本記事では楽天モバイルで発売のAQUOS wish4のレビューと価格・スペックを解説します。
前作までより耐久性が向上しただけでなく、画面サイズは大きくなり、バッテリー容量も増えました。
カメラの画素数も上がっています。
シムラボでも購入してレビューしました。
購入したのはワイモバイル版ですが、楽天版と仕様は同じです。
▼AQUOS wish4の詳細▼
AQUOS wish4の発売日と価格
AQUOS wish4の発売日
楽天モバイルにおけるAQUOS wish4の発売日は2024年7月29日(月)です。
7月18日から予約受付が開始しました。
なお、ドコモ版のAQUOS wish4 SH-52Eとワイモバイル版のAQUOS wish4 A402SHは7月4日に、公開市場版(SIMフリー版)のAQUOS wish4は7月26日(金)に発売されました。
AQUOS wish4の型番
楽天モバイル版のAQUOS wish4の型番はSH-M27です。
公開市場版(SIMフリー版)のAQUOS wish4も同じSH-M27です。
ちなみに、ドコモ版のAQUOS wish4の型番はSH-52E、ワイモバイル版のAQUOS wish4はA402SHです。
- 楽天モバイル版:SH-M27
- SIMフリー版:SH-M27
- ドコモ版:SH-52E
- ワイモバイル版:A402SH
AQUOS wish4の価格
楽天モバイルにおけるAQUOS wish4の通常価格は税込31,900円です。
前作AQUOS wish3の発売時の価格は35,800円だったので、円安にもかかわらず安くなりました。
24回分割払いなら月1,329円、48回払いなら月664円で購入できます。
<AQUOS wish4の価格>
- 一括払い:31,900円
- 24回払い:1,329円/月
- 48回払い:664円/月
楽天モバイル公式サイトと楽天モバイル 楽天市場店では回線契約なしに端末のみを購入できますが、その場合はこの価格です。
なお、SIMとセットで契約する場合は割引が適用されます。
SIM契約セット購入のキャンペーン
公式サイトより三木谷社長の従業員紹介キャンペーンがお得
前章のとおり、楽天モバイルにおけるAQUOS wish4の通常価格は税込31,900円です。
さらに、楽天モバイルの契約とセットで購入すれば、キャンペーンにより最大14,000円分のポイントが還元されます。
公式サイトで普通にSIMと端末セットで契約すると最大12,000円分還元ですが、さらにお得な方法があります。
それは三木谷社長の従業員紹介キャンペーンを利用することです。
まず、三木谷社長の紹介キャンペーンを利用してSIMのみ契約すれば、新規契約なら7,000円分、MNPなら14,000円分のポイントが還元されます。
さらに、AQUOS wish4は本体のみを楽天モバイル楽天市場店で買えば数千円分のポイントが還元されます。
どちらも合わせれば、公式サイトの最大12,000ポイント還元キャンペーンを利用するよりはるかにお得です。
<AQUOS wish4のお得な購入方法>
公式サイト で購入 |
紹介+ 端末購入(※) |
||
---|---|---|---|
新規/ 楽天MVNO から移行 |
初めて | 8,000P | 7,000P +10%還元 |
2回線目 以降 |
6,000P | 7,000P +10%還元 |
|
MNP | 初めて | 12,000P | 14,000P +10%還元 |
2回線目 以降 |
6,000P | 14,000P +10%還元 |
※楽天市場での還元率が10%の場合
三木谷社長の従業員紹介キャンペーンは、SIMのみ契約時に新規契約なら7,000ポイント、他社から乗り換えなら14,000ポイントが還元されるキャンペーンです。
楽天モバイルの契約が初めてでなくても対象なのがメリットです。
さらに、楽天モバイル楽天市場店でAQUOS wish4を本体のみで購入すれば購入金額に応じてポイントが還元されるため、例えば還元率が10%の人は3,190ポイントが還元されます。
よって、公式サイトでSIM契約時にAQUOS wish4を購入するより、従業員紹介キャンペーンでSIMのみ契約し、端末は楽天モバイル楽天市場店で買った方が断然お得です。
少々面倒な気もしますが、追加で得られるポイント数は大きいので、必ず従業員紹介キャンペーンを利用しましょう。
- SIM契約:三木谷社長の紹介キャンペーン
- 端末購入:楽天モバイル楽天市場店で購入
三木谷社長の従業員紹介キャンペーンの詳細や注意点はこちらにまとめています。
お得に機種変更する方法
楽天モバイルをすでに契約中の人がAQUOS wish4に機種変更する場合、楽天モバイル公式サイトや楽天モバイル楽天市場店で端末のみが購入できます。
公式サイトまたは楽天市場店で端末のみを購入し、自身でSIMを差し替えて機種変更してください。
なお、楽天モバイル公式サイトで端末のみ購入する場合の価格は定価で、割引はありません。
一方、楽天モバイル楽天市場店で購入すれば購入金額に応じて楽天ポイントが還元されるうえ、お買い物マラソンやスーパーセールなら還元率が上がるのでお得です。
機種変更や端末のみ購入時は楽天モバイル楽天市場店で購入しましょう。
▼端末のみ/機種変更がお得▼
AQUOS wish4を端末のみ購入
楽天モバイルで発売されたスマホは端末のみでも購入可能です。
すでに楽天モバイルを契約中の人が機種変更する場合は楽天モバイル楽天市場店で端末のみを購入し、自分でSIMカードを差し替えて機種変更しましょう。
楽天モバイル公式サイトでも楽天モバイル楽天市場店でも端末のみで買えますが、楽天市場店なら購入金額に応じて楽天ポイントが還元されるため、公式サイトよりお得な場合が多いです。
販売している端末は楽天モバイル公式サイトと全く同じものです。
ただし、在庫状況や実施するキャンペーンは公式サイトと楽天モバイル楽天市場店で異なります。
購入前に必ずどちらも確認しましょう。
また、Amaozn、楽天市場や中古スマホ店(イオシスやじゃんぱらなど)でもAQUOS wish4の本体のみが購入できます。
新品はもちろん、格安の中古品も買えるので、安く買いたい人は探してみましょう。
楽天版AQUOS wish4のレビュー
シムラボでもAQUOS wish4を購入してレビューしました。
購入したのはワイモバイル版ですが、楽天モバイル版も仕様は同じです。
AQUOS wish4の評価
AQUOS wish4を実際に使ってみると、従来モデルの”シンプルさ”はそのままに、より使い勝手が良くなっていると感じました。
具体的に、AQUOS wish4を使って良かったと感じたのは以下のポイントです。
- 前作より安くなった
- 画面が大きくなった
- 90Hzリフレッシュレートに対応
- カメラ性能も向上
- バッテリー持ちが良い
- 防水・防塵性能が良くなった
従来のAQUOS wishシリーズはいずれもディスプレイサイズが5.7インチで、デザインもさほど変わりませんでした。
AQUOS wish4はデザインが大きく変更され、画面も6.6インチと大型化しています。
画面が大きくなったことで、動画視聴や電子書籍の閲覧などもしやすくなりました。
文字やアイコンを大きく表示できる「かんたんモード」も引き続き搭載しており、シニア層にとっても使いやすい1台となっています。
90Hzのリフレッシュレートに対応し、カメラ性能も良くなるなど、前作AQUOS wish3の弱点もいくつか改善されました。
一方で、気になる点もあります。
- SoCやメモリはAQUOS wish3から変更なし
- ストレージも64GBと少なめ
- 従来モデルより重くなった
見た目が大きく変わったAQUOS wish4ですが、SoCとメモリは前作AQUOS wish3から変わっていません。
3Dゲームを快適にプレイしたいなど、処理性能を求める人には向きません。
最近では128GBのストレージが標準になりつつある中で、ストレージが64GBしかないのもマイナスポイントです。
もう少し処理性能やストレージ容量を求めるなら、同じAQUOSのミドルレンジのAQUOS sense9も検討しましょう。
また、大画面化した代わりに本体サイズも大きくなり、重量も過去モデルから30g近く増えました。
AQUOS wishシリーズにコンパクトさや軽さを求めていた人にとっては、魅力が半減していると言えます。
AQUOS wish4のスペック一覧
楽天モバイルのAQUOS wish4のスペック一覧表は以下のとおりです。
スペック | |
---|---|
本体サイズ (mm) |
幅76mm 高さ167mm 厚さ8.8mm |
本体の 重さ |
約190g |
画面 サイズ |
約6.6インチ |
画面解像度 | 1,612×720 (HD+) |
バッテリー 容量 |
5,000mAh |
搭載 OS |
Android 14 |
CPU | MediaTek Dimensity700 (オクタコア) 2.2GHz×2 + 2GHz×6 |
メモリー (ROM) |
64GB |
メモリー (RAM) |
4GB |
対応外部 メモリ |
microSDXC (最大1TB) |
有効画素数 (メインカメラ) |
5,010万画素 |
有効画素数 (サブカメラ) |
800万画素 |
USB 端子 |
USB Type-C |
SIM | nanoSIM eSIM |
スペック詳細は楽天モバイル公式サイトでご確認ください。
楽天版とSIMフリー版との違い
AQUOS wish4は楽天モバイル以外にドコモ版、ワイモバイル版とSIMフリー版(公開市場版)が発売されました。
AQUOS wish4はどこで買ったものでも基本的な仕様は同じです。
どこで買ってもSIMロックのかかっていないSIMフリー端末で、nanoSIMとeSIMのデュアルSIMです。
対応バンドも同じで、ドコモ/au/ソフトバンク/楽天モバイルが使う主要な4G/5Gバンドを網羅しています。
唯一、ワイモバイル版はピンクを含めた4色展開で、それ以外は「ブルー」「ホワイト」「ブラック」の3色です。
ただし、楽天モバイルで使う場合は楽天モバイル版のAQUOS wish4を使うのがおすすめです。
ドコモ版やワイモバイル版でも楽天モバイルで通話やデータ通信はできますが、ETWS(緊急地震速報/津波警報の受信)や、110/119発信時の位置情報測定など、細かい機能には非対応の可能性があります。
楽天モバイル版(とおそらくSIMフリー版)はこれらの細かい機能にも対応しているので、楽天モバイルをメインで使う場合には楽天モバイル版を買いましょう。
本体カラー
楽天モバイルにおけるAQUOS wish4は「ブルー」「ホワイト」「ブラック」の3種類から選べます。
AQUOS wish4の外観・デザイン
AQUOS wish4のブルーの外観写真を載せています。
初代AQUOS wishからwish3までは、デザインがほぼ変わりませんでした。
しかし、AQUOS wish4はカメラが円形に変更され、印象もガラッと変わっています。
私はおしゃれで可愛いと思いますが、SNS等では賛否が分かれています。
デザインが気になる人は、家電量販店などで実機を確認しても良いでしょう。
カメラはあまり出っ張っておらず、机などに直置きしてもぐらつきません。
端末上部には3.5mmイヤホンジャックがあります。
底面にはスピーカー、USB端子(USB Type-C)、マイクがあります。
本体右側面には音量ボタンと電源ボタンです。
電源ボタンは指紋認証センサーも備えています。
本体左側面はSIMスロットのみです。
過去モデル同様、SIMピンなしでスロットを取り出せます。
AQUOS wish4はSIMフリー
楽天モバイルで発売のAQUOS wish4はSIMフリー(シムフリー)です。
そもそも、楽天モバイルで発売されたスマホはAndroidもiPhoneもすべてSIMフリーです。
そのため、AQUOS wish4は購入時から他社のSIMを入れてAPN設定すれば問題なく使えます。
AQUOS wish4はドコモ/au/ソフトバンク/楽天モバイルの主要な4G/5Gバンドを網羅しているので、他社回線でも使えるでしょう。
eSIM対応のDSDV
楽天モバイルのAQUOS wish4は、nanoSIMに加えてeSIMも対応しています。
そのため、2枚のSIMを同時にいれて使い分けることが可能です。
仕事用とプライベート用で電話番号を分けたり、通話用とデータ通信用で使い分けることも可能です。
また、AQUOS wish4はドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの主要な4G/5Gバンドを網羅しているので、他社回線との併用も可能です。
画面サイズは6.6インチ
AQUOS wish4のディスプレイは6.6インチです。
前作AQUOS wish3は5.7インチだったので、一気に大型化しました。
大きめの画面なので、文字を大きく表示したい人、動画をよく観る人にもおすすめです。
最近のAndroidスマホではパンチホール(画面上の穴)にインカメラを組み込むことが多いですが、AQUOS wish4は水滴型のノッチ(切り欠け)を採用しています。
更に上下のベゼル(フチ)も太いため、他の機種に比べるとやや古臭く感じるかもしれません。
画面の大型化に伴って本体サイズも大きくなり、重量も過去モデルより少し重くなりました。
約190gなので、最近のAndroidスマホとしては標準的な重さです。
ただ、AQUOS wish2やwish3に慣れていた人だと、重たく感じるでしょう。
リフレッシュレート90Hz
AQUOS wish4のリフレッシュレートは最大90Hzです。
1秒間に90枚の画像で表示できますので、画面はなめらか快適です。
なお、リフレッシュレートは設定メニューから変更できます。
一般的な機種と異なり、AQUOS wish4ではアプリ単位でリフレッシュレートを設定します。
90Hzにすると画面動作がきれいになりますがバッテリー消費が少し早くなるので、不要な人は60Hzにしておいてもよいでしょう。
CPUはDimensity 700
AQUOS wish4に搭載されているチップセットはMediaTekのDimensity700です。
前作AQUOS wish3と同じですね。
シムラボでもベンチマークを測定しましたが、antutu(Ver.10.2.9)の総合スコアは37~38万程度でした。
やはりエントリーモデルの機種なので、性能にこだわる人はAQUOS sense9やOPPO Reno11 Aなど別機種を選びましょう。
RAMは4GB、ストレージは64GB
AQUOS wish4のメモリーRAMは4GBです。
メモリー容量は最低限といったレベルですね。
また、ストレージ容量は64GBです。
初期状態では15GBが埋まっており、残り49GBほどでした。
足りない人はSDカードを利用しましょう。
SDカードで増設可
AQUOS wish4のストレージ容量は64GBです。
最近のスマホの中では最低限のレベルで、写真や動画をたくさん保存する人は足りなくなるかもしれません。
ただし、もし容量が足りなくなったらSDカードを装着することで容量を増設できます。
マイクロSDカードにより最大1TB増設できますので、写真や動画をたくさん保存する場合は利用してください。
バッテリー容量は5000mAn
AQUOS wish4のバッテリー容量は5,000mAhです。
大容量のバッテリーを搭載しているので、丸1日は問題なく使えるでしょう。
実際に、AQUOS wish4でYouTubeの動画を再生し続けるテストを実施しました。
テスト中はBluetooth/位置情報をオフにし、画面の明るさを50%、リフレッシュレートを90Hzに設定しています。
経過時間 | バッテリー残量 |
---|---|
1時間 | 97% |
2時間 | 93% |
3時間 | 89% |
4時間 | 84% |
5時間 | 79% |
6時間 | 72% |
YouTubeの動画を6時間再生し続けましたが、72%のバッテリーが残っていました。
2時間の再生で10%前後しか消費していません。
通勤・通学の途中に動画を見る人でも、バッテリー持ちを気にする必要はないでしょう。
また、USB Power Delivery(PD)による急速充電にも対応しています。
せっかく急速充電に対応しているので20~30W程度のPD対応充電器を使うのがおすすめです。
イヤホンジャックあり
楽天モバイルのAQUOS wish4には本体上部に3.5mmイヤホンジャックが搭載されています。
有線でイヤホンやヘッドフォンを装着できるのはメリットです。
USB端子はUSB Type-C
AQUOS wish4のUSB端子は上下どちらでも挿せるUSB Type-Cです。
ただし、充電器類(USBアダプタ/ケーブル)は付属していません。
USB Type-Cのケーブルをお持ちでない場合は自身で購入が必要です。
▼AQUOS wish4の詳細▼
AQUOS wish4のカメラレビュー
AQUOS wish4のカメラレビュー
カメラはシングルレンズ
AQUOS wish4のカメラは5,010画素のシングルレンズです。
前作AQUOS wish3は1,300万画素だったので、画素数は上がりました。
AQUOSの画像処理エンジン「ProPix lite」を搭載しており、人物の背景をぼかしたポートレートや夜景もきれいに撮影できます。
また、被写体やシーンに適した撮影モードを自動で選択するAIオート機能も搭載しています。
ただし、超広角レンズや望遠レンズは搭載していません。
最近はデュアルレンズやトリプルレンズの機種も多いですが、AQUOS wish4はエントリーモデルの機種なので仕方がないですね。
インカメラは800万画素で、画面の上にある水滴型のレンズです。
AQUOS wish4のカメラレビュー
私が実際にAQUOS wish4で撮影した写真を見てみましょう。
なお、AQUOS wish4ではAIによる自動調整・シーン検出機能がありますが、ここでは基本的にオフにしています。
また、記事にアップする際に画像は圧縮されているので、参考程度にとらえてください。
まずは風景写真です。
エントリー機のAQUOS wish4ですが、明るいところではキレイに撮れますね。
最近のスマホのカメラはエントリーモデルでも性能が向上しているため、普通の写真ではそれほど差がつきません。
AQUOS wish4のズームは最大8倍です。
望遠レンズは搭載していないため、デジタルズームのみ対応しています。
光学ズームに対応する機種ほどキレイにズームできませんが、2倍であれば劣化が少なく実用的です。
4倍も比較的キレイです。
看板の文字もしっかり読めますね。
8倍になると全体的に粗くなり、文字が潰れて読めないこともあります。
価格を考えると十分ではありますが、ズーム性能を重視する場合はもう少しカメラ性能が良いスマホを検討しましょう。
最後に夜景です。
AQUOS wish4は「オートナイト」機能を搭載し、暗い場所になると自動的に明るい写真を撮ってくれます。
新しい画像処理エンジンを搭載したこともあり、過去モデルに比べると明るくノイズの少ない夜景を撮れます。
さすがにハイエンドモデルのようなクオリティではないものの、格安機としてはまずまずです。
AQUOS wish4のカメラは、AQUOS wishシリーズとしては過去最高レベルです。
明るいところではキレイに撮れるので、カメラにこだわりがないのであれば問題ないでしょう。
反対に、ズームや夜景もキレイに撮りたいなど、カメラ性能を重視する人には向きません。
AQUOS sense9など、もう少しカメラ性能が良いスマホも検討しましょう。
AQUOS wish4のベンチマークスコア
本章ではAQUOS wish4のベンチマークスコアを記載します。
AQUOS wish4のSoCはMediaTekのDimensity 700、メモリー(RAM)は4GBです。
シムラボで測定したのはワイモバイル版ですが、楽天モバイル版も同じです。
antutu
antutu(10.2.9)で測定したantutuの総合ベンチマークスコアは1回目:約38万、2回目:約38万でした。
AQUOS wish4は普段使いには問題ない性能ですが、重い作業には向きません。
ゲームをたまにはプレイしたいなど、ある程度の性能にこだわる人は同じSHARPのAQUOS sense9の方が高性能でおすすめです。
Geekbench
Geekbench 6で測定したAQUOS wish4のスコアは、1回目がシングル:718、マルチ:1981、2回目がシングル:727、マルチ:1968でした。
AQUOS wish4はそれほどスマホを使わない人にとっては十分な性能です。
実際にAQUOS wish4を数日使いましたが、SNSやWEBサイト閲覧、動画視聴などは全く問題ありません。
ただし、性能にこだわる人は別機種の方が良いでしょう。
AndroidならミドルスペックのAQUOS sense9かOPPO Reno11 Aが高性能でおすすめです。
AQUOS wish4の機能
AQUOS wish4に搭載されている便利機能は以下のとおりです。
有無 | |
---|---|
防水 | ○(IPX5・IPX8) |
防塵 | ○(IP6X) |
ワンセグ | – |
おサイフケータイ | ○ |
指紋認証 | ○ |
顔認証 | ○ |
ワイヤレス充電 | – |
防水、防塵対応
AQUOS wish4は防水・防塵に対応しています。
特に防水性能はIPX5・IPX8と前作より等級が上がっており、雨や水回りでの使用も問題ないでしょう。
ワンセグ非対応
AQUOS wish4はワンセグ非対応です。
指紋認証あり/顔認証あり
AQUOS wish4には指紋認証と顔認証が搭載されています。
楽天モバイル版の前作AQUOS wish3は指紋認証非対応でしたが、AQUOS wish4は対応しています。
指紋認証は電源ボタン一体型の物理センサーなので精度や認証速度も安心です。
実際に指紋認証で画面ロックを解除していますが、精度が良くストレスは感じません。
AQUOS wish4は顔認証も搭載されており、マスクをはめたままのロック解除も可能です。
エントリー機は顔認証の精度が悪いこともありますが、AQUOS wish4の顔認証は素早くロックが解除されます。
おサイフケータイ/Felica対応
AQUOS wish4にはおサイフケータイが搭載されています。
本体をかざすだけで支払いができます。
おサイフケータイのセンサーは本体裏面のカメラの右下辺りにあります。
▼AQUOS wish4の詳細▼
AQUOS wish4の付属品
AQUOS wish4には付属品がありません。
前作AQUOS wish3も同梱されているのは説明書のみでした。
充電器(ケーブル/アダプタ)なし
AQUOS wish4には充電器類が付属していません。
USBアダプタもUSB Type-Cケーブルも付属していないので、持っていない人は自身で購入が必要です。
AQUOS wish4のスマホケース
AQUOS wish4にはスマホケースも付属していません。
傷や破損の防止のため、基本的にはスマホケースをつけて使うのがおすすめです。
AQUOS wish4の画面フィルム
最近は画面保護フィルムが最初から貼付されている端末も多いですが、AQUOS wish4にはフィルムは貼付されていません。
自信で購入が必要です。
AQUOS wish4の対応バンド
AQUOS wish4の対応周波数一覧
楽天モバイル版のAQUOS wish4の対応バンドは以下のとおりです。
- 5G:n1/37/28/38/40/41/77/78/79
- 4G/LTE:B1/2/3/5/7/8/12/17/18/19/28/38/39/40/41
ドコモ回線で使える?
ドコモ回線で使用する4G/LTEのバンドはB1・3・19、5Gはn78/n79ですが、楽天モバイル版のAQUOS wish4は全て対応しています。
ドコモ、irumo、ahamoやドコモ回線を使った格安SIMでの4G/5G通信や通話が可能です。
ソフトバンク/ワイモバイルは?
ソフトバンク・ワイモバイル回線で使う4G/LTEのバンドは1・3・8ですが、楽天版のAQUOS wish4はプラチナバンドのB8を含むすべてに対応しています。
また、5Gのn77やVoLTEにも対応しています。
よって、ソフトバンク・LINEMO・ワイモバイルやソフトバンク回線の格安SIMでも使えます。
ただ、ソフトバンク回線をメインで使う場合はワイモバイル版のAQUOS wish4を使うのもおすすめです。
ワイモバイル版も同じく大手4キャリアの主要な4G/5G回線を網羅しています。
au回線で使える?
AQUOS wish4はau回線のLTEバンド(1・18)に対応しています。
また、5Gバンドのn77/n78やau VoLTEにも対応しています。
よって、au・povo・UQモバイルやau回線を使った格安SIMでも使えます。
AQUOS wish4とAQUOS wish3の違い
スペックの比較
AQUOS wish4と前作AQUOS wish3のスペック表上の違いは以下の通りです。
スペック | AQUOS wish4 |
AQUOS wish3 |
---|---|---|
本体サイズ (mm) |
高さ167mm 幅76mm 厚さ8.8mm |
高さ147mm 幅71mm 厚さ8.9mm |
本体の 重さ |
約190g | 約162g |
画面 サイズ |
約6.6インチ | 約5.7インチ |
画面解像度 | 1,612×720 (HD+) |
1,520×720 (HD+) |
バッテリー 容量 |
5,000mAh | 3,730mAh |
搭載 OS |
Android 14 | Android 13 |
CPU | MediaTek Dimensity 700 |
MediaTek Dimensity 700 |
メモリー (ROM) |
64GB | 64GB |
メモリー (RAM) |
4GB | 4GB |
対応外部 メモリ |
microSDXC (最大1TB) |
microSDXC (最大1TB) |
有効画素数 (メインカメラ) |
5,010万画素 | 1,300万画素 |
有効画素数 (サブカメラ) |
800万画素 | 500万画素 |
USB 端子 |
USB Type-C | USB Type-C |
SIM | nanoSIM eSIM |
nanoSIM eSIM |
防水 | ○(IPX5・IPX8) | ○(IPX5・IPX7) |
防塵 | ○(IP6X) | ○(IP6X) |
ワンセグ | – | – |
おサイフケータイ | ○ | ○ |
指紋認証 | ○ | – |
顔認証 | ○ | ○ |
ワイヤレス充電 | – | – |
画面サイズが6.6インチに
これまでのAQUOS wishシリーズは5.7インチのコンパクトな画面が特徴でしたが、AQUOS wish4は画面サイズが6.6インチになりました。
大きく見やすい画面で、動画の視聴にも最適です。
リフレッシュレートは90Hz
前作AQUOS wish3はリフレッシュレートが60Hzでしたが、AQUOS wish4は90Hzになりました。
ただし、その分バッテリーの消費が速くなるので、画面表示速度にこだわりがない人は60Hzにしておいた方がよいでしょう。
画面表示速度にこだわる人は、そもそもAQUOS wish4を買うべきではありません。
バッテリーが5,000mAhに
前作AQUOS wish3のバッテリー容量は3,730mAhでしたが、AQUOS wish4は5,000mAhになりました。
その分画面サイズは大きくなり、リフレッシュレートも最大90Hzになったので消費は大きいと思いますが、それでもAQUOSのバッテリーの持ちは個人的にもトップクラスだと思います。
公式サイトでも週に1度の充電で1週間使えると謳っています。
指紋認証に対応
前作AQUOS wish3には指紋認証センサーはありませんでしたが、AQUOS wish4は電源ボタン一体型の指紋認証センサーがあります。
画面内指紋認証ではなく物理センサーなのが安心です。
もちろん顔認証も引き続き搭載されており、マスクをしたままでもロック解除できます。
カメラが高画素化
前作AQUOS wish3のアウトカメラは1300万画素でしたが、AQUOS wish4は5010万画素にアップしました。
シングルレンズなので大きな期待はできませんが、AQUOS独自の画像処理エンジン「ProPix lite」も搭載しているので、これまでよりはきれいな写真が撮影できるでしょう。
また、インカメラも500万画素から800万画素になりました。
防水性能もアップ
前作AQUOS wish3の防水性能はIPX5/IPX7でしたが、AQUOS wish4はIPX5/IPX8になりました。
IPX7(水深1mに機器を沈め、約30分間放置しても機器が動作する)ことを意味します。
IPX8は水深が1.5mに深くなるだけなのであまり差はありませんが、より安心になりました。
また、ハンドソープでも洗えるようになりました。
耐久性もアップ
さらに、AQUOS wish4は耐久性も上がりました。
これまでも耐久性は十分でしたが、AQUOS wish4は高さ1.22メートルからコンクリートに落下しても耐えうる耐久性を備えています。
AQUOS wish3は終売になりましたが、実機レビューはこちらにまとめています。
AQUOS wish4の購入/機種変更はこちら
以上、楽天モバイルで発売のAQUOS wish4の解説でした。
人気のAQUOSのエントリーモデルで、SHARP製スマホの安心感と長く使えるのが魅力です。
AQUOS wish4は公式セールやキャンペーンによりお得に購入できます。
最新情報はこちらで確認してください。