本記事では楽天モバイルで使えるHUAWEI P30 liteを解説します。
P30 liteは発売から時期が経過しましたが、Kirin710搭載・DSDV対応で今でも十分な性能です。
楽天モバイルでも動作確認されていますので、これから買って使うのもおすすめです。
ただし、ワイモバイル版・UQモバイル版やau版は一部使えない場合があるので注意してください。
使えるP30 liteと使えないP30 lite
HUAWEI P30 liteは大きく以下の4つに分かれます。
- SIMフリー版
- ワイモバイル版
- UQモバイル版
- au版(P30 lite Premium HWV33)
このうち、動作確認されているのはSIMフリー版のみです。
また、au版は通話・データ通信・SMSの主要機能は使えることが確認されています。
ワイモバイル版は通話ができないのでほとんど使えません。
UQモバイル版は不明ですが、おそらくau版と同じく主要機能は使えるでしょう。
<P30 liteの使用可否まとめ>
使用 | 備考 | |
---|---|---|
SIMフリー版 | ◎ | 動作確認済み |
ワイモバイル版 | × | 通話不可 |
UQモバイル版 | ◯? | au版と同じ? |
au版 | ◯ | 主要機能は使える |
SIMフリー版は動作確認済み
ビルド番号C635が対象
楽天モバイルでは、SIMフリー版のHUAWEI P30 liteの動作確認が終了しています。
ソフトウェアを最新にアップデートすれば、通話もデータ通信もテザリングも問題なく使えます。
詳細:動作確認端末一覧
家電量販店やMVNOで購入したものはSIMフリー版なので、アップデートすれば問題なく使えます。
正確に言うと動作確認されているのは製品のビルド番号がC635から始まる製品です。
これからP30 liteを買う方は、必ずSIMフリー版(ビルド番号がC635から始まる製品)を買いましょう。
アップデートが必要
ただし、SIMフリー版のP30 liteで使うには、P30 lite本体のソフトウェア・アップデートが必要です。
最新化しないと楽天モバイルでは使えない可能性があります。
ソフトウェア・アップデートはWi-Fiに接続した上で、以下の手順を踏みます。
- 「設定」メニュー
- 「システムと更新」
- 「ソフトウェア更新」
- 「更新の確認」
- 「ダウンロードしてインストール」
上記をタップしていくとダウンロードとインストールが完了し、端末が自動で再起動します。
APN設定は不要
SIMフリー版のHUAWEI P30 liteでは、ソフトウェアを最新にアップデートするとAPN設定は不要です。
楽天モバイルのSIMを挿すと自動でAPNが設定され、通話・データ通信などができるようになります。
もしSIMを差してもつながらない場合は、端末を再起動するか機内モードにして戻すとよいでしょう。
ワイモバイル版は使える?
ワイモバイルで購入したHUAWEI P30 liteは楽天モバイルで動作保証されていません。
また、楽天モバイル公式サイトの「ご利用製品の対応状況確認」をみると音声通話もできませんし、パートナーエリアでのSMSの送受信もできません。
<ワイモバイル版P30 lite>
- 音声通話:×
- データ通信:◯
- SMS(自社エリア):◯
- SMS(パートナーエリア):×
- APN自動設定:×
- 接続回線の自動切替:×
- ETWS:×
- 110/119での高精度な位置測位:×
ワイモバイル版のHUAWEI P30 liteはSIMフリーですがシングルSIMに改良されているため、音声通話ができないとなると使える場面は限られます。
動作確認されている他の機種か、P30 liteのSIMフリー版を使いましょう。
UQモバイル版は使える?
UQモバイル版のHUAWEI P30 liteは楽天モバイルで動作確認されておらず、楽天モバイル公式サイトの「ご利用製品の対応状況確認」にも記載がありません。
UQモバイル版のP30 liteはSIMフリーですが、ビルド番号はC635~ではありません。
Twitterなどで口コミを検索すると、ソフトウェアを最新にアップデートすると楽天モバイルの通話やデータ通信が使えるようになったとの口コミもあります。
ここからは個人的な予想になりますが、おそらくUQモバイル版も使えるでしょう。
au版のHUAWEI P30 lite Premium HWV33も通話・データ通信・SMS(楽天回線・パートナー回線)が使えます。
おそらくUQモバイル版のHUAWEI P30 liteも同様でしょう。
上記が正しい場合、APN自動設定・ETWS(緊急地震速報/津波警報)・110/119通話などでの高精度な位置情報測位には対応していません。
普段使いに影響はありませんが、万が一の際のリスクだけは理解しておいてください。
au版HWV33は使える?
au版のHUAWEI P30 lite Premium HWV33は楽天モバイル公式サイトの「ご利用製品の対応状況確認」に記載があり、通話・データ通信・SMSはできるようです。
<au版P30 lite Premium HWV33>
- 音声通話:◯
- データ通信:◯
- SMS(自社エリア):◯
- SMS(パートナーエリア):◯
- APN自動設定:×
- 接続回線の自動切替:×
- ETWS:×
- 110/119での高精度な位置測位:×
詳細:ご利用製品の対応状況確認
こちらも使う前に必ずソフトウェアを最新にアップデートしましょう。
音声通話・データ通信やSMSの送受信ができるようになります。
なお、au版のHUAWEI P30 lite Premium HWV33はSIMロックがかかっているため、楽天モバイルのSIMで使うためにはSIMロック解除が必要です。
auではオンラインなら無料で解除できるので、事前にロックを解除しましょう。
また、APN自動設定・ETWS(緊急地震速報/津波警報)・110/119通話などでの高精度な位置情報測位には対応していません。
普段使いに影響はありませんが、万が一の際のリスクだけは理解しておいてください。
P30 liteの設定手順
SIMフリー版
SIMフリー版は楽天モバイルで動作確認されており、APNの自動設定にも対応しています。
ただし、使用前にアップデートが必要です。
Wi-Fiに接続した上で、「設定」→「システムと更新」→「ソフトウェア更新」からアップデートしてください。
アップデートは一度で終わらない可能性もあるので、何度かやってみましょう。
最新にアップデートすると、楽天モバイルのSIMを挿しただけで自動でAPN設定が完了し、通話やデータ通信ができるようになります。
詳細:HUAWEI P30 liteのアップデート | 楽天モバイル
その他のP30 lite
au版(P30 lite Premium HWV33)とUQモバイル版・ワイモバイル版を楽天モバイルで使う場合は以下の手順が必要です。
- SIMロック解除
- ソフトウェア・アップデート
- SIMを挿入
- APN設定
SIMロック解除
まず、au版はSIMロック解除が必要です。(UQモバイル版とワイモバイル版はSIMロックがありません)
SIMロック解除の手順はこちらを参考にしてください。
システムアップデート
SIMロック解除した後は、Wi-Fiに接続した上でシステムを最新にアップデートしましょう。
アップデートは「設定」→「システムと更新」→「ソフトウェア更新」から可能です。
アップデートは一度で終わらない可能性もあるので、何度か繰り返してください。
SIM差し替え・APN設定
アップデート完了後、P30 lite本体に楽天モバイルのSIMを挿入します。
SIMを差し替えたら、APN設定が必要です。
「設定」→「無線とネットワーク」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」をたっぷします。
画面右上のメニューから新しいAPNをタップします。
次画面で、以下の項目を入力します。
<AndroidのAPN>
項目 | 入力内容 |
---|---|
APN名 | (任意) |
APN | rakuten.jp |
MCC | 440 |
MNC | 11 |
APN タイプ |
default,supl,dun |
APN プロトコル |
IPv4/IPv6 |
APNローミング プロトコル |
IPv4/IPv6 |
PDPタイプ | IPv4/IPv6 |
※APNタイプでdunが入力不可の場合、「default,supl」または「default,supl,tether」と入力
※PDPタイプは入力箇所なし
入力したAPNを保存した後、前の画面に戻り、楽天モバイルのAPNを選択します。
その後、機内モードをON→OFFにしてしばらく待てば繋がるはずです。
繋がらない場合は一度端末を再起動してください。
それでも繋がらない場合は、APN入力が誤っている可能性があります。
スペルミスがないか確認しましょう。
楽天モバイルのキャンペーン情報
楽天モバイルでは現在お得なキャンペーンを実施中です。
HUAWEI P30 lite用にSIMを契約する方は必ず下記キャンペーンを確認してください。
現在は以下の手順で契約するのが最もお得です。
- 各種キャンペーンにエントリー
- 公式サイトで契約
→初めてならマジ得フェスティバル
→2回線目以降なら紹介キャンペーン
詳細:キャンペーン・特典一覧
エントリーでポイント還元
楽天モバイル契約時には、必ず事前に以下に全てエントリーしましょう。
併用不可のキャンペーンもありますが、面倒な人はとりあえず全てにエントリーしてから楽天モバイルに申し込むのがおすすめです。
上記の中には店舗で申し込むと対象外のものがあるので、できるだけ楽天モバイル公式サイトで申し込んでください。
特に年会費・入会金無料の楽天カードを持っていない人は必ずカードを申し込みましょう。
同時に申し込めばさらに追加で楽天ポイントが還元されます。
初めてマジ得フェスティバル
エントリーが完了したら、楽天モバイルを契約します。
楽天モバイルの契約が初めてなら、12月2日朝まで実施中のマジ得フェスティバルがお得です。
楽天カード会員が楽天モバイルに初めて契約すると、楽天ポイントが20,000pt貰えます。
楽天カードをすでに持っている人は、楽天カード作成&1回利用で10,000ptが貰えるうえ、楽天モバイル契約で20,000ptが貰えるので、合計30,000ptが還元されます。
楽天カード | 特典 |
---|---|
持っている | ・楽天モバイル契約で2万pt |
持って いない |
・楽天カード作成&1回利用で1万pt ・楽天モバイル契約で2万pt |
さらに、端末セット購入した場合は他キャンペーンとも併用できます。
iPhone15やiPhone14シリーズとセットの場合、一括または24回払いなら端末価格が20,000円割引されます。
Androidスマホも同時購入で12,000ptが還元されます。
このキャンペーンは楽天モバイルのキャンペーンの中でもトップクラスにお得です。
契約を検討中の人はマジ得フェスティバル期間中の12月2日(月)朝10時までに申し込みましょう。
マジ得フェスティバルはこちらのページから申し込んだ場合のみが対象です。
必ずこちらのページから申し込みましょう。
三木谷社長の紹介キャンペーン
楽天モバイルの契約が初めてではない場合、三木谷社長の紹介キャンペーンを利用するのがお得です。
エントリーが完了したら、紹介URLにログインしましょう。
過去に契約したことがある人や2回線目以降の追加契約も、三木谷社長の紹介キャンペーンなら還元の対象です。
楽天モバイルに契約する場合は、必ず三木谷社長の紹介ページから紹介URLにログインして申し込みましょう。
新規契約と楽天モバイルのドコモ/au回線から移行は7,000ポイント、他社から乗り換えなら14,000ポイントです。
通常の紹介キャンペーンは契約が初めての人のみですが、三木谷社長のキャンペーンなら再契約や2回線目以降でも同額のポイントがもらえます。
音声SIMだけでなく、データタイプやRakuten Turboも対象です。
- 音声SIM/音声eSIM
- データタイプ
- Rakuten Turbo
- 2回線目以降、追加契約
<紹介キャンペーンの還元額>
紹介された人が 貰えるポイント |
|
---|---|
新規契約 (新しい番号で契約) |
7,000P |
楽天MVNO から移行 |
7,000P |
他社から乗り換え (MNP) |
14,000P |
一般ユーザーの紹介の場合、新規契約とMVNOから移行は6,000ポイント、他社から乗り換えは13,000ポイントなので、三木谷社長の紹介キャンペーンの方がお得です。
契約時は三木谷社長の紹介キャンペーンのページにアクセスし、「お申し込みはこちら」をタップして自分の楽天IDでログインすればこれでエントリーは完了です。
ログインした翌々月までに契約すれば特典の対象になるので、すぐに申し込む必要はありません。
ただし、家族や親戚に楽天モバイルの契約者がいる場合はそちらの紹介で申し込んだ方がお得です。
三木谷社長の紹介キャンペーンの詳細や注意点はこちらにまとめています。
その他キャンペーン一覧はこちらにまとめています。
P30 liteの購入はこちら
以上、HUAWEI P30 liteを楽天モバイルで使う手順の解説でした。
楽天モバイルで動作確認されているP30 liteは、SIMフリー版のみです。
家電量販店やMVNO、Amazonなどで買えるP30 liteはSIMフリー版ですが、中古スマホ店などで買う場合には必ず製品のビルド番号を確認してから購入しましょう。
P30 liteの購入はこちらからどうぞ!
これから楽天モバイルのSIMを契約される方は必ずキャンペーン情報を確認しましょう。
料金無料以外にも常時お得なキャンペーンを実施しています。