本記事では楽天モバイルで発売されたarrows We2 Plusの価格/スペックを解説します。
エントリーモデルが多いarrowsシリーズでは珍しいミドルスペックで、CPUもカメラも性能はなかなかです。
性能の割に価格も高くなく、しっかりスマホを使いたい人におすすめの機種です。
▼arrows We2 Plusの詳細▼
なお、シムラボでもarrows We2 Plusをレビューしました。
購入したのはドコモ版ですが、対応バンド以外は楽天モバイル版とほぼ同じ仕様です。
arrows We2 Plusの発売日と価格
arrows We2 Plusの発売日
楽天モバイルにおけるarrows We2 Plusの発売日は2024年10月15日(火)です。
発売が発表された8月8日から予約が開始しました。
なお、ドコモ版のarrows We2 Plus F-51Eの発売日は2024年8月9日(金)、SIMフリー版のarrows We2 Plus M06は2024年8月16日(金)です。
楽天モバイルは2カ月ほど遅れて発売されました。
arrows We2 Plusの型番
楽天モバイルで発売されたarrows We2 Plusの型番はM06で、SIMフリー版と同じです。
ちなみに、ドコモ版arrows We2 Plusの型番はF-51Eです。
- 楽天モバイル版:M06
- SIMフリー版:M06
- ドコモ版:F-51E
arrows We2 Plusの価格
楽天モバイルにおけるarrows We2 Plusの通常価格は税込49,900円です。
SIMフリー版が59,950円、ドコモ版が62,150円なので、楽天モバイル版は非常に安いですね。
24回分割払いなら月2,079円、48回払いなら月1,039円で購入できます。
<arrows We2 Plusの価格>
- 一括払い:49,900円
- 24回払い:2,079円/月
- 48回払い:1,039円/月
楽天モバイル公式サイトと楽天モバイル 楽天市場店では回線契約なしに端末のみを購入できますが、その場合はこの価格です。
なお、SIMとセットで契約する場合は割引が適用されます。
SIM契約セット購入のキャンペーン
楽天モバイル公式サイトではAndroidスマホのポイント還元キャンペーンを実施しています。
楽天モバイルの契約とセットでarrows We2 Plusを購入すれば6,000ポイントが貰えます。
さらに楽天モバイルの契約が初めての場合、新規契約なら2,000ポイント、他社から乗り換えなら6,000ポイントが上乗せされ、最大で12,000ポイント還元です。
新規契約 | MNP | |
---|---|---|
初めて | 8,000P | 12,000P |
2回線目以降 | 6,000P | 6,000P |
ただし、SIM契約とセットで購入する場合は、この公式キャンペーンより、次章で解説する従業員紹介キャンペーンの方がお得です。
従業員紹介キャンペーンがお得
arrows We2 Plusは公式キャンペーンよりさらにお得に契約する方法があります。
それは三木谷社長の従業員紹介キャンペーンを利用する方法です。
公式サイトより三木谷社長の従業員紹介キャンペーンがお得
前章のとおり、楽天モバイルにおけるarrows We2 Plusの通常価格は税込44,900円です。
公式サイトで普通にSIMと端末セットで契約すると最大12,000円分還元ですが、さらにお得な方法があります。
それは三木谷社長の従業員紹介キャンペーンを利用することです。
まず、三木谷社長の紹介キャンペーンを利用してSIMのみ契約すれば、新規契約なら7,000円分、MNPなら14,000円分のポイントが還元されます。
さらに、arrows We2 Plusは本体のみを楽天モバイル楽天市場店で買えば数千円分のポイントが還元されます。
どちらも合わせれば、公式サイトの最大12,000ポイント還元キャンペーンを利用するよりはるかにお得です。
<arrows We2 Plusのお得な購入方法>
公式サイト で購入 |
紹介+ 端末購入(※) |
||
---|---|---|---|
新規/ 楽天MVNO から移行 |
初めて | 8,000P | 7,000P +4,990P |
2回線目 以降 |
6,000P | 7,000P +4,990P |
|
MNP | 初めて | 12,000P | 14,000P +4,990P |
2回線目 以降 |
6,000P | 14,000P +4,990P |
※楽天市場での還元率が10%の場合
三木谷社長の従業員紹介キャンペーンは、SIMのみ契約時に新規契約なら7,000ポイント、他社から乗り換えなら14,000ポイントが還元されるキャンペーンです。
楽天モバイルの契約が初めてでなくても対象なのがメリットです。
さらに、楽天モバイル楽天市場店でarrows We2 Plusを本体のみで購入すれば購入金額に応じてポイントが還元されるため、例えば還元率が10%の人は4.990ポイントが還元されます。
よって、公式サイトでSIM契約時にarrows We2 Plusを購入するより、従業員紹介キャンペーンでSIMのみ契約し、端末は楽天モバイル楽天市場店で買った方が断然お得です。
少々面倒な気もしますが、追加で得られるポイント数は大きいので、必ず従業員紹介キャンペーンを利用しましょう。
- SIM契約:三木谷社長の紹介キャンペーン
- arrows We2 Plus:楽天モバイル楽天市場店で購入
三木谷社長の従業員紹介キャンペーンの詳細や注意点はこちらにまとめています。
お得に機種変更する方法
楽天モバイルをすでに契約中の人がarrows We2 Plusに機種変更する場合、楽天モバイル公式サイトや楽天モバイル楽天市場店で端末のみが購入できます。
公式サイトまたは楽天市場店で端末のみを購入し、自身でSIMを差し替えて機種変更してください。
なお、楽天モバイル公式サイトで端末のみ購入する場合の価格は定価で、割引はありません。
一方、楽天モバイル楽天市場店で購入すれば購入金額に応じて楽天ポイントが還元されるうえ、お買い物マラソンやスーパーセールなら還元率が上がるのでお得です。
機種変更や端末のみ購入時は楽天モバイル楽天市場店で購入しましょう。
詳細:arrows We2 Plus(単品) | 楽天市場店
▼端末のみ/機種変更がお得▼
arrows We2 Plusを端末のみ購入
楽天モバイルで発売されたスマホは端末のみでも購入可能です。
すでに楽天モバイルを契約中の人が機種変更する場合は楽天モバイル楽天市場店で端末のみを購入し、自分でSIMカードを差し替えて機種変更しましょう。
楽天モバイル公式サイトでも楽天モバイル楽天市場店でも端末のみで買えますが、楽天市場店なら購入金額に応じて楽天ポイントが還元されるため、公式サイトよりお得な場合が多いです。
販売している端末は楽天モバイル公式サイトと全く同じものです。
詳細:arrows We2 Plus(単品) | 楽天市場店
ただし、在庫状況や実施するキャンペーンは公式サイトと楽天モバイル楽天市場店で異なります。
購入前に必ずどちらも確認しましょう。
また、Amaozn、楽天市場や中古スマホ店(イオシスやじゃんぱらなど)でもarrows We2 Plusの本体のみが購入できます。
新品はもちろん、格安の中古品も買えるので、安く買いたい人は探してみましょう。
なお、arrows We2 Plusは楽天モバイル以外にドコモ版とSIMフリー版が発売されました。
ドコモ版は楽天モバイルが使う5Gのn77に非対応で、ETWSなどの細かい機能にも非対応の可能性が高いです。
楽天モバイルをメインで使う場合は楽天モバイル版かSIMフリー版を選びましょう。
▼arrows We2 Plusの詳細▼
arrows We2 Plusのレビュー
arrows We2 Plusの評価
arrows We2 Plusを実際に使ってみて、手ごろな価格で必要な機能が揃った1台であると感じました。
具体的に、arrows We2 Plusを使って良かったと感じたのは以下のポイントです。
- Snapdragon 7s Gen 2搭載でサクサク動く
- 144Hzのリフレッシュレートに対応
- ストレージ容量も256GBと必要十分、microSDもOK
- 防水・防塵対応&MIL規格準拠で耐久性が高い
- カメラ性能も及第点
- Dolby Atmos対応のステレオスピーカー
- 世界初となる自律神経パワー計測に対応
Snapdragon 7s Gen 2と8GBメモリにより、サクサク動作します。
ストレージも256GBと余裕があり、ゲームや画像をたくさん保存する人でも安心です。
国内メーカーらしく、microSDカードにもしっかり対応しています。
防水性能がIPX5/IPX8と高く、さらにMIL規格準拠で耐久性も抜群です。
単純なコスパでは海外メーカーに劣るかもしれませんが、長く安心して使えるのがarrows We2 Plusの魅力と言えます。
一方で、気になる点もいくつかあります。
- デザインはやや安っぽさ・古臭さを感じる
- ワイヤレス充電に非対応
- 付属品はほぼなし
個人的にはデザインがやや安っぽい、古臭いと感じました。
シンプルなのは評価できますし、質感は悪くありません。
ただ、格安エントリー機ではなくミドル機ですし、もう少しデザインにも力を入れて欲しいと思いました。
arrows We2 Plusのスペック一覧表
楽天モバイル版のarrows We2 Plusのスペック一覧表は以下のとおりです。
スペック | |
---|---|
本体サイズ (mm) |
高さ162mm 幅75mm 厚さ8.5mm |
本体の 重さ |
182g |
画面 サイズ |
約6.6インチ 有機EL |
画面解像度 | 2400×1080 (フルHD+) |
バッテリー 容量 |
5,000mAh |
搭載 OS |
Android 14 |
CPU | Snapdragon 7s Gen2 (オクタコア) |
メモリー (ROM) |
256GB |
メモリー (RAM) |
8GB |
対応外部 メモリ |
microSDXC (最大1TB) |
有効画素数 (メインカメラ) |
5,010万(広角) 800万(超広角) |
有効画素数 (サブカメラ) |
1,610万画素 |
USB 端子 |
USB Type-C |
SIM | nanoSIM eSIM |
スペック詳細は楽天モバイル公式サイトでご確認ください。
楽天モバイル版arrows We2 Plusの違い
arrows We2 Plusは楽天モバイル版以外にドコモ版とSIMフリー版が発売されました。
楽天モバイル版とSIMフリー版は基本的に同じ仕様です。
ただし、SIMフリー版のうちIIJmioではメモリーRAMが12GB(最大20GBまで拡張可)の限定モデルが発売されました。
また、楽天モバイル版/SIMフリー版とドコモ版は対応バンドが異なります。
ドコモ | 楽天モバイル SIMフリー |
||
---|---|---|---|
型番 | F-51E | M06 | |
バンド | 5G | n77:× n78:〇 n79:〇 |
n77:〇 n78:〇 n79:〇 |
4G | 4社の主要バンド を網羅 |
楽天モバイル版、SIMフリー版のarrows We2 Plus M06は、ドコモ/au/ソフトバンク/楽天モバイルが使う4G/5Gバンドを網羅しています。
5Gのn79にも対応しているので、ドコモ5Gも使えます。
一方、ドコモ版のarrows We2 Plus F-51Eはau/ソフトバンク/楽天モバイルが使う5Gバンドのn77に非対応です。
よって、ドコモ回線以外のSIMを入れた場合、4Gは使えるものの、5Gにはつながらない場合があります。
ドコモ回線以外のキャリアのSIMで使う場合は、SIMフリー版か楽天モバイル版を選びましょう。
また、楽天モバイルをメインで使う場合も楽天モバイル版かSIMフリー版がおすすめです。
楽天版とSIMフリー版は、楽天モバイルのETWS(緊急地震速報や津波警報の受信)などの細かい機能にも対応しています。
本体カラー
楽天モバイルにおけるarrows We2 Plusの色は「スレートグレイ」「シャンパンシルバー」の2種類から選べます。
arrows We2 Plusの外観・デザイン
arrows We2 Plusのスレートグレイの外観写真を載せていきます。
ボディは樹脂製で、好意的にとらえればシンプルですが、悪く言えば個性がありません。
サラサラとした手触りで質感も悪くないものの、やや安っぽさを感じます。
デザインは好みが分かれるポイントなので、気になる人は家電量販店などで実機をチェックしましょう。
端末上面はマイク穴のみです。
本体の底面はスピーカー、USB端子(Type-C)、イヤホンジャックです。
有線イヤホンもそのまま使えます。
本体右側面には音量ボタンと電源ボタンです。
電源ボタンは指紋認証センサーも備えています。
本体左側面はSIMスロットのみです。
SIMピンなしでスロットを取り出せます。
カメラの出っ張りは控えめで、机など平面に置いてもあまりぐらつきません。
なお、カメラの下にあるのが自律神経パワーを測るためのセンサーです。
画面サイズは6.6インチ
arrows We2 Plusのディスプレイは6.6インチの有機ELです。
大きめの画面で発色も良いので、文字を大きく表示したい人、動画をよく観る人、ゲームをする人にもおすすめです。
ステレオスピーカーとDolby Atmosにより、高音質のオーディオが体験できます。
上下のベゼル(フチ)がやや太めですが、バランスが均等なのでそこまで気にならないでしょう。
重量は約182gとサイズの割には軽く、長時間持ってもそこまで疲れません。
本体はそれなりに大きいため、片手だと画面の上までは手が届きにくいかもしれません。
ただし、arrows We2 Plusには、電源ボタンをなぞるだけで画面をスクロールできる「Exlider」という機能が搭載されています。
Exliderを使えば、片手でもSNSやブラウジングが捗ります。
リフレッシュレート144Hz
arrows We2 Plusのリフレッシュレートは最大144Hzです。
1秒間に144枚の画像で表示できますので、ゲームはもちろんブラウジングやSNSなどの普段使いでもなめらか快適です。
ただし、144Hzにすると画面動作がきれいになりますがバッテリー消費が少し早くなるので、不要な人は60Hzにしておいてもよいでしょう。
arrows We2 PlusはSIMフリー
楽天モバイルで発売のarrows We2 PlusはSIMフリー(シムフリー)です。
そもそも、楽天モバイルで発売されたスマホはAndroidもiPhoneもすべてSIMフリーです。
arrows We2 Plusは楽天モバイル回線はもちろん、ドコモ/au/ソフトバンクが使う主要な4G/5Gバンドを網羅しています。
そのため、arrows We2 Plusは購入時から他社のSIMを入れてAPN設定すれば問題なく使えるでしょう。
eSIM対応のDSDV
楽天モバイルのarrows We2 PlusはnanoSIMに加えてeSIMも対応しています。
そのため、2枚のSIMを同時にいれて使い分けることが可能です。
DSDVに対応しており、楽天モバイルだけでなく他社SIMも併用できます。
仕事用とプライベート用で電話番号を分けたり、通話用とデータ通信用で使い分けることも可能です。
CPUはSnapdragon 7s Gen2
arrows We2 Plusに搭載されているチップセットはSnapdragon 7s Gen2です。
シムラボで測定したantutu(ver10)の総合スコアは60万程度でした。
普段使いには十分な性能ですね。
ほとんどの操作は快適にできると思いますが、性能にこだわる人や重い3Dゲームをする人は高性能機種を買いましょう。
RAMは8GB、ストレージは256GB
arrows We2 PlusのメモリーRAMは8GBです。
メモリー容量は8GBあれば十分だと思いますが、ストレージ容量をメモリーに拡張できる機能があります。
8GB追加して最大16GBに拡張できるので、購入後は最大の16GBに設定しておくのがおすすめです。
また、ストレージ容量は256GBです。
ストレージは初期状態で22GBが埋まっており、残り234GBほどでした。
十分だと思いますが、足りない人はSDカードを利用しましょう。
SDカードで増設可
arrows We2 Plusのストレージ容量は256GBです。
これだけあれば十分だと思いますが、もし容量が足りなくなったらSDカードを装着することで容量を増設できます。
マイクロSDカードにより最大1TB増設できますので、写真や動画をたくさん保存する場合は利用してください。
バッテリー容量は5000mAn
arrows We2 Plusのバッテリー容量は5,000mAhです。
大容量のバッテリーを搭載しているので、丸1日は問題なく使えるでしょう。
実際に、arrows We2 PlusでYouTubeの動画を再生し続けるテストを実施しました。
テスト中はBluetooth/位置情報をオフにし、画面の明るさを50%、リフレッシュレートを144Hzに設定しています。
経過時間 | バッテリー残量 |
---|---|
1時間 | 95% |
2時間 | 91% |
3時間 | 86% |
4時間 | 81% |
5時間 | 76% |
6時間 | 71% |
YouTubeの動画を6時間再生し続けましたが、71%のバッテリーが残っていました。
2時間の再生で9~10%ほどしか消費していません。
通勤・通学の途中に動画を見る人でも、バッテリー持ちを気にする必要はないでしょう。
イヤホンジャックあり
arrows We2 Plusには本体下部に3.5mmイヤホンジャックが搭載されています。
有線でイヤホンやヘッドフォンを装着できるのはメリットです。
ちなみに、arrows We2 PlusはDolby Atmosに対応しています。
イコライザなども細かく設定できるので、音にこだわる人にもおすすめです。
USB端子はUSB Type-C
arrows We2 PlusのUSB端子は上下どちらでも挿せるUSB Type-Cです。
ただし、充電器類(USBアダプタ/ケーブル)は付属していません。
USB Type-Cのケーブルをお持ちでない場合は自身で購入が必要です。
arrows We2 PlusはUSB PD(Power Deivery)による急速充電(最大33W)に対応しているので、できればPD対応の充電器や充電ケーブルを使いましょう。
▼arrows We2 Plusの詳細▼
arrows We2 Plusのカメラレビュー
カメラは超広角レンズも搭載
arrows We2 Plusのカメラは5010画素のメインレンズと、800万画素の超広角レンズです。
光学手ブレ補正(OIS)も搭載しているので、初心者でもきれいな写真を撮影できます。
またF値は1.8なので多くの光を取り込め、暗い場所でもきれいに撮影できます。
インカメラは1,610万画素で、画面の上部にレンズがあるパンチホール型のレンズです。
arrows We2 Plusのカメラレビュー
私が実際にarrows We2 Plusで撮影した写真を見てみましょう。
なお、arrows We2 PlusではAIによる自動調整・シーン検出機能がありますが、ここでは基本的にオフにしています。
また、記事にアップする際に画像は圧縮されているので、参考程度にとらえてください。
まずは風景写真です。
明るいところでは、arrows We2 Plusでもキレイに撮影できます。
補正が強すぎないため、色合いも自然です。
arrows We2 Plusのズームは最大8倍です。
望遠レンズは搭載していないため、デジタルズームのみ対応しています。
光学ズームに対応する機種ほどキレイにズームできませんが、2倍であれば劣化が少なく実用的です。
4倍にズームするとやや粗くなりますが、看板などの文字がまだ判別できるレベルです。
8倍はかなり粗くなります。
看板などの文字は辛うじて読めますが、鮮明とは言えません。
ズーム性能を重視する人だと、物足りないかもしれません。
arrows We2 Plusは超広角カメラも搭載しています。
大自然や広い範囲を撮影したい場合は、倍率を0.5倍にして超広角モードに切り替えましょう。
arrows We2 Plusの超広角カメラは、マクロ撮影にも対応しています。
被写体に近づいて迫力のある写真を撮影可能です。
arrows We2 Plusはシャッターを切るだけでPhotoshopが自動的に補正する「Photoshop Expressモード」にも対応しています。
後から編集をするのが面倒な人、手っ取り早くキレイな写真を撮りたい人は活用してみましょう。
最後に夜景です。
arrows We2 Plusは暗所撮影専用のモード「Super Night Shot」を搭載しています。
ノイズを抑えて、比較的キレイな夜景を撮れます。
光学式手ブレ補正(OIS)搭載で、手ブレしにくいのもうれしいですね。
ただ、看板の光などが若干白飛びしやすいと感じました。
全体的に、arrows We2 Plusのカメラは高評価でした。
もっと高倍率なズームを利用したい、夜景をキレイに撮りたいなど、こだわる人だと物足りない部分もあります。
しかし、ミドル機としては十分なカメラ性能です。
カメラ性能にそこまでこだわらないのであれば、arrows We2 Plusのカメラでも満足できるでしょう。
▼arrows We2 Plusの詳細▼
arrows We2 Plusのベンチマーク
本章ではarrows We2 Plusのベンチマークスコアを記載します。
arrows We2 PlusのSoCはQualcommのSnapdragon7s Gen2、メモリー(RAM)は8GBです。
測定したのはドコモ版ですが、楽天モバイル版のarrows We2 Plusも同様の結果になります。
antutu
antutu(10.3.2)で測定したantutuの総合ベンチマークスコアは1回目も2回目も約60万でした。
これだけあれば性能は十分です。
かなり重い3Dゲームをする人以外は全く問題ないでしょう。
Geekbench
arrows We2 PlusのGeekbench 6のスコアは、1回目がシングル:1031、マルチ:2883、2回目がシングル:1041、マルチ:2888でした。
これだけのスコアがあれば性能は十分でしょう。
実際にarrows We2 Plusを数日使いましたが、SNSやWEBサイト閲覧、動画視聴などは全く問題ありません。
アプリの起動や切り替えもスムーズです。
原神など負荷の大きい3Dゲームをプレイするには性能が足りないため、ゲームを快適にプレイしたい人には向きません。
反対に、ゲームをしない人であれば、arrows We2 Plusの処理性能でもストレスなく使えるでしょう。
arrows We2 Plusの機能
arrows We2 Plusに搭載されている便利機能は以下のとおりです。
有無 | |
---|---|
防水 | ○(IPX5・IPX8) |
防塵 | ○(IP6X) |
ワンセグ | – |
おサイフケータイ | ○ |
指紋認証 | ○ |
顔認証 | ○ |
ワイヤレス充電 | – |
防水、防塵対応
arrows We2 Plusは防水・防塵に対応しています。
特に防水性能はIPX5・IPX8と高いので、雨や水回りでの使用も問題ないでしょう。
防水・防塵だけでなく、米国国防総省の調達基準「MIL規格」の23項目に準拠しています。
ワンセグ非対応
arrows We2 Plusはワンセグ非対応です。
指紋認証も顔認証も対応
arrows We2 Plusには指紋認証と顔認証が搭載されています。
指紋認証は電源ボタン一体型の物理センサーなので精度や認証速度も安心です。
arrows We2 Plusは任意のアプリを指紋に紐づけて、ロック解除と同時に起動する「FASTフィンガーランチャー」にも対応しています。
決済アプリなど、頻繁に利用するアプリを登録しておくと便利ですね。
arrows We2 Plusは顔認証も搭載されています。
顔認証も精度が良く、ストレスは感じません。
おサイフケータイ/Felica対応
arrows We2 Plusにはおサイフケータイが搭載されています。
本体をかざすだけで支払いができます。
おサイフケータイのセンサーは本体裏面のカメラの横辺りにあります。
自律神経パワーを測る独自機能を搭載
arrows We2 Plusは、背面のセンサーを利用して自律神経パワーを計測できます。
スマホで自律神経パワーを測れるのは、arrows We2 Plusが世界初のようです。
どの程度の精度かは分かりませんが、生活習慣を改善する良いきっかけになるかもしれませんね。
▼arrows We2 Plusの詳細▼
arrows We2 Plusの付属品
arrows We2 Plusには付属品がありません。
スマホケース、画面保護フィルムや充電器、充電ケーブルは自身で準備が必要です。
充電器(ケーブル/アダプタ)なし
arrows We2 Plusには充電器類が付属していません。
USBアダプタもUSB Type-Cケーブルも付属していないので、持っていない人は自身で購入が必要です。
arrows We2 PlusはUSB PD(Power Deivery)による急速充電(最大33W)に対応しています。
せっかくなので20~30W程度のPDに対応した充電器や充電ケーブルを使いましょう。
arrows We2 Plusのスマホケース
最近では簡易のクリアケースが付属するスマホもありますが、arrows We2 Plusにはスマホケースが付属していません。
arrows We2 Plusの画面フィルム
最近では出荷時から画面フィルムが貼られている機種もありますが、arrows We2 Plusにはフィルムが付属していません。
傷防止のため画面フィルムの購入もおすすめします。
arrows We2 Plusの対応バンド
対応周波数一覧
楽天モバイル版のarrows We2 Plusの対応バンドは以下のとおりです。
- 5G:n1/n3/n28/n41/n77/n78/n79
- 4G/LTE:B1/2/3/4/5/7/8/12/18/19/21/28/38/39/40/41/42
ドコモ回線で使える?
ドコモ回線で使用する4G/LTEのバンドはB1・3・19、5Gはn78/n79ですが、楽天モバイル版のarrows We2 Plusは全てに対応しています。
ドコモはもちろん、irumo/ahamoやドコモ回線を使った格安SIMでも4G/5G通信や通話が可能です。
なお、arrows We2 Plusはドコモでも発売されました。
他社SIMと併用する場合は楽天モバイル版やSIMフリー版がおすすめですが、ドコモ回線のみで使う場合はドコモ版を買ってもよいでしょう。
ソフトバンク回線で使える?
ソフトバンク回線やワイモバイルで使う4G/LTEのバンドは1・3・8ですが、arrows We2 PlusはプラチナバンドのB8を含むすべてに対応しています。
また、5Gのn77にも対応しています。
よって、ソフトバンク・LINEMO・ワイモバイルやソフトバンク回線の格安SIMでも4G/5G通信ができます。
au回線で使える?
arrows We2 Plusはau回線の4Gバンド(1・18・26)に対応しています。
また、5Gのn77/n78にも対応しています。
よって、au・povo・UQモバイルやau回線を使った格安SIMでも問題なく使えます。
arrows We2 Plusの購入はこちら
以上、楽天モバイルで発売のarrows We2 Plusの解説でした。
ミドルレンジのスマホで欠点はなく、しっかりスマホを使う人も安心して長く使えるでしょう。
arrows We2 PlusはSIM契約とセットなら従業員紹介キャンペーン、端末のみ購入/機種変更なら楽天モバイル 楽天市場店で買うのがお得です。
端末詳細はこちらで確認してください。
▼arrows We2 Plusの詳細▼