本記事ではアップルストアで買ったiPhoneをワイモバイルで使う手順を解説します。
最新のiPhone16も間違いなくワイモバイルで使えるうえ、SIMを差し替えて自分で機種変更もできます。
iPhone本体をApple Storeよりお得に買う方法も解説します。
アップルストアのiPhoneに機種変更
まずは、ワイモバイル契約者がアップルストアで買ったiPhoneに機種変更する手順を解説します。
iPhoneに機種変更する手順は以下のとおりです。
- iPhone本体を準備
- SIMを差し替え
- 初期設定・データ移行
- システムアップデート
基本的には現在の端末からSIMカードを抜いてiPhone本体に差し替えれば機種変更は完了です。
APN設定(プロファイルインストール)は不要で、ソフトウェアを最新にアップデートしておけば自動でAPN設定されます。
iPhone端末のみを入手
まず、自身で使いたいiPhone本体を準備しましょう。
これから本体を買う人は、アップルストアでiPhoneが本体のみで購入できます。
また、楽天モバイル 楽天市場店ではApple Storeと同じSIMフリー版のiPhoneが端末のみで購入できます。
価格も安く、購入金額に応じて楽天ポイントも還元されるためApple Storeよりお得に購入できる場合もあります。
私も最近はここで購入しています。
ポイント還元率によって楽天モバイル楽天市場店の方がお得になるので確認してみてください。
お買い物マラソンやスーパーセールを狙えば還元率はかなり高くなります。
SIMの差し替え
新しいiPhoneが用意できたら、今の端末からSIMカードを抜いて新しいiPhoneに差し替えます。
SIMを別の端末に差し替えても、料金プランや契約内容に変化はありません。
これまでと同じように使い続けられます。
eSIMの機種変更は、元の端末がiPhoneならeSIMクイック転送を使いましょう。
eSIMを転送する場合は、事前に転送元/転送先の端末を必ず最新のiOSにアップデートしてから行ってください。
iOS17にアップデートできない古いiPhoneはeSIMクイック転送が使えないので、店舗でeSIMの機種変更が必要です。
AndroidスマホからeSIMを移す場合も店舗に行く必要があります。
初期設定・データ移行
新しいiPhoneにSIMを差し替えて電源をONにすると、本体の初期設定が開始します。
その際に、元の端末のデータを新端末に移行できます。
元の端末がiPhoneの人はクイックスタートが便利です。
元の端末のiOSが最新であることを確認した上で、新しいiPhoneの初期設定時に元のiPhoneを新しいiPhoneの隣に置いておくだけでデータが移行されます。
AndroidスマホからiPhoneへのデータ移行は「iOSに移行」というApple純正アプリを使うのがおすすめです。
詳細はこちらを参考にしてください。
詳細:AndroidからiPhoneへのデータ移行 | Apple
上記設定が終わると、いよいよiPhoneがワイモバイルで使えるようになります。
プロファイルのインストールは不要です。
iPhone使用時の注意点
APN設定は不要
ワイモバイルのSIMをiPhoneに差し替えた後、プロファイルのインストールは不要です。
iPhoneのシステムバージョンがiOS14.5以降なら、SIMを挿しただけで自動的に接続されます。
もし3Gのままの場合やうまく接続できない場合は、ソフトウェアを最新にアップデートしましょう。
以前はiPhone12シリーズのみAPN設定が必要でしたが、現在はシステムアップデートで接続できます。
「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」をタップし、iOSを最新にしてください。
ほとんどの場合はiOSを14.5以上にすればSIMを挿しただけで自動で接続されます。
もし接続できない場合、「設定」→「一般」→「情報」をタップし、「キャリア設定アップデート」のポップアップが出たら”アップデート”をタップしてください。
詳しい手順はこちらにまとまっています。
eSIM機種変更はeSIMクイック転送で
ワイモバイルでもeSIMクイック転送が使えます。
iOS17以降にアップデートしたiPhoneにはeSIMクイック転送という機能があります。
これは、他機種に入れたSIM/eSIMをiPhone上の手続きのみで他のiPhoneに移し替える機能です。
元のSIMが通常のnanoSIMでもeSIMに転送できるのがメリットです。
eSIMを転送する場合は、事前に転送元/転送先の端末を必ず最新のiOSにアップデートしてから行ってください。
手数料も無料なので、eSIMの移し替えには必ずeSIMクイック転送を使いましょう。
店舗でも移し替えができますが、その場合は手数料がかかります。
ただし、iOS17にアップデートできない古いiPhoneはeSIMクイック転送が使えないので、店舗でeSIMの機種変更が必要です。
AndroidスマホからeSIMを移す場合も店舗に行く必要があります。
SIMカードのサイズに注意
機種変更時にはいくつか注意点があります。
まずはSIMカードのサイズです。
初代iPhone SE/iPhone6S以降のiPhoneで使用できるSIMカードのサイズはnanoのみです。
そのため、現在の端末に挿しているSIMカードがmicroSIMや標準SIMの場合、iPhoneでは使えません。
ワイモバイルの店舗でSIMカードのサイズ交換をしてもらいましょう。
その際、SIMカードの交換手数料がかかります。
n141のSIMは使えない?
n141はワイモバイルのiPhone専用
すでにワイモバイルを契約中の人はSIMの番号に注意が必要です。
通常、ワイモバイルでSIMカードを契約すると「n111」「n101」または「n161」というSIMカードが発行されます。
しかし、ワイモバイルで買ったiPhoneに挿入されているSIMは、「n141」というワイモバイル版iPhone専用のSIMカードです。
▼SIMに番号が記載▼
このn141はワイモバイル版iPhone専用のSIMのため、アップルストアで購入したiPhoneに挿しても使えないことになっています。(実際は使える場合あり)
動作が保証されているのはワイモバイルで買ったiPhoneのみです。
そのため、ワイモバイルの店舗で「n101」「n111」または「n161」に交換してもらってください。
その際、SIM交換手数料がかかります。
(オンラインでは交換できません)
実際はn141も使える
前章のとおりn141のSIMはワイモバイル版iPhoneの専用SIMで、Apple Storeで買ったiPhoneでは使えないことになっています。
公式サポートに確認しても上記のような回答が来ます。
しかし、実際にはApple Storeで買ったiPhoneでもn141が使えます。
以前はiPhone12では使えませんでしたが現在は使えるようですし、最新のiPhoneでも使えます。
もちろんそれ以前のiPhoneもiOS14.5以降なら使えます。
本来は使えないことになっているので自己責任にはなりますが、SIMの交換が面倒な場合はn141のままでも良いかもしれません。
使う場合は必ずiOSを最新にアップデートしてから使ってください。
iPhoneが使えない/4Gにならない
ワイモバイルのSIMを入れたのにiPhoneが4Gにならない場合や3Gのままの場合は、以下を確認しましょう。
- iOSが古い
- 他社プロファイルが未削除
iOSをアップデートする
iPhoneはワイモバイルでSIMを入れただけで接続できます。
APN設定(プロファイルのインストール)は不要です。
最新のiPhoneもシステムを最新にアップデートすればSIMを入れただけで繋がります。
iOSのバージョンが古い場合はアップデートしましょう。
Wi-Fiに接続した上で「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」からアップデートしてください。
アップデートは1回では終わらない場合もあります。
他社プロファイルを削除
他社で使っていたiPhoneをワイモバイルで使う場合には事前にプロファイルを削除しましょう。
本体に他社のプロファイルがインストールされた状態だと、ワイモバイルのSIMを入れても接続できません。
「設定」→「一般」→「プロファイル」または「設定」→「一般」→「VPNとデバイス管理」をタップし、他社の構成プロファイルがインストールされていれば削除してください。
SIMフリーiPhoneの購入方法
ワイモバイルでもiPhoneを販売中ですが、他でiPhoneの端末のみを購入して使うこともできます。
iPhoneはほとんどの人はApple Storeで購入すると思いますが、実は楽天モバイル 楽天市場店の方がお得な場合もあります。
Apple Storeで購入
iPhoneを端末のみ購入する場合、ほとんどの人がApple Storeで購入すると思います。
Apple Storeでは比較的新しいiPhoneのSIMフリー版が端末のみで購入できます。
アップルの店舗でも買えますが、オンラインでも送料無料なのでオンラインストアで買うのが便利です。
Apple StoreにおけるiPhoneの価格は以下のとおりです。
<iPhoneの税込価格>
容量 | 税込価格 | |
---|---|---|
iPhone 16 |
128GB | ¥124,800 |
256GB | ¥139,800 | |
512GB | ¥169,800 | |
iPhone 16 Plus |
128GB | ¥139,800 |
256GB | ¥154,800 | |
512GB | ¥184,800 | |
iPhone 16 Pro |
128GB | ¥159,800 |
256GB | ¥174,800 | |
512GB | ¥204,800 | |
1TB | ¥234,800 | |
iPhone 16 Pro Max |
256GB | ¥189,800 |
512GB | ¥219,800 | |
1TB | ¥249,800 |
容量 | 税込価格 | |
---|---|---|
iPhone 15 |
128GB | ¥112,800 |
256GB | ¥127,800 | |
512GB | ¥157,800 | |
iPhone 15 Plus |
128GB | ¥124,800 |
256GB | ¥139,800 | |
512GB | ¥169,800 |
容量 | 税込価格 | |
---|---|---|
iPhone 14 |
128GB | ¥95,800 |
256GB | ¥110,800 | |
512GB | ¥140,800 | |
iPhone 14 Plus |
128GB | ¥112,800 |
256GB | ¥127,800 | |
512GB | ¥157,800 |
容量 | 税込価格 | |
---|---|---|
iPhone SE 第3世代 |
64GB | ¥62,800 |
128GB | ¥69,800 | |
256GB | ¥84,800 |
ただし次章で解説する楽天モバイル楽天市場店のほうがお得な場合もあるので、どちらも確認してください。
楽天モバイル楽天市場店で購入
iPhone本体は楽天モバイル 楽天市場店で買うのもおすすめです。
楽天モバイル楽天市場店では、Apple Storeと同じSIMフリー版のiPhoneが端末のみで購入できます。
さらに楽天モバイル楽天市場店は楽天市場内のショップなので、購入金額に応じて楽天ポイントが還元されます。
ほとんどの機種はもともとの価格がApple Storeより安いうえにポイントが還元されてお得です。
還元率は人によって異なりますが、5のつく日/0のつく日やお買い物マラソンなどを狙って買うとこちらの方がお得になる場合もあります。
購入前にどちらがお得か確認してから買いましょう。
- 買える端末はApple Storeと同じ
- 価格はAppleと同じか少し高い
→ポイント還元でお得な場合も
▼ポイント還元でお得▼
中古のiPhoneを購入
SIMフリーのiPhone本体は中古スマホ店で購入するものおすすめです。
価格の安い中古はもちろん、新品同様の未使用品も端末のみで購入できます。
楽天市場も在庫が豊富ですが、個人的にはイオシスやじゃんぱらがおすすめです。
なお、iPhone13以降とiPhone SE 第3世代以降のiPhoneはどこで販売されたものもすべてSIMフリーでワイモバイルで使えるので、ドコモ版やau版など含めて、どれを買っても構いません。
ただし、iPhone12シリーズ以前のiPhoneは機種によってはSIMロックがかかっている場合もあります。
中古で買う場合はSIMフリーかSIMロック解除済みであることを確認してから買いましょう。
ソフトバンクで端末のみ購入
iPhoneはソフトバンクで端末のみを購入する方法もあります。
特に最新のiPhoneはソフトバンクで端末のみ購入するのもありです。
ソフトバンクにおけるiPhoneの通常価格はApple Storeや楽天モバイル楽天市場店より高いですが、新トクするサポートを利用すれば安く購入できます。
新トクするサポートをかんたんに説明すると、2年後にiPhoneをソフトバンクに返却すればiPhoneが安く買えるしくみです。
ソフトバンクでは前半24回と後半24回の支払額を変えることで、半額以下で買えることも多いです。
また、月々1円で買えることもあります。
- iPhoneを48回払いで購入
- 2年後にiPhone本体を返却
→iPhoneの支払いは24回分のみ
2年おきに新しい端末を買い換える人は新トクするサポートでの購入がおすすめです。
▼最新iPhoneも半額で買える▼
ただし、端末は返却が必要です。
また、少々仕組みが複雑なので、よくわからない人はApple Storeか楽天モバイル楽天市場店で買いましょう。
私なら楽天モバイル 楽天市場店で買うと思います。
▼端末のみ購入可能▼
Apple Storeで買ったiPhone用SIMの契約はこちら
以上、Apple Storeで買ったiPhoneをワイモバイルで使う手順の解説でした。
ワイモバイルのSIM契約はワイモバイル公式ストアがおすすめです。
契約事務手数料が無料で、キャンペーンも利用すれば店舗より断然お得です。
必ずオンラインで契約しましょう。
▼SIMカード契約はこちら▼
端末別の詳細手順はこちら!