたため、ほとんど同じくらいかもしれません。

 

＜2024年5月＞

 

＜2024年4月＞

 

平日夕方の速度

 

つづいて、比較的速度が安定するお昼すぎ～夕方の速度です。

 

＜2024年6月＞

 

mineoのドコモ回線はほとんどが10Mbps以下で、3Mbps台の日もあります。

5月までに比べて大きく遅くなりました。

50Mbps以上出る日もあれば2Mbps台の日もあり、かなり不安定です。

 

また、帰宅ラッシュが始まって回線が混雑しだす17時も遅く、1Mbps台の日もあります。

他のドコモ回線も同様に先月までより大きく低下しているので、mineoの問題というよりドコモ回線全体の問題でしょう。

来月にどうなるか注目です。

 

なお、金曜日や祝前日の17時は低下が大きくなる傾向があるので、念のため注意してください。

 

＜2024年5月＞

 

＜2024年4月＞

 

平日夜の速度

 

最後は平日夜の速度です。

他の格安SIMのこの時間帯は、18時～19時の帰宅ラッシュ時に速度が低下し、時間がたつにつれて回復する傾向が高いです。

 

＜2024年6月＞

 

この時間で最も遅くなるのは18時ですが、6月はかなり遅いです。

1Mbps台の日も2日あり、5月に比べて大きく低下しました。

帰宅ラッシュと重なる18時～19時は注意が必要です。

 

この時間も、他のドコモ回線のキャリアも先月より大きく低下しているので、mineoの問題というよりドコモ回線全体の問題でしょう。

来月にどうなるか注目です。

 

なお、20時以降はおおむね速いです。

20時を過ぎればあとは安心して使えるでしょう。

 

＜2024年5月＞

 

＜2024年4月＞

 

Dプランの速度のまとめ

 

全体を振り返ると、マイネオのDプランは6月に大きく低下しました。

昼や夕方だけでなく、回線が混雑していないはずの昼過ぎや朝方も10Mbps以下になることが多く、速度も不安定でした。

 

他のドコモ回線のキャリアも同様に先月までより大きく低下しているので、mineoの問題というよりドコモ回線全体の問題でしょう。

来月には回復することを願うばかりです。

 

最近はmineoの3回線の中ではSプランに続く速度が出ていましたが、6月はダントツで最下位です。

7月にどうなるか注視が必要です。

 

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マイネオのAプランの速度

続いては、mineoのAプラン（au回線）の通信速度を計測した結果を記載していきます。

 

※計測ができなかった場合や明らかに異常値と思われる場合には空欄にしています

 

 

平日朝の速度

 

まずは平日朝の通信速度です。

 

＜2024年6月＞

 

他の格安SIMでは朝の通勤ラッシュと重なる8:30に速度が低下する傾向にありますが、mineo（A）は速いですね。

6/3だけ7Mbps台ですが、それ以外は十分な速度が出ています。

スマホの通信速度は3MbpsもあればYouTubeの高画質動画も快適に視聴できるので、この速度なら影響はありません。

5月までは10Mbps以下の日が多く不安定でしたが、6月はやや回復しました。

 

また、7:00と10:00も速いです。

やや不安定さは残るものの、朝方はほとんど問題ないでしょう。

 

＜2024年5月＞

 

＜2024年4月＞

 

平日昼の速度

 

続いて、1日で最も格安SIM全体の速度が遅くなる平日の昼です。

 

＜2024年6月＞

 

1日で最も回線が混雑する12:30の平均速度は2.30Mbpsです。

ただ、5日中3日は1Mbps以下で、この時間は何もできないくらいに影響が出るでしょう。

以前はもう少し速かったのですが、2024年春からは過去の遅かった頃のAプランに戻ってしまいました。

この速度では動画視聴などはもちろん、WebサイトやSNSの閲覧も苦しくなります。

 

なお、12:30以外はほぼ高速で、100Mbps以上出ている日もあります。

5月までより速くなりました。

 

ただ、それでも昼の速度はmineoの中でも最も遅いですね。

MVNOのau回線の中ではmineo（A）よりIIJmio（A）の方がやや速いですが、どちらも昼はかなり遅くなります。

MVNOはその分料金が安いのがメリットですが、速度にこだわる人はワイモバイル・UQモバイルやahamo・povo2.0・LINEMOも検討しましょう。

 

＜2024年5月＞

 

＜2024年4月＞

 

平日夕方の速度

 

続いては速度が比較的安定する夕方の速度です。

 

＜2024年6月＞

 

昼過ぎから夕方までの時間は快適で、どの時間も平均20Mbpsほど出ています。

この時間は回線の混雑も落ち着く時間なので問題なく使えるでしょう。

スマホの通信速度は3Mbpsもあれば十分なので、何でも快適に使えると思います。

 

また、平日は17時頃から帰宅ラッシュが始まり、以前はmineo（A）も17時頃から速度が低下することがあったのですが、最近は17時でも快適なことが多いです。

 

ただし、17時を過ぎると帰宅ラッシュが始まって回線が混雑しだし、速度が遅くなっていきます。

特に格安SIM全体の傾向として金曜日や祝前日は17時～20時の速度の落ち込みが大きいので注意してください。

 

＜2024年5月＞

 

＜2024年4月＞

 

平日夜の速度

 

続いては平日夜の速度です。

この時間帯は通勤ラッシュ時間帯の18時～20時に速度が低下する格安SIMが多いですが、mineoはどうでしょうか。

 

＜2024年6月＞

 

この時間帯で最も遅くなる18時ですが、遅い6/7は1.55Mbpsにまで落ち込んでいます。

最も速い日でも8Mbpsしか出ていないので、夕方は通常の使用にも影響が大きいでしょう。

特に夕方は格安SIM全体の傾向として金曜日や祝前日に速度が低下する事が多いので注意してください。

 

20時以降はほぼ快適ですが、18時～19時は我慢が必要かもしれません。

 

＜2024年5月＞

 

＜2024年4月＞

 

Aプランの速度まとめ

 

au回線の全体振り返ると、全体的な速度は5月より速くなりました。

ただしやはり昼12:30は速度が大きく低下し、1Mbps以下になることも多いです。

この時間は通常の使用にも大きな影響が出るでしょう。

 

ただ、それ以外の時間はほぼ快適でした。

4月や5月はやや不安定だったので安心はできませんが、6月の速度なら快適に使えるでしょう。

 

ただ、最近は、mineoの3回線の中ではAプランが最も遅いことが多いです。

速度にこだわる人はワイモバイル・UQモバイルやahamo・povo2.0・LINEMOも検討しましょう。

 

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マイネオのSプランの速度

最後はSプラン（ソフトバンク回線）の速度計測結果です。

 

※計測ができなかった場合や明らかに異常値と思われる場合には空欄にしています

 

 

mineoは主要なMVNOでソフトバンク回線が唯一選べるキャリアなので貴重です。

ここ数カ月はmineoの3回線の中で最も速いことが多く、昼でもほぼ快適に使えるので、速度にこだわる人はソフトバンク回線がおすすめです。

ただし、なぜか昼より夕方の方が遅くなることが多いので、夕方には注意してください。

 

平日朝の速度

 

まずは平日朝の速度計測結果です。

 

＜2024年6月＞

 

朝方で最も回線が混雑する8:30は平均17.88Mbpsです。

6月は3～5Mbps台の日があり、先月までよりかなり遅くなりました。

これまで朝方に速度が遅くなることはほとんどなかったので、驚きです。

 

なお、7:00や10:00は以前から快適です。

8:30は来月の速度がどうなるか注目しましょう。

 

＜2024年5月＞

 

＜2024年4月＞

 

平日昼の速度

 

つづいては、格安SIMの回線が最も混雑して速度が遅くなる平日昼の速度です。

 

＜2024年6月＞

 

最も回線が混雑する12:30は平均8.25Mbpsです。

4月は2Mbps以下になる日があったのですが、5月と6月は全て2Mbps以上でした。

 

2Mbpsという速度は決して十分とは言えませんが、ほとんどのことは問題なくできるでしょう。

YouTubeは標準画質なら詰まらずに視聴できますし、SNSやWebサイトの画像表示もほぼ影響がないでしょう。

 

Dプラン／Aプランと比べても、Sプランの昼は速いです。

ただ、mineo（S）でも昼は万全とは言えないので、昼でも快適に通信したい人は他キャリアを選びましょう。

速度にこだわる人はワイモバイル・UQモバイルやahamo・povo2.0・LINEMOがおすすめです。

ソフトバンク回線ならLINEMOが一番おすすめですね。

 

 

＜2024年5月＞

 

＜2024年4月＞

 

平日夕方の速度

 

続いて、比較的速度が安定する平日夕方の速度です。

この時間帯は日中では最も速い速度が出る格安SIMが多いですが、夕方で最も混雑する18時に近づくと速度が低下していくキャリアもあります。

Sプランはどうでしょうか。

 

＜2024年6月＞

 

Sプランの15時と16時は速くて全く問題ない速度です。

80Mbps以上出ている日もあり、かなり快適です。

 

また、夕方の通勤ラッシュが始まる17時はやや速度が低下しています。

最も遅い日でも5Mbps出ているので使用には影響ありませんが、帰宅ラッシュの18～19時に近づくと回線が混雑してだんだん速度が遅くなっていきます。

mineoのソフトバンク回線は特に夕方に速度低下しやすく、さらに格安SIM全体の傾向として金曜日・祝前日は夕方の速度が低下しやすいので注意してください。

 

＜2024年5月＞

 

＜2024年4月＞

 

平日夜の速度

 

最後は平日夜の速度です。

この時間の格安SIMは、帰宅ラッシュの時間帯と重なる18:00～20:00に速度が低下する傾向にありますが、Sぷらんはどうでしょうか。

 

＜2024年6月＞

 

この時間帯で最も回線が混雑する18:00は、一気に速度が低下しています。

2024年春頃までは最低限の速度は出ていたものの、4月以降に遅くなりました。

6月も最も遅い日では1.19Mbpsまで落ち込んでおり、使用にもかなり影響が出てくるでしょう。

 

特に格安SIM全体の傾向として金曜日や祝前日は夕方に速度が低下する事が多いので注意してください。

 

なお、6月は20時でも2～4Mbpsの日があります。

Sプランは昼が速いわりに夕方が苦手ですね。

20時を過ぎると混雑が解消する傾向にあるので、帰宅ラッシュと重なる18～20時頃は注意しておきましょう。

 

＜2024年5月＞

 

＜2024年4月＞

 

Sプランの速度まとめ

 

全体を振り返ると、ソフトバンク回線は通常時は快適ですが、昼と夕方は注意が必要です。

4月の昼の速度は久しぶりに2Mbpsを割り込んだものの、5月と6月は2Mbpsをキープしました。

2Mbpsあればほとんどのことは快適にできるでしょう。

 

ただ、Sプランはなぜか昼より夕方のほうが遅いことが多く、6月は全ての計測日で1Mbps台でした。

特に金曜日や祝前日は速度低下が大きいので注意してください。

 

mineoの3つの回線を比較すると、ここ数カ月はSプランが一番速いです。

ただし、4月頃からどのプランも速度が低下し、Sプランも飛びぬけて速いわけではなくなりました。

昼はSプランが最も速いですが、夕方はAプランやDプランの方が速いです。

 

mineoの中ではSプランが速いものの、どの回線でも昼や夕方は万全とは言えないので、一日中快適に使いたい人はワイモバイル・UQモバイルやahamo・povo2.0・LINEMOがおすすめです。

特にソフトバンク回線ならLINEMOが最もオススメですね。

 

 

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mineoの通信速度の評価

 

 

mineoの速度をまとめると、以下のとおりです。

 

 

どの回線でも昼12時～13時と夕方18～20時に速度が低下することがあります。

大手キャリアやキャリアのサブブランド、オンライン専用ブランドに比べると、昼や夕方の速度は遅いです。

速度にこだわる人は他社を選びましょう。

 

通常の時間帯は比較的速い

 

混雑時間帯を除いたmineoの通信速度は、Dプラン／Aプラン／Sプランともに快適です。

昼と夕方には大きく速度が落ち込みますが、どちらも低下する時間は1時間程度なのでそこさえ我慢できればあとは快適でしょう。

 

特に、昼に遅くなるキャリアは多いですが、mineoは3回線ともに夕方も速度が低下することがあります。

ここ数カ月はほとんど影響が出ないレベルの速度が出ていますが、場合によっては1Mbps前後まで低下し、お昼と同じくらい我慢が必要な日もあります。

 

昼の速度は1Mbps程度

 

回線が最も混雑するお昼の速度はやはり大きく低下します。

Aプランは1Mbps以下、Dプランは1Mbpsちょっと、Sプランは2Mbpsちょっとの日が多いです。

特にDプランとAプランの速度だとYoutubeなどの動画視聴はもちろん、WEBサイトやSNSの画像表示も苦しくなります。

特にAプランは2024年4月に昼の速度が大きく低下し、ほぼ1Mbps以下になってしまいました。

 

なお、Sプランは2022年秋以降はどんなに遅くても2Mbps以上出るようになり、10Mbps以上出ることも増えてきました。

2Mbps程度の速度があれば、YouTubeも480p画質以上で詰まらずに視聴できるレベルです。

決して速いとは言えませんが、昼12:30で2MbpsをキープできるMVNOは少ないです。

mineoの3回線の中で、昼の速度はSプランが最も速いです。

 

 

他の格安SIMでも昼12時～13時は速度が低下し、1Mbps前後に落ち込みます。

同じMVNOのIIJmioも昼は遅いです。

昼でも速度が落ちないのはワイモバイル・UQモバイルやオンライン専用ブランドのahamo・LINEMO・povo2.0くらいです。

昼の速度低下はMVNOの宿命なので、昼でも快適に使いたい人は諦めて我慢するか、ワイモバイル・UQモバイル・LINEMO・ahamoなどを選びましょう。

 

夕方にも速度が遅くなる

 

mineoはどの回線も夕方18時～19時にも速度が低下する場合があります。

帰宅ラッシュと重なって回線が混雑する影響ですね。

 

月によって変動が大きいですが、夕方18時～19時頃に1～2Mbpsまで低下することがあります。

昼ほどは低下しないのでSNSやWEBサイト閲覧は問題なくできると思いますが、夕方も注意が必要です。

特に金曜日や祝前日は速度の低下が大きいです。

 

昼が最も速いのはSプランですが、夕方はDプランやAプランより遅いこともあります。

 

mineoはどの回線がいい？

 

マイネオではドコモ・au・ソフトバンクの3キャリアの回線が選べます。

月によって変動はあるものの、ここ数ヶ月はソフトバンク回線が最も速く、次いでドコモ回線、最も遅いのはau回線のことが多いです。

ここ1年のプランの速度比較は以下のとおりです。

 

＜どのプランが速い？＞
（左から速い順）

 

最近はSプランの速度が安定しています。

昼でも最低2Mbps以上出ることが多く、ほとんどのことは問題なく操作できるでしょう。

ただし、Sプランは夕方がやや苦手で、昼より夕方18時の方が遅いこともあります。

 

また、2023年秋ごろからDプランもAプランも速くなり、差は縮まりました。

2024年4月~5月はSプランが最も速くAプランが最も遅かったのですが、6月はDプランが一気に遅くなり、S→A→Dの順になりました。

個人的には昼が最も速いSプランがおすすめですが、今はどのプランを選んでも差はわずかでしょう。

 

 

 

mineoの速度比較

 

3回線プランの速度比較

 

マイネオではドコモ・au・ソフトバンクの3キャリアの回線が選べます。

ここ1年のプランの速度比較は以下のとおりです。

 

＜どのプランが速い？＞
（左から速い順）

 

最近はSプランの速度が安定しています。

昼でも最低2Mbps以上出ることが多く、ほとんどのことは問題なく操作できるでしょう。

ただし、Sプランは夕方がやや苦手で、昼より夕方18時の方が遅いこともあります。

 

また、2023年秋ごろからDプランもAプランも速くなり、差は縮まりました。

2024年4月~5月はSプランが最も速くAプランが最も遅かったのですが、6月はDプランが一気に遅くなり、S→A→Dの順になりました。

個人的には昼が最も速いSプランがおすすめですが、今はどのプランを選んでも差はわずかでしょう。

 

 

他MVNOとの速度比較

 

私は主要な格安SIMの速度を毎月測定していますが、他の格安SIMとマイネオの速度を比較するとおおむね以下のとおりです。

 

詳細：シムラボの速度測定の記事一覧

 

キャリアのオンライン専用ブランドであるahamo・LINEMO・povo2.0と、サブブランドのワイモバイル・UQモバイルの速度は別格です。

お昼でも速度が変動せず、1日中速いです。

 

速度にこだわるならLINEMO・ワイモバイル・UQモバイル・ahamoがおすすめです。

ソフトバンク回線を選ぶならLINEMOかワイモバイル、au回線ならUQモバイル、ドコモ回線ならahamoがおすすめです。

 

 

一方、mineoは昼は1Mbps以下、夕方も2～5Mbpsに落ち込むものの、それほどスマホを使わない人にとっては問題ない速度です。

ソフトバンク回線なら遅くならない場合も増えてきました。

動画視聴・ゲームやSNSでたくさん画像を見たりする人は速度が速いキャリアを選ぶべきですが、電話・メールやLINEなどしか使わない人はmineoでも全く問題ありません。

 

mineoの速度に関する補足

 

マイそくの速度

 

mineoでは2022年からマイそくというプランが開始しました。

マイそくは最大32kbps／300kbps／最大1.5Mbps／最大3Mbpsでデータ使い放題のプランです。

ただし、時間帯やデータ使用量によって速度制限がかかります。

 

＜マイそくの4つのプラン＞

詳細：マイそく | mineo公式サイト

 

マイそくのスーパーライトは最大32kbps、ライトは最大300kbps、スタンダードは最大1.5Mbps、プレミアムは最大3Mbpsで通信できます。

ただし月～金曜日の昼12～13時は最大32kbpsに制限されます。

また、3日間で10GB以上使った場合も最大32kbpsの制限があります。（いずれもスーパーライト除く）

 

最大32kbpsだとデータ通信はほとんど何もできないので注意が必要です。

常時最大32bpsのスーパーライトは通話専用回線としてかけ放題オプションと組み合わせて使いましょう。

 

こちらの記事では他社のSIMと併用するなどの回避策も解説しています。

詳細：mineoのマイそくの詳細を解説

 

 

端末によって速度は変わる？

 

速度にこだわる人は使う端末を変えることで速度が上がる場合があります。

お昼や夕方の回線が混雑する時間はそれほど変わりませんが、回線が空いている時間帯は速くなります。

 

例えば、2021年9月にZenFone Live L1で測定したSプランのお昼の速度は以下のとおりでした。

 

＜Sプラン＞
（測定：ZenFone Live L1）

 

一方、同じ月にAQUOS Rで測定すると、12:30～13:00の混雑時間帯はほとんど変わらないものの、11:30や13:30といった回線が空いている時間は明らかに速度が向上しています。

 

＜Sプラン＞
（測定：AQUOS R）

 

これほど速度が異なるのは、AQUOS Rが「キャリアアグリゲーション」「4×4 MIMO」「256QAM」という通信速度を速める機能に対応しているからです。

これらの機種を使うと、通信速度はかなり速くなります。

Sプランだけでなく、Dプラン・Aプランも同様です。

 

ZenFone Live L1はどれにも対応していません。

 

これらの機能を搭載したスマホは価格も高く、mineoではほとんど販売していませんが、ドコモ・au・ソフトバンクで販売された高性能機種には多いです。

速度にこだわる人は、「キャリアアグリゲーション」「4×4 MIMO」や「256QAM」に対応しているドコモ・au・ソフトバンクのスマホを探してみるのも良いでしょう。

 

 

ただし、回線が混雑している時間帯はハイスペック機種でも速くなりません。

ハイスペック機種を使えば基地局と端末の間の伝達効率は向上しますが、回線混雑による速度低下は別の場所で発生しているからです。

 

回線が空いている時間はどの機種でもだいたい速いので、個人的にはそれほど気にする必要はないと思います。

 

速度が遅い・低下する時間帯

 

マイネオの速度は通常は非常に快適ですが、時間帯によっては速度が低下します。

遅くなる時間帯は主に以下の時間です。

 

 

お昼12時～13時は平日も休日もかなり速度が低下し、0.5～1Mbps程度にまで遅くなります。

1Mbps以下だとYoutubeなどの動画視聴はもちろん、SNSやWEBサイトの閲覧にも影響が出てきます。

この時間はほとんどの格安SIMが同じような速度になるので仕方がないですね。

13時過ぎまでは我慢が必要です。

 

また、夕方18時～19時にも速度が低下します。

夕方の低下は昼ほどではありませんが、1～3Mbpsくらいにまで遅くなる日もあります。

特に金曜日や祝前日は低下が激しく、17時くらいから遅くなるので注意が必要です。

 

お昼や夕方の時間帯でも快適に使いたい人は、一日中速度が速いワイモバイル・UQモバイルか、ahamo・povo2.0・LINEMOがおすすめです。

 

mineoの速度が遅くなる理由

 

前章の通り、マイネオは時間帯によって速度が遅くなります。

これには2つの理由があります。

 

回線が混雑

 

一つはたくさんの人がデータ通信をすることで回線が混雑するためです。

格安SIMがお昼休みに遅くなるのは基本的にはこの理由です。

 

高速道路をイメージしてほしいのですが、格安SIMの速度低下はお昼休みにたくさんの車が高速道路を利用することで起きる渋滞のようなものです。

ドコモ・au・ソフトバンクは高速道路を何車線も持っていますし料金所もたくさんあるので、お昼にたくさんのデータ通信が集中しても渋滞が起きることはありません。

 

しかし、格安SIMはドコモ・au・ソフトバンクの設備の一部を借りて運営しています。

車線はドコモ・au・ソフトバンクと同じなので混雑しにくいですが、出口の料金所の数がかなり少ないのです。

よって、出口の料金所で渋滞が発生し、なかなか出られずに遅延するのです。

 

 

基地局のアンテナが混雑

 

もう一つ、基地局のアンテナが混雑して速度低下が起こる場合があります。

特に電車の中や駅前などで発生しやすいです。

 

先程の高速道路の例でいうと、高速道路の入口の料金所に一気に車が流れ込むことによって渋滞が発生するイメージです。

車線は空いているのに、短時間にたくさんの車が高速道路に入ろうとすることで料金所が処理しきれずに遅延が発生します。

 

特に朝夕の電車に乗っているとデータ速度が遅くなることがありますが、これはアンテナ（=高速道路の入口の料金所）が混雑することで起きています。

 

このパターンの速度低下は格安SIMだけでなく、同じ回線を使っている大手キャリアも同じです。

mineoのDプランが遅い場合は、ドコモ本家の速度も遅くなっています。

 

 

速度を低速に切り替え可

 

mineoでは通信速度を低速に切り替えられます。

 

通常は高速で通信しますが、アプリで低速通信に切り替えると通信速度が最大200Kbpsに制限されるかわりに、データ容量を消費しないという機能です。

 

LINE・メールのやり取りや音楽ストリーミングは低速で十分ですので、この機能をうまく使えばデータ容量を節約できます。

 

 

速度制限は最大200Kbps

 

mineoはデータ容量を使い切ると最大200Kbpsに速度制限・通信制限がかかります。

 

低速モードに設定したときと同じ速度まで低下しますので、動画視聴はもちろん、WEB閲覧やSNSの画像視聴なども難しくなるでしょう。

 

速度制限解除の方法

 

速度制限がかかった場合、以下の3つの方法で速度制限を解除できます。

 

 

もっとも一般的なのはデータ容量を追加購入することです。

100MBが税込55円で追加購入できます。

2021年6月に165円から55円に値下げされたため、追加購入しやすくなりました。

 

また、mineoを契約している人が周りにいれば、パケットギフトという形でデータ容量をやり取りできます。

 

 

さらに、フリータンクという共有のデータ容量貯蔵庫から、最大1,000MBまでデータ容量を引き出せます。

 

ただし、引き出しには条件があります。

日頃から余ったデータ容量はフリータンクに入れておきましょう。

 

au回線に3日6GBの制限はある？

 

mineoのマイピタには3日で6GBの速度制限はありません。

 

以前はau回線のAプランのみ直近3日間のデータ使用量が6GBを超えると速度制限がかかっていましたが、現在はありません。

ドコモ回線にもソフトバンク回線にもないので、安心して使えます。

 

ただしパケット放題Plusとマイそくは3日間で10GB以上使うと速度制限がかかります。

 

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契約者の個人情報などは紹介者にはわかりませんので安心してください。

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以上、mineoの通信速度と速度に関する注意事項の解説でした。

 

本記事で解説したとおり、mineoの通信速度はお昼と朝・夕の通勤時間帯に急激に低下します。

ただし、それ以外はかなり快適です。

料金も安く欠点もないので、混雑する時間さえ我慢できればおすすめのキャリアです。

 

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