本記事ではワイモバイルで発売されたAQUOS wish3 A302SHの実機レビューとスペック/対応バンドを解説します。
SHARP製スマホの安心感と長く使えるのが魅力です。
後継機AQUOS wish4が発売されてワイモバイルオンラインストアでは終売になりましたが、コンパクトな端末が好きな人は中古でAQUOS wish3を買ってワイモバイルで使うのもおすすめです。
AQUOS wish3 A302SHの在庫
AQUOS wish3は終売
ワイモバイルオンラインストアではAQUOS wish3は終売になりました。
店舗にも在庫はないでしょう。
ワイモバイルで販売中のおすすめスマホはこちらにまとめています。
A302SHに自分で機種変更
AQUOS wish3 A302SHはワイモバイルでの販売が終了しましたが、他で端末のみを購入し自分でSIMを差し替えれば機種変更も可能です。
AQUOS wish3の本体は楽天市場やAmazonで端末のみを購入できますし、家電量販店でも購入できます。
また中古スマホ店(イオシスやじゃんぱらなど)でも安く買えます。
ただし、購入時はどこで販売された端末かを確認しましょう。
商品名の後に記載されている品番を確認してください。
- ドコモ版:SH-53D
- ワイモバイル版:A302SH
- 楽天モバイル版:SH-M25
- SIMフリー版:SH-M25
AQUOS wish3はどれもワイモバイルのバンドに対応していますが、ワイモバイルやソフトバンク回線のSIMで使う際にはワイモバイル版(A302SH)かSIMフリー版(SH-M25)を買うのが安心です。
SIMフリー版のSH-M25を買えばどこでも使えるので安心ですが、おそらく価格は最も高くなるはずです。
ワイモバイルのみで使う場合はワイモバイル版を買いましょう。
ただし、ドコモ版のみ指紋認証に対応しているなど細かい違いもあるので、のちほど解説する「ワイモバイル版AQUOS wish3の比較/違い」の章を確認してください。
A302SHを端末のみ購入する方法
AQUOS wish3 A302SHは端末のみの購入も可能です。
楽天市場やAmazonで端末のみを購入できますし、家電量販店でも購入できます。
また中古スマホ店(イオシスやじゃんぱらなど)でも安く買えます。
ただし、購入時はどこで販売された端末かを確認しましょう。
商品名の後に記載されている品番を確認してください。
- ドコモ版:SH-53D
- ワイモバイル版:A302SH
- 楽天モバイル版:SH-M25
- SIMフリー版:SH-M25
AQUOS wish3はどれもワイモバイルのバンドに対応していますが、ワイモバイルやソフトバンク回線のSIMで使う際にはワイモバイル版(A302SH)かSIMフリー版(SH-M25)を買うのが安心です。
同じく、ドコモ・ahamoやドコモ回線の格安SIMで使う場合はドコモ版のAQUOS wish3 SH-53DかSIMフリー版のSH-M25、au/povo・UQモバイルならSIMフリー版のSH-M25を買いましょう。
SIMフリー版のSH-M25を買えばどこでも使えるので安心ですが、おそらく価格は最も高くなるはずです。
また、ドコモ版のみ指紋認証に対応しているなど細かい違いもあるので、のちほど解説する「ワイモバイル版AQUOS wish3の比較/違い」の章を確認してください。
AQUOS wish3 A302SHのレビュー
A302SHのスペック一覧表
AQUOS wish3 A302SHのスペック一覧表は以下のとおりです。
スペック | |
---|---|
本体サイズ (mm) |
高さ147mm 幅71mm 厚さ8.9mm |
本体の 重さ |
約162g |
画面 サイズ |
約5.7インチ |
画面解像度 | 1,520×720 (HD+) |
バッテリー 容量 |
3,730mAh |
搭載 OS |
Android 13 |
CPU | MediaTek Dimensity700 (オクタコア) 2.2GHz×2 + 2GHz×6 |
メモリー (ROM) |
64GB |
メモリー (RAM) |
4GB |
対応外部 メモリ |
microSDXC (最大1TB) |
有効画素数 (メインカメラ) |
1,300万画素 |
有効画素数 (サブカメラ) |
500万画素 |
USB 端子 |
USB Type-C |
SIM | nanoSIM eSIM |
スペック詳細はワイモバイル公式サイトでご確認ください。
AQUOS wish3 A302SHの発売日
ワイモバイルにおけるAQUOS wish3 A302SHの発売日は2023年7月6日(木)です。
1週間前の6月30日から予約を開始しました。
AQUOS wish3の型番
ワイモバイルで発売されたAQUOS wish3の型番はA302SHです。
ちなみに、ドコモ版のAQUOS wish3の型番はSH-53D、法人向けのソフトバンク版はA303SH、楽天モバイル版の型番はSH-M25です。
本体カラー
ワイモバイルにおけるAQUOS wish3 A302SHは「グリーン」「ホワイト」「ブラック」「ピンク」の4種類から選べます。
ピンクが選べるのはワイモバイルのみです。
シムラボで購入したのはグリーンです。
やや灰色がかった薄いグリーンで、飽きのきにくい長く使えるデザインです。
本体外観の写真
AQUOS wish3の本体外観はこんな感じです。
まずは画面側です。
画面サイズは5.7インチで、上下のフチがあります。(特に画面下部)
幅は70mmとコンパクトで握りやすいです。
最近はスマホが大型化していますが、コンパクトなスマホが欲しい人にもぴったりです。
本体の表面はマットで指紋もつきにくく、触り心地が良いです。
少し滑りやすいので注意が必要ですが、おそらく傷も目立たないので長く使えると思います。
本体上面には3.5mmイヤホンジャックがあります。
本体底面にはUSB端子(USB Type-C)とスピーカーがあります。
スピーカーはモノラルです。
本体の右側面には上から音量ボタン、電源ボタンがあります。
AQUOS wish3は指紋認証に非対応で、電源ボタンに指紋認証センサーはありません。
Googleアシスタントボタンもありません。
本体左側面はSIMスロットです。
SIMスロットは手で開けられるタイプで、SIMピンは付属していません。
カメラのでっぱりはほとんどありません。
ただし本体表面はやや滑りやすいので、スマホケースをつけて使うのがおすすめです。
画面サイズは5.7インチ
AQUOS wish3 A302SHの画面サイズは5.7インチです。
最近は6インチ以上のスマホが多いですが、AQUOS wish3 A302SHはコンパクトですね。
幅も71mmしかないので持ちやすいです。
一方、動画を見たりゲームをする人は大きな画面の機種を選びましょう。
A302SHはSIMフリー
ワイモバイルで発売のAQUOS wish3 A302SHはSIMフリー(シムフリー)です。
ワイモバイルで2021年5月12日以降に販売されたスマホは全てSIMロックがかかっていません。
そのため、AQUOS wish3は購入時から他社のSIMを入れてAPN設定すれば問題なく使えます。
なお、AQUOS wish3 A302SHはドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの主要な4G/5Gバンドを網羅していますので、他社回線でも使えます。
A302SHはeSIM対応のDSDV
ワイモバイルのAQUOS wish3 A302SHはnanoSIMに加えてeSIMも対応しています。
そのため、2枚のSIMを同時にいれて使い分けることが可能です。
仕事用とプライベート用で電話番号を分けたり、通話用とデータ通信用で使い分けることも可能です。
ワイモバイルでeSIMを活用する方法や設定手順はこちらにまとめています。
5G対応
AQUOS wish3 A302SHは5G対応のAndroidスマホです。
ワイモバイルを契約している人はAQUOS wish3 A302SHでも追加料金無しで5Gが使えます。
ワイモバイルの5Gエリアはだいぶ広がってきましたが、5Gでしか楽しめないコンテンツもないので、もうしばらくは5Gを気にする必要はありません。
ただ、1~2年もすれば5Gが使えるエリアも広がってきます。
4Gスマホと比べても価格は高くないので、5Gは不要という方も今から5G対応端末を購入しましょう。
CPUはDimensity 700
AQUOS wish3に搭載されているチップセットはMediaTekのDimensity700です。
antutu(ver10)のベンチマークスコアは約32.3万ほどです。
やはりエントリーモデルの機種なので、性能にこだわる人はOPPO Reno11 Aなど別機種を選びましょう。
RAMは4GB、ストレージは64GB
AQUOS wish3のメモリーRAMは4GBです。
メモリー容量は最低限といったレベルですね。
また、ストレージ容量は64GBです。
端末の初期状態で約19GBが埋まっており、空きは45GBほどでした。
A302SHはSDカードで増設可
AQUOS wish3 A302SHのストレージ容量は64GBです。
最近のスマホの中では最低限のレベルで、写真や動画をたくさん保存する人は足りなくなるかもしれません。
ただし、もし容量が足りなくなったらSDカードを装着することで容量を増設できます。
マイクロSDカードにより最大1TB増設できますので、写真や動画をたくさん保存する場合は利用してください。
A302SHはイヤホンジャックあり
AQUOS wish3 A302SHには本体上部に3.5mmイヤホンジャックが搭載されています。
有線でイヤホンやヘッドフォンを装着できるのはメリットです。
USB端子はUSB Type-C
AQUOS wish3 A302SHのUSB端子は上下どちらでも挿せるUSB Type-Cです。
ただし、充電器類(USBアダプタ/ケーブル)は付属していません。
USB Type-Cのケーブルをお持ちでない場合は自身で購入が必要です。
AQUOS wish3のカメラレビュー
カメラはシングルレンズ
AQUOS wish3のカメラは1300万画素のシングルレンズです。
最近はデュアルレンズやトリプルレンズの機種も多いですが、AQUOS wish3はエントリーモデルの機種なので仕方がないですね。
インカメラは500万画素で、画面の上にある水滴型のレンズです。
AQUOS wish3のカメラレビュー
ここでは実際にAQUOS wish3で撮影した写真を記載します。
ただし記事にアップする際に画質は劣化しているので、参考程度にお読みください。
まずは通常の風景写真です。
撮影したのは夕方で全体的に影になっていますが、十分きれいに映っています。
最近はエントリーモデルの機種でもカメラの性能が上がっているため、通常の写真では差はつきにくいです。
AQUOS wish3は最大8倍までズームできます。
まずは2倍ズームの写真です。
実際に使えるのは2~3倍まででしょう。
4倍になるとだいぶ粗くなります。
看板の文字もつぶれてしまっていますね。
8倍はおまけ程度にとらえておきましょう。
最後はカメラ性能の差が出やすい夜景です。
AQUOS wish3は夜景モードが無く、AIが被写体を夜景と判断して自動で夜景モードに切り替えてくれまます。
全体的には暗いですね。
試しに私がメインで使用しているGoogle Pixel 6で撮影した写真がこちら。
全体的に細かいところまで鮮明で、差は歴然ですね。
このように、AQUOS wish3のカメラは最低限です。
通常の風景写真は問題なくきれいですが、ズームや夜景などは期待できません。
その分価格が安いのがメリットですが、カメラもきれいな方がよいという人はOPPO Reno11 Aの方がおすすめです。
A302SHのベンチマークスコア
ここではシムラボで実際に測定したAQUOS wish3のベンチマークスコアを載せておきます。
antutu
AQUOS wish3のantutuベンチマークの総合スコアは32.3万でした。(ver.10.0.7)
AQUOS wish3は普段使いには問題ない性能ですが、重い作業には向きませんので、性能にこだわる人はGoogle Pixel 8a、OPPO Reno11 Aや他機種を選びましょう。
Geekbench
Geekbench 6で測定したAQUOS wish3のベンチマークスコアはシングル:707、マルチ:1583でした。
AQUOS wish3はそれほどスマホを使わない人にとっては十分な性能ですが、性能にこだわる人は別機種の方が良いでしょう。
AndroidならGoogle Pixel 8aやOPPO Reno11 Aの方が高性能でおすすめです。
AQUOS wish3 A302SHの機能
A302SHの搭載機能一覧
AQUOS wish3 A302SHに搭載されている便利機能は以下のとおりです。
有無 | |
---|---|
防水 | ○(IPX5・IPX7) |
防塵 | ○(IP6X) |
ワンセグ | – |
おサイフケータイ | ○ |
指紋認証 | – |
顔認証 | ○ |
ワイヤレス充電 | – |
防水、防塵対応
AQUOS wish3 A302SHは防水・防塵に対応しています。
特に防水性能は高く、雨や水回りでの使用も問題ないでしょう。
ワンセグ非対応
AQUOS wish3 A302SHはワンセグ非対応です。
指紋認証なし/顔認証あり
AQUOS wish3 A302SHには顔認証が搭載されています。
マスクをはめたままのロック解除も可能です。
しかし、指紋認証センサーは搭載されていません。
ドコモで発売されたAQUOS wish3には指紋認証センサーが搭載されていますが、ワイモバイル版と楽天モバイル版はコスト削減のために指紋認証を省いたとのことです。
おサイフケータイ/Felica対応
AQUOS wish3 A302SHにはおサイフケータイが搭載されています。
本体をかざすだけで支払いができます。
おサイフケータイのセンサーは本体中央のやや上部にあります。
電源ボタン長押しで電源オフの方法
AQUOS wish3は、初期状態では電源ボタン長押しでGoogleアシスタントが起動する設定になっています。
電源OFFや再起動などの電源メニューは、電源ボタンと音量ボタンの上を同時押しする必要があります。
電源ボタンの長押しで電源メニューを表示したい場合は、「設定」→「システム」→「ジェスチャー」→「電源ボタンを長押し」をタップし、「長押しでアプリ起動」をOFFにしてください。
OFFにすると電源ボタン長押しで電源メニューが表示されるようになります。
逆にONにするとGoogleアシスタントボタンや、他の任意のアプリを起動する設定にもできます。
カメラやPayPayを設定しておくのもよいでしょう。
スクリーンショットの撮り方
AQUOS wish3でスクリーンショットを撮るには、電源ボタンと音量ボタンの下を同時に押します。
AQUOS wish3だけでなく他のAndroidスマホも基本的にこの方法でスクリーンショットが撮れるので覚えておいてください。
戻るボタンの表示方法
AQUOS wish3は初期状態ではジェスチャーナビゲーションになっており、戻るボタンやホームボタンは表示されません。
モデルボタンやホームボタンを常に表示する3ボタンナビゲーションには、「設定」→「システム」→「ジェスチャー」→「システムナビゲーション」から切り替えてください。
ワイモバイル版AQUOS wish3のバンド
A302SHのバンド/周波数一覧
ワイモバイルのAQUOS wish3 A302SHの対応バンドは以下のとおりです。
- 5G:n3/n28/n77/n78/n79
- 4G/LTE:B1/3/8/18/19/
- 3G:B1/8
詳細:対応バンド | Y!mobile(PDF)
5G対応
AQUOS wish3 A302SHは5Gにも対応しています。
ワイモバイルを契約中の人は追加料金無しで5Gが利用できます。
エリアはかなり広がったものの、現時点では5Gのメリットもないのであまり気にする必要はありませんが、1~2年後には5Gでの通信が主流になります。
また、他社が使う5Gバンドのn78/n79にも対応しています。
ドコモ回線で使える?
ドコモ回線で使用する4G/LTEの主要なバンドはB1・3・19、5Gはn78/n79です。
ワイモバイル版のAQUOS wish3 A302SHは全てに対応しています。
VoLTEにも対応しているので、ドコモ回線の通話・SMSや4G/5Gデータ通信は問題なくできるでしょう。
シムラボでも実際にahamoのSIMを差して検証しましたが、手動でAPN設定は必要なものの、問題なく音声通話・データ通信ができました。
エリア外だったので5Gにはつながらなかったものの、n78/n79にも対応しているので5G接続も可能でしょう。
▼APNは手動設定が必要▼
ただ、ドコモでもAQUOS wish3が発売されました。
ドコモ版のAQUOS wish3 SH-53Dも他社の4G/5Gバンドを網羅していますし、指紋認証と顔認証のどちらにも対応しているので、ドコモ回線をメインに使う人はドコモ版を買ってもよいでしょう。
※ドコモ版はSH-53Dで絞り込み
ソフトバンク/LINEMOで使える?
AQUOS wish3 A302SHはソフトバンク・ワイモバイル回線で使う4G/5Gバンドに全て対応しています。
よって、ワイモバイルはもちろんですがソフトバンク・LINEMOやソフトバンク回線を使った格安SIMでも問題なく使えます。
AQUOS wish3 A302SHはSIMロックもかかっていないので、SIMを差し替えてAPN設定をすれば使えます。
シムラボでも実際にLINEMOのSIMを差してみましたが、APNも自動設定されてすぐに音声通話・データ通信ができるようになりました。
もちろん5Gでの通信も可能でした。
▼APNは自動で設定された▼
au回線で使える?
AQUOS wish3 A302SHはau回線のLTEバンド(1・18・26)に全て対応しています。
au VoLTEや5Gのn77/n78にも対応しているので、au・povo・UQモバイルやau回線を使った格安SIMでも問題なく使えるでしょう。
シムラボでもpovo2.0のSIMを差してみましたが、APNは手動で設定が必要だったものの、設定後はすぐに音声通話・4G/5Gのデータ通信が可能でした。
▼APNは手動設定が必要▼
おそらく他のau回線の格安SIMでも使えるでしょう。
A302SHは楽天モバイルで使える?
AQUOS wish3 A302SHは、楽天モバイル公式サイトで動作確認されており、音声通話やデータ通信などの主要な機能は使えます。
シムラボでも実際に楽天モバイルのSIMを差してみましたが、APNは手動で設定が必要だったものの、問題なく4G/5Gのデータ通信や音声通話ができました。
▼APN設定すれば使えた▼
ただし、ETWS(緊急地震速報などの受信)、110・119時の高精度な位置情報測位には非対応です。
- APN自動設定
- ETWS(緊急地震速報など)
- 110/119等での高精度な位置測位
個人的にはそれほど重要視していませんが、全て対応している方がよい場合は楽天モバイルで発売中のAQUOS wish3を買いましょう。
楽天モバイル版ならもちろん全機能に対応していますし、楽天モバイル公式サイトや楽天モバイル楽天市場店などでも端末のみを気軽に購入できます。
楽天モバイル版も全キャリアのバンドに対応しているので、ワイモバイルや他社でも使えます。
AQUOS wish3 A302SHの付属品
AQUOS wish3には付属品がありません。
同梱されているのは説明書のみです。
充電器(ケーブル/アダプタ)なし
AQUOS wish3 A302SHには充電器類が付属していません。
USBアダプタもUSB Type-Cケーブルも付属していないので、持っていない人は自身で購入が必要です。
A302SHのスマホケース
最近では簡易のクリアケースが付属するスマホもありますが、AQUOS wish3 A302SHにはスマホケースが付属していません。
AQUOS wish3はカメラ部分の突起はほとんどありませんが、やや表面が滑りやすいので、スマホケースを装着して使うのがおすすめです。
A302SHの画面保護フィルム
最近では出荷時から画面フィルムが貼られている機種もありますが、AQUOS wish3 A302SHにはフィルムが付属していません。
傷防止のため画面フィルムの購入もおすすめします。
ワイモバイル版AQUOS wish3の比較/違い
AQUOS wish3はワイモバイル版以外にSIMフリー版(公開市場版)、楽天モバイル版、ドコモ版とソフトバンク版(法人向け)が発売されました。
ここではSIMフリー、ワイモバイル・楽天モバイル・ドコモ版を比較します。
Y!mobile | ドコモ | SIMフリー 楽天 |
|
---|---|---|---|
型番 | A302SH | SH-53D | ー |
発売時期 | 7月6日 | 8月30日 | 7月21日 7月6日 |
指紋認証 | ー | 〇 | ー |
顔認証 | 〇 | 〇 | 〇 |
SIM | nanoSIM eSIM |
nanoSIM eSIM |
nanoSIM eSIM |
SIMロック | ー | ー | ー |
カラー | ピンク ホワイト ブラック グリーン |
ホワイト ブラック グリーン |
ホワイト ブラック グリーン |
対応バンド | 4社の主要 バンド網羅 |
4社の主要 バンド網羅 |
4社の主要 バンド網羅 |
AQUOS wish3の最大の違いは指紋認証センサーです。
ドコモ版は顔認証と指紋認証に対応していますが、SIMフリー版・楽天モバイル版・ワイモバイル版は指紋認証がなく顔認証のみです。
ドコモ版以外はコスト削減のために指紋認証センサーを削ったとのことでした。
なお、法人向けのソフトバンク版は指紋認証に対応しているので、指紋認証を使う人は中古でソフトバンク版を探して買うのもよいかもしれません。(あまり市場に出てこないと思いますが…)
SIMスロットはいずれのnanoSIM+eSIMのデュアルSIMで、SIMロックはかかっていません。
AQUOS wish3はどこで買ったものでもドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの全キャリアの主要な4G/5Gバンドを網羅しています。
なお、ワイモバイル版・楽天モバイル版は2023年7月6日発売されましたが、ドコモ版の発売日は8月30日でした。
ドコモ版・楽天モバイル版は「ホワイト・ブラック・グリーン」の3色ですが、ワイモバイル版のみピンクを含めた4色が選べます。
SIMフリー版や他社版の端末を買いたい人はこちらで探しましょう。
AQUOS wish3とAQUOS wish2の比較/違い
スペックの比較
AQUOS wish3とAQUOS wish2のスペック表上の違いは以下の通りです。
スペック | AQUOS wish3 A302SH |
AQUOS wish2 A204SH |
---|---|---|
本体サイズ (mm) |
高さ147mm 幅71mm 厚さ8.9mm |
高さ147mm 幅71mm 厚さ8.9mm |
本体の 重さ |
約162g | 約162g |
画面 サイズ |
約5.7インチ | 約5.7インチ |
画面解像度 | 1,520×720 (HD+) |
1,520×720 (HD+) |
バッテリー 容量 |
3,730mAh | 3,730mAh |
搭載 OS |
Android 13 | Android 12 |
CPU | MediaTek Dimensity 700 |
Snapdragon 695 5G |
メモリー (ROM) |
64GB | 64GB |
メモリー (RAM) |
4GB | 4GB |
対応外部 メモリ |
microSDXC (最大1TB) |
microSDXC (最大1TB) |
有効画素数 (メインカメラ) |
1,300万画素 | 1,300万画素 |
有効画素数 (サブカメラ) |
500万画素 | 800万画素 |
USB 端子 |
USB Type-C | USB Type-C |
SIM | nanoSIM eSIM |
nanoSIM eSIM |
防水 | ○(IPX5・IPX7) | ○(IPX5・IPX7) |
防塵 | ○(IP6X) | ○(IP6X) |
ワンセグ | – | – |
おサイフケータイ | ○ | ○ |
指紋認証 | – | ○ |
顔認証 | ○ | – |
ワイヤレス充電 | – | – |
CPUはスペックダウン
まず、スマホの頭脳にあたる搭載CPUが異なります。
AQUOS wish2はSnapdragon 695 5Gでしたが、AQUOS wish3はMediaTekのDimensity700になりました。
antutuベンチマークスコアはSnapdragon 695 5Gの方が高く、AQUOS wish3はスペックダウンになりました。
ただし、AQUOS wish2もSnapdragon 695 5Gの割にサクサク感はありませんでしたし、AQUOS wishシリーズはもともとエントリーモデルの機種なのでDimensity700でも問題はないでしょう。
SNSなどでは、「CPUはスペックダウンしてるけど動作は快適になっている」といった口コミもあります。
どちらにしてもそれほど高性能なCPUではないので、動作にこだわる人は別機種がおすすめです。
高い性能のスマホが欲しい人はAQUOS wish3ではなくGoogle Pixel 8aやOPPO Reno11 Aなどを選びましょう。
指紋認証なし、顔認証に対応
AQUOS wish2は電源ボタン一体型の指紋認証センサーがありましたが、AQUOS wish3には指紋認証センサーはありません。
ドコモで発売のAQUOS wish3には指紋認証センサーがありますが、楽天モバイル版とワイモバイル版はコスト削減のために搭載されなかったようです。
一方、AQUOS wish2では非対応だった顔認証に対応しました。
指紋認証と顔認証のどちらがよいかは意見が分かれるところだと思いますが、指紋認証センサーが必要な人はドコモ版を買ってワイモバイルで使うのもおすすめです。
ドコモ版もワイモバイルの4G/5Gバンドを網羅しています。
A302SHの購入/機種変更はこちら
以上、ワイモバイルで発売のAQUOS wish3 A302SHの解説でした。
人気のAQUOSのエントリーモデルで、SHARP製スマホの安心感と長く使えるのが魅力です。
AQUOS wish3 A302SHはワイモバイルでの販売が終了しましたが、中古なら今でも購入できます。
購入はこちらからどうぞ!