本記事ではUQモバイルで発売のXperia 10 V SOG11の実機レビューとスペックを解説します。
人気だったXperia 10 IVの後継機で、SONY製の安心感と欠点のないスペックが特徴です。
UQモバイルでの販売は終了しましたが、端末のみ購入して自分で機種変更もできます。
UQ版Xperia 10 Vの在庫
UQのXperia 10 Vは販売終了
UQモバイルのXperia 10 Vはオンラインショップでの販売が終了になりました。
店舗にも無いでしょう。
現在販売中のスマホはこちらを確認してください。
お得に機種変更する方法
UQモバイルをすでに契約中の人もXperia 10 Vに機種変更できます。
Xperia 10 VはUQモバイルでの販売が終了しましたが、他で端末のみを購入し自分でSIMを差し替えれば機種変更できます。
端末はスマホ通販サイトのイオシスや楽天市場で安い端末を探すのもよいかもしれません。
楽天市場/Amazonやイオシスで中古・未使用品が端末のみで購入できます。
なお、Xperia 10 Vはドコモ/au/ソフトバンク/楽天モバイルでも発売されました。
au版とUQモバイル版は同じ仕様で、もちろんUQモバイルやau回線のキャリアでも使えます。
他で購入する場合はUQモバイル版かau版のSOG11を買いましょう。
ただし、ドコモ版と楽天モバイル版はドコモ/au/ソフトバンク/楽天モバイルの全キャリアの4G/5Gバンドを網羅しています。
ドコモ回線でも使う可能性がある場合はドコモ版かSIMフリー版/楽天モバイル版を選ぶのがおすすめです。
自分で機種変更する手順はこちらにまとめています。
端末のみ購入する/中古を購入
UQモバイル版のXperia 10 Vは端末のみで購入できます。
特に楽天市場/Amazonや中古スマホ店で購入するのがおすすめです。
なお、Xperia 10 Vはドコモ/au/ソフトバンク/楽天モバイルでも発売されました。
また、遅れてSIMフリー版(公開市場版)も発売されました。
au版とUQモバイル版は同じ仕様で、もちろんUQモバイルやau回線のキャリアでも使えます。
UQモバイルやau回線で使う場合はUQモバイル版かau版のSOG11を買いましょう。
ただし、SIMフリー版/ドコモ版/楽天モバイル版はドコモ/au/ソフトバンク/楽天モバイルの全キャリアの4G/5Gバンドを網羅しています。
ドコモ回線でも使う可能性がある場合はSIMフリー版かドコモ版/楽天モバイル版を選ぶのがおすすめです。
自分で機種変更する手順はこちらにまとめています。
UQモバイル版Xperia 10 Vの違い
他社Xperia 10 Vとの比較
Xperia 10 VはUQモバイル以外にドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルでも発売されました。
また、遅れてSIMフリー版も発売されました。
UQモバイル版とau版、SIMフリー版と楽天モバイル版は同じ仕様なので、種類は大きく4つです。
大きな違いは対応バンドと本体カラーです。
対応バンドが異なる
まず、5Gバンドへの対応可否が異なります。
UQモバイル版・au版はドコモ5Gのn79に非対応なので、ドコモ回線のSIMを入れた場合、エリアによっては5G通信ができなくなります。
ソフトバンク版も同様です。
一方、SIMフリー版とドコモ版、楽天モバイル版はドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルが使う主要な4G/5Gバンドを網羅しています。
au回線で使う場合はau版・UQモバイル版がおすすめですが、他社のSIMを入れて使う場合はSIMフリー版かドコモ版、楽天モバイル版を選べば全キャリアの5Gが使えるでしょう。
<対応バンドの違い>
SIMフリー版 ドコモ版 楽天版 |
au版 UQ版 SB版 |
||
---|---|---|---|
ドコモ 回線 |
4G | 〇 | 〇 |
5G | 〇 | △ (n79×) |
|
au 回線 |
4G | 〇 | 〇 |
5G | 〇 | 〇 | |
SoftBank 回線 |
4G | 〇 | 〇 |
5G | 〇 | 〇 | |
楽天 回線 |
4G | 〇 | 〇 |
5G | 〇 | 〇 |
本体カラーが異なる
購入できる本体カラーも異なります。
SIMフリー版・ドコモ版・ソフトバンク版・楽天モバイル版はラベンダー/ホワイト/ブラック/セージグリーンの4色ですが、au・UQモバイルではセージグリーンが選べません。
<本体カラーの違い>
SIMフリー ドコモ 楽天モバイル ソフトバンク |
UQモバイル au |
|
---|---|---|
本体 カラー |
ラベンダー ホワイト ブラック セージグリーン |
ラベンダー ホワイト ブラック |
それ以外はほとんど同じです。
どこで買ったものでもnanoSIM + eSIMのデュアルSIMで、SIMロックもかかっていません。
ただしドコモ版は背面のデザインが異なり「docomo」のロゴがあります。
また、絵文字は相変わらずドコモ絵文字でしょう。
端末のみを購入する場合、価格が同じなら、大手4キャリアのバンドを網羅していてクセもない楽天モバイル版を選ぶのがおすすめです。
SIMフリー版との違い
UQモバイル版とSIMフリー版は対応バンドが異なります。
どちらもau・ソフトバンク・楽天モバイルの主要な4G/5Gバンドと、ドコモの4Gバンドは網羅しています。
ただし、UQモバイル版はドコモ5Gのn79に非対応なので、ドコモ回線のSIMを入れた場合に5Gに繋がらない場合があります。
ドコモ回線でも使いたい人はドコモ版か、SIMフリー版・楽天モバイル版を選びましょう。
それ以外は同じで、どちらもnanoSIMとeSIMのデュアルSIM、SIMロックなし、選べるカラーも同じです。
Xperia 10 VとXperia 10 IVの違い
UQモバイルではXperia 10 IVも販売されていました。
Xperia 10 Vと前作Xperia 10 IVには細かい違いがありますが、特筆すべき大きな違いはメインカメラ・バッテリー・スピーカーの3つです。
スペック | Xperia 10 V | Xperia 10 IV |
---|---|---|
本体サイズ (mm) |
高さ155mm 幅68mm 厚さ8.3mm |
高さ153mm 幅67mm 厚さ8.3mm |
本体の 重さ |
約159g | 約161g |
画面 サイズ |
約6.1インチ | 約6.0インチ |
画面解像度 | 2,520×1,080 (フルHD+) |
|
バッテリー 容量 |
5,000mAh | |
連続待受 時間(LTE)※ |
約1,085時間 | 約1,025時間 |
連続通話 時間(LTE)※ |
約42時間 | 約40時間 |
搭載 OS |
Android 13 | Android 12 |
CPU | Snapdrago 695 5G (オクタコア) 2.2+1.8GHz |
|
メモリー (ROM) |
128GB | |
メモリー (RAM) |
6GB | |
対応外部 メモリ |
microSDXC (最大1TB) |
|
有効画素数 (メインカメラ) |
800万(超広角) 4,800万(広角) 800万(望遠) |
800万(超広角) 1200万(広角) 800万(望遠) |
有効画素数 (サブカメラ) |
800万画素 | |
スピーカー | ステレオ | モノラル |
USB 端子 |
USB Type-C | |
SIM | nanoSIM×1 eSIM×1 |
※楽天版のデータ
まず、バッテリー容量は5,000mAhのままですが、バッテリーの持ちは少しだけ長くなりました。
楽天モバイル公式サイトによると、連続通話時間は約1,025時間から1,085時間に、連続待受時間は40時間から42時間に伸びています。
ただし差は5%程度なので、体感で差を感じられるほどではないでしょう。
カメラはメインレンズの有効画素数が4800万画素になりました。
ピクセルビニングに対応しており、暗所でも鮮明な写真が撮影できるようになります。
あとはスピーカーがモノラルからステレオになりました。
搭載CPUやメモリー容量は変わらずですが、細かい点では進化しています。
UQ版Xperia 10 Vのレビュー
Xperia 10 Vのスペック一覧表
UQモバイル版のXperia 10 Vのスペック一覧表は以下のとおりです。
スペック | |
---|---|
本体サイズ (mm) |
高さ155mm 幅68mm 厚さ8.3mm |
本体の 重さ |
約159g |
画面 サイズ |
約6.1インチ |
画面解像度 | 2,520×1,080 (フルHD+) |
バッテリー 容量 |
5,000mAh |
連続通話 時間 |
約2,930分 |
連続待受 時間 |
約820時間 |
搭載 OS |
Android 13 |
CPU | Snapdrago 695 5G (オクタコア) 2.2+1.8GHz |
メモリー (ROM) |
128GB |
メモリー (RAM) |
6GB |
対応外部 メモリ |
microSDXC (最大1TB) |
有効画素数 (メインカメラ) |
800万(超広角) 4,800万(広角) 800万(望遠) |
有効画素数 (サブカメラ) |
800万画素 |
USB 端子 |
USB Type-C |
SIM | nanoSIM×1 eSIM×1 |
スペック詳細はUQモバイル公式サイトでご確認ください。
詳細:Xperia 10 V | スペック | UQモバイル
UQモバイルのXperia 10 Vの発売日
UQモバイルにおけるXperia 10 Vの発売日は2023年7月6日(木)です。
UQ版Xperia 10 Vの型番
UQモバイル版のXperia 10 Vの型番はSOG11です。
ちなみにau版も同じSOG11で、ドコモ版はSO-52D、ソフトバンク版はA302SO、楽天モバイル版はXQ-DC44です。
本体カラー
UQモバイルにおけるXperia 10 Vの本体カラーは「ラベンダー」「ブラック」「ホワイト」の3種類から選べます。
ドコモ・ソフトバンク・楽天モバイルは「セージグリーン」も選べますが、au・UQモバイルでは選べません。
シムラボで購入したのは「ラベンダー」です。
公式サイトでは水色に近い色ですが実際はやや紫がかった色で、飽きのこない使いやすい色だと思います。
本体の表面はサラサラで指紋は全く目立たない一方、滑りやすいのでスマホケースをつけて使うのがおすすめです。
Xperia 10 Vの外観
この章ではXperia 10 Vの本体外観の写真を載せていきます。
まずは画面側です。
画面サイズは前作よりわずかに大きい6.1インチで画面占有率は高いですが、やや画面上下にフチがあります。
本体背面は「SONY」と「Xperia」のロゴがあり、その下に型番「SOG11」が記載されています。
本体の表面はさらさらで指紋は全く目立ちませんが、その分すべりやすいです。
本体上面には3.5mmイヤホンジャックがあります。
本体底面にはUSB端子(USB Type-C)があります。
充電器・ケーブルは付属していません。
本体の右側面には上から音量ボタン・電源ボタンと指紋認証センサーがあります。
真ん中の白いボタンのが電源ボタン兼指紋認証センサーです。
本体左側面にはSIMスロットがあります。
SIMピン不要で手で開けられるタイプです。
カメラはわずかに出っ張っています。
平面においてもがたがたはしませんが、カメラの突起部分に傷が集中しやすいのでスマホケースを付けて使うのがおすすめです。
画面サイズは6.1インチ
Xperia 10 Vの画面サイズは6.1インチです。
前作Xperia 10 IVは6.0インチだったので少しだけ大きくなりました。
本体幅は68mmしかなく、重さも159gと軽いのも特徴です。
有機ELディスプレイで画面は美しく、音質にもこだわっているので映画を見たり音楽を聴くのにもおすすめです。
リフレッシュレートは60Hz
Xperia 10 Vのリフレッシュレートは最大60Hzです。
リフレッシュレートとは画面に1秒間に描画できる画像の枚数で、数値が大きいほどスクロールした際に画面が綺麗にサクサク表示されます。
通常のスマホは最大60Hzで、Xperia 10 Vも60Hzです。
最近はミドルスペックの機種でも最大90Hzに対応した機種が多い中で、60Hzはやや残念な点かもしれません。
なお、タッチサンプリングレート(画面が1秒間に何回のタッチに反応するか)は120Hzです。
アウトカメラは3眼レンズ
Xperia 10 Vのアウトカメラはレンズが3つの3眼レンズです。
超広角レンズと望遠レンズも搭載されています。
<有効画素数>
- 800万(超広角レンズ)
- 4,800万(広角レンズ)※
- 800万(望遠レンズ)
※記録画素数は1,200万
インカメラは800万画素です。
レンズは画面の上部のフチの中にあるので、画面の表示が邪魔されることはありません。
Xperia 10 Vのカメラレビュー
ここではシムラボで実際に撮影したXperia 10 Vの写真を記載します。
ただし記事にアップする際に画質は劣化しているので、参考としておよみください。
まずは風景写真です。
最近は価格の安いエントリーモデルでも明るい場所ではきれいに撮れるため、差はつきません。
Xperia 10 Vも十分きれいです。
Xperia 10 Vは800万画素の望遠レンズも搭載されており、最大10倍までズームできます。
まずは2倍ズームの写真です。
4倍になるとエントリーモデルの機種では画像が粗くなってきますが、Xperia 10 Vはまだまだ鮮明です。
6倍でもきれいです。
特に看板の文字もはっきりと映っていますね。
この辺りはさすがです。
10倍になるとさすがに少し粗くなりますが、10倍ズームが必要な場面はほとんどないと思うのでオマケとしてとらえておきましょう。
10倍でもこの鮮明さなら十分だと思います。
Xperia 10 Vには超広角レンズも搭載されています。
画面上でワンタッチで0.6倍に切り替えると超広角で撮影可能です。
最後に、カメラの性能差が出やすい夜景です。
Xperia 10 Vには夜景モードがあり、ON/OFF/自動の切り替えが可能です。
まずは夜景モードOFFにして撮影した写真がこちらです。
全体的にやや暗めですが、肉眼に近い形である程度きれいに撮影できていると思います。
続いて、ナイトモードをONにして撮影した写真がこちらです。
正直、ほとんど差がない気がします。
もっと暗い場所ではナイトモードに切り替えた方がよいと思いますが、今回のようにある程度明るい場所ならそのままでもよいでしょう。
そもそも、ナイトモードを自動モードにしておけば場面に応じて切り替えてくれるので、自動モードにしておくのがおすすめです。
Xperia 10 Vは普段使いには十分なカメラ性能です。
夜景やそこそこといったレベルですが、超広角やズームはミドルスペックの機種中でもなかなかだと思います。
さらにカメラにこだわる人はGoogle Pixel 6aが一番おすすめですが、夜景を撮影する機会はほとんどないと思うので、Xperia 10 Vでも十分でしょう。
UQ版Xperia 10 VはSIMフリー
UQモバイルで発売されたXperia 10 VはSIMフリー(シムフリー)です。
UQモバイルで2021年10月1日以降に販売されたスマホは全てSIMロックがかかっていません。
そのため、購入時から他社のSIMもAPN設定すれば問題なく使えます。
なお、UQモバイル版のXperia 10 Vはドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの主要な4Gバンドを網羅していますので、他社回線でも使える可能性が高いです。
ただし、ドコモ5Gのn79には非対応なので、ドコモのSIMを入れた場合はエリアによって5G通信ができない場合があります。
nanoSIM+eSIMのDSDV対応
UQモバイル版のXperia 10 VはnanoSIMに加えてeSIMも使えるデュアルSIMで、DSDVにも対応しています。
eSIMも利用すれば2つの電話番号を同時に使えるので、スマホ1台で仕事用・プライベート用の電話番号を使い分けられます。
また、電話用とデータ通信用でSIMを分けることも可能です。
UQモバイルの5G対応
UQモバイル版のXperia 10 Vは5G対応のAndroidスマホです。
UQモバイルの5Gプランを契約している人は、5Gが追加料金不要で使えます。
現在4Gプランを契約中の人も無料で現行プランにプラン変更すれば5Gが使えるようになります。
UQモバイルの5Gエリアはだいぶ広がってきましたが、5Gでしか楽しめないコンテンツもないので、もうしばらくは5Gを気にする必要はありません。
ただ、1~2年もすれば5Gが使えるエリアも広がってきます。
4Gスマホと比べても価格は高くないので、5Gは不要という人も今から5G対応端末を購入しましょう。
CPUはSnapdragon695 5G
Xperia 10 Vに搭載されているチップセットは、Snapdragon695 5Gです。
前作Xperia 10 IVと同じで、CPUの進化がないのは本機の最も残念な点です。
Xperia 10 Vのantutu(ver.10)の総合ベンチマークスコアは約46.1万でした。
普段使いには全く問題ありませんが、重い3Dゲームをする人は物足りないかもしれません。
RAMは6GB/ストレージ128GB
UQモバイル版のXperia 10 Vのメモリー(RAM)は6GB、ストレージは128GBです。
ミドルスペックの機種としては一般的な容量で、特にストレージが128GBあるのは安心です。
初期設定が終わった時点でストレージは23GBほど埋まっており、残りは105GBほどでした。
また、ストレージ容量はSDカードで最大1TB増設可能です。
SDカードで容量増設可能
Xperia 10 Vのストレージ容量は128GBです。
最近のスマホの中ではある程度大容量ですが、もし容量が足りなくなったらSDカードを装着することで容量を増設できます。
マイクロSDカードにより最大1TB増設できますので、写真や動画をたくさん保存する場合は利用してください。
イヤホンジャックあり
Xperia 10 Vには本体上部に3.5mmイヤホンジャックが搭載されています。
有線でイヤホンやヘッドフォンを装着できますし、ハイレゾにも対応しています。
USB端子はUSB Type-C
Xperia 10 VのUSB端子は上下どちらでも挿せるUSB Type-Cです。
ただし、充電器類(USBアダプタ/ケーブル)は付属していません。
USB Type-Cのケーブルをお持ちでない場合は自身で購入が必要です。
UQモバイル版Xperia 10 Vの機能
搭載便利機能一覧表
Xperia 10 Vに搭載されている便利機能は以下のとおりです。
有無 | |
---|---|
防水 | ○(IPX5・IPX8) |
防塵 | ○(IP6X) |
ワンセグ | – |
おサイフケータイ | ○ |
指紋認証 | ○ |
顔認証 | – |
ワイヤレス充電 | – |
防水、防塵対応
UQモバイル版のXperia 10 Vは防水・防塵に対応しています。
特に防水性能は高く、雨や水回りでの使用も問題ないでしょう。
ワンセグ/フルセグ非対応
UQモバイル版のXperia 10 Vはワンセグ・フルセグには非対応です。
指紋認証あり/顔認証なし
UQモバイル版のXperia 10 Vには指紋認証センサーが搭載されています。
しかも電源ボタン一体型の物理センサーなのでロック解除の精度やスピードも問題ないでしょう。
最近は画面内指紋認証の機種が増えてきましたが機種によってはあまり評判がよくないので、物理センサーがあるのは安心です。
私も実際に指紋認証を設定してみましたが、精度・認証速度ともに全く問題ないレベルでした。
個人的には画面内指紋認証よりこちらの方が好みです。
なお、顔認証は搭載されていません。
おサイフケータイ/Felica対応
UQモバイル版のXperia 10 Vにはおサイフケータイが搭載されています。
本体をかざすだけで支払いができます。
おサイフケータイのセンサーは本体背面上部の中央部にあります。
かんたんホームにも切替可能
UQモバイル版のXperia 10 Vはかんたんホームが搭載されています。
「設定」→「アプリ」→「標準のアプリ」→「ホームアプリ」からホーム画面を切り替えれば、大きな文字で操作がわかりやすいメニュー画面にできます。
高齢者用やガラケーからの乗り換えにもおすすめのスマホです。
スクリーンショットの撮り方
UQモバイル版のXperia 10 Vでスクリーンショットを撮るには、電源ボタンと音量ボタンの下を同時に押します。
Xperia 10 Vだけでなく他のAndroidスマホも基本的にこの方法でスクリーンショットが撮れるので覚えておいてください。
アップデートで不具合解消/性能向上
UQモバイルでXperia 10 Vを購入したらすぐにアップデートしましょう。
端末の不具合が解消したり性能が向上したりします。
特に発売からしばらくはこまめにアップデートを確認してください。
Wi-Fiに接続したうえで「設定」→「システム」→「システムアップデート」から最新化できます。
データ容量をたくさん消費するので必ずWi-Fiに接続したうえで行ってください。
UQ版Xperia 10 Vの対応バンド
Xperia 10 Vの対応周波数
UQモバイル版のXperia 10 Vの対応バンドは以下のとおりです。
- 5G:n3/n28/n77/n78
- 4G/LTE:B1/3/8/18/19/42
- 3G:B1
ドコモ回線で使える?
ドコモ回線で使用する4G/LTEのバンドはB1・3・19ですが、UQモバイルのXperia 10 Vはすべてに対応しています。
SIMロックもかかっていないので、SIMを挿してAPN設定すればドコモ・ahamoやドコモ回線の格安SIMでも通話や4Gデータ通信が使えるでしょう。
シムラボでも実際にahamoのSIMカードを入れてみましたが、自動でAPNが設定されてすぐにデータ通信・SMSや音声通話ができるようになりました。
ただし、ドコモ5Gのn79には非対応です。
n78には対応しているので全く使えないわけではありませんが、エリアによっては5Gにならない場合があります。
ドコモ回線のSIMをメインで使う場合は、n79にも対応したSIMフリー版かドコモ版・楽天モバイル版のXperia 10 Vを使うのがおすすめです。
ソフトバンク/ワイモバイルは?
ソフトバンク・ワイモバイル回線で使う4G/LTEのバンドはB1・3・8、5Gはn77ですが、UQモバイルのXperia 10 Vは全てに対応しています。
VoLTEにも対応しています。
SIMロックもかかっていないので、SIMを挿してAPN設定すればソフトバンク・LINEMO・ワイモバイルやソフトバンク回線の格安SIMでも使えるでしょう。
シムラボでもLINEMOのSIMを入れてみましたが、自動でAPNが設定されてすぐに音声通話・データ通信やSMSができるようになりました。
5Gでの通信もできました。
au回線・povo対応
UQモバイルのXperia 10 Vはもちろんau回線の4Gバンド(B1/18)と5Gバンド(n77/n78)にフル対応しています。
au VoLTEにも対応していますので、au・povoやau回線を使った格安SIMでも使えます。
SIMロックもないので、SIMを差し替えてAPN設定すれば使えます。
楽天モバイルで使える?
UQモバイルのXperia 10 Vは楽天モバイルで動作確認されていません。
発売後に公式サイトの「ご利用製品の対応状況確認」ページに記載されると思いますので、しばらく待ちましょう。
なお、UQモバイルのXperia 10 Vは楽天モバイルが使う4G/5Gバンドを網羅しており、音声通話や4G/5Gデータ通信は使えるでしょう。
シムラボでも楽天モバイルのSIMを差してみましたが、自動でAPNが設定されて問題なく音声通話・データ通信・SMSが使えました。
エリアの問題からか5Gにはなりませんでしたが、おそらく5Gも使えるでしょう。
ただし、ETWS(緊急地震速報や津波警報の受信)などの細かい機能には非対応の可能性があります。
日常使いに影響はありませんが、不安な人は素直に楽天モバイル版のXperia 10 V XQ-DC44を購入するのがおすすめです。
楽天モバイル版はnanoSIM+eSIMのデュアルSIMで、5Gのn79を含むドコモ・au・ソフトバンクの主要な5G/4Gバンドも網羅しています。
Xperia 10 Vのベンチマークスコア
antutu
antutu(Ver.10.0.5)で測定したXperia 10 Vの総合ベンチマークスコアは約46.1万でした。
重い3Dゲームをする人以外は全く問題ないでしょう。
Geekbench6
Geekbench 6(6.1.0)によるXperia 10 Vのベンチマークスコアはシングル:905、マルチ:2099でした。
私も数日間に渡ってXperia 10 Vを使いましたが、WEBサイトやSNSの閲覧、アプリの使用においては全く問題ない処理速度でした。
一方で、性能にこだわる人や3Dゲームをする人は他機種の方がよいでしょう。
UQモバイルではより高性能なGoogle Pixel 6aが発売されましたし、さらに高性能な機種が欲しい人はau版のXperia 1 ⅣやXperia 5 Ⅳ、Xperia 1 Vもおすすめです。
また、電話・メール・LINEや簡単なアプリだけしか操作しない人はXperia Ace IIIで十分でしょう。
現在販売中のおすすめスマホはこちらにまとめています。
UQモバイル版Xperia 10 Vの付属品
UQモバイル版のXperia 10 Vには付属品がありません。
箱に入っているのは説明書類のみです。
充電器(ケーブル/アダプタ)なし
UQモバイル版のXperia 10 Vには充電器類がありません。
USBアダプタもUSB Type-Cケーブルも付属していないので、お持ちでない人は自身で購入が必要です。
Xperia 10 VはPD(Power delivery)により最大18Wの急速充電に対応しているので、せっかくならPD対応の充電器・ケーブルを使いましょう。
Xperia 10 Vのスマホケース
最近では簡易のクリアケースが付属するスマホもありますが、Xperia 10 Vにはスマホケースが付属していません。
本体は指紋は目立ちにくいものの、サラサラなのでやや滑りやすいです。
特にカメラ部分は出っ張りがあり傷が集中しやすいので、スマホケースを装着して使うのがおすすめです。
Xperia 10 Vの画面フィルム
最近では出荷時から画面フィルムが貼られている機種もありますが、Xperia 10 Vにはフィルムが付属していません。
傷防止のため画面フィルムの購入もおすすめします。
Xperia 10 Vの購入/機種変更はこちら
以上、UQモバイルで発売のXperia 10 Vの解説でした。
人気のXperiaのミドルスペック機種で、持ちやすいコンパクトさと長く使える安心感が魅力です。
Xperia 10 VはUQモバイルでの販売が終了しましたが、他で購入してSIMを差し替えれば自分で機種変更も可能です。
端末購入はこちらからどうぞ!