本記事では、ソフトバンクから発売されたSHARPの「AQUOS R2 706SH」を解説します。
SHARPのフラッグシップスマホらしく、高性能CPUとカメラを搭載しています。
オンラインショップでの販売は終了しましたが、中古での購入・使用もおすすめです。
AQUOS R2の価格・料金
ソフトバンクでの販売終了
AQUOS R2はソフトバンクでの販売が終了しました。
現在は店舗でもオンラインストアでも販売していません。
現在販売中の端末はこちらで確認してください。
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詳細:ソフトバンクのおすすめ機種一覧
中古でも購入可能
AQUOS R2はソフトバンクだけでなくドコモやauでも発売され、最近は中古でも購入できるようになりました。
イオシスやじゃんぱらなどの中古スマホ店では、AQUOS R2の未使用品や中古品が格安で購入できます。
ソフトバンク版のAQUOS R2はSIMロック解除すればワイモバイルや、mineo・LINEモバイルのソフトバンク回線でも使えます。
是非中古端末の購入も検討しましょう。
SIMロック解除の手順
2021年5月11日までにソフトバンクで販売されたスマホは、ソフトバンク回線以外では使用できないようにSIMロックという状態になっています。
購入日 | SIMロック有無 |
---|---|
2021年 5月11日まで |
あり |
2021年 5月12日以降 |
なし |
このSIMロックはマイページまたは店舗で解除できます。
マイページから手続きすれば無料ですが、店舗は3,300円の手数料がかかります。
必ずマイページから解除手続きしましょう。
なお、ソフトバンクすでに解約した方や中古のソフトバンク端末を買った方もSIMロック解除が可能です。
対応バンド・周波数
対応周波数一覧
AQUOS R2 706SHの対応バンド・周波数は以下の通りです。
- 5G:非対応
- 4G/LTE:B1/B2/B3/B4/B5/B8/B11/B12/B17/B26/B28/B38/B41/B42
- 3G:B1/B2/B4/B5/B8
AQUOS R2はドコモやauからも発売されていますが、端末によって対応バンドが異なります。
上記はあくまでソフトバンク版です。
ソフトバンク/ワイモバイル対応
ソフトバンク・ワイモバイル回線で使う4G/LTEのバンドは1・3・8ですが、AQUOS R2 706SHは全て対応しています。
また、3Gのバンド1・8にも対応しています。
そのため、ソフトバンク回線を使った格安SIMはもちろん、SIMロック解除すればLINEMOやワイモバイルでも問題なく使えます。
ドコモ回線で使える?
ドコモ回線が使う主要なバンドは、4G:B1/3/19です。
AQUOS R2 706SHは4GバンドのB19に非対応ですが、B26に対応しているので問題なく使えるでしょう。
事前にSIMロック解除が必要です。
ただし、ドコモでもAQUOS R2が発売されています。
ドコモ回線で使いたい方はドコモ版のAQUOS R2 SH-03Kを買って使いましょう。
※SH-03Kで絞り込み
au回線・au VoLTEは?
ソフトバンク版のAQUOS R2 706SHはau回線が使う4GバンドのB1/26のどちらにも対応しています。
au VoLTEにも対応しているでしょう。
SIMロック解除すればau・povp・UQモバイルやau回線を使った格安SIMでも使えると思います。
ただし、auでもAQUOS R2が発売されています。
au回線で使いたい方はau版のAQUOS R2 SHV42を買って使いましょう。
※SHV42で絞り込み
楽天モバイルで使える?
ソフトバンクのAQUOS R2 706SHは楽天モバイルの「ご利用製品の対応状況確認」に記載されています。
4Gデータ通信・音声通話・SMSの主要な機能に対応していますので、SIMロック解除してAPN設定すれば問題なく使えます。
ただし、APN自動設定やETWS(緊急地震速報などの受信)、110・119時の高精度な位置情報測位には非対応です。
- APN自動設定
- ETWS(緊急地震速報など)
- 110/119等での高精度な位置測位
個人的にはあまり気にしませんが、気になる方は素直に楽天モバイルで端末を買いましょう。
楽天モバイルで他社のAQUOSを使う手順はこちらにまとめています。
AQUOS R2 706SHのスペック
ソフトバンクの型番
ソフトバンクにおけるAQUOS R2の型番は「706SH」です。
ちなみに、ドコモは「SH-03K」、auは「SHV42」です。
カラーバリエーション
ソフトバンクで発売されるAQUOS R2 706SHは「ローズレッド」「プレミアムブラック」「プラチナホワイト」の3色です。
また、2018年冬に新たに「ブルーシルバー」「ピンクゴールド」の2色が追加されました。
合計5色から選べるのがAQUOS R2 706SHのメリットです。
スペック詳細
スペック | |
---|---|
サイズ(mm) | H156× W74× D9.0 |
重さ | 約181g |
画面サイズ | 6.0インチ |
解像度 | 3,040×1,440(WQHD+) |
バッテリー容量 | 3,130mAh |
連続通話時間 (4GLTE) |
約1,830分 |
連続待受時間 (4GLTE) |
約585時間 |
OS | Android 8.0 |
CPU | Snapdragon845 (オクタコア) 2.6GHz+1.7GHz |
メモリー (ROM) |
64GB |
メモリー (RAM) |
4GB |
対応外部メモリ | microSDXC (最大512GB) |
通信速度(下り) | 最大774Mbps |
有効画素数 (メインカメラ) |
2,260万+ 1,630万画素 |
有効画素数 (サブカメラ) |
1,630万画素 |
その他スペック詳細はSHARP公式サイトで確認してください。
画面サイズは6.0インチ
AQUOS R2 706SHの画面サイズは6.0インチです。
前作AQUOS Rの5.3インチより大型化しましたが、フチ(ベゼル)を極小化することで本体の横幅はほぼ同じです。
USB端子はUSB Type-C
AQUOS R2 706SHのUSB端子はUSB Type-Cです。
上下どちらも挿せるので地味に便利ですね。
ただし、AQUOS R2 706SHにはACアダプタやUSBケーブルなどの充電器は付属していません。
お持ちでない方はこちらで購入しましょう。
イヤホンジャックあり
AQUOS R2 706SHには本体上部に3.5mmイヤホンジャックがあります。
最近はイヤホンジャックが廃止されるスマホが増えてきましたが、今でも有線でイヤホンやヘッドホンを接続したいという声は根強いです。
AQUOS R2 706SHはハイレゾにも対応しているので、音質にこだわる方にも最適です。
シングルSIM・DSDS非対応
AQUOS R2 706SHのSIMカードはnanoSIM×1のシングルSIMです。
ドコモ・au・ソフトバンクで発売される機種はどれもシングルSIMなのが残念ですね。
メモリーRAMは3GB
AQUOS R2 706SHのメモリーRAMは4GBです。
これまでシャープのスマホは高機能モデルでも3GBの場合が多く、長年使うには少々不安でした。
しかしAQUOS R2 706SHは4GBですので、長期間使う場合でも安心でしょう。
ストレージROMは64GB
AQUOS R2 706SHの内部ストレージ容量は64GBです。
これだけあれば写真や動画を撮影される方でもほぼ足りると思います。
もし足りない方もマイクロSDカードを増設可能ですので安心です。
マイクロSDカード増設可能
AQUOS R2 706SHのストレージ容量は64GBです。
写真や動画をたくさん撮影される方で、64GBで足りない場合はマイクロSDカードを増設できます。
microSDカードで最大512GBまで増設できますので、ストレージ容量が足りない方は利用してください。
付属品・同梱品
AQUOS R2の付属品・同梱品は以下の通りです。
- テレビアンテナケーブル
- SIMピン
充電器・ケーブル付属なし
上記の通り、AQUOS R2 706SHには充電器(ACアダプタ・USBケーブル)が付属していません。
USBの充電器・USB Type-Cのケーブルをお持ちであればそのまま使えますが、お持ちでない方は購入が必要です。
その他スペック詳細は公式サイトをご確認ください。
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AQUOS R2の搭載便利機能
搭載便利機能一覧表
有無 | |
---|---|
防水 | ○ |
防塵 | ○ |
フルセグ | ○ |
おサイフケータイ | ○ |
指紋認証 | ○ |
顔認証 | – |
急速充電 | ○ |
ワイヤレス充電Qi | – |
防水・防塵対応
AQUOS R2はもちろん防水・防塵に対応しています。
防水はIPX5/8で、「常温の水道水1.5mの水槽に本体を沈めて30分間放置しても電話性能を保てるレベル」です。
よほどのことが無い限り、水濡れによる故障はないでしょう。
また、濡れた手でも画面を操作できるので、水仕事をしながらの操作も可能です。
ワンセグ・フルセグ対応
AQUOS R2(706SH)はワンセグ・フルセグに対応しています。
スマホでテレビが観られるスマホは少なくなってきましたので、AQUOS R2は貴重な存在です。
おサイフケータイ対応
AQUOS R2はおサイフケータイにも対応しています。
このおサイフケータイは非常にファンが多く、搭載されているのは安心ですね。
指紋認証対応/顔認証なし
AQUOS R2(706SH)は画面下のホームボタンが指紋認証センサーになっています。
指紋認証センサーは背面や側面にある機種も多いですが、個人的にはこのホームボタンが一番扱いやすいですね。
認証は一瞬で、精度も非常に高いです。
一方、AQUOS R2(706SH)に顔認証機能はありません。
顔認証があればタッチすることなく一瞬でロック解除できて非常に便利なのですが、この点は仕方がないですね。
急速充電対応
AQUOS R2(706SH)は急速充電に対応しています。
クイックチャージ3.0に対応していますので、対応している充電器(ACアダプタ)を使えば高速で充電が出来ます。
ただし、AQUOS R2購入時に充電器や充電ケーブルは付属しません。
ACアダプタやUSB Type-Cのケーブルをお持ちでない方は購入してください。
ワイヤレス充電Qi非対応
AQUOS R2はワイヤレス充電「Qi」には対応していません。
その他搭載機能についてはSHARP公式サイトをご確認ください。
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706SHのベンチマークスコア
Geekbench
AQUOS R2 706SHのベンチマークをGeekbenchで計測した結果は以下の通りです。
- シングル:2,367
- マルチ:8,901
antutu
AQUOS R2 706SHのantutuの総合スコアは25万~26万程度です。
超高負荷の3Dゲームも快適に動くレベルの超ハイスペック機種です。
ただし、ゲームをしない方にとっては少々オーバースペックです。
WEB閲覧・SNS・LINE・アプリ使用が中心の方は、AQUOS R compact(701SH)やAQUOS Rで十分でしょう。
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AQUOS R2 706SHの特徴
高性能Snapdragon845搭載
AQUOS R2(706SH)のCPUは、発売時点で最も高性能なSnapdragon845を搭載しています。
メモリー(RAM)は前作「AQUOS R」と同じ4GBですが、処理速度はピカイチです。
放熱性能も2倍になっていますので、最高性能を連続して発揮し続けられる時間も7倍に伸びています。
高負荷の3Dゲームを長時間続けても全く問題ないレベルでしょう。
最高峰のディスプレイ解像度
AQUOSシリーズはかねてからディスプレイの美しさが特徴でしたが、AQUOS R2(706SH)は更にもう一段進化しています。
ディスプレイはトレンドの19:9縦長の6.0インチで、AQUOS Rと同じく切り欠きディスプレイになっています。
解像度は3,040×1,440ドットのWQHD+で、トップレベルの美しさです。
フルHDの1.8倍の画素数ですので、細部まで美しく描写されます。
ハイスピードIGZO
AQUOS R2(706SH)には「ハイスピードIGZO」という機能が搭載されています。
これは、画面をスクロールしている最中も文字や画像を鮮明に表示する技術です。
AQUOS Rでもこの技術がありましたが、AQUOS R2(706SH)では応答速度がさらに25%も向上しています。
実際に使用してみると肉眼でも違いがはっきりとわかり、滑らかさが実感できます。
Dolby Vision/Atmos両方を採用
AQUOS R2(706SH)は世界で初めてDolby Vision・Dolby Atmosの両方を採用したスマートフォンです。
Dolby Visionとは、明るさの幅が通常より広いHDR方式の映像技術で、明るい色も暗い色も肉眼で見たように鮮明に写す映像技術です。
一方、Dolby Atmosは映画で使われるような立体的なサウンドを出す技術です。
専用のヘッドフォンを装着すれば、迫力のある音響を楽しめます。
映画などの動画コンテンツはもちろん、カメラで撮影した動画やyoutubeなども美しく描写されます。
スクロールオート
AQUOS R2(706SH)にはスクロールオートという機能があります。
その名の通り、操作しなくても自動で画面をスクロールしてくれる機能です。
SNS等を流し読みする際に非常に便利ですね。
覗き見ブロック
AQUOS R2(706SH)には、専用のフィルターを貼らなくても周りからの覗き見を防止する「覗き見ブロック」機能も搭載しています。
高性能デュアルレンズカメラ
AQUOS R2(706SH)はカメラも大きく進化しました。
背面のメインカメラは2,260万画素と1,630万画素のデュアルレンズカメラです。
2260万画素のレンズは特に夜景に強く、光が少ない場所でも鮮明な写真が撮影できます。
1630万画素のカメラは動画専用カメラとなっており、135度の広角をとらえられ、電子式手振れ補正も搭載しているため被写体をしっかりと撮影することができます。
AIがシーンを自動判別
AQUOS R2(706SH)のカメラにはAI(人工知能)が搭載されています。
AIが被写体を判別し、最適な撮影モード自動で切替えてくれます。
そのため、手動で細かい調整をしなくても、誰でも美しい写真を撮影することができます。
世界初:動画と写真を同時撮影
AQUOS R2(706SH)は、1630万画素の動画専用カメラで動画を撮影しながら、2,260万画素のカメラで写真を撮影することができます。
写真は手動撮影も可能ですが、AIが自動でおすすめシーンを判別してシャッターを切ることも可能です。
この機能はAQUOS R2が世界初です。
広角サブカメラ
画面側にある自撮り用のカメラも1,630万画素と高画素です。
90度の広角レンズになっているため、風景と一緒に自撮りする場合や、複数人で撮影する場合もしっかりおさまります。
また、背景を自然にぼかす、今流行の「ポートレートモード」での撮影も可能です。
エモパーが便利
AQUOSシリーズには以前からエモパーという人工知能が搭載されています。
エモパーは使用者の生活パターンなどを学習し、適切な情報を提供してくれる機能です。
例えば使用者がよく使う駅を判別し、電車の遅延情報などを事前にお知らせしてくれます。
実際使用してみると非常に賢く、便利です。
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以上、ソフトバンクのAQUOS R2 706SHの紹介でした。
高性能CPUだけでなく、カメラや動画撮影、映像の美しさやオーディオにもこだわった高性能機種です。
国産スマホだけあっておサイフケータイやフルセグが搭載しているのも嬉しいですね。
AQUOS R2 706SHはソフトバンクオンラインショップでの販売は終了しましたが、中古での購入・使用もおすすめです。
購入はこちらからどうぞ!