本記事では楽天モバイルで発売されたAndroidスマホ「OPPO Reno7 A CPH2353」のレビューとスペックを解説します。
後継機「OPPO Reno9 A」が発売されて楽天モバイル公式サイトでは終売になりましたが、中古で買って使うのもオススメです。
楽天モバイル版OPPO Reno7 Aの価格
最新の在庫状況/在庫切れ情報
OPPO Reno7 Aは楽天モバイル公式サイトや楽天モバイル楽天市場店では終売になりました。
現在販売中の端末はこちらにまとめています。
端末のみを買う方法
OPPO Reno7 Aは中古なら本体のみで安く買えます。
発売から時期が経過し、楽天市場や中古スマホ店(イオシスやじゃんぱらなど)でも在庫が豊富になりました。
価格の安い中古品はもちろん、未使用品も端末のみで安く購入できます。
フリマアプリで買うよりも安心なので、ぜひ探してみてください。
ただし、OPPO Reno7 Aは楽天モバイル以外にSIMフリー版(公開市場版)・au・UQモバイル・ワイモバイル版も発売されており、仕様が異なります。
どれも楽天モバイルで使えますが、次章で解説する楽天モバイル版OPPO Reno7 Aの違いをよく理解したうえで買いましょう。
楽天モバイルのSIMをメインで使う場合は楽天モバイル版かSIMフリー版がおすすめです。
中古のOPPO Reno7 Aを購入
OPPO Reno7 Aは中古でも安く買えます。
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ただし、OPPO Reno7 Aは楽天モバイル以外にSIMフリー版(公開市場版)・au・UQモバイル・ワイモバイル版も発売されており、仕様が異なります。
どれも楽天モバイルで使えますが、次章で解説する楽天モバイル版OPPO Reno7 Aの違いをよく理解したうえで買いましょう。
楽天モバイルのSIMをメインで使う場合は楽天モバイル版かSIMフリー版がおすすめです。
楽天版OPPO Reno7 Aの違い
SIMフリー・au・UQ・ワイモバイルでも発売
OPPO Reno7 Aは楽天モバイルだけでなく、SIMフリー版(公開市場版)・au・UQモバイル・ワイモバイル版も発売されました。
au版とUQモバイル版は同じ仕様です。
家電量販店やMVNO各社で発売されるSIMフリー版と楽天モバイル版は同じ仕様です。
au/UQモバイル/ワイモバイル版はSIMフリー版・楽天モバイル版と一部仕様が異なります。
楽天版とSIMフリー版の違い
楽天モバイル版とSIMフリー版(型番:CPH2353)は同じ仕様です。
どちらもSIMロックはかかっておらず、SIMスロットはnano SIM×2+ eSIMです。(nano SIM+nano SIMか、nano SIM+eSIMの組み合わせのみ可能)
対応バンドも全く同じです。
なお、楽天モバイル版は楽天関連のアプリが最初からインストールされています。
Rakuten Linkやmy楽天モバイルなどを除くと、不要なアプリはアンインストールできるので気にする必要はありません。
SIMフリー版も楽天モバイルで使えますし、楽天モバイル版も他社で使えます。
ただしどちらもドコモ5Gのn79のみ非対応なので、ドコモ回線のSIMは他機種の方がおすすめです。
楽天版とau版・UQ版の違い
OPPO Reno7 Aはau・UQモバイルでも発売されました。
au版とUQモバイル版は同じ仕様です。
楽天モバイル版とau/UQ版の違いは以下のとおりです。
au版 UQモバイル版 |
楽天モバイル版 | |
---|---|---|
SIMロック | なし | なし |
SIM スロット |
nanoSIM+eSIM | nano SIM×2 + eSIM |
楽天モバイル版もau/UQ版もSIMロックのないSIMフリー端末です。
最大の違いはSIMスロットです。
au版・UQモバイル版はnanoSIM+eSIMですが、楽天モバイル版はnanoSIM×2に加えてeSIMも使えます。
(nano SIM+nano SIMか、nano SIM+eSIMの組み合わせのみ可能)
- 楽天モバイル版:nanoSIM×2+eSIM
※「nano SIM×2」か「nanoSIM+eSIM」 - au版/UQモバイル版:nanoSIM+eSIM
au版・UQモバイル版もデュアルSIMに対応していますが、2枚のSIMを併用する場合はどちらかをeSIMにしなければなりません。
eSIMは機種変更(他機種への移行)が面倒な場合もあり、nanoSIM×2も選べる楽天モバイル版の方が便利です。
なお、対応バンドは楽天モバイル版もau版・UQモバイル版も同じです。
詳しくは各キャリアの動作確認端末一覧を確認してほしいのですが、おそらく4キャリアのいずれのSIMでも使えるでしょう。
ただし、楽天モバイル版もau版/UQモバイル版もドコモの5Gバンドのうちn79には非対応なので、ドコモの5Gを使いたい方は他の機種を検討してください。
ワイモバイル版との違い
OPPO Reno7 Aはワイモバイルでも発売されました。
楽天モバイル版とワイモバイル版の違いは以下のとおりです。
ワイモバイル版 | 楽天モバイル版 | |
---|---|---|
SIMロック | なし | なし |
SIM スロット |
nanoSIM+eSIM | nano SIM×2 + eSIM |
楽天モバイル版もワイモバイル版もSIMロックのないSIMフリー端末です。
最大の違いはSIMスロットです。
ワイモバイル版はnanoSIM+eSIMですが、楽天モバイル版はnanoSIM×2に加えてeSIMも使えます。
(nano SIM+nano SIMか、nano SIM+eSIMの組み合わせが可能)
- 楽天モバイル版:nanoSIM×2+eSIM
※「nano SIM×2」か「nanoSIM+eSIM」 - ワイモバイル版:nanoSIM+eSIM
ワイモバイル版もデュアルSIMに対応していますが、2枚のSIMを併用する場合はどちらかをeSIMにしなければなりません。
eSIMは機種変更(他機種への移行)が面倒な場合もあり、nanoSIM×2も選べる楽天モバイル版の方が便利です。
なお、対応バンドは楽天モバイル版もワイモバイル版も同じです。
詳しくは各キャリアの動作確認端末一覧を確認してほしいのですが、おそらく4キャリアのいずれのSIMでも使えるでしょう。
ただし、楽天モバイル版もワイモバイル版もドコモの5Gバンドのうちn79には非対応なので、ドコモの5Gを使いたい方は他の機種を検討してください。
どれがおすすめ?
前章までのとおり、楽天モバイル版とSIMフリー版・au/UQモバイル版・ワイモバイル版のOPPO Reno7 Aの違いはSIMスロットのみです。
中古スマホ店などで端末のみを買う場合、1台の端末で2枚のSIMを併用する方で「eSIMを使いたくない」という方はSIMフリー版か楽天モバイル版を購入しましょう。
また、価格が同じならSIMフリー版か楽天モバイル版がおすすめです。
ただし、au版・UQモバイル版・ワイモバイル版もeSIMを使えば2枚のSIMを併用できます。
またほとんどの方はSIMカードを1枚しか使わないと思うので、その場合はどれを買っても構いません。
中古市場ではSIMフリー版の価格が最も高くなり、au版・UQモバイル版・ワイモバイル版が安くなると思います。
そのため、SIMを1枚しか使わない方やeSIMを使える方はあえてau版・UQモバイル版・ワイモバイル版を選ぶのも賢い選択だと思います。
OPPO Reno7 A CPH2353の対応バンド
CPH2353の対応バンド/周波数一覧
楽天モバイル版のOPPO Reno7 A CPH2353の対応バンドは以下のとおりです。
- 5G:n3/n28/n41/n77/n78
- 4G/LTE:B1/3/4/5/8/12/17/18/19/26/28/38/40/41/42
- 3G:B1/4/5/6/8/19
ドコモ回線で使える?
OPPO Reno7 A CPH2353はドコモ回線でも使えますが、5Gのデータ通信には注意が必要です。
ドコモ回線で使用する4G/LTEのバンドは1・3・19です。
楽天モバイル版のOPPO Reno7 Aは1・3・19の全てに対応しています。
おそらく間違いなくVoLTEにも対応しているでしょう。
よって、OPPO Reno7 Aはドコモ・ahamoやドコモ回線の格安SIMでも通話や4Gによるデータ通信ができます。
ただし、5Gのデータ通信には注意が必要です。
ドコモが使う主要な5Gバンドはn78・n79ですが、楽天モバイル版のOPPO Reno7 Aはn79に非対応です。
n78には対応しているのでエリアによっては使えますが、あまり期待できません。
OPPO Reno7 AはSIMフリー版も他社版も全てn79に非対応なので、ドコモの5Gを使う場合には他機種を選びましょう。
ソフトバンク/ワイモバイル可
ソフトバンク・ワイモバイル回線で使う4G/LTEのバンドは1・3・8ですが、OPPO Reno7 A CPH2353はすべて対応しています。
5Gバンドのn77にも対応しているので、ソフトバンク・ワイモバイル・LINEMOなどの5Gも使えます。
よって、楽天モバイル版のOPPO Reno7 Aはソフトバンク・ワイモバイル・LINEMOやソフトバンク回線を使った格安SIMでも問題なく使えます。
au回線・au VoLTE対応
OPPO Reno7 Aはau回線で使えます。
OPPO Reno7 Aはau回線の4Gバンド(1・18・26)と5Gのn77/n78の全てに対応しています。
また、au VoLTEにも対応しています。
よってau・povo・UQモバイルやau回線を使った格安SIMでも4G/5Gが使えます。
他社版は使えない機能も
OPPO Reno7 Aは楽天モバイル以外にau版・UQモバイル版・ワイモバイル版とSIMフリー版(公開市場版)が発売されました。
OPPO Reno7 Aはどこで購入したものでも楽天モバイルの主要な4G/5Gバンドに対応しており、音声通話・データ通信やSMSは問題なく使えます。
ただし、au版・UQモバイル版・ワイモバイル版はAPN自動設定やETWS(緊急地震速報、津波警報の受信)などの細かい機能には非対応です。
普段使いには問題ありませんが、万が一の際には注意が必要です。
楽天モバイル版とSIMフリー版(公開市場版)は全機能に対応しているので、楽天モバイルをメインで使う場合には楽天モバイル版かSIMフリー版を使いましょう。
端末のみを買う場合は楽天モバイル版かSIMフリー版を選んで購入してください。
OPPO Reno7 A CPH2353のレビュー
CPH2353のスペック一覧
OPPO Reno7 A CPH2353のスペック詳細は以下のとおりです。
スペック | |
---|---|
本体 サイズ |
幅74mm 高さ160mm 厚さ7.6mm |
本体の 重さ |
約175g |
画面 サイズ |
約6.4インチ |
解像度 | 2,400 × 1,080 (フルHD+) |
バッテリー 容量 |
4,500mAh |
搭載 OS |
Android 11 |
CPU | Snapdragon695 5G (オクタコア) 2.2+1.8GHz |
メモリー (ROM) |
128GB |
メモリー (RAM) |
6GB |
対応外部 メモリ |
microSDXC (最大1TB) |
有効画素数 (メインカメラ) |
4,800万(標準) 800万(超広角) 200万(マクロ) |
有効画素数 (サブカメラ) |
1,600万画素 |
USB 端子 |
USB Type-C |
詳細:OPPO Reno7 Aのスペック | 楽天モバイル公式サイト
楽天版OPPO Reno7 Aの発売日
楽天モバイルにおけるOPPO Reno7 Aの発売日は2022年6月30日(木)です。
au・UQモバイル・ワイモバイルや家電量販店・MVNOでは6月23日(木)発売なので、他より1週間遅れての発売でした。
OPPO Reno7 Aの型番
楽天モバイルおけるOPPO Reno7 Aの型番はCPH2353です。
SIMフリー版の型番と同じですね。
なお、他社版の型番は以下のとおりです。
- 楽天モバイル版:CPH2353
- au版:OPG04
- UQモバイル版:OPG04
- ワイモバイル版:A201OP
- SIMフリー版:CPH2353
本体カラー・色
OPPO Reno7 Aの本体カラーは「ドリームブルー」「スターリーブラック」の2色です。
シムラボで購入したのは「ドリームブルー」です。
薄い水色で、光の当たり具合によって反射の仕方が変わります。
OPPO Reno7 A本体の外観
OPPO Reno7 Aのドリームブルーの外観はこんな感じです。
本体左側面にはSIMスロットと音量ボタンがあります。
側面は湾曲ではなく角がある平面があるデザインで、iPhone13に近いです。
本体右側面は電源ボタンです。
Googleアシスタントボタンはありません。
本体上面には何もありません。
本体底面にはUSB端子(USB Type-C)・3.5mmイヤホンジャック・スピーカーがあります。
スピーカーはモノラルスピーカーです。
アウトカメラは3眼です。
その横にはおサイフケータイのセンサーがあります。
カメラの出っ張りは控えめ(硬貨1枚程度)ですが、それでも平面に置くとやや浮きます。
平面においた状態で画面をタップするとガタガタしますし、カメラ部分に傷が集中しやすいのでスマホケースを使うのがおすすめです。
5G対応
楽天モバイルのOPPO Reno7 Aは5G対応のAndroidスマホです。
楽天モバイルの料金プランは5Gに対応しており、エリア内では追加料金無しで5Gが使えます。
まだまだ5Gエリアは狭いのであまり気にする必要はありませんが、OPPO Reno7 Aを使っている方は楽天モバイルの5Gエリアが広がれば5Gが使えるようになります。
私も都内で楽天モバイルのSIMを使っていますが、5G表記になる事が増えてきました。
まだまだメリットはありませんが、もう少し待てば5Gがメインになるでしょう。
CPH2353はSIMフリー
楽天モバイルで発売されたOPPO Reno7 AはSIMフリー(シムフリー)です。
OPPO Reno7 Aを含め、楽天モバイルで販売されたスマホは全てSIMロックがかかっていません。
SIMロックはかかっていないので、購入時から他社のSIMを入れてAPN設定すれば問題なく使えます。
OPPO Reno7 Aはドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの全キャリアの4Gバンドに対応していますので、他社でも使えます。
au・ソフトバンク回線なら5Gも使えるでしょう。
ただし、ドコモ5Gのn79には非対応なので注意してください。
6.4インチの大画面
OPPO Reno7 Aのディスプレイは6.4インチです。
比較的大きめの画面なので、文字を大きく表示したい方や動画をよく観る方・ゲームをする方にもおすすめです。
画面は大きめですが、ベゼル(フチ)がほとんどなくインカメラもパンチホールカメラなので本体サイズはそれほど大きく感じません。
また、画面サイズの割に本体は175gと軽めなので、長時間持っていても疲れにくいと思います。
リフレッシュレート90Hz
OPPO Reno7 Aのリフレッシュレートは最大90Hzです。
1秒間に90枚の画像で表示できますので、画面はなめらか快適です。
個人的には気にしませんが、特にゲームをする方には嬉しい機能ですね。
なお、リフレッシュレートは「設定」→「ディスプレイと明るさ」→「画面リフレッシュレート」から設定が変更できます。
90Hzにすると画面動作がきれいになりますがバッテリー消費が少し早くなるので、不要な方は60Hzにしておいてもよいでしょう。
nanoSIM+eSIMのDSDV対応
OPPO Reno7 Aは2枚のnanoSIMに加えてeSIMが使えます。
eSIMも含めるとトリプルスロットということですね。
もちろんDSDVにも対応しています。
▼nanoSIMは2枚同時に挿入可▼
(SDカードとSIM2は排他)
▼さらにeSIMも使用可▼
SIMスロットはeSIMも含めると3つありますが、3枚のSIMを同時に使うことはできません。
「nanoSIM+nanoSIM」か、「nanoSIM+eSIM」のどちらかです。
2枚のSIMを同時に入れておけば、仕事用とプライベート用の電話番号を1台のスマホで使い分けたり、通話用とデータ通信用で契約キャリアを分けることもできます。
CPUはSnapdragon695 5G
OPPO Reno7 Aに搭載されているチップセットは、Snapdragon695 5Gです。
シムラボでもベンチマークを測定しましたが、aututuの総合ベンチマークスコアは約38.5万でした。
これだけのスコアがあれば十分でしょう。
ちなみに前作OPPO Reno5 AはSnapdragon765G+6GBメモリーで37万ちょっとでした。
Snapdragonは600番台ですが、性能はOPPO Reno7 Aの方がわずかに高いようです。
RAMは6GB/ストレージ128GB
OPPO Reno7 Aのメモリー(RAM)は6GB、ストレージは128GBです。
これだけあれば十分ですね。
ストレージ容量は初期状態で22.6GBほど埋まっており、空きは105GBほどでした。
また、ストレージ容量はSDカードで最大1TB増設可能です。
CPH2353はSDカード挿入可
OPPO Reno7 Aは最大1TBのマイクロSDカードを挿入することでストレージ容量を増やせます。
ストレージ容量は128GBありますが、足りない方はマイクロSDカードを使用しましょう。
ただし、SDカードスロットは2枚目のSIMスロットと同じ場所にあり、同時に使うことはできません。
2枚のSIMとSDカードを同時に使う場合は、nanoSIM+eSIM+SDカードの組み合わせにする必要があります。
▼nanoSIMは2枚同時に挿入可▼
(SDカードとSIM2は排他)
バッテリー容量は4500mAn
OPPO Reno7 Aのバッテリー容量は4,500mAhです。
前作OPPO Reno5 Aは4,000mAhでしたので、バッテリー容量は増えています。
本体は軽くなっているのにバッテリーが増えているのは嬉しいですね。
スペック表上は連続通話時間も連続待受時間も大きく伸びています。
OPPO Reno7 A |
OPPO Reno5 A |
|
---|---|---|
バッテリー | 4,500mA | 4,000mAh |
急速充電 | 18W | 18W |
連続通話 時間(LTE) |
約32.5時間 | 約24時間 |
連続待受 時間(LTE) |
約440時間 | 約350時間 |
端末は18Wの急速充電に対応していますが、充電器やケーブルはありません。
お持ちでない方は自身で対応の充電器の購入が必要です。
3眼レンズカメラ搭載
OPPO Reno7 Aのアウトカメラは4つのレンズを搭載しています。
4,800万画素のメインレンズに加え、800万画素の超広角レンズと200万画素のマクロレンズがあります。
- 4,800万画素(広角)
- 800万画素(超広角)
- 200万画素(マクロ)
インカメラは1,600万画素で、画面内の小さな穴で撮影できるパンチホール式です。
CPH2353のカメラレビューと写真
この章では、OPPO Reno7 Aで私が実際に撮影した写真を記載します。
まずは風景写真です。
撮影したのは夕方でしたが、きれいに撮影できています。
最近のスマホのカメラはエントリーモデルでも性能が向上しているため、普通の写真ではそれほど差がつきません。
ただ、個人的には少し白っぽく写っているようにも思います。
OPPO Reno7 Aには超広角レンズも搭載しています。
大自然や広い範囲を撮影したい場合は倍率を0.6倍にして超広角モードに切り替えましょう。
OPPO Reno7 Aは最大6倍までズームできます。
2倍ズームは十分きれいです。
5倍になると少し看板の文字がぼやけますが、それでも十分きれいです。
5倍で撮影する機会はあまり多くないと思いますが、5倍くらいまでは十分きれいに撮影できるでしょう。
ちなみに、私がメインで使っているGoogle Pixel 5の5倍ズームはこちら。
発売時の価格はPixel 5の方が断然高いですが、あまり差は感じません。
Pixelシリーズのカメラは高性能と好評なのですがOPPO Reno7 Aも負けていませんね。
最後はカメラの性能差が出やすい夜景の写真です。
まずは通常モードで撮影した夜景です。
十分きれいだと思いますが、暗い部分や遠方のネオンはややぼやけていますね。
夜景モードに切り替えるとさらにきれいに撮影できます。
ホーム上の明るい部分の鮮明さは通常モードとそれほど変わりませんが、暗い部分や遠方のネオンはこちらのほうがはっきり鮮明に写っていますね。
夜景モードはワンタッチで切り替えられるので切り替えて撮影しましょう。
ちなみに、私が普段使っているGoogle Pixel 5で撮った夜景はこちらです。
ホーム上の明るい部分も鮮明ですし、遠くもはっきり写っています。
通常の写真はそれほど差がありませんでしが、夜景はやはりハイスペック機種の方がきれいですね。
全体的な評価として、OPPO Reno7 Aのカメラ性能は十分です。
普段使いならかなりきれいに撮影できるでしょう。
ただ、個人的には通常の写真はやや白っぽくなるのが気になりました。
この点はアップデートでいずれ改善するかもしれません。
また、夜景は前作OPPO Reno5 Aの方がややきれいな気がします。
カメラのレンズ数・画素数もOPPO Reno5 Aの方が高いので、カメラにこだわる方はあえて前作OPPO Reno5 Aを選んでも良いかもしれません。
ただし差は僅かなので、自分ならバッテリーやCPU性能が向上したOPPO Reno7 Aを選ぶと思います。
イヤホンジャックあり
OPPO Reno7 Aには本体下部に3.5mmイヤホンジャックがあります。
有線でイヤホンやヘッドフォンを繋げられるのはメリットですね。
モノラルスピーカー
OPPO Reno7 Aのスピーカーはモノラルです。
ステレオスピーカーではありません。
USB端子はUSB Type-C
OPPO Reno7 AのUSB端子はUSB Type-Cです。
ただしACアダプタやUSBケーブルは付属していません。
CPH2353のベンチマークスコア
シムラボでも端末を購入してベンチマークを測定しました。
OPPO Reno7 AのSoCはSnapdragon695 5G、メモリーRAMは6GBです。
antutu
antutu(V9.4.0)で測定したOPPO Reno7 Aの総合ベンチマークスコアは約38.5万でした。
Snapdragon765Gを搭載した前作OPPO Reno5 Aは37.7万でしたので、OPPO Reno7 Aの方が少しだけ高いですね。
これだけあれば性能は十分です。
かなり重い3Dゲームをする方以外は全く問題ないでしょう。
Geekbench
Geekbench 5によるOPPO Reno7 Aのベンチマークスコアはシングル:685、マルチ:1877でした。
私も数日間に渡ってOPPO Reno7 Aを使いましたが、WEBサイトやSNSの閲覧、アプリの使用においては全く問題ない処理速度でした。
普段使っているPixel 5とも遜色なく、ストレスを感じることはありません。
一方で、スマホをそれほど使わない人は価格の安い他機種でも十分です。
自身の使い方にあわせて決めましょう。
OPPO Reno7 Aの付属品一覧
CPH2353の付属品・同梱品一覧
OPPO Reno7 Aの付属品は以下のとおりです。
<OPPO Reno7 Aの付属品>
- SIMピン
- 保護フィルム(貼付済)
- クリアケース
- 説明書/マニュアル
クリアケースも付属しており、画面には保護フィルムが最初から貼付されています。
ただし、充電器・ACアダプタやUSBケーブルは付属していません。
充電器の付属なし
OPPO Reno7 AにはACアダプタ・ケーブルは付属・同梱されていません。
ACアダプタやUSBケーブルをお持ちでない方は自身で購入が必要です。
CPH2353のスマホケース
OPPO Reno7 Aにはスマホケースが付属しています。
ただし、付属のスマホケースは簡易的なクリアケースです。
手帳型のケースや他の色・デザインを使いたい方は自身でスマホケースを買いましょう。
なお、OPPO Reno7 Aは指紋・傷は目立ちにくいものの、カメラ部分の出っ張りもあるのでケース無しでの使用はおすすめしません。
CPH2353の画面保護フィルム
OPPO Reno7 Aは出荷時点で画面フィルムが貼り付けられています。
そのため、特段こだわりがなければ自身でフィルムを買う必要はありません。
ただし強度の高いガラスフィルムや指紋がつかないフィルム・覗き見防止フィルムなどが欲しい方は自身で買いましょう。
楽天版OPPO Reno7 Aの便利機能
CPH2353の搭載便利機能一覧
OPPO Reno7 Aに搭載されている便利機能は以下のとおりです。
有無 | |
---|---|
防水 | ○ |
防塵 | ○ |
ワンセグ | – |
おサイフケータイ | ○ |
指紋認証 | ○ |
顔認証 | ○ |
ワイヤレス充電 | – |
詳細:OPPO Reno7 Aのスペック | 楽天モバイル公式サイト
指紋認証・顔認証対応
OPPO Reno7 Aには指紋認証センサーも顔認証も搭載されています。
マスクを付けていることが多い最近では、特に指紋認証があるのは嬉しいですね。
指紋認証センサーは画面内指紋認証です。
前作OPPO Reno5 Aは背面にセンサーがありましたが、今作は画面内認証になりました。
防水・防塵対応
OPPO Reno7 Aは防水・防塵に対応しています。
防水はIPX8、防塵はIP6Xというレベルで、水濡れ等による故障のリスクは低いでしょう。
おサイフケータイ対応
OPPO Reno7 Aはおサイフケータイに対応しています。
最近はキャッシュレスが推進されていますのでおサイフケータイが搭載されているのは嬉しいですね。
おサイフケータイのセンサーは本体裏面のカメラの横辺りにあります。
ワンセグ・フルセグ非対応
OPPO Reno7 Aはワンセグ・フルセグには対応していません。
ワイヤレス充電非対応
OPPO Reno7 Aはワイヤレス充電・Qiには非対応です。
OPPO Reno7 AとReno5 Aの違い
楽天モバイルではOPPO Reno5 Aも発売されていました。
OPPO Reno5 Aとの比較
OPPO Reno7 AとOPPO Reno5 Aの比較表は以下のとおりです。
OPPO Reno7 A |
OPPO Reno5 A |
|
---|---|---|
サイズ | 高さ:160mm 幅:74mm 厚さ:7.6mm |
高さ:162mm 幅:75mm 厚さ:8.2mm |
重さ | 175g | 182g |
画面サイズ | 6.4インチ | 6.5インチ |
リフレッシュ レート |
最大90Hz | 最大90Hz |
バッテリー | 4,500mA | 4,000mAh |
急速充電 | 18W | 18W |
連続通話 時間(LTE) |
約32.5時間 | 約24時間 |
連続待受 時間(LTE) |
約440時間 | 約350時間 |
SIM | nanoSIM×2 +eSIM |
nanoSIM +eSIM |
CPU | Snapdragon 695 5G |
Snapdragon 765G |
メモリー | 6GB/128GB | 6GB/128GB |
antutu スコア |
38.4万? | 37.7万 |
アウト カメラ |
4,800万(広角) 800万(超広角) 200万(マクロ) |
6,400万(標準) 800万(超広角) 200万(マクロ) 200万(深度) |
インカメラ | 1,600万 | 1,600万 |
防水/防塵 | IPX8/IP6X | IPX8/IP6X |
指紋/顔認証 | ◯/◯ | ◯/◯ |
おサイフ ケータイ |
◯ | ◯ |
大きな違いは4点
OPPO Reno7 AとOPPO Reno5 Aの主な違いは以下の4点です。
- 5Aよりも薄く軽くなった
- バッテリーの持ちが良くなった
- nanoSIM×2+eSIMに
- カメラは5Aの方が高画素、レンズ数も多い
本体は薄く・軽くなった
OPPO Reno7 AはOPPO Reno5 Aよりも薄く・軽くなりました。
重さは7gしか変わりませんが、厚さは0.6mmも薄くなっています。
バッテリー容量は増えているので、この点は良い進化ですね。
バッテリーはより長持ち
また、バッテリー容量は4,000mAh→4,500mAhに増えました。
連続通話時間・連続待受時間も増えており、バッテリーの持ちはOPPO Reno7 Aの方が良いです。
本体は薄く・軽くなったのにバッテリーの持ちが良くなった点は高評価ですね。
nanoSIMが2スロットに
OPPO Reno5 AはnanoSIM+eSIMのデュアルSIMでしたが、楽天モバイル版のOPPO Reno7 AはnanoSIM×2とeSIMが使えます。
- Reno7 A:nanoSIM×2 + eSIM
- Reno5 A:nanoSIM + eSIM
といっても3つのSIMで同時に待ち受けができるわけではなく、nanoSIM+nanoSIMか、nanoSIM+eSIMの組み合わせです。
OPPO Reno5 AはnanoSIM+eSIMのデュアルSIMなので、2枚のSIMを同時に使う場合はどちらかを必ずeSIMにする必要がありました。
楽天モバイルのeSIMは使いやすいですが、他社のeSIMは使いやすいとは言いづらい状態です。
物理SIMを2枚同時に使えるのは大きなメリットですね。
カメラはReno5 Aが高性能?
一方、カメラはスペック表上ではOPPO Reno5 Aの方が良いです。
OPPO Reno7 Aのアウトカメラは深度測定用レンズがなくなり、3眼になりました。
また、メインレンズの画素数も6400万画素から4800万画素になりました。
深度測定用レンズは実際に撮影できるわけではないので影響は少ないですが、メインレンズの画素数が小さくなったのはやや気になりますね。
ただ、画素数が高い・レンズ数が多い=きれいな写真が撮影できるというわけではありません。
シムラボでも実際に撮影してみましたが、ややReno5 Aの方がきれいかなとは思うものの、大きな違いを感じられるほどの性能差はないと思います。
SoCの性能はほぼ同じ
OPPO Reno7 Aに搭載されているCPU(SoC)はSnapdragon695 5G、Reno5 AはSnapdragon765Gです。
数字はReno5 Aの方が大きいですが、Snapdragon695 5Gの方があとに開発されたSoCなので性能はやや高いです。
実際に測定したaututuの総合ベンチマークスコアを比較すると、OPPO Reno7 Aは約38.5万、OPPO Reno5 Aは37.7万でした。
ややOPPO Reno7 Aの方が高いですが、この程度の差ならほぼ同じ性能と言ってよいでしょう。
自分ならOPPO Reno7 Aを買うと思いますが、カメラにこだわる方は、価格次第ではあえてOPPO Reno5 Aを買ってもよいと思います。
CPH2353の購入/機種変更はこちら
以上、楽天モバイルで発売のOPPO Reno7 A CPH2353について解説しました。
OPPO Reno7 Aは楽天モバイルでの販売が終了しましたが、中古ならまだ購入できます。
購入はこちらからどうぞ!
OPPO Reno7 A CPH2353の対応バンド
CPH2353の対応バンド/周波数一覧
楽天モバイル版のOPPO Reno7 A CPH2353の対応バンドは以下のとおりです。
- 5G:n3/n28/n41/n77/n78
- 4G/LTE:B1/3/4/5/8/12/17/18/19/26/28/38/40/41/42
- 3G:B1/4/5/6/8/19
ドコモ回線で使える?
OPPO Reno7 A CPH2353はドコモ回線でも使えますが、5Gのデータ通信には注意が必要です。
ドコモ回線で使用する4G/LTEのバンドは1・3・19です。
楽天モバイル版のOPPO Reno7 Aは1・3・19の全てに対応しています。
おそらく間違いなくVoLTEにも対応しているでしょう。
よって、OPPO Reno7 Aはドコモ・ahamoやドコモ回線の格安SIMでも通話や4Gによるデータ通信ができます。
ただし、5Gのデータ通信には注意が必要です。
ドコモが使う主要な5Gバンドはn78・n79ですが、楽天モバイル版のOPPO Reno7 Aはn79に非対応です。
n78には対応しているのでエリアによっては使えますが、あまり期待できません。
OPPO Reno7 AはSIMフリー版も他社版も全てn79に非対応なので、ドコモの5Gを使う場合には他機種を選びましょう。
ソフトバンク/ワイモバイル可
ソフトバンク・ワイモバイル回線で使う4G/LTEのバンドは1・3・8ですが、OPPO Reno7 A CPH2353はすべて対応しています。
5Gバンドのn77にも対応しているので、ソフトバンク・ワイモバイル・LINEMOなどの5Gも使えます。
よって、楽天モバイル版のOPPO Reno7 Aはソフトバンク・ワイモバイル・LINEMOやソフトバンク回線を使った格安SIMでも問題なく使えます。
au回線・au VoLTE対応
OPPO Reno7 Aはau回線で使えます。
OPPO Reno7 Aはau回線の4Gバンド(1・18・26)と5Gのn77/n78の全てに対応しています。
また、au VoLTEにも対応しています。
よってau・povo・UQモバイルやau回線を使った格安SIMでも4G/5Gが使えます。
他社版は使えない機能も
OPPO Reno7 Aは楽天モバイル以外にau版・UQモバイル版・ワイモバイル版とSIMフリー版(公開市場版)が発売されました。
OPPO Reno7 Aはどこで購入したものでも楽天モバイルの主要な4G/5Gバンドに対応しており、音声通話・データ通信やSMSは問題なく使えます。
ただし、au版・UQモバイル版・ワイモバイル版はAPN自動設定やETWS(緊急地震速報、津波警報の受信)などの細かい機能には非対応です。
普段使いには問題ありませんが、万が一の際には注意が必要です。
楽天モバイル版とSIMフリー版(公開市場版)は全機能に対応しているので、楽天モバイルをメインで使う場合には楽天モバイル版かSIMフリー版を使いましょう。
端末のみを買う場合は楽天モバイル版かSIMフリー版を選んで購入してください。