本記事ではUQモバイルで発売されたGalaxy A30のスペックを解説します。
UQモバイル公式サイトでは販売が終了しましたが、中古のGalaxy A30も使えます。
Galaxy A30は販売終了
中古のGalaxy A30も買える
Galaxy A30はUQモバイルオンラインストアでの販売が終了になりましたが、中古スマホ店などではまだ購入できます。
私がよく利用する楽天市場やイオシスなどでは1万円前後で購入できます。
ぜひ探してみてください。
他キャリアでも使える?
UQモバイルは端末のバンドを公表していないため詳細は不明ですが、おそらくau版のGalaxy A30 SCV43と同型だとすると、LTEの対応バンドは以下のとおりです。
ドコモのプラチナバンド19や、ソフトバンク・ワイモバイルのプラチナバンド8には非対応のため、ドコモ回線やソフトバンク回線では使わないほうが良いでしょう。
一方、UQモバイルはもちろん、他の格安SIMのau回線でも使えます。
また、楽天モバイルでもおそらく高い確率で使えそうです。(のちほど解説)
Galaxy A30の対応バンド
UQモバイルでは端末の対応バンドを公表していませんが、おそらく間違いなくau版と同じでしょう。
本章ではau版と同じと仮定して解説します。
対応バンド・周波数一覧
au版のGalaxy A30の対応バンドは以下のとおりです。
おそらくUQモバイルも同じだと思われます。
- 5G:非対応
- 4G/LTE:B1・3・26・41
- 3G:B1
ドコモ・ソフトバンク・ワイモバイル回線でも使えないことはないですが、おすすめしません。
au回線で使ったほうが良いでしょう。
ドコモ回線で使用不可
ドコモ回線で使用するFDD-LTEのバンドは1・3・19です。
Galaxy A30はプラチナバンド19には非対応ですが、26に対応しているためおそらく4G通信はできるでしょう。
ただし、ドコモのVoLTEに対応しているかはわかりません。
3Gのバンド6にも非対応のため、山間部での3G通話・データ通信もできませんのでおすすめはしません。
ドコモ回線で使いたい方はドコモ版のGalaxyを買って使いましょう。
ソフトバンク/ワイモバイル不可
ソフトバンク・ワイモバイル回線で使う4Gのバンドは1・3・8ですが、UQモバイル版のGalaxy A30はバンド8に非対応です。
こちらも1・3に対応していれば使えないことはないですが、おすすめしません。
また、3Gのバンド1には対応していますが8には非対応です。
au回線・au VoLTE対応
UQモバイル版のGalaxy A30はau回線のLTEバンド(1・26)に対応しています。
もちろんau VoLTEにも対応しています。
よって、au・povoやau回線を使った他の格安SIMでも使えます。
楽天モバイルで使える?
楽天モバイルではUQモバイル版のGalaxy A30は動作確認されていません。
しかし、au版のGalaxy A30は楽天モバイルで動作確認されており、通話・データ通信・SMSの基本的な機能は使えます。
おそらくUQモバイル版も同じでしょう。
ただし、APN自動設定やETWS(緊急地震速報などの受信)、110・119時の高精度な位置情報測位には非対応です。
- APN自動設定
- ETWS(緊急地震速報など)
- 110/119等での高精度な位置測位
個人的にはあまり気にしませんが、気になる方は素直に楽天モバイルで端末を買いましょう。
UQ版Galaxy A30のスペック
UQ版Galaxy A30の発売日
UQモバイルにおけるGalaxy A30の発売日は2019年6月14日です。
本体カラー・色
UQモバイルにおけるGalaxy A30の本体カラーは「ブルー」「ブラック」「レッド」の3色です。
スペック一覧表
UQモバイル版Galaxy A30のスペック詳細は以下の通りです。
スペック | |
---|---|
サイズ (mm) |
H160× W75× D8.0 |
重さ | 約176g |
画面サイズ | 約6.4インチ |
解像度 | 2,340 x1,080 (フルHD+) |
バッテリー 容量 |
3,900mAh |
搭載OS | Android 9 |
CPU | Exynos7904 (オクタコア) 1.8GHz×2 1.6GHz×6 |
メモリー (ROM) |
64GB |
メモリー (RAM) |
4GB |
対応外部メモリ | microSDXC (最大512GB) |
有効画素数 (メインカメラ) |
1,300万+ 500万画素 |
有効画素数 (サブカメラ) |
800万画素 |
USB端子 | USB Type-C |
UQ版はSIMフリー
UQモバイルで発売されるGalaxy A30はSIMフリー(シムフリー)です。
SIMロックがかかっていませんので、他のキャリアのSIMを挿せばAPN設定だけで使えます。
(使える回線や対応バンドは後述)
シングルSIMに改良
Galaxy A30の通常版はデュアルSIMですが、UQモバイル版はシングルSIMに改良されています。
イヤホンジャック搭載
Galaxy A30には本体上部に3.5mmイヤホンジャックが搭載されています。
有線でイヤホン・ヘッドフォンを接続できるのはメリットです。
USB端子はUSB Type-C
Galaxy A30のUSB端子はUSB Type-Cです。
ただし、USB Type-Cのケーブルは同梱されていませんので、お持ちでない方は自身で購入が必要です。
5GhzのWiFiに対応
Galaxy A30が対応するWi-Fi規格は以下のとおりです。
Galaxy A30は5Ghzにも対応しています。
▼UQモバイルで詳細を確認▼
Galaxy A30の付属品・同梱品
付属品一覧
- 保護フィルム(貼付済み)
- SIM取り出し用ピン
- Micro USBケーブル
- クリアケース
- 取扱説明書
Type-Cのケーブルなし
Galaxy A30のUSB端子はUSB Type-Cですが、Galaxy A30にはmicro USBケーブルしか付属していません。
このmicroUSBケーブルは、micro USB端子のスマホをお持ちの方がGalaxy A30にデータ移行するための試供品です。
充電用のUSB Type-Cのケーブルは同梱されていませんので注意してください。
お持ちでない方は自身で購入が必要です。
ACアダプタ付属なし
Galaxy A30にはACアダプタも同梱されていません。
お持ちでない方は購入が必要です。
純正ケース・フィルム付属
Galaxy A30には純正のケース・フィルムが付属しています。
スマホケースは試供品の簡易的なものですので、お気に入りのスマホケースを購入するまでのつなぎとして利用しましょう。
フィルムも試供品ですが、購入時にすでに画面に貼り付けられています。
搭載された便利機能
搭載便利機能一覧
Galaxy A30に搭載されている便利機能は以下のとおりです。
機能 | 有無 |
---|---|
おサイフケータイ | ○ |
防水 | ○ |
防塵 | ○ |
ワンセグ | × |
ワイヤレス充電 | × |
指紋認証 | ○ |
顔認証 | ○ |
指紋認証・顔認証対応
Galaxy A30は指紋認証・顔認証に対応しています。
指紋認証センサーは本体背面に搭載されています。
防水・防塵対応
Galaxy A30は防水・防塵にも対応しています。
特に防水はIPX5/IPX8というレベルですので、雨天時の屋外や水回りでの操作も問題ないでしょう。
おサイフケータイ対応
Galaxy A30はおサイフケータイに対応しています。
UQモバイルではおサイフケータイ対応機種が減っていたので、おサイフケータイユーザーの強力な選択肢になりそうです。
ワンセグ・フルセグ非対応
Galaxy A30はワンセグ・フルセグには対応していません。
ワイヤレス充電非対応
Galaxy A30はワイヤレス充電には対応していません。
Galaxy A30のベンチマーク
antutu
Galaxy A30の搭載CPUはサムスン独自のCPU「Exynos 7904」です。
antutuにおけるExynos 7904の総合ベンチマークスコアは10万~11万前後です。
同時に発売が発表されたHUAWEI P30 liteが13~14万前後でしたので、それよりは少々低いです。
が、重いゲームをしなければ普段使いには全く問題ない性能でしょう。
Geekbench
GeekbenchにおけるGalaxy A30のベンチマークスコアは以下のとおりです。
(同じExynos 7904を搭載しているGalaxy M20)
- シングル:1,311
- マルチ:4,107
最近発売された国内の機種では、Snapdragon632搭載のZenFone Max M2(ZB633KL)と同程度のスコアです。
Galaxy A30購入はこちら
以上、UQモバイル版Galaxy A30の詳細でした。
今となっては性能が低いので、現在販売中の他機種を使うのがおすすめです。