本記事ではワイモバイルから発売されたAQUOS sense4 basic A003SHのスペックや特徴を解説します。
一括1円から買えるので人気でしたが、ワイモバイル公式ストアでは終売になりました。
ただし中古で買っても使えます。
ただし、今となっては性能は高くないので、これから買う方は他機種の方がおすすめです。
AQUOS sense4 basicの価格
AQUOS sense4 basicの発売日
ワイモバイルにおけるAQUOS sense4 basicの発売日は2020年11月19日(木)です。
AQUOS sense4 basicは販売終了
残念ながらワイモバイルオンラインストアにおけるAQUOS sense4 basicの販売は終了しました。
おそらく店舗にも在庫はないでしょう。
ただし、他でAQUOS sense4 basicを購入して使うこともできますし、ワイモバイルで買ったAQUOS sense4 basicに他社SIMを入れて使うこともできます。
持ち込みのAQUOS sense4 basicを使う
ワイモバイル版のAQUOS sense4 basicをお持ちの方は、もちろんワイモバイルで使えます。
AQUOS sense4 basicにはSIMロックがかかっていますが、ワイモバイルのSIMならそのまま使えます。
おそらくAPN設定も不要だと思います。
もしSIMを挿しただけで繋がらない場合はこちらを参考にAPN設定してください。
AQUOS sense4 basicを端末のみ購入する
ワイモバイルでAQUOS sense4 basicを使いたい方は、スマホ通販サイトなどで端末のみを購入できます。
Amazonや楽天市場などでも買えますし、イオシスやじゃんぱらといったスマホ通販サイトでも購入できます。
SIM契約なしで端末のみ購入できるので便利です。
私もよくイオシスで買っていますし、ポイント還元がアップするタイミングを狙って楽天市場で買ったります。
他社でも使える?
AQUOS sense4 basicはドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの全キャリアのバンドに対応しています。
よって、ワイモバイルで買ったAQUOS sense4 basicは他社でも使えます。
ただし、AQUOS sense4 basicは購入時期によってSIMロックがかかっています。
2021年5月11日までにワイモバイルで購入したAQUOS sense4 basicにはSIMロックがかかっていますので、ワイモバイル以外で使う場合には事前にSIMロック解除が必要です。
2021年5月12日以降に購入した場合はSIMロックが解除された状態で販売されていますので、SIMロック解除は不要です。
SIMを挿してAPN設定すれば他社で使えます。
ただし、必ず各キャリアの動作確認端末一覧を確認してください。
端末のみを購入する方法
AQUOS sense4 basicはたくさん売れていますので、市場にもたくさんの端末が流れています。
ワイモバイルで購入・機種変更してもOKですが、他で端末のみを買うこともできます。
端末は楽天市場・Amazonやイオシスなどの中古スマホ店で購入できます。
私はいつもイオシスで購入していますが、楽天市場のポイント還元がアップしているタイミングなら楽天市場で探すこともあります。
メルカリやラクマでも購入できますが、状態も不明確ですしいろいろとトラブルも多いのであまりおすすめできません。
S/A/B/Cのランクが明確な楽天市場やイオシスなどでSIMロック解除済みを探すのがおすすめです。
AQUOS sense4 basicの対応バンド
対応バンド・周波数一覧
AQUOS sense4 basicの対応バンドは以下のとおりりです。
- 5G:非対応
- 4G/LTE:B1・3・5・8・12・17・18・19・28・41
- 3G:B1・5・6・8・19
- GSM:1900/1800/900/850MHz
5G非対応
AQUOS sense4 basicは5Gには対応していません。
ワイモバイルを契約中の方は追加料金無しで5Gが利用できます。
まだまだエリアは狭く5Gのメリットもないのであまり気にする必要はありませんが、1~2年後には5Gでの通信が主流になります。
電話・メール・LINEしか使わない方なら5Gは不要ですが、そこそこアプリを使う方は5G対応端末を買っておくのもおすすめです。
ワイモバイルで販売中のAQUOS wishは5Gに対応しており、高齢者やスマホが初めての方でも使いやすいです。
AQUOS wishはオンラインストアなら最安1円で買えるので、ある程度スマホを使う方はAQUOS wishも検討しましょう。
ドコモ回線で使える
ドコモ回線で使用する4G/LTEのバンドは1・3・19です。
AQUOS sense4 basicはすべて対応しています。
また、3Gバンドの1・6にも対応していますので、SIMロック解除した上でAPN設定をすればドコモやドコモ回線を使った格安SIMでも使えます。
ただし、必ず動作確認端末一覧を確認してください。
また、2021年5月11日までにワイモバイルで購入した端末はSIMロック解除が必要です。
ソフトバンク/LINEMO可
ソフトバンク・ワイモバイル回線で使う4G/LTEのバンドは1・3・8ですが、AQUOS sense4 basicはもちろん対応しています。
また、3Gのバンド1・8にも対応しています。
よって、ワイモバイルはもちろんですが、SIMロック解除すればソフトバンク・LINEMOやソフトバンク回線を使った格安SIMでも問題なく使えます。
ただし、2021年5月11日までにワイモバイルで購入した端末はSIMロック解除が必要です。
au回線・au VoLTEは?
AQUOS sense4 basicはau回線のLTEバンド(1・18・26)のうち、バンド1・18に対応しています。
自身では確認できていませんが、口コミを見るとau VoLTEにも対応しているようです。
UQモバイルの動作確認端末一覧で使えるとの記載があるので間違いなくau回線でも使えるでしょう。
SIMロック解除した上でAPN設定をすれば、au・povo・UQモバイルやau回線を使った格安SIMでも使えます。
ただし、必ず動作確認端末一覧を確認してください。
楽天モバイルでも使える
楽天モバイルでもAQUOS sense4 basicは楽天モバイルでも使えます。
楽天モバイルの「ご利用製品の対応状況確認」で確認すると、4Gデータ通信・通話・SMS(楽天回線/パートナー回線)の基本的機能は全て可能です。
SIMロック解除すれば問題なく使えるでしょう。
- 4Gデータ通信
- 通話
- SMS(楽天/パートナー回線)
一方、APN自動設定やETWS(緊急地震速報などの受信)、110・119時の高精度な位置情報測位には非対応です。
- APN自動設定
- ETWS(緊急地震速報など)
- 110/119等での高精度な位置測位
個人的にはそれほど重要視していませんが、全て対応している方がよい方は楽天モバイルで発売中のAQUOS sense6やAQUOS wishがおすすめです。
SIMとセットなら格安で購入でき、全ての機能に対応しています。
詳細:楽天モバイルのAQUOS sense6をレビュー
詳細:楽天モバイルのAQUOS wishをレビュー
他社SIMで使う場合の注意点
SIMロック解除が必要な場合
ワイモバイルのスマホは、購入日によってSIMロックの有無が異なります。
購入日 | SIMロック |
---|---|
2021年 5月11日まで |
あり |
2021年 5月12日以降 |
なし |
※例外あり、詳細はこちら
2021年5月11日までに購入した端末はSIMロックがかかっており、ワイモバイル以外のSIMでは使えません。
他社で使うには事前にSIMロック解除が必要です。
一方、2021年5月12日以降に購入した端末はSIMロックがかかっていません。
SIMを挿してAPN設定すれば使えます。
他社SIMが使えない場合
他社SIMを挿してAPN設定をしてもつながらない場合、以下を試してください。
- 端末を再起動
- APN入力ミスがないか確認
- SIMステータスの確認
SIMを差し替えてAPN設定をしたあとは、必ず再起動しましょう。
何度か再起動してしばらく待ってもつながらない場合、APNの入力ミスが考えられます。(私もつながらない原因のほとんどがこれです)
コンマとドットなど、入力ミスがないか確認してください。
また、SIMロック解除が完了していない可能性もあります。
念のため「設定」→「端末」→「SIMカードの状態」を開き、「許可」になっているか確認してください。
「SIMカードの状態を更新」をタップしても「未許可」の場合、SIMロックが解除されていません。
AQUOS sense4 basicの口コミ
この章では、AQUOS sense4 basicを実際に使った方の口コミを紹介するとともに、私が使ってみた感想も記載していきます。
価格が安い
最も多い口コミは価格が安いというものです。
AQUOS sense4 basicはMNPなら一括1,368円、新規でも1万円ほどで購入できます。
発売から時期が経過しましたが、人気のAQUOS senseシリーズでSnapdragon720G搭載の機種がこの価格なのは非常にお得です。
最近では楽天モバイルでAQUOS sense4 liteが一括1円で販売されるなど、AQUOS sense4シリーズは買いどきです。
詳細:楽天モバイルでAQUOS sense4 liteが1円
AQUOS sense4 basicもこの性能でこの価格は非常におすすめです。
ただい、AQUOS sense4 basicは5G非対応です。
現時点では5Gのエリアは狭く、5Gでしか楽しめないコンテンツもないので5Gを気にする必要はありませんが、1~2年後には5Gが主流になるでしょう。
AQUOSのスマホは2~3年と長く使えるのが特徴なので、長く使う方は今から5G対応端末を買っておいても良いかもしれません。
バッテリーの持ちがよい
AQUOS sense4 basicの最大のメリットはバッテリーの持ちが良いことで、公式サイトでは「1週間充電不要」と謳っています。
口コミを見ても、やはりバッテリーの持ちはかなり良いようです。
AQUOS sense4 basicの電池持ちは今日も素晴らしいですな
引用:Twitter
AQUOS sense4 basicの電池持ち凄い。6日間ほぼ放置でまだ71%残ってる。
引用:Twitter
私も数日間メインで使ってみましたが、私の使い方では丸一日普通に使っても80%ほど残っており、4日間ほど充電不要でした。
音楽ストリーミングを数時間視聴し続けてもあまりバッテリーが減りません。
個人的な感想としては、操作をせずに放置している間のバッテリー消費がかなり少ない気がします。
私は複数台スマホを持っているためAQUOS sense4 basicを使わない時間も長いのですが、携帯を忘れて1週間ほど放置していてもあまり電池が減っていません。
5.8インチはちょうどよい
5.8インチという画面サイズも特徴です。
最近のスマホは大型化しているので、それらに比べれば持ち運びはしやすいです。
アルミなので滑りやすいですが。
引用:価格.com
最近は大型重量級スマホが増加中ですが、こちらはちょうどよいサイズ感で仕上げています。
引用:価格.com
口コミにあるように、最近は6.5インチ程度のスマホが非常に増えてきました。
ただ、サイズが大きいスマホは持ち運びにくく、慣れるまでかなりの違和感があります。(私もコンパクトサイズ派です)
AQUOS sense4 basicは5.8インチと、数少ない6インチ以下のスマホです。
スマホで動画を見る方やゲームをする方は大画面のほうが良いかもしれませんが、そうでなければ十分な大画面です。
コンパクトサイズのスマホを探している方にもおすすめです。
ただし、本体サイズの割に重いという口コミも多いです。
AQUOS sense4 basicの重さは176gで、155gのAQUOS sense2、167gのAQUOS sense3からは重くなっています。
そうはいっても、最近では200gを超える重いスマホも多いので、スマホの中ではそう思いわけではありません。
指紋認証がない
悪い口コミで多いのが指紋認証です。
AQUOS sense4 basicは、AQUOS sense4シリーズでは唯一指紋認証センサーがありません。
マスクをしていることが多い現在では少々不便ですね。
AQUOSsense4のbasicは指紋認証ないのマジで致命的だなぁ。RAMも今時3GBはキツイ気がする。せめて4GB欲しかった。その他は不満ないんだけどなぁ。惜しい
引用:Twitter
私も指紋認証は必須なので、メインで使っている間はやはり不便に感じましたね。
顔認証でのロック解除に慣れていないせいか、なかなか自然に解除ができずにストレスでした。
一方、指紋認証を使っていない方は気にならないとの声も多いです。
自分は指紋認証はせずメイン端末でもパターンでやってるので自分は必要無いですが、指紋認証が必須な人は無いので注意
引用:価格.com
指紋認証が必要な方はSIMフリー版のAQUOS sense4かAQUOS sense4 liteもおすすめです。
どちらも指紋認証センサーがあり、ワイモバイルで動作確認されています。
アップデートでいろいろ改善?
口コミを見ていると、発売当初は「カメラや端末の動作が不安定で困る」との口コミが多くみられました。
しかし、アップデートにより改善されているようです。
購入後は必ずアップデートしましょう。
Wi-Fiに接続した上で、「設定」→「システム」→下段の「システムアップデート」で最新化できます。
AQUOS sense4 basicの注意点
AQUOS sense4 basicのスペックや搭載機能を解説する前に、AQUOS sense4 basicの注意点をまとめます。
- 指紋認証非対応
- メモリーRAMは3GB
- 充電器などの付属品なし
- カメラに不具合(解消済)
指紋認証に非対応
最大の注意点は指紋認証に非対応な点です。
顔認証に対応していますが、マスクをしている時間が長い現在では少々不便です。
同じSHARP製のAndroid One S7や、12月に発売の京セラ製Android One S8も指紋認証に非対応です。
指紋認証が必要な方はOPPO Reno5 AやXperia 10 IIIも検討しましょう。
特にOPPO Reno5 Aは機種変更でも安いのでおすすめです。
メモリーRAMは3GB
また、搭載CPUはSnapdragon720Gとなかなか高性能ですが、メモリーRAMは3GBです。
AQUOS sense4やAQUOS sense4 liteは4GBなので、少し残念です。
負荷のかかるゲームなどの操作はカクつく可能性があります。
また、長く使うと少しずつ動作が重たくなっていくかもしれません。
性能を重視される方は、こちらもOPPO Reno5 AやXperia 10 IIIがおすすめです。
充電器などの付属品なし
AQUOS sense4 basicには充電ケーブルやACアダプタ、フィルムやケースなどはついていません。
すでにUSB充電器やUSB Type-Cのケーブルをお持ちの方はそのまま使えますが、お持ちでない方は別途購入が必要です。
望遠カメラに不具合
AQUOS sense4 basicは1200万画素の標準レンズと800万画素の望遠レンズが搭載されています。
このうち、発売当初は望遠レンズに不具合がありました。(現在は解消済み)
具体的には、望遠カメラ利用時にピントを自動で合わせるオートフォーカス機能が作動せず、美しい写真が撮影できない不具合とのことです。
この不具合は12月1日に配信されたソフトウェアアップデートで解消されます。
端末をお持ちの方は必ず最新にアップデートしましょう。
Wi-Fiに接続した上で、「設定」→「システム」→下段の「システムアップデート」で最新化できます。
アップデートは一度では終わらない場合もあるので、何度か確認してください。
▼AQUOS sense4 basicの詳細▼
AQUOS sense4 basicのレビュー
スペック一覧表
AQUOS sense4 basicのスペック詳細は以下のとおりです。
スペック | |
---|---|
本体サイズ (mm) |
高さ 148 幅 71 厚さ 8.9 |
本体の 重さ |
約176g |
画面 サイズ |
約5.8インチ IGZO |
解像度 | 2,280 x1,080 (フルHD+) |
バッテリー 容量 |
4,570mAh |
搭載 OS |
Android 10 |
CPU | Snapdragon720G (オクタコア) 2.3GHz+1.8GHz |
メモリー (ROM) |
64GB |
メモリー (RAM) |
3GB |
対応外部 メモリ |
microSDXC (最大1TB) |
有効画素数 (メインカメラ) |
1,200万(標準) +800万(望遠) |
有効画素数 (サブカメラ) |
800万画素 |
USB 端子 |
USB Type-C |
AQUOS sense4 basicの型番
ワイモバイルにおけるAQUOS sense4 basicの型番はA003SHです。
本体カラー・色
AQUOS sense4 basicの本体カラーは「ライトカッパー」「シルバー」「ブラック」の3色です。
前作Android One S7と同じですね。
私が購入したのはブラックです。
少しだけグレーがかかったブラックでした。
本体背面はマット仕様になっており、指紋が目立ちにくいです。
個人的にはかなり好きなデザインですね。
本体の外観
本体の下面はUSB端子(USB Type-C)です。
本体上部には3.5mmイヤホンジャックがあります。
本体の左側面はSIMスロットです。
SIMピン不要で手で開けられるタイプですね。
本体右側面には上から音量ボタン・Googleアシスタントボタン・電源ボタンがあります。
電源ボタンに指紋認証センサーはありません。
シングルSIM/DSDV非対応
AQUOS sense4 basicはSIMスロットが一つのシングルSIMです。
DSDS・DSDVには非対応です。
SIMサイズはnano
AQUOS sense4 basicのSIMサイズはnanoです。
ワイモバイルを契約するとマルチSIMという自分でSIMのサイズを調整できるタイプのSIMが送られてきます。
SIMが届いたら最も小さいサイズにパキッと割ってnanoにしてください。
なお、eSIMには対応していません。
SIMロック?SIMフリー?
ワイモバイルのAQUOS sense4 basicにはSIMロックがかかっています。
ワイモバイルのSIMならそのまま使えますが、他社のSIMを入れて使う場合にはSIMロック解除が必要です。
SIMロック解除の手順はこちらをご確認ください。
ただし、2021年5月12日以降にワイモバイルで購入した方は、SIMロックが解除された状態で販売されます。
よって、自身で解除コードを取得・入力する必要はありません。
AQUOS sense4 basicはドコモ・au・ソフトバンクの3キャリアの4G回線に対応しているので、他社でも使えます。
CPUはSnapdragon720G
AQUOS sense4 basicに搭載されているチップセットはSnapdragon720Gです。
Android One S7などに搭載されていたSnapdragon630より大幅にスペックアップしています。
ただし、メモリーRAMが3GBなのが少々残念です。
RAMは3GB/ストレージ64GB
AQUOS sense4 basicのメモリー(RAM)は3GB、ストレージは64GBです。
初期状態ではストレージが21GBほど埋まっており、空きは40GBちょっとでした。
足りない方も、AQUOS sense4 basicのストレージ容量はSDカードで増設できるので問題ありません。
microSDカード挿入可
AQUOS sense4 basicは最大1TBのマイクロSDカードを挿入することでストレージ容量を増やせます。
ストレージ容量は64GBと十分ですが、足りない方も安心ですね。
カメラはデュアルレンズ
AQUOS sense4 basicのアウトカメラは1,200万画素と800万画素のデュアルレンズカメラです。
Android One S7はシングルレンズだったので、嬉しいスペックアップですね。
1,200万画素の標準レンズ(下)に加え、800万画素の望遠レンズ(上)も搭載しています。
インカメラは800万画素のシングルレンズです。
インカメラは画面最上部の中心にレンズがある、いわゆる水滴型のカメラです。
実際に撮った写真
AQUOS sense4 basicで実際に撮影した写真をTwitterに載せています。(ぜひこれを機にフォローしてください!)
正直、普段使いには十分です。
他機種と細かい部分で比べれば劣るかもしれませんが、「きれいな写真を撮影してSNSにアップしたい!」といった使い方でなければ十分でしょう。
AQUOS sense4 basicには望遠レンズが搭載しており、最大16倍のズームが可能ですが、5倍を超えるとかなりぼやけてきます。
過度な期待は禁物です。
ただし、普通の方が2倍以上のズームを使う機会はほとんどない気がします。
また、2倍ズームの写真はぼやけもなく十分綺麗です。
AQUOS sense4 basicのカメラは画面上でワンタッチで1倍⇔2倍に切り替えられるので、使うのは2倍がメインになるでしょう。
夜景もなかなかきれいです。
iPhone SE 第2世代に比べ全体が明るいのは好みが分かれると思いますが、価格の割に十分きれいだと思います。
写真にこだわるがある方は不満かもしれませんが、普通の方は十分満足のいく性能だと思います。
イヤホンジャック搭載
AQUOS sense4 basicには本体上部に3.5mmイヤホンジャックが搭載されています。
有線でイヤホン・ヘッドフォンを接続できるのはメリットです。
USB端子はUSB Type-C
AQUOS sense4 basicのUSB端子はUSB Type-Cです。
ただし、ケーブルやUSBアダプタは付属していませんので、お持ちでない方は自身で購入が必要です。
5GhzのWiFiに対応
AQUOS sense4 basicが対応するWi-Fi規格は以下のとおりです。
5GhzのWi-Fi5にも対応しています。
▼AQUOS sense4 basicの詳細▼
ベンチマークスコア
antutu
私が計測したAQUOS sense4 basicのantutuベンチマークスコアは23.7万でした。(V9.1.0で測定)
ただ、しっかり測定できたのは1回のみで、ほとんどが途中で止まります。
端末を再起動しても、アプリを再インストールしてもだめです。
また、ちゃんと測定できたと思ったら、下記のようにGPUのスコアがゼロだったり…
▼失敗編▼
AQUOS sense4 basicはantutuが止まるとの口コミは多く、相性が悪いのかもしれません。
同じCPUでメモリーRAMが4GBのAQUOS sense4 liteのベンチマークを測定したところ、28万程度でした。
メモリーRAMが3GBのAQUOS sense4 basicの23.7万もある程度納得の行くスコアです。(もう少し高くてもいいかなとも思いますが)
ただ、AQUOS sense4 basicに関してはantutuはあまり信用しないほうが良いかもしれません。
Geekbench
Geekbench 5.4.1のスコアはシングル:545、マルチ:1530です。
何度か測定しましたがほとんどのこれと近い数値だったので、信用して良いでしょう。
実際に操作してみても、操作性や処理速度は問題ありませんでした。
RAM3GBなのが心配でしたが、重いゲームをしなければほとんど問題ないでしょう。
ただし、2~3年と長く使ったときにどうなるか、少し不安ですね。
▼AQUOS sense4 basicの詳細▼
AQUOS sense4/basic/lite/plusの違い
4機種の比較表
AQUOS sense4 basicとAQUOS sense4(無印)・AQUOS sense4 lite・AQUOS sense4 plusの主な違いは以下のとおりです。
AQUOS sense4 basicの違い
AQUOS sense4 basicは「basic」とある通り、AQUOS sense4から機能を省いたモデルです。
他の機種と異なる点は大きく以下の4つです。
- 指紋認証センサーなし
- メモリRAMが3GBに
- 広角レンズがない
- シングルSIM
特に指紋認証センサーがないのと、メモリーRAMが3GBの点は影響が大きいかもしれません。
指紋認証センサーがない
特に大きな違いは指紋認証センサーの有無です。
AQUOS sense4・AQUOS sense4 lite・AQUOS sense4 plusには顔認証に加えてホームボタン上に指紋認証センサーがあります。
しかしAQUOS sense4 basicは顔認証のみで、指紋認証センサーはありません。
マスクをしている時間が長い現在では、指紋認証があったほうが良いので少々残念ですね。
指紋認証がほしい方は、SIMフリー版のAQUOS sense4 SH-M15を買いましょう。
メモリーRAMは3GB
もう一つ残念なのはメモリーRAMが3GBしかない点です。
AQUOS sense4・AQUOS sense4 liteは4GB、AQUOS sense4 plusは8GBなのに対し、AQUOS sense4 basicのみ3GBです。
複数のアプリを同時に使ったりすると、メモリーRAMの空き容量が少なくなって動作が遅くなる可能性があります。
特に、スマホを長く使っていくとRAMの空き容量がだんだん少なくなるので、そこそこスマホを使う方は少々心配です。
▼AQUOS sense4 basicの詳細▼
AQUOS sense4 basicの付属品
同梱品・付属品一覧
AQUOS sense4 basicに付属されているのは以下3点です。
- 本体
- クイックスタートガイド
- 説明書(注意とお願い)
ACアダプタ/ケーブルなし
AQUOS sense4 basicにはACアダプタやケーブルは付属・同梱されていません。
USB Type- CのケーブルやACアダプタをお持ちでない方は自身で購入が必要です。
スマホケース
AQUOS sense4 basicにはスマホケースが付属していません。
本体の素材は指紋がつきにくいものの、スマホケースをつけて使うのをおすすめします。
画面フィルム
最近では画面フィルムが出荷時から貼付されているスマホも増えてきましたが、AQUOS sense4 basicにはフィルムはありません。
自身で購入が必要です。
▼AQUOS sense4 basicの詳細▼
搭載された便利機能
搭載便利機能一覧
AQUOS sense4 basicに搭載されている便利機能は以下のとおりです。
有無 | |
---|---|
防水 | ○ |
防塵 | ○ |
ワンセグ | – |
おサイフケータイ | ○ |
指紋認証 | – |
顔認証 | ○ |
虹彩認証 | – |
ワイヤレス充電 | – |
指紋認証センサーなし
AQUOS sense4 basicは指紋認証に非対応です。
マスクを付けていることが多い最近では少々つらいですね。
12月発売のAndroid One S8にも指紋認証センサーはありませんが、京セラ製のAndroid One S6は背面に指紋認証センサーがあります。
また、OPPO Reno5 AやXperia 10 IIIにも指紋認証センサーがあります。
防水・防塵対応
AQUOS sense4 basicは防水・防塵に対応しています。
防水はIPX5・IPX8、防塵はIP6Xというレベルで、水濡れ等による故障のリスクは低いでしょう。
おサイフケータイ対応
AQUOS sense4 basicはおサイフケータイに対応しています。
最近はキャッシュレスが推進されていますので、おサイフケータイが搭載されているのは嬉しいですね。
おサイフケータイはカメラの部分にあります。
ワンセグ・フルセグ非対応
AQUOS sense4 basicはワンセグ・フルセグには対応していません。
かんたんホームに切替可能
AQUOS sense4 basicは、スマホデビューの方や高齢者の方にもおすすめです。
操作が難しいという方向けに「AQUOSかんたんホーム」という機能が用意されています。
設定からAQUOSかんたんホームに切り替えると、文字やボタンが大きくなり、わかりやすい操作性になります。
基本的な機能はほとんどホーム画面で完結するようになりますので、一度使ってみてください。
▼かんたんホーム▼
かんたんホームへは、「設定」→「ホーム切り替え」から変更できます。
戻るボタンの表示方法
AQUOS sense4 basicは初期状態では画面下のナビゲーションバー(戻るボタンなど)が表示されません。
これは設定変更により表示/非表示が切り替えられます。
「設定」→「システム」→「操作」→「システムナビゲーション」をタップし、「3ボタン ナビゲーション」を選択すると戻るボタンが表示されます。
逆に非表示にしたい場合は「ジェスチャーナビゲーション」を選択しましょう。
▼AQUOS sense4 basicの詳細▼
機種変更時の注意点
SIM差し替えで機種変更可
すでにワイモバイルを契約している場合はワイモバイルで機種変更もできますが、ワイモバイル以外で端末のみ購入し、SIMを差し替えて機種変更することも可能です。
端末は楽天市場・Amazonやイオシスなどの中古スマホ店で購入できます。
n101・n111が使える
ワイモバイルでSIMを差し替えて自分で機種変更する際はSIMの番号に注意が必要です。
ワイモバイルにはn101・n111・n141という3種類のSIMがありますが、AQUOS sense4 basicで使えるのはn101・n111の2つのみです。
n141は使えないことになっています。
n141はワイモバイルで販売されたiPhone専用のSIMで、他で購入したiPhone/Androidでは使えないことになっています。
実際にはn141も使えるかもしれませんが、公式には使えないことになっていますので素直にワイモバイル店舗でSIMを交換しましょう。
AQUOS sense4 basic購入はこちら
以上、ワイモバイルで発売のAQUOS sense4 basicの詳細でした。
AQUOS sense4 basicはワイモバイルでの販売は終了しましたが、中古でも使えます。
AQUOS sense4 basicの購入はこちらからどうぞ!
ただし、今となっては性能は低いので、これから買う方は他機種の方がおすすめです。