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基礎知識

ワイモバイルはデータ繰り越しが可能!繰り越し上限やプラン変更時も解説

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ワイモバイル ロゴ

 

本記事では、ワイモバイルのデータ繰り越しについて解説します。

 

ワイモバイルでも、当月使い切れずに余ったデータは翌月に繰り越されます。

ただし繰り越しには上限があるため、プラン変更時の繰り越しには注意が必要です。

 

▼データ繰り越しの詳細▼

ワイモバイル公式サイト 

 

ワイモバイルの特徴はこちら!
Ymobileのメリット・デメリット一覧

 

余ったデータ容量の繰越が可能

 

ワイモバイル データ繰り越し

 

多くの格安SIMキャリアには「データ繰り越し」のサービスがあります。

月々のデータ容量に対し、使わなかった分を翌月に持ち越すことができるサービスです。

 

ワイモバイルも繰り越しできる

 

以前までワイモバイルには繰り越しサービスはありませんでした。

余ったデータは当月で消滅してしまっており、ワイモバイルの最大のデメリットでした。

 

しかし、2021年8月18日からワイモバイルでもデータ繰り越しが可能になりました。

それ以前に契約した人も繰り越しが可能です。

最大のデメリットが消え、さらにワイモバイルのおすすめ度がアップしました。

 

繰り越されるデータの種類

 

そもそも、ワイモバイルのデータ容量には4つの種類があります。

 

  1. 基本容量
  2. データ増量分の容量
  3. 追加購入容量
  4. 繰り越し容量

 

このうち、繰り越されるのは基本容量と増量オプションで追加された容量のみです。

 

前月から繰り越されたデータ容量は翌月に再繰越はされません。

また、追加購入(容量チャージ)したデータ容量は繰り越されません。

 

<繰り越されるデータ容量>

データの種類 繰越可否
基本容量
増量された
容量
追加購入
した容量
前月からの
繰越容量

 

データ増量分も繰り越し

 

繰り返しになりますが、ワイモバイルにはデータ増量オプションが用意されています。

詳細データ増量オプション | Ymobile

 

<シンプル2の増量>

S M L
基本容量 4GB 20GB 30GB
増量 +2GB +10GB +10GB
合計容量 6GB 30GB 40GB

 

増量オプションにより追加された容量も翌月に繰り越されます。

 

ただし、プランM/Lで増量オプションを契約した場合、2024年11月から当面の間、5GBは自動追加、残り5GBは容量超過後にデータ追加が必要です。
翌月に繰り越されるのは自動追加される5GBのみで、追加分は繰り越されません。

 

データ増量オプションは契約から7カ月は無料なので、7カ月間はプランSは月6GB、Mは30GB、Lは40GB使えます。

ただし、8カ月目からは無料ではなくなり月550円のオプション料金がかかるようになるので、基本容量で足りる場合は解約しましょう。

詳細データ増量オプション | Ymobile

 

繰り越しデータの確認方法

 

繰り越したデータはマイワイモバイルで確認できます。

マイワイモバイルにログインし、データ使用量の管理→ご利用状況で確認できます。

 

ワイモバイル 繰り越し 確認方法

 

ただし、確認できるのは「前月から繰り越されたデータがいくら残っているか」です。

データを使ってしまうと、前月から繰り越されたデータ容量がどれくらいだったかはわかりません。

 

データの消費順

 

すでに解説したとおり、繰り越し機能の開始以降はデータ容量が4つの種類に分かれることになります。

 

  1. 基本容量
  2. データ増量分の容量
  3. 追加購入容量
  4. 繰り越し容量

 

上記1~4が全て混在する場合、データ容量は「前月からの繰り越し容量」→「基本容量+データ増量分」→追加購入容量の順で消費されます。

期限が短い順に消費されるので安心ですね。

 

▼データ繰り越しの詳細▼

ワイモバイル公式サイト 

 

繰り越される容量の上限

 

データ容量の繰り越し上限

 

翌月に繰り越されるデータ容量の上限は、翌月の基本データ容量です。

 

増量オプションに加入している場合、増量オプションによる増量を含めた容量が上限となるため、S:6GB、M:30GB、L:40GBが繰り越し上限です。

増量オプションに加入していない場合はS:4GB、M:20GB、L:30GBが上限です。

 

<繰り越しの上限>

プラン 増量オプション
契約なし
増量オプション
契約あり
S 4GB 6GB
M 20GB 30GB
L 30GB 40GB

 

ただし、プランM/Lで増量オプションを契約した場合、2024年11月から当面の間、5GBは自動追加、残り5GBは容量超過後にデータ追加が必要です。
翌月に繰り越されるのは自動追加される5GBのみで、追加分は繰り越されません。

 

繰り越し上限は「翌月の基本容量+増量オプションの容量」なので、プラン変更時はプラン変更後の基本容量+増量オプションの容量が上限になります。

 

  • 繰り越し上限:翌月の基本容量
    (データ増量分含む)
    →プラン変更時は変更後プランの基本容量が上限に

 

プランSの繰り越し上限

 

例えばシンプル2のプランSを契約している場合、基本容量は4GBです。

この場合、翌月に繰り越されるデータ容量の上限は4GBとなります。

 

プランSとデータ増量オプション2を契約中の人は基本容量が6GBなので、翌月に繰り越される上限は6GBです。

 

プランSからMに変更時の繰越上限

 

例えば、シンプル2のプランSを契約中の人が1月に3GB余らせ、2月にプランMにプラン変更する場合で考えます。

この場合、繰り越し上限は2月のプランMの基本容量です。

 

増量オプションに加入している場合、プランMの基本容量はプランM(20GB)+増量オプション(10GB)の合計30GBです。

2月の繰り越しの上限は30GBのため、1月に余った3GBはすべて繰り越されます。

 

プランMからSに変更時の繰越上限

 

続いて、シンプル2のプランMを契約中の人が1月に10GB余らせ、2月からプランSにプラン変更する場合で考えます。

この場合、繰り越し上限は2月のプランSの基本容量です。

 

増量オプションに加入している場合、プランSの基本容量はプランS(4GB)+増量オプション(2GB)の合計6GBです。

上限は6GBのため、1月に余った10GBのうち6GBは翌月に繰り越されますが、残り4GBは消滅してしまいます。

 

データ繰り越しの注意点

 

繰越できる最大容量

 

繰り越されるデータ容量の上限は「翌月の基本容量+増量オプションの容量」です。

よって、プラン変更しなければ以下の容量が繰越上限となります。

 

<繰り越しの上限>

プラン 増量オプション
契約なし
増量オプション
契約あり
S 4GB 6GB
M 20GB 30GB
L 30GB 40GB

 

ただし、プランM/Lで増量オプションを契約した場合、2024年11月から当面の間、5GBは自動追加、残り5GBは容量超過後にデータ追加が必要です。
翌月に繰り越されるのは自動追加される5GBのみで、追加分は繰り越されません。

 

例えばプランSを契約中の人が当月にデータを全く使わなかった場合、翌月に6GB(基本容量4GB+増量オプション2GB)が繰り越され、翌月付与分とあわせて合計12GB使えます。

 

繰り越したデータ容量の期限は付与月の翌月末までなので、翌月に使い切れない場合は消滅します。

再繰り越しはされません。

 

プラン変更時のデータ繰り越し

 

ワイモバイルでは毎月プランを変更できます。

シンプル2を契約中の人は、データの使用状況に応じてS・M・L間を毎月自由に行き来できます。

 

繰り越し上限は「翌月の基本容量+増量オプションの容量」です。

そのためプラン変更時はプラン変更後の基本容量+増量オプションの容量が上限になります。

 

<繰り越しの上限>

プラン 増量オプション
契約なし
増量オプション
契約あり
S 4GB 6GB
M 20GB 30GB
L 30GB 40GB

 

翌月1日時点で増量オプションに加入してる場合は、S:6GB、M:30GB、L:40GBが上限です。

翌月1日時点で増量オプションに加入していない場合は、S:4GB、M:20GB、L:30GBが上限になります。

 

ただし、プランM/Lで増量オプションを契約した場合、2024年11月から当面の間、5GBは自動追加、残り5GBは容量超過後にデータ追加が必要です。
翌月に繰り越されるのは自動追加される5GBのみで、追加分は繰り越されません。

 

プランMからSに変更時の繰り越し

 

例えばシンプル2のプランMを契約中の人が1月に10GB余らせ、2月からプランSにプラン変更する場合で考えます。

この場合、繰り越し上限は2月のプランSの基本容量です。

増量オプションに加入している場合、プランSの基本容量はプランS(4GB)+増量オプション(2GB)の合計6GBです。

 

繰り越し上限は6GBのため、1月に余った10GBのうち最大6GBは翌月に繰り越されますが、残り4GBは消滅してしまいます。

 

プランSからMに変更時の繰り越し

 

続いて、シンプル2のプランSを契約中の人が1月に3GB余らせ、2月にプランMにプラン変更する場合で考えます。

この場合、繰り越し上限は2月のプランMの基本容量です。

増量オプションに加入している場合、プランMの基本容量はプランM(20GB)+増量オプション(10GB)の合計30GBです。

 

上限は30GBのため、1月に余った3GBはすべて繰り越されます。

 

繰り越しはいつまで?

 

繰り越したデータは、基本容量として付与された月の翌月末まで使えます。

例えば3月に付与されたデータを3月中に使いきれない場合は4月に繰り越され、4月末まで使えます。

ただし、4月末でも使いきれなかった場合は4月末で消滅してしまいます。

 

繰り越しは100MB単位

 

ワイモバイルで翌月に繰り越されるデータ容量は100MB単位です。

100MB未満は切り捨てられます。

 

例えば2021年9月に基本容量が356MB余ったとしても、繰り越しは100MB単位なので、実際に繰り越されるのは300MBです。

56MBは切り捨てられて消滅します。

 

シェアプランのデータ繰り越し

 

ワイモバイルには、データSIMを追加し、親回線と子回線でデータを分け合うシェアプランが用意されています。

シェアプランを契約している親回線も、当月に使いきれずに余ったデータ容量は翌月に繰り越されます。

翌月のデータは、繰り越された分も含めて子回線とシェアして使えます。

 

なお、シェアプランの契約初月はシェアではなく3GBの容量が使えますが、この容量はくりこしされません。

シェアプランの詳細はこちらにまとめています。

詳細ワイモバイルのシェアプランを解説

 

繰り越しデータは家族で分け合える?

 

他のスマホキャリアには繰り越したデータ容量を家族にプレゼントしたり、家族間で分け合うしくみがありますが、ワイモバイルにはありません。

家族割に加入している人も、繰り越したデータ容量が使えるのは自身のみです。

 

ただしシェアプランに加入し子回線とシェアしている場合、繰り越したデータ容量は親回線・子回線の両方で使えます。

詳細ワイモバイルのシェアプランを解説

 

▼データ繰り越しの詳細▼

ワイモバイル公式サイト 

 

繰り越しできない容量・プラン

 

追加購入分は繰越不可

 

ワイモバイルでは、高速通信の容量をすべて使い切った場合には速度制限がかかりますが、容量を追加購入することで高速に戻せます。

この追加購入した容量は翌月に繰り越されないので注意してください。

 

追加購入したチャージ容量の期限は当月末までなので、当月末時点で余った容量は消滅してしまいます。

 

旧プランは繰り越しできない

 

現行プランはデータ繰り越しが可能ですが、スマホベーシックプラン/スマホプランやそれ以前のプランはデータ繰り越しできません。

データ繰り越しは容量を誰でもかんたんに節約できるので、現行プランへのプラン変更がおすすめです。

 

翌々月への再繰り越しは不可

 

ワイモバイルのデータ繰り越しは翌月まで(1回まで)です。

例えば3月に付与されたデータを3月中に使いきれない場合は4月に繰り越されますが、繰り越したデータを4月中に使いきれなかった場合は4月末で消滅してしまいます。

2回目の繰り越しはされません。

 

エンジョイパックのデータは繰り越し対象外

 

ワイモバイルにはエンジョイパックというオプションがあります。

月額550円で加入すると、以下の3つの特典が受けられます。

 

  • ヤフーショッピングで使える500円OFFクーポン進呈
  • ヤフーショッピングのポイント還元率アップ
  • データ0.5GB付与

 

このエンジョイパックで付与される0.5GBのデータは翌月に繰り越されません。

そもそも、このエンジョイパックの0.5GBは基本容量が増えるわけではなく「データの追加購入が1回分無料になる」というものです。

よってこの0.5GBは追加購入したデータと同じ扱いなので、有効期限はチャージした月の月末日までです。

この0.5GBは基本容量を使い切った後でしか付与されませんし、使い切れなかったら消滅してしまいます。

詳細ワイモバイルのエンジョイパックを解説

 

データ容量を上手に節約する方法

 

前章で解説したとおり、ワイモバイルでも余ったデータの繰り越しが可能です。

その他にも、下記のテクニックをうまく活用して普段のデータ容量を節約してください。

 

容量超過後も最大1Mbps

 

ワイモバイルはプランM・Lに限り、高速通信容量を使い切っても最大1Mbpsで使えます。

万が一容量を使い切っても、最大1Mbpsの速度ならほとんどのことは問題なくできます。

 

プラン 制限時の
最大速度
低速時の
容量制限
S 300Kbps 2GB使うと
128kbpsに制限
M 1Mbps 10GB使うと
128kbpsに制限
L 1Mbps 15GB使うと
128kbpsに制限

詳細ワイモバイルの速度制限を解説

 

LINEやメールのやりとりはもちろん、SNSやWEBサイトの閲覧も(画像が多くない限り)問題ないでしょう。

Youtubeなどの動画も、360p~480p画質までなら詰まらずに視聴できます。

 

ただし、プランSの制限時の速度は最大300kbpsです。

また、シンプル2では低速で規定容量(S:2GB/M:10GB/L:15GB)を使うと最大速度が128kbpsにさらに制限されます。

詳細ワイモバイルの低速通信の容量制限

 

固定回線はソフトバンク光/エアー

 

ワイモバイル おうち割

 

ちょっと横道にそれますが、ワイモバイルのスマホを契約している人は、家の光回線は必ずソフトバンク光かソフトバンクエアーにしましょう。

スマホと光回線のセット割「おうち割」が適用され、スマホ料金が毎月最大1,080円の割引になります。

 

<おうち割光セットの割引額>

プラン シンプル2の
割引額
S 1,100円
M 1,650円
L

 

もちろんデータ通信は使い放題なので、ソフトバンク光かソフトバンクエアーを利用すればデータ容量と月額料金が大きく節約できます。

 

特に家族でワイモバイルに契約している人は、全回線の料金が割引にされるのでかなりお得になります。

ワイモバイルのスマホユーザーは必須の節約技です。

 

おうち割の詳細やお得な申し込み方法は下記記事にまとめています。

 

 

▼ソフトバンク光の申込みはこちら▼

ソフトバンク光の詳細 

 

▼ソフトバンクAir申込みはこちら▼

エアーの詳細はこちら 

 

ソフトバンクWi-Fiスポット

 

ソフトバンクWi-Fiスポット

 

自宅や勤務先などにWi-Fi環境がない方も、ワイモバイルユーザーなら公衆無線LAN「ソフトバンクWi-Fiスポット」が無料で使えます

このソフトバンクWi-Fiスポットはワイモバイル契約者なら誰でも使えて通信速度も速く、設置場所も多いです。

駅やカフェなどに多数設置されています。

 

ご自宅や勤務先にWi-Fi環境がない方は、このソフトバンクWi-Fiスポットを活用しましょう。

設置場所やアプリの設定方法は下記記事に詳しくまとめています。

詳細ソフトバンクWi-Fiスポットの活用方法

 

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ワイモバイルはデータ繰り越しできる

 

以上、ワイモバイルの余ったデータの繰り越しについての解説でした。

 

ワイモバイルでも余ったデータ容量が繰り越せます。

繰り越しを活用してお得にワイモバイルのデータ通信を利用してください。

 

その他のデメリットはこちら!
ワイモバイルのデメリットは?

 

▼データ繰り越しの詳細▼

ワイモバイル公式サイト 

 

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