本記事ではUQモバイルで発売されたXperia 10 IV SOG07のレビューと価格・スペックを解説します。
人気のXperiaのミドルスペック機種で、持ちやすいコンパクトさと長く使える安心感が魅力です。
後継機「Xperia 10 V」の発売後にUQモバイルでは販売終了になりましたが、端末のみ購入すればこれから買って使うこともできます。
UQ版Xperia 10 IVの価格・値段
Xperia 10 IVは販売終了委
UQモバイルでXperia 10 IVは終売になりました。
店舗にももうないでしょう。
現在販売中のおすすめ端末はこちらにまとめています。
端末のみ買う方法・中古を買う
Xperia 10 IVは中古なら今でも端末のみの購入が可能です。
楽天市場やAmazonで端末のみを購入できますし、家電量販店でも購入できます。
また、中古スマホ店(イオシスやじゃんぱらなど)でも安く買えます。
ただし、購入時はどこで販売された端末かを確認しましょう。
UQモバイルで使う場合はau版・UQモバイル版のXperia 10 IV SOG07か、SIMフリー版(公開市場版)・楽天モバイル版のXperia 10 IV XQ-CC44を買いましょう。
UQモバイル版か仕様が同じau版を買うのが安心ですが、他社で使う可能性がある場合はSIMフリー版(公開市場版)か楽天モバイル版を買っておけばどのキャリアでも使えるでしょう。
自分で機種変更する手順はこちらにまとめています。
SIMフリー版も発売
UQモバイルのXperia 10 IVはSIMロックのかかっていないSIMフリー端末です。
ただ、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの4Gバンドは網羅していますが、ドコモ5Gが使うn79には非対応です。
au・ソフトバンク・楽天モバイルの回線では4Gも5Gも使えますが、ドコモ回線だけは一部エリアで5Gが使えません。
他キャリアで使いたい人はSIMフリー版(公開市場版)か楽天モバイル版のXperia 10 IV XQ-CC44を買いましょう。
SIMフリー版・楽天モバイル版のXperia 10 IVはもちろんUQモバイルでも使えますし、nanoSIM+eSIMのデュアルSIMなので他社SIMとも併用できます。
SIMフリー版・楽天モバイル版は楽天市場・Amazon・家電量販店や中古スマホ店(イオシス・じゃんぱらなど)で購入できます。
対応バンド以外に仕様上の大きな違いはありません。
UQモバイル版Xperia 10 IVレビュー
UQ版のスペック一覧表
Xperia 10 IVのスペック一覧表は以下のとおりです。
スペック | |
---|---|
本体サイズ (mm) |
高さ153mm 幅67mm 厚さ8.3mm |
本体の 重さ |
約161g |
画面 サイズ |
約6.0インチ |
画面解像度 | 2,520×1,080 (フルHD+) |
バッテリー 容量 |
5,000mAh |
搭載 OS |
Android 12 |
CPU | Snapdrago 695 5G (オクタコア) 2.2+1.8GHz |
メモリー (ROM) |
128GB |
メモリー (RAM) |
6GB |
対応外部 メモリ |
microSDXC (最大1TB) |
有効画素数 (メインカメラ) |
800万(超広角) 1200万(広角) 800万(望遠) |
有効画素数 (サブカメラ) |
800万画素 |
USB 端子 |
USB Type-C |
SIM | nanoSIM×1 eSIM×1 |
スペック詳細はUQモバイル公式サイトでご確認ください。
詳細:Xperia 10 IV | スペック | UQモバイル
Xperia 10 IVの評判・口コミ
UQモバイル版のXperia 10 IVの評判は良いです。
大きな欠点はなく、誰もが安心して使えるスマホになっています。
カメラは前作より随所に進化しており、こだわる人でなければ全く問題ないようですね。
一方、悪い口コミで最も多かったのが価格です。
Xperiaシリーズはどの機種もそうですが、似た性能の他機種に比べると少し価格が高いとの意見も多かったですね。
ただ、Xperia 10 IVも2023年3月に2万円値下げされたため、現在はだいぶ買いやすくなりました。
- 欠点のない安心感
- カメラが進化、夜景も広角も◎
- コンパクトな縦長サイズ
- 他機種に比べると高い
- ドコモ5Gのn79に非対応
Xperia 10 IVの最大の特徴は欠点のない安心感です。
CPUもカメラも十分な性能で細かい点にも手が行き届いています。
指紋認証・おサイフケータイ・防水にも対応しており、誰でも安心して使えるでしょう。
バッテリーの劣化は少なく、いたわり充電にも対応しているので2~3年と長く使えるのも利点です。
Xperiaの特徴である21:9の縦長画面も相変わらず人気です。
片手で持ちやすく軽いので、女性にも高評価なようですね。
一方、悪い口コミとしては他機種に比べるとやや高いという声が多かったです。
ただし2023年3月に2万円値下げされたため、現在は買いやすくなりました。
また、4Gバンドは全キャリアの主要バンドを網羅しているものの、ドコモ5Gのn79には対応していません。
最近の機種は大手4キャリアの主要なバンドを網羅することが増えてきましたが、UQモバイル版のXperia 10 IVはn79に非対応なので残念がる口コミも多かったです。
UQ版Xperia 10 IVの発売日
UQモバイルにおけるXperia 10 IVの発売日は2022年7月8日(金)です。
同日にドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルでも発売されました。
また、のちほどMVNOや家電量販店などでSIMフりー版(公開市場版)のXperia 10 IVも発売されました。
UQ版Xperia 10 IVの型番
UQモバイル版のXperia 10 IVの型番はSOG07です。
au版の型番と同じで、仕様も全く同じです。
ちなみにドコモ版はSO-52C、ソフトバンク版はA202SO、SIMフりー版(公開市場版)・楽天モバイルはXQ-CC44です。
本体カラー
UQモバイルにおけるXperia 10 IVは「ミント」「ブラック」「ホワイト」「ラベンダー」の4種類から選べます。
シムラボで購入したのはホワイトです。(購入したのはSIMフリー版)
写真ではややグレーがかかっていますが、きれいな白です。
表面はさらさらな肌触りですが指紋は目立たず、デザイン的にはかなり好きな端末です。
ただし少し滑りやすいのでスマホカバーをするのがおすすめです。
本体外観の写真
この章ではXperia 10 IVの本体外観の写真を載せていきます。
まずは画面側です。
画面サイズは6.0インチで画面占有率は高いですが、やや画面上下にフチがあります。
本体背面は「SONY」と「Xperia」のロゴがあります。
本体の表面はさらさらですが指紋は全く目立ちません。
おそらく傷も目立たないので、長く使えると思います。
本体上面には3.5mmイヤホンジャックがあります。
本体底面にはUSB端子(USB Type-C)があります。
充電器・ケーブルは付属していません。
本体の右側面には上から音量ボタン・電源ボタンと指紋認証センサーがあります。
真ん中の黒いのが電源ボタン兼指紋認証センサーです。
本体左側面にはSIMスロットがあります。
SIMピン不要で手で開けられるタイプです。
カメラはわずかに出っ張っています。
平面においてもがたがたはしませんが、カメラの突起部分に傷が集中しやすいのでスマホケースを付けて使うのがおすすめです。
画面サイズは6.0インチ
Xperia 10 IVの画面サイズは6.0インチです。
映画のスクリーンとほぼ同じアスペクト比である21:9の画面で、本体は縦長です。
本体幅は67mmしかありません。
有機ELディスプレイで画面は美しく、音質にもこだわっているので映画を見たり音楽を聴くのにもおすすめです。
リフレッシュレートは60Hz
Xperia 10 IVのリフレッシュレートは最大60Hzです。
リフレッシュレートとは画面に1秒間に描画できる画像の枚数で、数値が大きいほどスクロールした際に画面が綺麗にサクサク表示されます。
通常のスマホは最大60Hzで、Xperia 10 IVも60Hzです。
なお、タッチサンプリングレート(画面が1秒間に何回のタッチに反応するか)は120Hzです。
アウトカメラは3眼レンズ
Xperia 10 IVのアウトカメラはレンズが3つの3眼レンズです。
超広角レンズと望遠レンズも搭載されています。
- 800万(超広角レンズ)
- 1200万(広角レンズ)
- 800万(望遠レンズ)
インカメラは800万画素です。
レンズは画面の上部のフチの中にあるので、画面の表示が邪魔されることはありません。
カメラレビュー/撮影した写真
この章では、Xperia 10 IVで私が実際に撮影した写真を記載します。
まずは風景写真です。
夕方に撮影したため全体が影になってやや暗いですが、きれいに撮影できています。
最近のスマホのカメラは全体的な性能が底上げされているため、普通の写真ではそれほど差がつきません。
Xperia 10 IVは望遠レンズもついているため、ズームにしてもきれいに撮影できました。
まずは2倍ズームです。
続いて3倍です。
続いて5倍です。
2~3倍まではどんなカメラでもだいたいきれいに撮れるのですが、5倍になると機種によって差が明確になってきます。
Xperia 10 IVは5倍でも文字がぼやけず鮮明に撮影されていますね。
実際に5倍で撮影することはあまりないと思いますが、ズームでもこれだけきれいに撮影できれば安心です。
最後は10倍です。
ややぼやけてはいるものの、文字もしっかり読めます。
個人的にはかなりカメラの評価は高いです。
Xperia 10 IVには超広角レンズも搭載されていますので、大自然の風景を撮影する場合などに活用できますね。
超広角にはカメラ画面に出てくる倍率を0.6にすれば切り替えれます。
最後はカメラの性能差が出やすい夜景の写真です。
Xperia 10 IVにはナイトモードがありますが、まずはナイトモードにせずにそのまま撮影した写真はこちらです。
ホーム上はきれいですが、暗い部分は判別できないくらい暗いままです。
一方、ナイトモードをONにした写真はこちらです。
ホーム上の明るい部分は鮮明なままで、背景の暗い部分はやや明るくなっていますね。
夜景の撮影性能はそこそこレベルですが、面倒でもナイトモードに切り替えて撮影した方がきれいなようです。
Xperia 10 IVはカメラの性能はなかなかで、特に望遠ズームの性能はかなり良いと思います。
ただしハイスペック機種のようなきれいな夜景は期待できません。
UQモバイルのAndroidスマホはあまりハイスペックな機種がありませんが、カメラにこだわるならGalaxy A53 5Gの方がおすすめです。
私も購入してレビューしましたが夜景もきれいに撮影できましたし、価格もXperia 10 IVより安いです。
UQ版Xperia 10 IVはSIMフリー
UQモバイルで発売されたXperia 10 IVはSIMフリー(シムフリー)です。
UQモバイルで2021年10月1日以降に販売されたスマホは全てSIMロックがかかっていません。
SIMロックはかかっていないので、購入時から他社のSIMを入れてAPN設定すれば問題なく使えます。
なお、UQモバイル版のXperia 10 IVはau回線だけでなくソフトバンク回線・楽天モバイル回線の主要な5G/4Gバンドを網羅し、ドコモの4Gバンドにも対応しています。
他社のSIMでも問題なく使えるでしょう。
ただ、唯一ドコモ5Gのn79は非対応なので、一部エリアではドコモの5Gが使えません。
ドコモ回線でも4G/5Gが使いたい人は、4キャリアの4G/5Gバンドを網羅したSIMフリー版(公開市場版)か楽天モバイル版を買って使いましょう。
デュアルSIM・DSDV対応
UQモバイルのXperia 10 IVはnanoSIMに加えてeSIMにも対応しています。
2枚のSIMを同時に使えるので、プライベートと仕事用で電話番号を分けたり、通話とデータ通信でSIMを使い分けたりできます。
通信障害に備えて異なるキャリアのSIMを入れておくのもよいですね。
eSIMにも対応
UQモバイルのXperia 10 IVはeSIMにも対応しています。
UQモバイルでは通常のSIMに加えてeSIMも選べますので、eSIMでもXperia 10 IVが使えます。
また、他社のeSIMと併用も可能です。
楽天モバイルは最低維持費1,078円で3GBのデータ通信と国内通話かけ放題が使えるので、通話が多い人は楽天モバイルとの併用も検討しましょう。
▼eSIMも併用可能▼
5G対応
Xperia 10 IVは5G対応のAndroidスマホです。
UQモバイルの5Gプランを契約している人は、5Gが追加料金不要で使えます。
現在4Gプランを契約中の人も、無料で現プランにプラン変更すれば5Gが使えるようになります。
UQモバイルの5Gエリアはまだまだ狭く、5Gでしか楽しめないコンテンツもないので、もうしばらくは5Gを気にする必要はありません。
ただ、1~2年もすれば5Gが使えるエリアも広がってきます。
4Gスマホと比べても価格は高くないので、5Gは不要という人も今から5G対応端末を購入しましょう。
CPUはSnapdragon695 5G
Xperia 10 IVに搭載されているチップセットは、Snapdragon695 5Gです。
aututuの総合ベンチマークスコアは約39.2万でした。
重い3Dゲームを除けば動作はサクサク快適です。
RAMは6GB/ストレージ128GB
Xperia 10 IVのメモリー(RAM)は6GB、ストレージは128GBです。
これだけあれば十分ですね。
特にメモリーRAMが6GBあるのは長く使う人にとっても安心です。
ストレージは初期状態で20GBほど埋まっており、残りは108GBでした。
また、ストレージ容量はSDカードで最大1TB増設可能です。
SDカードで容量増設可能
Xperia 10 IVのストレージ容量は128GBです。
最近のスマホの中ではある程度大容量ですが、もし容量が足りなくなったらSDカードを装着することで容量を増設できます。
マイクロSDカードにより最大1TB増設できますので、写真や動画をたくさん保存する場合は利用してください。
イヤホンジャックあり
Xperia 10 IVには本体上部に3.5mmイヤホンジャックが搭載されています。
有線でイヤホンやヘッドフォンを装着できますし、ハイレゾにも対応しています。
USB端子はUSB Type-C
Xperia 10 IVのUSB端子は上下どちらでも挿せるUSB Type-Cです。
ただし、充電器類(USBアダプタ/ケーブル)は付属していません。
USB Type-Cのケーブルをお持ちでない場合は自身で購入が必要です。
Xperia 10 IVの搭載機能
搭載便利機能一覧表
Xperia 10 IVに搭載されている便利機能は以下のとおりです。
有無 | |
---|---|
防水 | ○(IPX5・IPX8) |
防塵 | ○(IP6X) |
ワンセグ | – |
おサイフケータイ | ○ |
指紋認証 | ○ |
顔認証 | – |
ワイヤレス充電 | – |
防水、防塵対応
Xperia 10 IVは防水・防塵に対応しています。
特に防水性能は高く、雨や水回りでの使用も問題ないでしょう。
ワンセグ非対応
Xperia 10 IVはワンセグ非対応です。
指紋認証あり/顔認証なし
Xperia 10 IVには指紋認証センサーが搭載されています。
しかも電源ボタン一体型の物理センサーなのでロック解除の精度やスピードも問題ないでしょう。
シムラボでも実際に登録してロック解除をしてみましたが、スピード・精度ともに問題ありませんでした。
最近は画面内指紋認証の機種が増えてきましたがあまり評判がよくないので、物理センサーがあるのは安心です。
なお、顔認証は搭載されていません。
おサイフケータイ/Felica対応
Xperia 10 IVにはおサイフケータイが搭載されています。
本体をかざすだけで支払いができます。
おサイフケータイのセンサーは本体背面上部の中央部にあります。
かんたんホームにも切替可能
Xperia 10 IVはかんたんホームが搭載されています。
「設定」→「アプリ」→「標準のアプリ」→「ホームアプリ」からホーム画面を切り替えれば、大きな文字で操作がわかりやすいメニュー画面にできます。
高齢者用やガラケーからの乗り換えにもおすすめのスマホです。
スクリーンショットの撮り方
UQモバイル版Xperia 10 IVでスクリーンショットを撮るには、電源ボタンと音量ボタンの下を同時に押します。
Xperia 10 IVだけでなく他のAndroidスマホも基本的にこの方法でスクリーンショットが撮れるので覚えておいてください。
電源の切り方・再起動の方法
Xperia 10 IVは電源ボタンを長押ししても電源をOFFにできません。
電源を切る場合は電源ボタンと音量ボタンの上を同時に長押しします。
すると「電源を切る」や「再起動」のボタンが画面に表示されるので、選択してください。
ちなみに電源を入れる際は電源ボタンを長押しするだけでOKです。
アップデートで不具合解消/性能向上
UQモバイルでXperia 10 IVを購入したらすぐにアップデートしましょう。
端末の不具合が解消したり性能が向上したりします。
Wi-Fiに接続したうえで「設定」→「システム」→「システムアップデート」から最新化できます。
データ容量をたくさん消費するので必ずWi-Fiに接続したうえで行ってください。
UQ版Xperia 10 IVの対応バンド
対応バンド・周波数一覧
UQモバイル版のXperia 10 IVの対応バンドは以下のとおりです。
- 5G:n3/n28/n77/n78
- 4G/LTE:B1/3/8/18/19
- 3G:B1
詳細:対応バンド | UQ公式サイト(PDF)
5G対応
Xperia 10 IVは5Gにも対応しています。
UQモバイルの5Gプランを契約している人は、5Gが追加料金不要で使えます。
現在4Gプランを契約中の人は、無料で現プランにプラン変更すれば5Gが使えるようになります。
UQモバイルの5Gエリアはまだまだ狭く、5Gでしか楽しめないコンテンツもないので、もうしばらくは5Gを気にする必要はありません。
ただ、1~2年もすれば5Gが使えるエリアも広がってきます。
4Gスマホと比べても価格は高くないので、5Gは不要という人も今から5G対応端末を購入しましょう。
ドコモ回線で使える?
ドコモ回線で使用する4G-LTEのバンドはB1・3・19です。
Xperia 10 IVはB1・3だけでなく、プラチナバンド19にも対応しています。
SIMロックもかかっていないので、SIMを挿してAPN設定すればドコモ・ahamoやドコモ回線の格安SIMでも使えるでしょう。
ただし5Gのn79には非対応なので、ドコモの5Gは使えないエリアが広いです。
ドコモ回線で使いたい人は、n79にも対応しているドコモ版のXperia 10 IV・SIMフリー版(公開市場版)か楽天モバイル版のXperia 10 IVを買いましょう。
ソフトバンク/ワイモバイルは?
ソフトバンク・ワイモバイル回線で使う4G/LTEのバンドは1・3・8、5Gはn77ですが、Xperia 10 IV SOG07は全てに対応しています。
VoLTEにも間違いなく対応しているでしょう。
SIMロックもかかっていないので、SIMを挿してAPN設定すればソフトバンク・LINEMO・ワイモバイルやソフトバンク回線の格安SIMでも使えるでしょう。
au・povo対応
Xperia 10 IV SOG07はau・povo・UQモバイルの4G/5Gバンドにフル対応しています。
もちろんau VoLTEにも対応していますので、povo・UQモバイルやau回線を使った格安SIMでも使えます。
SIMロックもないので、SIMを差し替えてAPN設定すれば使えます。
楽天モバイルで使える?
UQモバイル版のXperia 10 IVは楽天モバイル公式サイトのご利用製品の対応状況確認に記載がありませんが、au版は記載があり、主要機能は使えます。
au版とUQモバイル版は同じ仕様のため、UQモバイル版も間違いなく使えるでしょう。
ただしETWSなどの細かい機能には非対応です。
不安な人は素直に楽天モバイル版のXperia 10 IVを購入するのがおすすめです。
楽天モバイル版はnanoSIM+eSIMのデュアルSIMで、5Gのn79を含むドコモ・au・ソフトバンクの主要な5G/4Gバンドも網羅しています。
UQ版Xperia 10 IVのベンチマークスコア
シムラボでもXperia 10 IVのベンチマークを測定しました。
antutu
antutu(V9.4.3)で測定したXperia 10 IVの総合ベンチマークスコアは約39.2万でした。
Snapdragon690 5Gを搭載したAQUOS sense6 SHG05は31.1万なので、Snapdragon695の方がかなり良いですね。
重い3Dゲームをする人以外は全く問題ないでしょう。
Geekbench
Geekbench 5(5.4.4)によるXperia 10 IVのベンチマークスコアはシングル:671、マルチ:1909でした。
私も数日間に渡ってXperia 10 IVを使いましたが、WEBサイトやSNSの閲覧、アプリの使用においては全く問題ない処理速度でした。
普段使っているPixel 5とも遜色なく、ストレスを感じることはありません。
一方で、スマホをそれほど使わない人は価格の安いXperia Ace IIIやAQUOS wishでも十分です。
それらの機種に比べるとXperia 10 IVはかなり高いので、価格と相談しながら決めましょう。
また、カメラにこだわる人はGalaxy A53 5Gが発売おすすめです。
Xperia 10 IVの同梱品・付属品
充電器(ケーブル/アダプタ)なし
Xperia 10 IVには充電器類がありません。
USBアダプタもUSB Type-Cケーブルも付属していないので、お持ちでない人は自身で購入が必要です。
Xperia 10 IVはPD(Power delivery)による最大18Wの急速充電に対応しているので、せっかくならPD対応の充電器・ケーブルを使いましょう。
スマホケース
最近では簡易のクリアケースが付属するスマホもありますが、Xperia 10 IVにはスマホケースが付属していません。
本体は指紋は目立ちにくいものの、サラサラなのでやや滑りやすいです。
特にカメラ部分は出っ張りがあり傷が集中しやすいので、スマホケースを装着して使うのがおすすめです。
画面フィルム
最近では出荷時から画面フィルムが貼られている機種もありますが、Xperia 10 IVにはフィルムが付属していません。
傷防止のため画面フィルムの購入もおすすめします。
UQモバイル版Xperia 10 IVの違い
Xperia 10 IVはUQモバイル以外にドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルでも発売されました。
また、遅れてMVNOや家電量販店などでSIMフリー版(公開市場版)も発売されました。
UQモバイル版とau版は同じ仕様なので、種類は大きく5つです。
大きな違いは「eSIM」「対応バンド」「カラー」です。
<Xperia 10 IVの違い>
ドコモ | au・ UQ |
楽天・ SIMフリー |
ソフト バンク |
|
---|---|---|---|---|
SIM | nanoSIM のみ |
nanoSIM +eSIM |
||
5G バンド |
n78/79 | n3/28 77/78 |
n3/28 77/78 /79 |
n3/28 77/78 |
4G バンド |
B1/3/5/8 12/18/19 21/39/42 |
B1/3/8 18/19 |
B1/3/4 /5/8/12 18/19/21 38/41/42 |
B1/3/4 8/12/18 19/41/42 |
UQモバイル版はeSIM対応
最大の違いがSIMスロットです。
UQモバイル版・au版とSIMフリー版(公開市場版)・楽天モバイル版・ソフトバンク版はnanoSIMに加えてeSIMも使えるデュアルSIMですが、唯一ドコモ版のnanoSIM×1のシングルSIMです。
普通の人はシングルSIMで問題ありませんが、デュアルSIMであれば2枚のSIMを1台のスマホで使えます。
例えば仕事用・プライベート用で2つの電話番号を使い分けたり、電話とデータ通信でSIMを分けることもできます。
Xperia 10 IVは他社の主要な4Gバンドにも対応しているので、デュアルSIMの活用の幅が広いです。
本体カラーも異なる
端末の本体カラーも異なります。
UQモバイル版・au版と楽天モバイル版・ドコモ版はミント・ブラック・ホワイト・ラベンダーの4色が選べますが、ソフトバンク版はラベンダーが選べません。
ソフトバンク版のみ3色展開です。
また、SIMフリー版(公開市場版)はホワイト・ブラックの2色のみです。
対応バンドも異なる
端末が対応する対応バンドも異なります。
表に記載のとおり、どの端末もドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルが使う主要な4Gバンドを網羅しています。
Xperia 10 IVはどこで買ってもSIMロックがかかっていないので、他社SIMを挿してAPN設定すれば通話や4Gのデータ通信ができます。
ただし、5Gバンドは異なります。
ドコモの5Gバンドであるn78/n79のどちらにも対応しているのはドコモ版・SIMフリー版(公開市場版)と楽天モバイル版のみです。
au・UQモバイル・ソフトバンク版はn77/n78に対応しているので、ドコモ以外のキャリアの主要な5Gバンドには対応しています。
SIMフリー版(公開市場版)と楽天モバイル版はドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルが使う主要な4G/5Gバンドを網羅しています。
なお、バンドが対応していれば使えるとは限りません。
使用時は必ず各キャリアの動作確認端末一覧に従ってください。
Xperia 10 IVの購入はこちら
以上、UQモバイルで発売のXperia 10 IVの解説でした。
人気のXperiaのミドルスペック機種で、持ちやすいコンパクトさと長く使える安心感が魅力です。
後継機「Xperia 10 V」の発売後にUQモバイルでは販売終了になりましたが、性能は十分なのでこれから買って使うこともできます。
購入はこちらからどうぞ!