本記事では、ワイモバイルが展開するシリーズ「Android One」の全16機種のスペックや価格を徹底比較し、おすすめを解説します。
どれを選べばいいか悩んでいる人はぜひお読みください。
また、最新のAndroid One S10はこちらの記事で実機レビューしています。
詳細:ワイモバイルのAndroid One S10を実機レビュー
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最新Android Oneのおすすめは?
おすすめはAndroid One S10
記事執筆時点で発売中のAndroid OneシリーズはAndroid One S10のみです。
京セラ製のスマホらしく防水・防塵・耐衝撃・おサイフケータイ・指紋認証・顔認証に対応しています。
指紋認証は背面の物理センサーで認証するのが安心です。
本体サイズ・画面サイズやカメラの画素数はS9と同じですが、S10はドコモ・au・楽天モバイルの主要な4G・5Gバンドも網羅しています。
nanoSIMに加えてeSIMにも対応しているため、ワイモバイル以外のSIMでも使えますし、ワイモバイルと他社SIMの併用も可能です。
85分で満充電にできる高速充電と、バッテリーの劣化を抑えるバッテリーケアモードにも対応しています。
長く使えるのが安心ですね。
ただし、搭載CPUはDimensity 700、カメラはデュアルレンズながら1,600万(標準)+1,600万画素(広角)なので、それほど高性能ではありません。
スマホをたくさん使う人はGoogle Pixel 8aやOPPO Reno11 Aがおすすめです。
- 唯一販売中のAndroid One
- 大手4キャリアのバンドを網羅
- 6.1インチのフルHD+画面
- おサイフケータイ/防水対応
- 指紋認証・顔認証対応
- カメラ/CPU性能は高くない
Android One S10の詳細はこちらにまとめています。
▼Android One S10の詳細▼
性能で選ぶなら他の機種
現在販売中のAndroid One S10も含め、最近のAndroid Oneシリーズはエントリーモデルの機種が多く、そこそこスマホを使う人にはおすすめしません。
カメラで写真をよく撮ったり、WEBブラウザ/SNSや他のアプリをしっかり使う人は別の機種を選びましょう。
iPhoneはどれも高性能ですが、AndroidならGoogle Pixel 8aやOPPO Reno11 Aがおすすめです。
Android Oneのスペック比較
Android Oneの発売日一覧
ワイモバイルで発売されたAndroid Oneシリーズの発売日は以下のとおりです。
発売年 | 発売日 | |
---|---|---|
S10 | 2023年 | 1月19日 |
S9 | 2022年 | 3月24日 |
S8 | 2020年 | 12月17日 |
S7 | 2019年 | 12月19日 |
S6 | 12月19日 | |
S5 | 2018年 | 12月21日 |
X5 | 12月13日 | |
X4 | 6月7日 | |
S4 | 2月8日 | |
X3 | 1月25日 | |
S3 | 1月18日 | |
X2 | 2017年 | 12月7日 |
X1 | 6月30日 | |
S2 | 3月10日 | |
S1 | 2月24日 | |
507SH | 2016年 | 7月29日 |
最近は12月に発売されることが多かったのですが、Android One S9は3月に、Android One S10は1月に発売されました。
ここ最近は発売の間隔が長くなっていますね。
また、Android OneのXシリーズの機種は2018年12月以来発売されていません。
搭載CPUの性能
Android Oneシリーズに搭載されているCPUはこれまで全てSnapdragonでした。
しかし、2019年12月に発売のAndroid One S6には初めてMediaTekのHelio P35が搭載されました。
Snapdragonは数字が大きいほど性能がよいです。
- 800番台:ハイスペック(高性能)
- 600番台:ミドルスペック
- 400番台:エントリーモデル
ですが、発売時期によって新しい400番台の方が古い600番台よりも性能が高いといったこともあります。
ベンチマークスコアなどで比較できますが、よくわからなければできるだけ新しい機種を選びましょう。
<搭載CPUの比較>
発売時期 | CPU |
---|---|
X5 | SDM 835 |
X4 | SDM 630 |
X3 | SDM 630 |
X2 | SDM 630 |
X1 | SDM 435 |
507SH | SDM 617 |
S10 | Dimensity 700 |
S9 | SDM 480 |
S8 | Helio P65 |
S7 | SDM 630 |
S6 | Helio P35 |
S5 | SDM 450 |
S4 | SDM 430 |
S3 | SDM 430 |
S2 | SDM 425 |
S1 | SDM 430 |
Sシリーズはエントリーモデル
SシリーズはSnapdragon400番台が中心です。
400番台のSnapdragonはエントリーモデルのスマホに搭載され、それほどスマホを使わない方や高齢者用のスマホ、安価なスマホなどに搭載されます。
400番台でも電話やメール・LINEは十分ですが、性能は最低限レベルです。
あまりスマホを使わない方は問題ありませんが、平均レベルにスマホを使う方は他のスマホを選びましょう。
ただし、同じ400番台でも数字が大きくなるほど性能が高く、あとに発売されたものは600番台や800番台の古いCPUよりも性能が高いことがあります。
たとえばAndroid One X5に搭載のSnapdragon835は以前は高性能CPUの位置づけでしたが、antutuのベンチマークスコア(ver09)はSnapdragon480とそれほど変わりません。
また、最近はMediaTekのHelioやDimensityを搭載した機種も増えてきましたので、比較には次章で解説するベンチマークスコアを参考にすると良いでしょう。
ベンチマークスコア
Android Oneの各端末のベンチマークスコアを、Geekbenchで計測した結果は以下のとおりです。
▼Geekbenchスコア(ver.5)▼
機種 | シングル | マルチ |
---|---|---|
X5 | 379 | 1496 |
X4 | 179 | 953 |
X3 | 178 | 939 |
X2 | 177 | 993 |
X1 | 125 | 617 |
S10 | 682 | 1589 |
S9 | 500 | 1494 |
S8 | 339 | 1271 |
S7 | 179 | 1012 |
S6 | 168 | 991 |
S5 | 149 | 611 |
S4 | 125 | 389 |
S3 | 113 | 498 |
S2 | 123 | 351 |
S1 | 125 | 601 |
507SH | ? | ? |
最近発売された機種ほど性能が良いです。
Android One S10はDimensity 700、Android One S9はSnapdragon 480を搭載していますが、スコアはAndroid One X5よりも高いです。
カメラ性能なども上がっていますので、個人的にはX5を買うよりS9・S10などの新しい機種を買うのがおすすめです。
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バッテリー容量
<バッテリーの比較>
機種 | 容量 (mAh) |
連続通話 (分) |
連続待受 (時間) |
---|---|---|---|
X5 | 3,000 | 1,100 | 420 |
X4 | 3,100 | 1,850 | 670 |
X3 | 2,800 | 1,400 | 620 |
X2 | 2,600 | 1,360 | 237 |
X1 | 3,900 | 1,110 | 710 |
S10 | 4,380 | 2,050 | 690 |
S9 | 4,500 | 2,470 | 660 |
S8 | 4,100 | 2,170 | 930 |
S7 | 4,000 | 2,630 | 980 |
S6 | 3,050 | 1,560 | 630 |
S5 | 2,700 | 1,960 | 650 |
S4 | 2,600 | 1,010 | 640 |
S3 | 2,700 | 1,310 | 605 |
S2 | 2,300 | 1,360 | 660 |
S1 | 2,530 | 1,370 | 550 |
507SH | 3,010 | 1,220 | 745 |
バッテリーは、スマホをどのように使用するかによって使用可能時間が全く異なるので比較が難しいです。
また、バッテリー容量が大きいからといって持ち時間が長いというわけではありません。
S7が最もバッテリーの持ちが良い
あくまで数値から判断すると、最もバッテリーの持ちがよいのはAndroid One S7です。
連続通話時間が最も長く、連続待ち受け時間も長いです。
シャープの省エネ技術のおかげでしょうか。
Android One S9は連続通話時間はS7とそれほど変わりません。
連続待受時間はやや短いですが、バッテリーの持ちはS7と同じくらい良いといってよいでしょう。
Android One S10はAndroid One S9よりバッテリー容量が減り、連続通話時間も減少しました。
差はわずかですが、バッテリーの持ちはAndroid One S9の方がよいようです。
X5のバッテリーはイマイチ
一方、Android One X5はかなり低い数値です。
高機能だけに、電池の消耗が早いのかもしれません。
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画面サイズ・インチ・解像度
機種 | サイズ | 解像度 |
---|---|---|
X5 | 6.1 | 3,120×1,440 (クアッドHD+) |
X4 | 5.5 | 2,160×1,080 (フルHD+) |
X3 | 5.2 | 1,920×1,080 (フルHD) |
X2 | 5.2 | 1,920×1,080 (フルHD) |
X1 | 5.3 | 1,920×1,080 (フルHD) |
S10 | 6.1 | 2,400×1,080 (フルHD+) |
S9 | 6.1 | 2,400×1,080 (フルHD+) |
S8 | 6.26 | 2,280×1,080 (フルHD+) |
S7 | 5.5 | 2,280×1,080 (フルHD+) |
S6 | 5.84 | 2,280×1,080 (フルHD+) |
S5 | 5.5 | 2,160×1,080 (フルHD+) |
S4 | 5 | 1,920×1,080 (フルHD) |
S3 | 5 | 1,920×1,080 (フルHD) |
S2 | 5 | 1,280×720 (HD) |
S1 | 5 | 1,920×1,080 (フルHD) |
507SH | 5 | 1,280×720 (HD) |
画面サイズはAndroid One S8が6.26インチと最も大きいです。
続いてS9・S10とX5が6.1インチ、S7・S5が5.5インチ、S6が5.84インチ、それ以外の機種は5.0インチが多いですね。
画面サイズは好みなので、単に大きいほうが良いというわけではありませんが、発売時期が新しくなるにつれて大画面化が進んでいます。
大画面・高画素のS10
最新のAndroid One S10の画面サイズは6.1インチです。
また、画面解像度もフルHD+なので十分な美しさです。
値だけ見るとクアッドHD+のX5が優れていますが、個人的にはフルHD以上はどれも美しいので差は感じません。
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カメラの性能
<カメラ画素数の比較>
メイン | サブ | |
---|---|---|
X5 | 1600万 | 800万 |
X4 | 1300万 | 800万 |
X3 | 1300万 | 800万 |
X2 | 1600万 | 1600万 |
X1 | 1640万 | 800万 |
S10 | 1600万+1600万 | 800万 |
S9 | 1600万+1600万 | 800万 |
S8 | 1600万+800万 | 800万 |
S7 | 1200万 | 800万 |
S6 | 1600万+800万 | 800万 |
S5 | 1200万 | 800万 |
S4 | 1300万 | 500万 |
S3 | 1310万 | 500万 |
S2 | 1300万 | 200万 |
S1 | 1310万 | 800万 |
507SH | 1310万 | 500万 |
最近のスマホはデュアルレンズ・トリプルレンズのスマホも多くなってきましたが、Android Oneシリーズのカメラはシングルレンズの機種が多いですね。
Android One S6が初めて1600万+800万画素のデュアルレンズカメラを搭載した機種になりました。
同じ京セラのAndroid One S10とAndroid One S9は1600万画素のレンズを2つ搭載しています。
最近のスマホは3眼・4眼が主流ですが、2眼は最低限といったレベルですね。
カメラは年々高機能化しているため、最新機種ほど性能が高い傾向があります。
カメラにこだわる方は画素数に加えて、広角度(写真に写る範囲)などもチェックしてみましょう。
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その他搭載機能
<搭載便利機能の比較>
機種 | TV | おサイフ ケータイ |
防水 防塵 |
生体 認証 |
---|---|---|---|---|
X5 | ● | ● | 指紋 | |
X4 | ● | ● | ● | 指紋 |
X3 | ● | ● | ● | 指紋 |
X2 | ● | ● | 指紋 | |
X1 | ● | ● | ● | 指紋 |
S10 | ● | ● | 指紋/顔 | |
S9 | ● | ● | 指紋/顔 | |
S8 | ● | ● | 顔 | |
S7 | ● | ● | ー | |
S6 | ● | ● | 指紋 | |
S5 | ● | ー | ||
S4 | ● | ー | ||
S3 | ● | ー | ||
S2 | ● | ー | ||
S1 | ● | ー | ||
507SH | ● | ● | ー |
Xシリーズは機能が豊富
Xシリーズは全機種が防水・防塵・おサイフケータイ・指紋認証センサーに対応しています。
特筆すべきは、Android One X4・X3はワンセグにも対応していることですね。
ワンセグ搭載機種はどんどん減っているので、貴重な存在です。
S6以降はおサイフケータイ対応
Sシリーズはこれまで指紋認証・おサイフケータイは搭載していませんでした。
しかし、Android One S7とS6はおサイフケータイに対応し、S6は指紋認証センサーにも対応しています。
Android One S8は顔認証のみでしたが、Android One S10とAndroid One S9は指紋認証と顔認証の両方に対応しています。
マスクをすることが多い現在では指紋認証もあったほうが便利です。
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本体のカラー
<本体カラー>
機種 | カラー数 | 色 |
---|---|---|
X5 | 2 | ブルー、ホワイト |
X4 | 3 | ブルー、ホワイト、ピンク |
X3 | 3 | ホワイト、ブラック、ライトブルー |
X2 | 2 | ブルー、ホワイト |
X1 | 3 | ダークパープル、グリーン、ホワイト |
S10 | 3 | ホワイト、ネイビー、ピンク |
S9 | 3 | ライトブルー、シルキーホワイト、ブラック |
S8 | 3 | ホワイト、ペールブルー、ブラック |
S7 | 3 | ライトカッパー、シルバー、ブラック |
S6 | 3 | ラベンダーブルー、ホワイト、ブラック |
S5 | 3 | シルバー、ピンク、ブルー |
S4 | 4 | ホワイト、ブラウンブラック、ピンク、ライトブルー |
S3 | 4 | ホワイト、ブラック、ピンク、ターコイズ |
S2 | 3 | レッド、ネイビー、ホワイト |
S1 | 4 | ホワイト、ブラック、ピンク、ターコイズ |
507SH | 3 | ブルー、ホワイト、ブラック |
Android OneはSIMフリー?
ワイモバイルで発売されたAndroid Oneシリーズは、購入時期によってSIMロックの有無が異なります。
購入時期 | SIMロック有無 |
---|---|
2021年 5月11日まで |
あり |
2021年 5月12日以降 |
なし (SIMフリー) |
SIMロックがかかっている場合
2021年5月11日までに購入したAndroid OneにはSIMロックがかかっています。
SIMロックがかかっている状態ではワイモバイルのSIMしか使えませんが、購入後もSIMロックを解除すれば他社のSIMでも使えるようになります。
ただし、Android Oneシリーズのうち、S10・S7とX4以外の機種はワイモバイル・ソフトバンクのバンドにしか対応していません。
そのためSIMロック解除しても、ワイモバイル以外ではソフトバンク・LINEMOやソフトバンク回線を使ったMVNO(mineoやLINEモバイルなど)でしか使えません。
Android One S7とAndroid One X4はドコモやauの4Gバンドにも対応していますので、SIMロック解除すればドコモ・au回線を使ったSIMでも使えます。
Android One S10はドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの主要な4G/5Gバンドを網羅していますので、他社SIMでも使えますしワイモバイルと他社SIMの併用も可能です。
SIMロックの手順や注意点はこちらを確認してください。
現在はSIMフリー
2021年5月12日以降に購入したAndroid OneにSIMロックはありません。
すべてSIMフリー端末です。
ただし、SIMフリーだからといって他社でも使えるというわけではありません。
ソフトバンク・LINEMOやソフトバンク回線を使った格安SIMでは使えますが、ドコモ・auや楽天モバイルではほとんど使えませんので注意してください。
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各Android Oneの特徴とおすすめ
これまでの各種比較結果から、各機種の特徴をまとめました。
各機種の最後に載せているリンクに飛ぶと、それぞれの機種の特徴から料金までかなり詳しい解説を載せていますので、気になった機種があればぜひご覧ください。
Android One X5
Android One X5は2018年12月に発売され、2023年初頭まで販売されていました。
発売当時は高性能機種だったのでおすすめでしたが、今買うのはおすすめしません。
他のAndroidスマホを選びましょう。
- 高性能Snapdragon835
- メモリーRAMが4GB
- AI搭載カメラ
- おサイフケータイ対応
- 防水・防塵対応
- オーディオにもこだわり
- 端末価格が高い
- バッテリーはイマイチ
▼公式でX5の詳細を見る▼
Android One X4
- Snapdragon630+3GB RAM
- 流行の5.5インチ縦長画面
- フルHD+の美しい画面
- ワンセグ/おサイフ/指紋認証
- 安心の防水・防塵対応
- メモリーが4GBあれば…
- インカメラは800万画素
Android One X3
- Snapdragon630搭載
- バッテリー優秀
- 防水・防塵対応
- ワンセグ・おサイフケータイ搭載
- メモリー(RAM)が4GBあれば…
- 最新機種のため価格高い
Android One X2
- Snapdragon630 + 4GB RAM
- メイン/インカメラが1,600万画素
- 防水・防塵対応
- おサイフケータイ対応
- 性能の割にそこまで高くない
- 在庫極小、終売間近?
Android One X1
- 安心の国産スマホ
- ワンセグ・おサイフケータイ
- 最高レベルの防水・防塵
- 性能の割に端末代金が高い
- 正直X2の方がおすすめ…
Android One S10
Android One S10は2023年1月19日発売で、Android One S9と同じ京セラ製のスマホです。
本体サイズ・画面サイズやカメラの画素数はS9と同じですが、今作は初めて他社のバンドにも対応しました。
ワイモバイル・ソフトバンクだけでなくドコモ・au・楽天モバイルの主要な4G・5Gバンドを網羅しています。
nanoSIMに加えてeSIMにも対応しているため、ワイモバイル以外のSIMでも使えますし、ワイモバイルと他社SIMの併用も可能です。
京セラ製のスマホらしく防水・防塵・耐衝撃・おサイフケータイ・指紋認証・顔認証に対応しています。
指紋認証は背面の物理センサーで認証するのが安心です。
また85分で満充電にできる高速充電と、バッテリーの劣化を抑えるバッテリーケアモードにも対応しています。
性能は最低限ですが、長く使えるのが安心です。
Android One S10の詳細はこちらにまとめています。
▼Android One S10の詳細▼
Android One S9
Android One S9は2022年3月発売の機種です。
京セラ製の安心スマホですが、スペックはなかなかです。
搭載CPUはAQUOS wishと同じSnapdragon480でメモリーRAMも4GBあり、ゲームなどをしない限り処理は快適でしょう。
画面は6.1インチと比較的大きいですが、その割に本体は166gと軽いです。
バッテリーも4,500mAhと大容量で、もちろんおサイフケータイ・防水にも対応しています。
Android One S8は指紋認証に非対応でしたが、S9は顔認証・指紋認証のどちらにも対応しています。
カメラはデュアルレンズながら1,600万(標準)+1,600万画素(広角)なので、それほど高くはありません。
- 安心の5Gスマホ
- 6.1インチのフルHD+画面
- おサイフケータイ/防水対応
- 指紋認証・顔認証対応
- カメラ/CPU性能は高くない
Android One S9の詳細はこちらにまとめています。
▼Android One S9の詳細▼
Android One S8
Android One S8はエントリーモデルのSシリーズながら、なかなかの性能です。
指紋認証がないのは残念ですが、発売当時はそこそこの性能がありました。
- Sシリーズの割に高性能
- Helio P65・RAMも4GB
- デュアルレンズカメラ搭載
- バッテリーの持ちが良い
- 防水・防塵・おサイフ
- 6.26インチ大画面
- 顔認証のみ・指紋認証なし
Android One S7
- 安心のシャープ製スマホ
- おサイフケータイ搭載
- バッテリーの持ちが良い
- AI搭載カメラ
- 防水・防塵対応
- カメラや便利機能は最低限
- 指紋認証センサーなし
Android One S6
- Snapdragon630搭載
- 指紋認証対応
- 初のデュアルカメラ搭載
- おサイフケータイ対応
- 防水・防塵・耐衝撃対応
- カメラや便利機能は最低限
Android One S5
- 前作よりCPU能力が20%向上
- バッテリーの持ちが良い
- 防水・防塵対応
- 新発売ながら価格が安い
- カメラや便利機能は最低限
- 指紋認証センサーなし
Android One S4
- 安心の国産スマホ
- S2よりメモリ・カメラ増強
- 防水・防塵・耐衝撃完備
- 端末価格は実質540円
- CPU性能は平凡
Android One S3
- 美しいIGZO液晶ディスプレイ
- S1よりメモリー増強
- 安心の防水・強力バッテリー
- 端末価格は実質540円と格安
- インカメラ500万画素
Android One S2
- 端末代金実質タダ
- 初めての方に安心の機能
- 上位機種S4が発売済み
- CPU・カメラ性能は低位
- S4と同価格のため、S4がおすすめ
Android One S1
- IGZOの美しいディスプレイ
- 端末代金実質タダ
- 価格の割に高性能なカメラ
- CPUは低位
- 同価格で後継機S3が発売
507SH
- 端末代金実質タダ
- 高性能Snapdragon617搭載
- ワンセグ対応
- 安心の国産スマホ
- 発売から時間が経過
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Android Oneの特徴・メリット
アンドロイドワンとは?
Android One(アンドロイドワン)とは、Googleと各スマホメーカーが協力して開発したスマホ(およびその開発プログラム)のことです。
Googleでは自社開発したスマホ「Nexus」(ネクサス)シリーズもありました。
Nexusはソフトウェアだけでなくハード(端末)もGoogleが自社開発しています。
一方、Android Oneは端末は各スマホメーカーが開発した上で、Googleの基準を満たしたソフトウェアを搭載する形となっています。
18ヶ月間のアップデート保証
Android Oneのスマホは、発売から18ヶ月間、もしくは最低1回のソフトウェアアップデートを保証しています。
そのため、「搭載しているOSが古くなってアプリが対応していない」といったことが起きにくくなり、比較的長期間使用できるのが特徴です。
18ヶ月間とありますが、実際は18ヶ月経過後もアップデートプログラムが配信されています。
毎月セキュリティアップデート
Android Oneではソフトウェアがアップデートされるだけでなく、セキュリティ面でも万全の対策がとられます。
毎月1回セキュリティが更新され、最新の状態に保たれます。
OSもセキュリティも定期的にアップデートされることで、安心して長期間使い続けられることがメリットです。
余計なアプリがない
Android Oneのスマホには、購入時に余計なアプリが入っていません。
GmailやGoogle Chrome、Google mapなどの基本的なアプリのみなので、プリインストールされたアプリがストレージ容量を圧縮することなく、すっきりとしています。
スマホキャリアで購入したAndroid One以外の端末は、各キャリアのアプリが沢山入っており、使用しない方にとっては非常に邪魔なのですが、Android Oneは最低限で自分が使うアプリだけ追加すればよいので非常に好感が持てます。
操作がシンプルで覚えやすい
Android Oneには余計なアプリがなく、端末やメーカーが異なっても基本的な仕様や操作方法はほぼ同じです。
そのため、機種変更する際にも新たに操作方法をイチから覚える必要がなく、すぐに慣れるのもメリットです。
全体的に端末価格が安い
Android Oneの端末は、他の機種と比べて比較的端末価格が安いのも特徴です。
ワイモバイル自体の基本料金も安いので、ワイモバイルのAndroid Oneは、できるだけ出費を抑えたい方にもおすすめです。
ソフトバンクで発売されたことも
Android Oneシリーズが購入できる国内キャリアはこれまでワイモバイルだけでしたが、ソフトバンクでも「Android One S3」「Android One S5」が発売されました。
ソフトバンクユーザーでもAndroid Oneシリーズが購入できるのは嬉しいですね。
ただし、S3もS5もライトユーザー向けなので、この2機種を買うなら基本料金が安いワイモバイルの方が断然おすすめです。
アンドロイドワンのデメリット
アンドロイドワンはワイモバイルのみ
Android Oneのスマホは、アップデートも保証されていて余計なアプリもない事が好評ですが、日本国内ではワイモバイル・ソフトバンクでしか発売されていません。
スペックは低め
Android Oneシリーズのスマホは、基本的にライト~ミドルスペックです。
搭載CPUは高性能のXシリーズでもSnapdragon600台が中心で、Sシリーズは400台です。
ハイスペックといえるのはAndroid One X5くらいですが、発売から時期が経過したため、現在では高性能とはいえません。
ハイスペック機種が欲しい方は、ワイモバイルで発売されたiPhoneSE 第3世代かiPhone13などを選択しましょう。
AndroidではGoogle Pixel 8aやOPPO Reno11 Aがおすすめです。
充電器(ACアダプタ・ケーブル)付属なし
Android Oneの端末の購入を検討されている方は注意が必要です。
Android Oneシリーズの機種には、充電器(ACアダプタ・ケーブル)が付属していません。
既にお持ちの方はよいですが、必要な方は別途購入が必要です。
機種によってUSB Type-Cの場合とmicro USBの場合がありますので注意してください。
アンドロイドワン購入はワイモバイル公式サイトで
以上、Android Oneシリーズの比較でした。
みなさんもお気に入りの一台を見つけてください!
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