本記事ではワイモバイルのAndroidスマホ「OPPO Reno5 A」を実機レビューします。
ワイモバイル公式オンラインストアでの販売は終了し、現在はOPPO Reno7 Aが人気ですが、中古を購入して使うのもおすすめです。
ワイモバイル版とSIMフリー版の違いも解説します。
OPPO Reno5 Aの価格・在庫
OPPO Reno5 Aの在庫状況
OPPO Reno5 Aは公式ストアの取扱スマホ一覧に記載はなくなり、終売になりました。
これから買う方は後継機「OPPO Reno7 A」を選びましょう。
また、公式オンラインストアでは一括1円で買えるアンドロイドスマホも販売中です。
安く買いたい方は別機種も探してみましょう。
OPPO Reno5 Aを端末のみ購入
OPPO Reno5 Aは他で端末のみを購入すればワイモバイルでも使えます。
性能は今でも十分ですし5Gにも対応しているので、これから使っても問題ありません。
ワイモバイル店舗や公式ストアでは終売になりましたので、楽天市場や中古スマホ店で買いましょう。
楽天市場は在庫が豊富で、購入金額に応じてポイントも還元されます。
また、中古スマホ店のイオシスやじゃんぱらでも未使用品・中古品が端末のみで安く購入できます。
OPPO Reno5 AはSIMフリー版・ワイモバイル版・楽天モバイル版などたくさんの種類がありますが、どれを選んでもワイモバイルで使えます。
中古のOPPO Reno5 Aを使う
ワイモバイルで使う
すでにOPPO Reno5 Aをお持ちの方は、ワイモバイルでもちろん使えます。
ワイモバイルではSIMのみを契約できるので、SIMのみを契約してOPPO Reno5 Aに挿せばそのまま使えます。
料金は変わりません。
eSIM対応のOPPO Reno5 Aなら、ワイモバイルのeSIMも使えます。
他社のSIMで使う
ワイモバイルで販売されたOPPO Reno5 Aはソフトバンク回線の主要な4G/5Gバンドにフル対応しています。
ソフトバンク・LINEMOやソフトバンク回線を使った格安SIM(mineoなど)でも使えますので、OPPO Reno5 AにSIMカードを差し替え、APN設定をすれば繋がります。
もちろんeSIMも選択可能です。
また、4Gならドコモ・au回線や楽天モバイルも選べます。
5Gエリアもだんだん広がってきたので4Gだけだと少し不安ですが、どうしてもドコモ・au回線や楽天モバイルの回線で使いたい方はOPPO Reno5 Aも可能です。
今はOPPO Reno7 Aがおすすめ
これからワイモバイルで端末を買う方は、OPPO Reno5 Aの後継機であるOPPO Reno7 Aもおすすめです。
OPPO Reno5 Aより軽く・薄くなり、バッテリーの持ちもよくなりました。
シムラボでもOPPO Reno7 Aを購入してレビューしたので是非参考にしてください。
その他のおすすめ機種はこちらにまとめています。
eSIM版と通常版の違い
eSIM版はデュアルSIM
ワイモバイルでは通常版とeSIM対応版の2種類のOPPO Reno5 Aが発売されました。
両者の違いはSIMスロットのみです。
<eSIM版と通常版の比較>
通常版 | eSIM版 | |
---|---|---|
SIM | nanoSIM×1 | nanoSIM×1 eSIM×1 |
他の仕様 | 同じ |
通常版はnanoSIM×1のシングルSIMですが、eSIM対応版はnanoSIMに加えてeSIMも使えます。
他にスペックの違いはありません。
どちらがおすすめ?
前章のとおり、eSIM版は通常版にeSIMが追加され、他にはスペック上の違いはありません。
価格も同じならeSIM版を買うのがおすすめです。
eSIM版でも通常どおりnanoSIMは使えますし、eSIM版を買うデメリットはありません。
ワイモバイルでeSIMを活用する方法や設定手順はこちらにまとめています。
ただ、2枚のSIMを同時に使う方やeSIMを使う方はまだまだ少ないです。
ほとんどの方はnanoSIM×1のシングルSIMだけで十分でしょう。
また、楽天市場やイオシス・じゃんぱらなどで中古のOPPO Reno5 Aを買う場合は、おそらくシングルSIM版よりもeSIM版の方が市場価格が高くなるはずです。
「ワイモバイルでしか使わない」「デュアルSIMでなくても良い」という方はあえてシングルSIM版を選んでも良いでしょう。
おそらくシングルSIM版のほうが価格が安いはずです。(同じ価格ならeSIM対応版がお得)
なお、「2枚のSIMを入れて使いたい」「他社のSIMでも使いたい」という方はワイモバイル版よりもSIMフリー版や楽天モバイル版のほうがおすすめです。
詳しくは次章をよくお読みください。
ワイモバイル版OPPO Reno5 Aの違い
SIMフリー・楽天モバイルでも発売
OPPO Reno5 Aはワイモバイルだけでなく、SIMフリー版・楽天モバイル版も発売されました。
SIMフリー版は家電量販店やMVNO各社で発売され、さらに同じ仕様の製品が楽天モバイルでも発売中です。
SIMフリー版の発売日はワイモバイルより遅い6月11日(金)でした。
また、楽天モバイルでも6月18日(金)にOPPO Reno5 Aが発売されました。
SIMフリー版との違い
ワイモバイル版(シングルSIM版:A101OP、eSIM対応版:A103OP)とSIMフリー版(型番:CPH2199)は以下の点で異なります。
ワイモバイル版 | SIMフリー版 | |
---|---|---|
SIMロック | なし | なし |
SIMスロット |
・nano SIMのみ ・nanoSIM+eSIM |
nano SIM×2 + eSIM |
5G バンド |
n3/n28/n77 | n3/n28/n77/n78 |
価格 (発売時点) |
¥39,600 | ¥43,800 |
発売日 | 6月3日(木) | 6月11日(金) |
ワイモバイル版はすべての機種で購入時からロックが解除されているので実質SIMフリーです。
SIMスロットが異なる
最大の違いはSIMスロットです。
ワイモバイル版はnano SIM×1のシングルSIM版と、nanoSIM+eSIMのeSIM対応版が発売されました。
一方、SIMフリー版はnanoSIM×2に加え、eSIMも使えます。
(nano SIM+nano SIMか、nano SIM+eSIMの組み合わせのみ可能)
ほとんどの方はSIMが1枚のシングルSIMでも問題ないと思いますが、1つの端末で複数のSIMを使い分けたい方はSIMフリー版を買いましょう。
5Gの対応バンドが異なる
また、ワイモバイル版は5Gのn78に対応していません。
ワイモバイルやソフトバンク・LINEMOで使う分には問題ありませんが、auの5Gを使う場合にはエリアによって繋がらない場合もあります。
なお、どのOPPO Reno5 Aもドコモの5Gバンドのうちn79には非対応なので、ドコモの5Gを使いたい方は他の機種を買いましょう。
詳細:ワイモバイル版のスペック
楽天モバイル版との違い
OPPO Reno5 Aは楽天モバイルでも発売されました。
楽天モバイル版は、楽天のアプリがプリインストールされている以外はSIMフリー版と同じです。
よって、ワイモバイル版と楽天モバイル版の違いは、SIMスロットと5Gバンドのみです。
ワイモバイル版はnano SIM×1のシングルSIM版とnanoSIM+eSIMのeSIM対応版の2種類が発売されました。
楽天モバイル版はnanoSIM×2に加え、eSIMも使えます。
(nano SIM+nano SIMか、nano SIM+eSIMの組み合わせのみ可能)
- ワイモバイル版
- nanoSIMのみ
- nanoSIM+eSIM
- 楽天モバイル版:デュアルSIM(DSDV)
※「nano SIM×2」か「nanoSIM+eSIM」
また、楽天モバイル版は5Gのn78に対応していますが、ワイモバイル版は5Gのn78に対応していません。
ワイモバイルやソフトバンク・LINEMOで使う分には問題ありませんが、ドコモ・auの5Gを使う場合にはエリアによって5Gが使えない場合もあります。
楽天モバイルで5Gを使う場合にはn77に対応していればOKなので、ワイモバイル版も楽天モバイルに対応しています。
実際にワイモバイル版で楽天モバイルの5Gにつながったとの口コミもありますが、動作確認はされていません。
ワイモバイル版は2種類
SIMフリー版・楽天モバイル版とワイモバイル版の最大の違いはSIMスロットです。
ワイモバイルでは当初、nanoSIM×1のシングルSIM版が発売されていましたが、2022年2月にnanoSIM+eSIMのeSIM対応版が発売されました。
ワイモバイルではeSIMサービスを提供中で、eSIM対応版ならOPPO Reno5 AでワイモバイルのeSIMが使えます。
ただし、中古市場・白ロム市場にはnanoSIM×1のシングルSIM版も出回っていますので、購入時にはどちらなのかしっかり確かめましょう。
よくわからない方はSIMフリー版を買っておけば間違いありません。
どれがおすすめ?
前章までのとおり、ワイモバイル版とSIMフリー版・楽天モバイル版のOPPO Reno5 Aの違いはSIMスロットと5Gの対応バンドです。
nanoSIMを2枚使う方と、au回線の5Gを使いたい方は、SIMフリー版か楽天モバイル版を購入しましょう。
ただし、ワイモバイルで使う分にはシングルSIMのワイモバイル版でも全く問題ありません。
OPPO Reno5 Aは楽天市場や中古スマホ店などでも端末のみを購入できますが、シングルSIMのワイモバイル版が一番安いです。
ワイモバイル版はドコモ・au・ソフトバンク回線の他キャリアや楽天モバイルでも使えます。
SIMロックも販売時から解除されていますので、シングルSIMで問題ない方はあえてワイモバイル版を買うのがおすすめです。
なお、ワイモバイルであとから発売されたeSIM対応版をあえて買う必要は薄いと思います。
ワイモバイルやLINEMO・ソフトバンク回線でしか使わないなら価格の安いワイモバイルのシングルSIM版、au回線や楽天モバイルのSIMと併用したい場合は楽天モバイル版かSIMフリー版を買いましょう。
OPPO Reno5 Aの対応バンド
対応バンド・周波数一覧
ワイモバイル版のOPPO Reno5 Aの対応バンドは以下のとおりです。
- 5G:n3・n28・n77
- LTE:B1・3・8・18・19・26・28・41・42
- W-CDMA:B1・6・8・19
詳細:Reno5 A 対応周波数 | Ymobile(PDF)
ドコモ回線で使える?
OPPO Reno5 Aはドコモ回線でも使えますが、5Gのデータ通信は期待できません。
ドコモ回線で使用する4G/LTEのバンドは1・3・19です。
OPPO Reno5 Aは1・3・19の全てに対応しています。
また、ドコモ回線のSIMを挿してみたところVoLTEでの接続を確認しました。
よって、OPPO Reno5 Aはドコモ・ahamoやドコモ回線の格安SIMでも通話や4Gによるデータ通信ができます。
ただし、データ通信できるのは4Gのみです。
ドコモが使う主要な5Gバンドはn78・n79ですが、ワイモバイルのOPPO Reno5 Aはどちらも非対応です。(ちなみにSIMフリー版もn79に非対応)
ドコモの5Gを使う場合には他機種を選びましょう。
ソフトバンク/ワイモバイル可
ソフトバンク・ワイモバイル回線で使うFDD-LTEのバンドは1・3・8ですが、OPPO Reno5 Aはすべて対応しています。
もちろんVoLTEにも対応しています。
よって、ワイモバイルはもちろんですがソフトバンク・LINEMOやソフトバンク回線を使った格安SIMでも問題なく使えます。
5Gバンドのn77にも対応しているので、ソフトバンク・LINEMOなどの5Gも使えます。
SIMロックはかかっていないので、SIMを差し替えてAPN設定するだけで使えます。
au回線・au VoLTEは?
OPPO Reno5 Aはau回線でも使えます。
ただし、完全に対応しているのは4Gのみです。
OPPO Reno5 Aはau回線のLTEバンド(1・18・26)の全てに対応しています。
また、au VoLTEにも対応しています。
よって、au・povo・UQモバイルやau回線を使った格安SIMでも使えます。
SIMロックはかかっていないので、SIMを差し替えてAPN設定するだけです。
ただし、au回線が使う5Gバンドのn78には非対応です。
n77には対応しているものの、エリアによっては5Gに繋がらない可能性もあるのであまり期待しないほうが良いでしょう。
楽天モバイル版やSIMフリー版のOPPO Reno5 Aはn77・n78の両方に対応しています。
楽天モバイルで使える?
ワイモバイル版のOPPO Reno5 Aは楽天モバイル公式サイトの「ご利用製品の対応状況確認」には記載がありません。
ただ、ワイモバイル版も楽天モバイルの4Gバンド(B3・18・26)に対応しています。
私も楽天モバイルのSIMを入れて使ってみましたが、通話・4Gデータ通信・SMS・Rakuten Linkによる通話ができました。
SIMロックはかかっていないので、SIMを差し替えてAPN設定するだけで使えます。
一部、パートナー回線のバンド18にしかつながらないという口コミもありましたが、私の端末ではバンド3を掴みました。
価格.comにもバンド3を掴んだという口コミがあります。
また、楽天モバイルの5Gにも接続できたとの口コミもあります。
詳細:【朗報】ワイモバイル版 OPPO Reno5 A、楽天モバイル5Gを受信することが判明
なお、OPPO Reno5 Aは楽天モバイルでも購入できます。
楽天モバイル版はnano SIM×2とeSIMにも対応しているので、必要な方はこちらも検討しましょう。
OPPO Reno5 Aの私の評価
私のOPPO Reno5 Aの評価は以下のとおりです。
- Androidでは一番おすすめ
- 機種変更でも高額割引
- 高性能4眼カメラ搭載
- Snapdragon765Gでサクサク
- 防水・おサイフ・指紋認証
- 全キャリアの4Gバンドに対応
- 5Gのn78に非対応
性能はAndroidで一番おすすめ
OPPO Reno5 Aは、Androidではかなりおすすめの機種です。
ワイモバイルではXperia 10 IIIも人気ですが、自分だったらOPPO Reno5 Aを買うと思います。
ほとんどの方が満足できる高い性能の割に価格が高くなく、大きな欠点がありません。
OPPO製のスマホに抵抗がなければ、このReno5 Aを買っておけば間違いないでしょう。
まず、カメラが高性能です。
アウトカメラは4眼レンズで、6,400万画素のメインレンズに加えて超広角・マクロレンズも搭載しています。
私も実際に写真を撮影しましたが、夜景も広角もズームもかなりキレイでした。
搭載CPUはSnapdragon765Gと高性能です。
メモリーRAMも6GBと十分で、antutuのベンチマークスコアは37万を超えています。
画面サイズは6.5インチと大きく、リフレッシュレートも90Hzなので動画を見る方やゲームをする方にもおすすめですね。
もちろんおサイフケータイや防水、指紋認証/顔認証にも対応しています。
他に大きな欠点もありません。
新規・MNPだけでなく機種変更でも高額なオンライン限定割引が適用されるので、機種変更でもお得に購入できます。
かなり自信を持っておすすめできる機種ですね。
5Gのn78・n79に非対応
OPPO Reno5 Aには大きな欠点がありません。
強いて言えば、5Gバンドのn77にしか対応していない点でしょうか。
ワイモバイル・ソフトバンク・LINEMOやソフトバンク回線を使った格安SIMでしか使わない場合はワイモバイル版でも全く問題ありません。
動作確認はされていませんが、おそらく楽天モバイルでも使えるでしょう。
しかし、au回線のSIMでも使いたい場合はn78に対応している楽天モバイル版・SIMフリー版を選びましょう。
ワイモバイル版の方が制限が大きいですが、中古スマホの価格はその分安いです。
ワイモバイルでしか使わない方はあえてワイモバイル版のOPPO Reno5 Aを選ぶのがおすすめです。
▼Reno5 Aの詳細を見る▼
OPPO Reno5 Aの実機レビュー
OPPO Reno5 Aのスペック一覧
OPPO Reno5 Aのスペック詳細は以下のとおりです。
スペック | |
---|---|
本体サイズ (mm) |
高162× 幅75 ×厚さ8.2 |
本体の 重さ |
約182g |
画面 サイズ |
約6.5インチ |
解像度 | 2,400 × 1,080 (TFT) |
バッテリー 容量 |
4,000mAh |
搭載 OS |
Android 11 |
CPU | Snapdragon765G (オクタコア) 2.4+1.2+ 1.8GHz |
メモリー (ROM) |
128GB |
メモリー (RAM) |
6GB |
対応外部 メモリ |
microSDXC (最大1TB) |
有効画素数 (メインカメラ) |
6,400万(標準) 800万(超広角) 200万(マクロ) 200万(深度測定) |
有効画素数 (サブカメラ) |
1,600万画素 |
USB 端子 |
USB Type-C |
ワイモバイルの発売日
OPPO Reno5 Aの発売日
ワイモバイルにおけるOPPO Reno5 Aの発売日は2021年6月3日(木)です。
発売1週間前の5月28日(金)から予約が開始されました。
- 予約開始:5月28日(金)
- 発売日:6月3日(木)
eSIM版も発売
また、2022年2月24日にeSIM対応版のOPPO Reno5 Aも発売されました。
2021年6月に発売されたのはnanoSIM×1のシングルSIM版でしたが、2月24日に発売されたのはnanoSIM+eSIMに対応するデュアルSIM版です。
OPPO Reno5 Aの型番
ワイモバイルにおけるOPPO Reno5 Aの型番はA101OPです。
なお、SIMフリー版はCPH2199です。
本体カラー・色
OPPO Reno5 Aの本体カラーは「アイスブルー」「シルバーブラック」の2色です。
私が購入したのはアイスブルーです。
白に近いような薄い水色で、結構気に入りました。
背面は光を反射してキラキラ光ります。
アイスブルーは指紋は目立ちませんが、滑りやすいので注意してください。
落下防止のため、スマホケースを使ったほうが良いかもしれません。
5G対応
OPPO Reno5 Aは5Gに対応したAndroidスマホです。
ワイモバイルは5Gに対応しており、エリア内では追加料金無しで5Gが使えます。
まだまだ5Gエリアは狭いものの、OPPO Reno5 Aを使っている方はエリアが広がり次第5Gが使えるようになります。
また、4Gの周波数を5Gに転用したn3/n28にも対応しています。
ただし、これはバンドを掴むと5Gと表示されるだけでほとんど4Gと変わらないはずなのであんまり意味はありません。
しばらくは5Gのことを気にする必要はありません。
SIMロック? SIMフリー?
ワイモバイルのOPPO Reno5 AはSIMフリーです。
ワイモバイルのスマホは基本的にSIMロックがかかっていますが、OPPO Reno5 AはSIMロックがないSIMフリー端末として発売されました。
私も試しにドコモ回線のSIMを入れてみましたが、APN設定すればすぐに通信ができました。
なお、OPPO Reno5 A以外の端末も、2021年5月12日以降にワイモバイルで購入したスマホはすべてSIMロック解除済みの状態で発送されるようです。
2021年5月12日以降製品をご購入されたお客さまへ
SIMロック解除対応製品をご購入された場合、購入時にSIMロック解除の手続きを実施した状態でお渡しいたします。お客さまのお申出によるお手続きは不要です。
詳細:SIMロック解除 | Ymobile
2021年10月1日からはSIMロックが原則禁止になりましたので、今後は購入時にSIMロックについて気にする必要はありません。
6.5インチの大画面
OPPO Reno5 Aのディスプレイは6.5インチです。
比較的大きめの画面なので、文字を大きく表示したい方や動画をよく観る方にもおすすめです。
画面は大きめですが、ベゼル(フチ)がほとんどなくインカメラもパンチホールカメラなので本体サイズはそれほど大きく感じません。
ただし、ディスプレイは有機ELではありません。
前作OPPO Reno3 Aは有機ELでしたが、この点を気にする方はやや残念かもしれません。(私は全く気にしませんが)
リフレッシュレート90Hz
OPPO Reno5 Aのリフレッシュレートは最大90Hzです。
1秒間に90枚の画像で表示できますので、画面はなめらか快適です。
私が実際に使ってみた中ではそれほど差は感じませんでしたが、特にゲームをする方には嬉しい機能ですね。
なお、リフレッシュレートは「設定」→「ディスプレイと明るさ」→「もっと見る」から設定が変更できます。
90Hzにすると画面動作がきれいになりますがバッテリー消費が少し早くなるので、不要な方は60Hzにしておいてもよいでしょう。
シングルSIM/DSDV非対応
OPPO Reno5 AはSIMスロットが一つのシングルSIMです。
DSDSやDSDVには対応していません。
SIMフリー版はnano SIMが2つとeSIMが搭載されており、DSDVに対応していますが、ワイモバイルはシングルSIMです。
毎度のことながら、この点は残念ですね。
- ワイモバイル版:シングルSIM
- 楽天モバイル版:デュアルSIM
※「nanoSIM×2」か「nanoSIM+eSIM」
ただ、その分OPPO Reno5 AはSIMフリー版・楽天モバイル版よりも市場価格が安いです。
SIMを2枚使い分ける方は少ないと思いますので、ほとんどはシングルSIMのワイモバイル版で問題ないでしょう。
端末のみ買う場合は、価格の安いワイモバイル版をあえて狙うのもおすすめです。
CPUはSnapdragon765G
OPPO Reno5 Aに搭載されているチップセットは、Snapdragon765Gです。
700番台ですがantutuのベンチマークスコアで37万以上出るほど高い性能なので、ほとんどの3Dゲームも問題なく操作できるでしょう。
ちなみに同タイミングで発売されたXperia 10 IIIはSnapdragon690 5Gなので、OPPO Reno5 Aの方が高性能です。
RAMは6GB/ストレージ128GB
OPPO Reno5 Aのメモリー(RAM)は6GB、ストレージは128GBです。
これだけあれば十分ですね。
ワイモバイル関連のアプリもいくつか入っていますが、ストレージにはかなり余裕があります。
初期状態でも110GBほど空きがありました。
また、ストレージ容量はSDカードで最大1TB増設可能です。
microSDカード挿入可
OPPO Reno5 Aは最大1TBのマイクロSDカードを挿入することでストレージ容量を増やせます。
ストレージ容量は128GBありますが、足りない方はマイクロSDカードを使用しましょう。
バッテリー容量は4000mAn
OPPO Reno5 Aのバッテリー容量は4,000mAhです。
OPPO Reno3 Aは4,025mAhでしたので、ほとんど同じですね。
端末は18Wの急速充電に対応していますが、充電器やケーブルはありません。
お持ちでない方は自身で対応の充電器の購入が必要です。
4眼レンズカメラ搭載
OPPO Reno5 Aのアウトカメラは4つのレンズを搭載しています。
6,400万画素のメインレンズに加え、800万画素の超広角レンズと200万画素のマクロレンズ・深度測定用レンズがあります。
- 6,400万画素(標準)
- 800万画素(超広角)
- 200万画素(マクロ)
- 200万画素(深度測定)
アウトカメラは本体から少し飛び出しています。
スマホケース無しで使うと飛び出した部分に傷が付きやすいため、できる限りスマホケースをつけたほうが良さそうです。
インカメラは1,600万画素で、画面内の小さな穴で撮影できるパンチホール式です。
また、アウトカメラとインカメラで同時に撮影できる機能もあります(いつ使うかわかりませんが)。
カメラレビューと撮影した写真
OPPO Reno5 Aで実際に撮影した写真を抜粋して記載します。
まずは風景写真です。
明るいところも暗いところも、近くも遠くもキレイに撮れています。
最近のスマホは性能が向上しているため、普通の写真ではそれほど差がつきません。
OPPO Reno5 Aには広角モードもあります。
広角モードにすると、通常に比べて暗くなったり不鮮明になる機種もあるのですが、OPPO Reno5 Aは広角もキレイです。
景色や大自然の写真を撮影する際に活用できますね。
広角モードにはワンタップで切替可能です。
続いてはカメラ性能の差が出やすい夜景の写真です。
夜景もかなりキレイです。
ミドルスペック機種と高性能機種を比べる際、通常の写真ではそれほど差が付きませんが、夜景には大きな差が出ます。
しかし、OPPO Reno5 Aはホーム上の明るい部分も背後の暗い部分も鮮明に写っており、かなり良いです。
夜景を撮る機会はあまりないので個人的にはそれほど重要視していませんが、OPPO Reno5 Aは写真にこだわる方にもおすすめです。
最後は食事の写真です。
OPPO Reno5 AのカメラはAIが被写体を判別し、最適な撮影モードに自動で設定してくれます。
AI搭載カメラは鮮やかすぎて肉眼と全然違う写真になる場合もあるのですが、この写真はキレイに撮れていますね。
コーンもハッシュドポテトも肉眼に近い色です。
撮影した写真はシムラボのTwitterにも載せています。
望遠ズームの写真もあるので是非参考にしてください。
イヤホンジャックあり
OPPO Reno5 Aには本体下部に3.5mmイヤホンジャックがあります。
有線でイヤホンやヘッドフォンを繋げられるのはメリットですね。
USB端子はUSB Type-C
OPPO Reno5 AのUSB端子はUSB Type-Cです。
ただしACアダプタやUSBケーブルは付属していません。
モノラルスピーカー
OPPO Reno5 Aのスピーカーはモノラルです。
ストレオスピーカーではありません。
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OPPO Reno5 Aのベンチマーク
antutu
ワイモバイル版のOPPO Reno5 Aのantutuベンチマークスコアは37.7万でした。(V9.1.1で測定)
何度か測定しましたが、いずれもこれに近い値でした。
3Dゲームも含め、ほとんどの使い方では問題ない性能でしょう。
Geekbench
ワイモバイル版のOPPO Reno5 Aで測定したGeekbench 5.4.1のベンチマークスコアはシングル:606、マルチ:1757です。
何度か測定しましたが、ほぼ同じ値でした。
実際に操作してみても、操作性や処理速度は全く問題ありません。
ゲームはしないのでわかりませんが、Snapdragon765GにメモリーRAMは6GBなので、ほとんどのゲームも動作はサクサク快適でしょう。
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OPPO Reno5 Aの付属品一覧
付属品・同梱品一覧
OPPO Reno5 Aの付属品は以下のとおりです。
<OPPO Reno5 Aの付属品>
- SIMピン
- 保護フィルム(貼付済)
- クリアケース
- 説明書/マニュアル
充電器・ACアダプタやUSBケーブルは付属していません。
画像では見づらいですが、画面には保護フィルムが最初から貼付されています。
充電器の付属なし
OPPO Reno5 AにはACアダプタ・ケーブルは付属・同梱されていません。
ACアダプタやUSBケーブルをお持ちでない方は自身で購入が必要です。
スマホケースが付属
OPPO Reno5 Aにはクリアケースが付属しています。
ただし、機能的にもデザイン的にもシンプルで簡易的なものです。
こだわりがある方は自身でスマホケースを買いましょう。
フィルムは貼付済み
OPPO Reno5 Aは出荷時点で画面フィルムが貼り付けられています。
そのため、特段こだわりがなければ自身でフィルムを買う必要はありません。
ただし強度の高いガラスフィルムや指紋がつかないフィルム・覗き見防止フィルムなどが欲しい方は自身で買いましょう。
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OPPO Reno5 Aの便利機能
搭載便利機能一覧
OPPO Reno5 Aに搭載されている便利機能は以下のとおりです。
有無 | |
---|---|
防水 | ○ |
防塵 | ○ |
ワンセグ | – |
おサイフケータイ | ○ |
指紋認証 | ○ |
顔認証 | ○ |
ワイヤレス充電 | – |
指紋認証・顔認証対応
OPPO Reno5 Aには指紋認証センサーも顔認証も搭載されています。
マスクを付けていることが多い最近では、特に指紋認証があるのは嬉しいですね。
指紋認証センサーは本体背面にあります。
私は右手の人差指をセンサーにかざしてロック解除するのですが、OPPO Reno5 Aではカメラの出っ張りに指が触れてしまいました。
カメラレンズに指紋がついて汚れるのが嫌なので、もう少し下にあればよかったです。
(慣れれば問題ないかもしれません)
防水・防塵対応
OPPO Reno5 Aは防水・防塵に対応しています。
防水はIPX8、防塵はIP6Xというレベルで、水濡れ等による故障のリスクは低いでしょう。
おサイフケータイ対応
OPPO Reno5 Aはおサイフケータイに対応しています。
最近はキャッシュレスが推進されていますのでおサイフケータイが搭載されているのは嬉しいですね。
ワンセグ・フルセグ非対応
OPPO Reno5 Aはワンセグ・フルセグには対応していません。
ワイヤレス充電非対応
OPPO Reno5 Aはワイヤレス充電・Qiには非対応です。
テザリングのやり方
OPPO Reno5 AはColorOSというOPPO独自のOSを搭載しています。
そのため、テザリングは「パーソナルホットスポット」と呼びます。
パーソナルホットスポットは「設定」→「パーソナルホットスポット」からON/OFFが可能です。
初めて使用する際はその下段の「個人用ホットスポット設定」でSSIDやパスワードを変更しておきましょう。
一度設定すると、次回からは画面の最上部から下にスワイプしたときに表示されるメニューからON/OFFが可能になります。
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OPPO Reno5 Aの購入/機種変更はこちら
以上、ワイモバイルで発売されたOPPO Reno5 Aについて解説しました。
ワイモバイル公式オンラインストアでの販売は終了しましたが、性能は今でも十分なので中古で買って使うのもおすすめです。
購入はこちらからどうぞ!
これからワイモバイルで端末を買う方は後継機「OPPO Reno7 A」もおすすめです。
他にもワイモバイルでは1円からスマホが買えるのでぜひ探してみてください!