本記事では楽天モバイルにMNPで乗り換える手順・流れを詳しく解説します。
楽天モバイルに乗り換えるには乗り換え元キャリアでMNP予約番号を発行し、公式サイトで手続きするだけです。
乗り換え元がMNPワンストップに対応していれば、MNP予約番号発行も不要です。
ただし、SIMが届いたら回線切り替えが必要な点に注意してください。
楽天モバイルにMNP転入する手順
現在使っている電話番号そのままで楽天モバイルに乗り換えるには、主に以下の手順が必要です。
- 端末が使えるか確認 (※)
- 乗り換え元でMNP予約番号を発行
- 楽天モバイルで乗り換え手続き
- 開通・回線切り替え
- SIMカードの差し替え
- APN設定
- Rakuten Linkの設定
※今のスマホをそのまま使う場合のみ
これから、それぞれの手順について詳しく解説します。
スマホが使えるか確認
乗り換え元キャリアで使っていたスマホを楽天モバイルでそのまま使う場合、楽天モバイルで使えるか必ず確認しましょう。
楽天モバイルは使えない機種も多いです。
iPhoneは6S・初代SE以降の機種なら使えますが、iPhone12シリーズまでの機種はSIMロック解除が必要な場合があります。
アンドロイドスマホはSIMロック解除しても使えない機種が多いので必ず確認してください。
詳細は「楽天モバイルで使えるスマホ」の章で解説します。
乗り換え元でMNP予約番号を発行
電話番号そのままで他社から楽天モバイルに乗り換える場合、乗り換え元の携帯会社でMNP予約番号を発行してもらいます。
MNP予約番号とは新しい携帯会社へ引き継ぐための番号ですね。
ただし、楽天モバイルのwebサイトで乗り換える場合、ほとんどのキャリアがMNPワンストップに対応しているため、MNP予約番号の発行は不要です。
MNP予約番号の発行が必要なのは、以下の2つの場合のみです。
- 楽天モバイルの店舗で乗り換える場合
- 乗り換え元がMNPワンストップに非対応
ドコモ・au・ソフトバンクのMNP予約番号は下記の方法で取得できます。
<3キャリアのMNP予約番号発行>
予約番号 発行方法 |
備考 | |
---|---|---|
ドコモ | 店舗 | |
電話 | ドコモのスマホから151 または0120-800-000 |
|
WEB | マイドコモ | |
au | 店舗 | |
電話 | 0077-75470 | |
WEB | My au | |
ソフト バンク |
店舗 | |
WEB | My SoftBank | |
電話 | Softbankスマホから*5533 または0800-100-5533 |
主要な格安SIMのMNP予約番号発行方法はこちらで解説しています。
各キャリアで手続きすれば、10桁のMNP予約番号が発行されます。
MNP予約番号には有効期限(店舗:15日、WEB:残り7日以上)があるので、発行後はすぐに楽天モバイルへの乗り換え手続きをしましょう。
楽天モバイルでMNP転入手続き
いよいよ、楽天モバイルでMNP転入手続きします。
転入手続きは「楽天モバイル公式サイト」で進めます。
1.楽天モバイル公式サイトにアクセス
2.画面上部の「お申込み」を選択
プランは一つしかないので「プランを選択する」をタップします。
すると画面上部のカードに①という表示が出ます。
次にオプションを選択します。
私が申し込んだ際、15分かけ放題オプションには最初からチェックが入っていました。
不要な方は外すのを忘れないようにしてください。
続いてSIMタイプを選択してください。
通常のSIMカードかeSIMを選択してます。
スマホとセットの方は続いて「製品選択に進む」をタップします。
SIMのみ・eSIMのみの方は「この内容で申し込む」を選択してください。
楽天ID・パスワードを入力してログインします
次に本人確認書類をアップロードします。
3種類の方法がありますが、「AIかんたん本人確認」が断然おすすめです。
次の画面で本人確認書類と自身の写真を指示通りに撮影すればすぐに本人確認が終了します。
1番目の「書類画像をアップロードで確認」でも良いのですが、私の時はエラーになって認証できませんでした。
本人確認が完了したら、次の画面でMNPか新規契約かを選びます。
「他社から乗り換え(MNP)」を選択します。
次の画面で、電話番号を入力してください。
その後、MNPワンストップに対応していれば乗り換え元キャリアのマイページにログインし、MNP予約番号発行手続きを行います。
番号はシステム上で発行されて楽天モバイルに連携されるため、画面には表示されません。
最後に、支払い方法を選びます。
楽天カードなら支払金額に応じて1%の楽天ポイントが貯まりますし、端末代金の分割手数料も無料です。
もちろん年会費などは無料なので、楽天カードをお持ちでない方は必ずこちらから発行しましょう。
▼楽天カードは持っておこう▼
あとは画面に従って手続きを進めればOKです。
申込みが完了すると、登録されたメールアドレスに確認メールが送られます。
SIMは指定日に自宅に届きますが、それまでは「my 楽天モバイル」で状況を確認できます。
開通手続き・回線切り替え
楽天モバイルからSIMカードが届いたら、回線切り替え(開通手続き)が必要です。
回線切り替えとは、乗り換え元のキャリアで接続されていた回線を、楽天モバイルでの接続に変更する作業です。
回線切り替えまでは乗り換え元キャリアの通話やデータ通信ができますが、回線切り替えすると乗り換え元が正式に解約され、楽天モバイルが利用開始されます。
回線切替は、SIM到着後にmy楽天モバイルから手続きします。
手順はこちらに詳しくまとまっています。
回線切替は、手続きした時間によって完了時間が異なりますので注意してください。
できればすぐに切り替えが完了する21時までに手続するのがおすすめです。
<回線切り替えの完了時間>
受付時間 | 完了時間 |
---|---|
9時~21時 | 当日中 |
21時~翌9時 | 翌9時以降 |
SIM差し替え・APN設定
回線の切り替え手続きが完了したらスマホ本体にSIMカードを挿入してください。
SIMカードを差し替えたらAPN設定が必要な場合があります。
iPhoneはiPhone 6S・初代iPhone SE以降の機種なら簡単な設定で使えます。
事前にiOSを最新にアップデートしたうえで、SIMを差し替えたら表示される「キャリア設定アップデート」をタップすればOKです。
繋がらない場合はこちらを確認してください。
アンドロイド端末も、楽天モバイルで購入した端末や動作確認端末一覧に記載の端末を使う場合は、ほとんどの機種でSIMを入れただけで自動でAPN設定が完了します。
使う前にシステムアップデートを更新してからSIMを挿してください。
持ち込みのAndroidは機種によって異なります。
ほとんどの機種は設定メニューからAPN設定画面に行き、以下のAPNの入力が必要です。
<AndroidのAPN>
項目 | 入力内容 |
---|---|
APN名 | (任意) |
APN | rakuten.jp |
MCC | 440 |
MNC | 11 |
APN タイプ |
default,supl,dun |
APN プロトコル |
IPv4/IPv6 |
APNローミング プロトコル |
IPv4/IPv6 |
PDPタイプ | IPv4/IPv6 |
※APNタイプでdunが入力不可の場合、「default,supl」または「default,supl,tether」と入力
※PDPタイプは入力箇所なし
APN設定が完了したら、Wi-FiをOFFにしてデータ通信ができるか確認してください。
AndroidスマホのAPN設定手順はこちらにまとまっています。
Rakuten Linkの設定
最後に、通話アプリ「Rakuten Link」の設定をします。
楽天モバイルではこのRakuten Linkを使って通話をすれば、国内通話は無料でかけ放題です。
上記からRakuten Linkのアプリをインストールしたうえで、ログイン・認証を終えればOKです。
以上で設定は終了です。
MNP転入・乗り換えの注意点
MNPワンストップが便利
現在、多くのキャリアがMNPワンストップに対応しています。
MNPワンストップが始まる以前は、MNP乗り換え前に乗り換え元キャリアでMNP予約番号を発行し、乗り換え先キャリアでその番号や有効期限を入力しなければなりませんでした。
しかし、現在は多くのキャリアがMNPワンストップに対応したことで、乗り換え先キャリアでMNP乗り換え手続きをする際に、乗り換え元キャリアのマイページにログインすれば自動でMNP予約番号が発行/連携される仕組みです。
以前はMNP予約番号の発効までに数日かかることがありましたが、MNPワンストップ対応キャリアならシステム上で即時発行されて自動で乗り換え先に連携されるので、すぐに乗り換え手続きが完了します。
2024年夏時点で、ドコモ/au/ソフトバンクや多くのMVNOキャリアがMNPワンストップに対応しています。
- 楽天モバイル
- NTTドコモ
- au
- ソフトバンク
- ahamo
- UQ mobile
- povo
- ワイモバイル
- LINEMO
- LINEモバイル
- 日本通信SIM
- b-mobile
- mineo
- IIJmio
- NUROモバイル
- イオンモバイル
- BIGLOBEモバイル など
これらのキャリアから乗り換える場合、事前にMNP予約番号の発行は不要です。
マイページにログインする際のIDとパスワードさえ控えていれば、楽天モバイルで乗り換え手続きをする際にマイページにジャンプし、ログイン後に自動でMNP予約番号は発行/連携されます。
なお、MNPワンストップが使えるのはオンラインで乗り換える場合のみです。
楽天モバイルの店舗で契約する場合は事前にMNP予約番号を発行しておく必要があります。
また、OCN モバイル ONEなど、一部のキャリアはMNPワンストップに対応していないため、それらのキャリアから乗り換える場合は事前に発行が必要です。
MNP予約番号の有効期限
予約番号の期限は15日
乗り換え元キャリアで発行してもらったMNP予約番号には15日間の有効期限が設けられています。
この15日間以内に、楽天モバイルへのMNP転入手続きを完了させなければなりません。
15日以内に手続きをすればよいのではなく、15日以内に乗り換え手続きを完了しなくてはなりません。
WEB転入は残り7日必要
そのため、乗り換え元がMNPワンストップに非対応で、かつ楽天モバイル公式サイトでMNP転入手続きをする場合は有効期限が7日以上残っている場合しか受け付けてもらえません。
残日数に余裕がないと、15日間の有効期限内に開通まで完了できないからです。
残り7日を過ぎた場合は店舗で手続きするかMNP予約番号の再発行が必要です。
キャリアによってはMNP予約番号の有効期限が切れるまで再発行できない場合もあるので、そうならないようにMNP予約番号を取得したらすぐに楽天モバイルで手続きしましょう。
MNP転入ができる時間
楽天モバイル公式サイトで手続する場合は24時間いつでも手続きできます。
深夜でもできるので、好きなタイミングで手続しましょう。
ただしMNP予約番号の有効期限(WEB手続き時は残り7日以上)に気を付けてください。
店舗で手続する場合も営業時間内なら手続きできますが、MNP転入には相当の時間がかかります。
2~3時間かかることもあるので、閉店間際に駆け込んでも対応してもらえない可能性があります。
必ず来店予約したうえで、時間に余裕をもって来店しましょう。
開通手続きの受付・所要時間
楽天モバイルのSIMカードが届いたら、回線切り替えが必要です。
楽天モバイルの開通・回線切り替えは24時間できます。
ただし、手続きした時間によって開通のタイミングが異なります。
<回線切り替えの完了時間>
受付時間 | 完了時間 |
---|---|
9時~21時 | 当日中 |
21時~翌9時 | 翌9時以降 |
21時までに手続きを完了すれば、10分ほどで終了します。
21時以降に手続きすると翌朝9時以降に切り替えられますので、できるだけ21時までに回線切り替えをしましょう。
回線切り替えはマイページから簡単にできます。
回線切り替え・開通手続きの手順はこちらを参考にしてください。
開通手続きしなければ自動開通
SIM到着後に開通手続きをしなかった場合、楽天モバイル側で自動で開通されます。
詳しいタイミングはいつになるかわかりません。
できる限り自身で事前に開通しましょう。
MNP転入の所要日数・期間は何日?
MNP転入にかかる日数は申し込み時期やタイミングによって異なります。
私が実際にMNP転入した場合は4日かかりました。
- 6月4日14時頃:公式サイトで申し込み
- 6月6日夕方:SIMカード発送の連絡
- 6月7日:SIMカード受け取り
→当日20時ごろに回線切り替え
上記の例はスムーズにいったパターンだと思います。
まず、2月~4月頃の繁忙期は申し込みが集中し、発送まで時間がかかる可能性があります。
また契約時の審査に2~3日かかる場合もあるようです。
できるだけ急いで開通したい場合は、SIMを受け取ったら必ず21時までに回線切り替えの手続きを行いましょう。
21時を超えると開通は翌日の朝9時以降になります。
特に月をまたいで開通してしまうと乗り換え元のキャリアの料金がもう1か月かかってしまうので気を付けましょう。
詳細:MNP開通手続きは、開通までどのくらい時間がかかりますか?
eSIMにMNP転入できる?
楽天モバイルでは通常のSIMに加えてeSIMも選択できます。
楽天モバイルのeSIMはすぐ発行できますし、機種変更も容易なのであえてeSIMを選ぶのもおすすめです。
楽天モバイルにMNP転入する際にeSIMを選択する際は「SIMタイプ」の選択画面で「eSIM」を選びます。
その後、審査を通過したらマイページからQRコードを表示し、スマホで読み取ればOKです。
eSIMにMNP転入する手続きはこちらを参考にしてください。
即日MNP転入する方法
楽天モバイルに即日MNP転入したい人は、以下の2つの方法をとりましょう。
- SIMカードではなくeSIMを選ぶ
- 店舗で手続きする
まず、eSIMならすぐに回線切り替えができるため、即日で乗り換えが可能です。
ただし、乗り換え元がMNPワンストップに対応している必要があります。
MNPワンストップに対応していれば、楽天モバイル公式サイト上で乗り換え手続きをする中ですぐにMNP予約番号の発行と連携ができるので、その日中に手続きが完了します。
MNPワンストップ非対応のキャリアの場合はMNP予約番号の事前発行が必要ですが、キャリアによってはMNP予約番号が届くのに1~2日かかる場合もあるので、即日乗り換えが不可の可能性があります。
SIMカードを選ぶ場合は店舗に行きましょう。
有効期間内のMNP予約番号があれば、店舗なら即日乗り換えできます。
ただし、店舗で手続する場合はMNPワンストップが利用できないので、事前にMNP予約番号の発行が必要です。
キャリアによってはMNP予約番号の発行には数日かかる場合もあるので事前に発行しておきましょう。
また、来店前には必ず来店予約しておいてください。
特に繁忙期や土日祝日は店舗が込み合うため、当日中に乗り換えできない可能性があります。
MNP転入の期限
楽天モバイルに乗り換える際は、MNP予約番号の有効期限内にMNP転入を完了させなければなりません。
MNP予約番号の有効期限は15日間です。
発行時にいつまで有効か記載されていますので、それまでに手続きを完了しましょう。
なお、オンラインでMNP転入する場合はSIM到着まで時間がかかるので、有効期限が7日以上残っている状態でないと手続きできません。
MNP予約番号を発行したらすぐに手続しましょう。
- MNP予約番号の期限:15日間
→楽天モバイル公式サイトで手続する場合は残り7日以上必要
どうしても7日未満にになった場合は楽天モバイルの店舗で手続するか、乗り換え元キャリアでMNP予約番号を再発行しましょう。
ただし多くのキャリアは有効期限が切れないと再発行できませんので、発行したら早めに転入手続してください。
なお、MNPワンストップに対応しているキャリアから乗り換えの場合は即時MNP予約番号が発行されて自動で連携されます。
MNP転入にかかる手数料
楽天モバイルにMNP転入する際、手数料はかかりません。
楽天モバイルは初期費用はSIMカード発行料などは無料なので、かかるとすれば乗り換え元キャリアの手数料のみです。
- 楽天モバイル
- 初期費用:無料
- SIMカード発行手数料:無料
- 乗り換え元キャリア
- MNP転出手数料:無料~3,300円
- 違約金:無料~1,000円~10,450円
乗り換え元キャリアではMNP転出手数料や違約金がかかる場合があります。
MNP転出手数料は多くのキャリアで無料になりましたが、一部のキャリアでは違約金がかかる場合もあります。
1年以内に転出する場合は1000円かかる場合もありますし、キャリアによってはいつ転出しても1,000円かかる場合もあります。
以前のように高額な違約金がかかるキャリアは少なくなりましたが、必ず事前に調べておきましょう。
SIMカード返却が必要かも
楽天モバイルに乗り換えた場合、乗り換え元のキャリアではSIMの返却が必要な場合があります。
ドコモ・au・ソフトバンクでは返却を求められることはないようですが、他の格安SIMキャリアでは返却が必要な場合があります。
どのキャリアも返却しなくてもペナルティはないようですが、できれば返却しておきましょう。
予期せぬエラーが発生した場合
楽天モバイルに乗り換える際、「予期せぬエラーが発生しました。再度お試しください」と表示される場合があります。
楽天モバイル側のサーバーに問題が発生し、エラーになることが多いようです。
私が乗り換え手続きしているときも本人確認書類をアップロードした後にこのような表示がされ、それ以上前に進めませんでした。
MNP転入手続き以外でもアプリを操作しているときやeSIMの再発行時にも発生します。
「予期せぬエラー」で前に進まなくなってしまった場合、以下を試してみましょう。
- 時間をおいて試す
- 別のブラウザから手続きする
サーバーが混雑している場合が多いので、最も効果的なのは時間を置くことです。
ただし後からやり直すのは面倒なので、急ぎの方は別のブラウザから試してみましょう。
スマホの方はPC・タブレットで手続きしてみるとか、ブラウザ(Googleクローム/サファリ/edge)を変えてみるのも試しましょう。
私は本人確認書類のアップロードができませんでしたので、eKYC(AIかんたん本人確認)に変更したところ、うまくいきました。
MNP転入初月の料金は日割り?
楽天モバイルに月途中に乗り換えた場合、初月の料金は日割り計算されません。
いつ契約したかにかかわらず、使用したデータ容量に応じて料金が決まります。
<最強プランの料金表>
容量 | 基本料金 | 通話料金 |
---|---|---|
3GBまで | ¥1,078 | 国内通話 かけ放題 (※1) |
3GB~20GBまで | ¥2,178 | |
20GB以上無制限 | ¥3,278 |
※1:一部かけ放題対象外あり
お得なMNP転入タイミングはいつ?
楽天モバイルに乗り換える際、お得なタイミングはいつでしょうか?
まず、乗り換え元キャリアの解約月の料金を確認しましょう。
マイネオのように解約月も日割り計算してくれるキャリアもありますが、ほとんどのキャリアはいつ解約(MNP転出)しても料金は全額請求されることが多いです。
よって、月末ぎりぎりまで使った方がお得ですね。
楽天モバイルの契約初月の料金は、いつMNP転入したかにかかわらずデータ容量に応じて決まります。
3GB以下なら1078円、20GB以上なら3,278円です。
データをほとんど使わない方は3GBまるまる余っても1,078円かかるので少々損ですが、データをたくさん使う方は月末に乗り換えれば料金を安く抑えられる可能性があります。
自身のデータ使用量や乗り換え元キャリアの料金に応じてタイミングを検討しましょう。
ただし、月末がお得だからといってあまりにぎりぎりを狙いすぎて開通が翌月になってしまうと、乗り換え元キャリアの料金がもう1か月かかってしまいます。
月末がお得な場合も余裕をもって手続きしましょう。
店舗でMNP転入する方法
楽天モバイルへは店舗でもMNP転入手続が可能です。
乗り換え元キャリアでMNP予約番号を発行したら、店舗に行って手続しましょう。
店舗で手続する場合、MNPワンストップは利用できません。
店舗ならMNP予約番号の有効期限内ならいつでも手続きできます。
また、手数料もかかりませんし店舗限定のキャンペーンも実施しています。
来店時は以下のものを持参してください。
- 本人確認書類
- 楽天市場のID・パスワード
- クレジットカード、銀行口座情報
- MNP予約番号
- 使っているスマホ
店舗でMNP転入する注意点はこちらを参考にしてください。
▼お得なキャンペーン実施中▼
各社のMNP予約番号発行方法
MNPワンストップに対応しているキャリアなら、MNP予約番号の事前発行は不要です。
ただし、MNPワンストップ非対応のキャリアから乗り換えや、楽天モバイルの店舗で乗り換え手続きをする場合は事前にMNP予約番号の発行が必要です。
<MNPワンストップ対応キャリア>
ドコモ・au・ソフトバンク
ドコモ・au・ソフトバンクからのMNP予約番号は、各キャリアの店舗、電話で取得できます。
<MNP予約番号発行方法>
予約番号 発行方法 |
備考 | |
---|---|---|
ドコモ | 店舗 | |
電話 | ドコモのスマホから151 または0120-800-000 |
|
WEB | マイドコモ | |
au | 店舗 | |
電話 | 0077-75470 | |
WEB | My au | |
ソフト バンク |
店舗 | |
WEB | My SoftBank | |
電話 | Softbankスマホから*5533 または0800-100-5533 |
格安SIM・その他キャリア
主要な格安SIMのMNP予約番号発行方法はこちらで解説しています。
MNP予約番号はすぐに発行されるわけではありません。
キャリアによっては3~4日かかることもあるので、上記の記事を必ず確認してください。
楽天モバイルで使えるスマホ
楽天モバイルは使える端末が限られます。
楽天モバイルに乗り換える前に、必ず対応端末を確認しましょう。
楽天モバイルで買える端末
一番おすすめなのは楽天モバイルで対応端末を購入することです。
楽天モバイルでは最新のiPhone/Androidスマホを販売しており、これらの機種はもちろん楽天モバイルで使えます。
iPhoneもAndroidも複雑な設定が不要でSIMを挿せばすぐに使えるのも嬉しいですね。
他で購入したスマホも一部の機種は使えますが、よくわからないという方は素直に楽天モバイルで端末を購入しましょう。
楽天モバイルのおすすめ端末は下記記事にまとめています。
楽天モバイルではほぼ常に端末購入で楽天ポイントが還元されるキャンペーンを実施しています。
比較的お得に契約できますので、ぜひキャンペーンを利用して購入してください。
持ち込みの端末は使える?
楽天モバイルで販売中の端末以外にも公式に動作確認されている端末があります。
数は少ないですが、シャープやOPPO製スマホ、Google Pixelなどが動作確認されています。
楽天モバイルの取り扱い端末に欲しい端末がない方は、こちらの動作確認端末一覧から好みの機種を探してみましょう。
また、既に端末をお持ちの方は、こちらのチェックツールで自分のスマホが動作確認されているか確かめることができます。
詳細:ご利用製品の対応状況確認
MNP転入後にiPhoneは使える?
他社で購入したiPhoneも、iPhone6S・初代iPhone SE以降なら楽天モバイルで使えます。
ただし、SIMフリー、またはSIMロック解除済みのiPhoneでないと楽天モバイルでは使えません。
また、iPhone Xまでの機種はパートナー回線をつかみやすいので、個人的にはiPhone XR・XS以降の機種を使うのがおすすめです。
詳しい手順はこちらにまとめています。
なお、ドコモ・au・ソフトバンクなどで買ったiPhoneも上記の手順で使えますが、iPhone12シリーズまでの機種の一部は事前にSIMロック解除が必要です。
お得なMNP乗り換えキャンペーン
楽天モバイルは現在お得なキャンペーン・セールを実施しています。
契約前には必ずキャンペーン情報を確認しましょう。
楽天モバイルの契約はマジ得フェスティバルか三木谷社長の従業員紹介キャンペーンを利用するのがお得です。
ただし、iPhoneや一部のAndroidスマホとセットで契約する場合は、別キャンペーンにより高額の還元が受けられます。
- 事前エントリーで楽天ポイント
- 従業員紹介で最大14,000P進呈
(初めてならマジ得フェスがお得) - 端末購入で最大32,000P還元
詳細:キャンペーン・特典一覧
エントリーでポイント還元
楽天モバイル契約時には、必ず事前に以下に全てエントリーしましょう。
併用不可のキャンペーンもありますが、面倒な人はとりあえず全てにエントリーしてから楽天モバイルに申し込むのがおすすめです。
上記の中には店舗で申し込むと対象外のものがあるので、できるだけ楽天モバイル公式サイトで申し込んでください。
特に年会費・入会金無料の楽天カードを持っていない人は必ずカードを申し込みましょう。
同時に申し込めばさらに追加で楽天ポイントが還元されます。
SIM/eSIMのキャンペーン
初めてならマジ得フェスティバル
エントリーが完了したら、楽天モバイルを契約します。
楽天モバイルの契約が初めてなら、12月2日朝まで実施中のマジ得フェスティバルがお得です。
楽天カード会員が楽天モバイルに初めて契約すると、楽天ポイントが20,000pt貰えます。
楽天カードをすでに持っている人は、楽天カード作成&1回利用で10,000ptが貰えるうえ、楽天モバイル契約で20,000ptが貰えるので、合計30,000ptが還元されます。
楽天カード | 特典 |
---|---|
持っている | ・楽天モバイル契約で2万pt |
持って いない |
・楽天カード作成&1回利用で1万pt ・楽天モバイル契約で2万pt |
さらに、端末セット購入した場合は他キャンペーンとも併用できます。
iPhone15やiPhone14シリーズとセットの場合、一括または24回払いなら端末価格が20,000円割引されます。
Androidスマホも同時購入で12,000ptが還元されます。
このキャンペーンは楽天モバイルのキャンペーンの中でもトップクラスにお得です。
契約を検討中の人はマジ得フェスティバル期間中の12月2日(月)朝10時までに申し込みましょう。
マジ得フェスティバルはこちらのページから申し込んだ場合のみが対象です。
必ずこちらのページから申し込みましょう。
2回線目以降なら紹介キャンペーン
楽天モバイルの契約が初めてではない場合、三木谷社長の紹介キャンペーンを利用するのがお得です。
エントリーが完了したら、紹介URLにログインしましょう。
過去に契約したことがある人や2回線目以降の追加契約も、三木谷社長の紹介キャンペーンなら還元の対象です。
楽天モバイルに契約する場合は、必ず三木谷社長のページから紹介URLにログインして申し込みましょう。
還元額は、新規契約と楽天モバイルのドコモ/au回線から移行は7,000ポイント、他社から乗り換えなら14,000ポイントです。
通常の紹介キャンペーンは契約が初めての人のみですが、三木谷社長のキャンペーンなら再契約や2回線目以降でも同額のポイントがもらえます。
- 音声SIM/音声eSIM
- データタイプ
- Rakuten Turbo
- 2回線目以降、追加契約
<紹介キャンペーンの還元額>
紹介された人が 貰えるポイント |
|
---|---|
新規契約 (新しい番号で契約) |
7,000P |
楽天MVNO から移行 |
7,000P |
他社から乗り換え (MNP) |
14,000P |
一般ユーザーの紹介の場合、新規契約とMVNOから移行は6,000ポイント、他社から乗り換えは13,000ポイントなので、三木谷社長の紹介キャンペーンの方がお得です。
契約時は三木谷社長の紹介キャンペーンのページにアクセスし、「お申し込みはこちら」をタップして自分の楽天IDでログインすればこれでエントリーは完了です。
ログインした翌々月までに契約すれば特典の対象になるので、すぐに申し込む必要はありません。
ただし、家族や親戚に楽天モバイルの契約者がいる場合はそちらの紹介で申し込んだ方がお得です。
三木谷社長の紹介キャンペーンの詳細や注意点はこちらにまとめています。
iPhone購入キャンペーン
現在、楽天モバイルでiPhoneをSIM契約とセットで購入すると高額の割引やポイントが還元されるセールを実施中です。
還元額は楽天モバイルの契約が初めてか、新規契約かMNPか、端末の支払回数などの条件により異なります。
<iPhone16シリーズの特典>
新規 | MNP | |
---|---|---|
初めて契約 + 端末購入 |
6,000pt | 6,000pt |
契約特典 (初めて契約時) |
6,000pt | 2,000pt |
対象iPhone 下取り |
5,000pt | 5,000pt |
合計 | 17,000pt | 13,000pt |
※詳細はこちら
※SIM契約が初めてでない場合は従業員紹介がお得
<iPhone16シリーズ以外の特典>
契約 | 支払回数 | 還元額 | |
---|---|---|---|
初めて | MNP | 一括 24回払い |
2万円割引 + 14,000P |
48回払い (プログラム) |
14,000P +端末半額 |
||
新規 | 一括 24回払い |
2万円割引 + 8,000P |
|
48回払い (プログラム) |
8,000P +端末半額 |
||
再契約 /追加 契約 |
MNP | 一括 24回払い |
2万円割引 + 14,000P |
48回払い (プログラム) |
14,000P +端末半額 |
||
新規 | 一括 24回払い |
2万円割引 + 7,000P |
|
48回払い (プログラム) |
7,000P +端末半額 |
※2万円割引、8000P還元の詳細はこちら
※14,000P、7000P還元の詳細はこちら
楽天モバイルのSIMは使い放題で月3,278円、国内通話料は無料で初期費用や違約金もありません。
iPhoneを使いたい人は(SIMを使う予定がなくても)SIMとセットで買うのがおすすめです。
本セールを適用するには、SIMと端末購入後にRakuten Linkでの10秒以上の通話が必要です。
iPhoneセールの詳細はこちらでご確認ください。
▼iPhoneの詳細▼
Androidスマホキャンペーン
Android機種限定セール
楽天モバイル公式サイトではAndroidスマホのお得なセールを実施中です。
楽天モバイルの契約とセットで購入すれば、AQUOS sense8が20,000円値引きされます。
本セールは楽天モバイルの契約が初めてでなくても対象なので、追加契約する人、過去に契約していて再契約する人もお得です。
また、ポイント還元ではなく端末価格が直接値引きされるのもお得です。
通常価格 | 値引き後 | |
---|---|---|
AQUOS sense8 |
¥63,800 | ¥43,800 |
AQUOS sense8は大きな欠点もなく、スマホをしっかり使う人でも誰でも安心して使える性能です。
この機種限定セールの詳細はこちらで確認してください。
従業員紹介がお得な機種も
AQUOS sense8以外のAndroidスマホも、マジ得フェスティバルか紹介キャンペーンを利用するのがお得です。
楽天モバイルの契約が初めての人はマジ得フェスティバルを利用して契約しましょう。
楽天カード会員が楽天モバイルに初めて契約すると、楽天ポイントが20,000pt貰えます。
楽天カードをすでに持っている人は、楽天カード作成&1回利用で10,000ptが貰えるうえ、楽天モバイル契約で20,000ptが貰えるので、合計30,000ptが還元されます。
なお、楽天モバイル契約と同時にAndroidスマホを購入する場合、MNPなら12,000pt、新規契約なら8,000ptが還元されるキャンペーンが実施中です。
このキャンペーンとマジ得フェスティバルは併用可能で、最大42,000ptが還元されます。
楽天カード | 特典 |
---|---|
持っている | ・楽天モバイル契約で2万pt ・端末購入で最大1.2万pt |
持って いない |
・楽天カード作成&1回利用で1万pt ・楽天モバイル契約で2万pt ・端末購入で最大1.2万pt |
2回線目以降の人は、三木谷社長の従業員紹介キャンペーンがお得です。
三木谷社長のキャンペーンはSIMの契約が初めてでも2回線目以降でも、他社から乗り換えなら14,000ポイント、新規/MVNO移行は7,000ポイント貰えます。
さらに楽天モバイル 楽天市場店で端末を買えば購入金額に応じたポイントが還元されます。
端末購入により多くの人が10%程度は還元されるので、トータルでは三木谷社長の紹介キャンペーンを利用した方がお得です。
<Androidスマホの特典比較>
公式サイト で購入 |
紹介+ 端末購入 |
||
---|---|---|---|
新規 契約 |
初めて | 8,000P | 7,000P +10%還元 |
2回線目 以降 |
6,000P | 7,000P +10%還元 |
|
MNP | 初めて | 12,000P | 14,000P +10%還元 |
2回線目 以降 |
6,000P | 14,000P +10%還元 |
※楽天市場での還元率が10%の場合
ただし、セール実施中のAQUOS sense8だけは公式サイトで申し込んだ方がお得です。
AQUOS sense8は2万円割引セールを実施しており、紹介キャンペーンより還元額が高いです。
この2万円割引セールは楽天モバイルの契約が初めてでなくても対象です。
Rakuten WiFi Pocket Platinumが1円
楽天モバイルではモバイルルーター「Rakuten WiFi Pocket Platinum」を発売中です。
スペックや機能はこちらを参考にしてください。
詳細:Rakuten WiFi Pocket Platinumの実機レビュー
Rakuten WiFi Pocket Platinumの通常価格は税込7,980円です。
ただし、SIMとセットで購入する場合は7,979円の割引が適用されて1円で購入できます。
新規契約/MNP/楽天モバイルのドコモ回線/au回線からの移行も1円ですし、SIMの契約が2回線目以降でも1円です。
詳細:Rakuten WiFi Pocket Platinum 1円キャンペーン
その他キャンペーン一覧はこちらにまとめています。
楽天モバイルへのMNP乗り換えはこちら
以上、楽天モバイルにMNPで乗り換える手順の解説でした。
楽天モバイルはエリアや使える端末に制限があるものの、データ使い放題+国内通話かけ放題で3,278円という安さは大きな魅力でおすすめです。
申し込みはこちらからどうぞ!