本記事ではワイモバイルで発売された「OPPO Reno9 A」の実機レビューと価格・スペックを解説します。
後継機「OPPO Reno11 A」も発売されましたが、性能はこちらでも十分です。
一時的に販売が終了していましたが在庫が復活し、オンラインストアで実施中の10周年大感謝祭のセール機種に追加され、新規契約/MNPで一括9,800円から購入できるようになりました。
ワイモバイル版とSIMフリー版/他社版の違いも解説します。
▼Reno9 Aの詳細を見る▼
OPPO Reno9 Aの価格・値段
OPPO Reno9 Aの価格
ワイモバイルにおけるOPPO Reno9 Aの通常価格は税込31,680円です。
発売時の価格は41,400円でしたが、2024年2月にも再値下げされてだいぶ安くなりました。
店舗や家電量販店では、新規もMNPも機種変更も基本的にこの価格です。
ただし、ワイモバイルの端末を店舗や家電量販店で買うのは損です。
オンラインストアなら自動的に割引が適用されます。
オンラインなら一括9,800円
前章のとおりワイモバイルにおけるOPPO Reno9 Aの価格は税込31,680円ですが、オンラインストアで買えば自動で割引が適用されます。
<OPPO Reno9 Aの価格>
(店舗:31,680円)
契約形態 | プラン | web価格 |
---|---|---|
新規 | S | ¥13,680 |
M/L | ¥9,800 | |
MNP | S | ¥13,680 |
M/L | ¥9,800 | |
機種変更 | S/M/L | ― |
番号移行 | S/M/L | ― |
上記のとおり、新規/MNPでプランM/Lに契約時に購入すれば一括9,800円です。
さらに新どこでももらえる特典で6,000円分のPayPayポイントが還元されるので、実質3,800円です。
契約前に必ず新どこでももらえる特典でクーポンを獲得してから契約してください。
詳細:ワイモバイル公式ストア
機種変更は自分で
現在、ワイモバイル公式オンラインストアでOPPO Reno9 Aが購入できるのは新規契約/MNPの人のみです。
機種変更では購入できません。
ただし、OPPO Reno9 Aは本体のみを他で購入してSIMカードを差し替えれば自分で機種変更できます。
発売から時期が経過し、中古スマホ市場でもかなり安く買えるようになりました。
Amazon、楽天市場や中古スマホ店(イオシスやじゃんぱらなど)で端末のみを購入して使いましょう。
なお、OPPO Ren9 Aはワイモバイル以外に楽天モバイル版・SIMフリー版(公開市場版)が発売されました。
どれもSIMロックはかかっておらず対応バンドも同じですが、楽天モバイル版とSIMフリー版はnanoSIMのスロットが2つとeSIMが使えます。
ワイモバイル版はnanoSIM+eSIMのデュアルSIMです。
ほとんどの人は不要だと思いますが、nanoSIMを2枚併用したい人は楽天モバイル版かSIMフリー版を選びましょう。
OPPO Reno9 Aを端末のみ購入
OPPO Reno9 Aは通販サイトや家電量販店などでは端末のみ購入できます。
特に楽天市場では在庫が豊富でいろいろな状態の端末が選べます。
なお、OPPO Ren9 Aはワイモバイル以外に楽天モバイル版・SIMフリー版(公開市場版)が発売されました。
どれもSIMロックはかかっておらず対応バンドも同じですが、楽天モバイル版とSIMフリー版はnanoSIMのスロットが2つとeSIMが使えます。
ワイモバイル版はnanoSIM+eSIMのデュアルSIMです。
ほとんどの人は不要だと思いますが、nanoSIMを2枚併用したい人は楽天モバイル版かSIMフリー版を選びましょう。
ワイモバイル版OPPO Reno9 Aの違い
SIMフリー・楽天モバイルでも発売
OPPO Reno9 Aはワイモバイルだけでなく、SIMフリー版(公開市場版)・楽天モバイル版も発売されました。
SIMフリー版は家電量販店やMVNO各社で発売され、さらに同仕様の製品が楽天モバイルでも発売中です。
楽天モバイル版には楽天独自のアプリがインストールされている以外はSIMフリー版と仕様は同じです。
ただしワイモバイルは一部違いがあります。
ワイモバイル版の違い/比較
ワイモバイル版(A301OP)とSIMフリー版(型番:CPH2523)/楽天モバイル版は以下の点で異なります。
ワイモバイル版 | SIMフリー版 楽天モバイル版 |
|
---|---|---|
SIMロック | なし | なし |
SIM スロット |
nanoSIM +eSIM |
nano SIM×2 + eSIM |
付属品 | フィルム(貼付済) SIMピン 説明書類 |
ケース フィルム(貼付済) SIMピン 説明書類 |
ワイモバイル版もSIMフリー版もSIMロックのないSIMフリー端末です。
最大の違いはSIMスロットです。
ワイモバイル版はnanoSIM+eSIMです。
一方、SIMフリー版はnanoSIM×2に加え、eSIMも使えます。
(nano SIM+nano SIMか、nano SIM+eSIMの組み合わせのみ可能)
- ワイモバイル版:nanoSIM+eSIM
- SIMフリー版:nanoSIM×2+eSIM
※「nano SIM×2」か「nanoSIM+eSIM」
ワイモバイル版もデュアルSIMに対応していますが、2枚のSIMを併用する場合はどちらかをeSIMにしなければなりません。
eSIMは機種変更(他機種への移行)が面倒な場合もあり、nanoSIM×2の方が便利です。
ただし、ワイモバイル版もeSIMを使えば2枚のSIMを併用できますし、対応バンドは同じなのでそれほど不便ではないでしょう。
また、楽天モバイル版とSIMフリー版にはスマホケースが付属していますが、ワイモバイル版にはありません。
ただ、スマホケースは簡易的なものなので使わない人も多く、それほど影響はないでしょう。
なお、対応バンドはSIMフリー版もワイモバイル版も同じです。
詳しくは各キャリアの動作確認端末一覧を確認してほしいのですが、おそらく4キャリアのいずれのSIMでも使えるでしょう。
ただし、ワイモバイル版もSIMフリー版もドコモの5Gバンドのうちn79には非対応なので、ドコモの5Gを使いたい人は他の機種を買いましょう。
OPPO Reno9 AとReno7 Aの比較
ワイモバイルのOPPO Reno9 Aと前作OPPO Reno7 Aの大きな違いは以下のとおりです。
OPPO Reno9 A |
OPPO Reno7 A |
|
---|---|---|
価格 | 41,400円 | 販売終了 |
本体サイズ (mm) |
高さ160mm 幅74mm 厚さ7.8mm |
高さ160mm 幅74mm 厚さ7.6mm |
本体の 重さ |
約183g | 約175g |
画面 サイズ |
約6.4インチ | 約6.4インチ |
画面解像度 | 2,400×1,080 (フルHD+) |
2,400×1,080 (フルHD+) |
バッテリー 容量 |
4,500mAh | 4,500mAh |
搭載 OS |
Android 13 | Android 12 |
CPU | Snapdragon 695 5G |
Snapdragon 695 5G |
ストレージ | 128GB | 128GB |
メモリー (RAM) |
8GB | 6GB |
メモリー 拡張 |
最大16GB | 最大11GB |
対応外部 メモリ |
microSDXC (最大1TB) |
microSDXC (最大1TB) |
有効画素数 (メインカメラ) |
4,800万(標準) 800万(超広角) 200万(マクロ) |
4,800万(標準) 800万(超広角) 200万(マクロ) |
有効画素数 (サブカメラ) |
1,600万画素 | 1,600万画素 |
USB 端子 |
USB Type-C | USB Type-C |
SIM | nanoSIM eSIM |
nanoSIM eSIM |
防水 | ○(IPX8) | ○(IPX8) |
防塵 | ○(IP6X) | ○(IP6X) |
ワンセグ | – | – |
おサイフケータイ | ○ | ○ |
指紋認証 | ○ | ○ |
顔認証 | ○ | ○ |
スペック表上の大きな違いはメモリー(RAM)です。
前作OPPO Reno7 Aは6GBでしたが、OPPO Reno9 Aは8GBになりました。
さらにストレージをメモリー(RAM)として使うことで容量を拡張する機能も、前作は最大11GBでしたがOPPO Reno9 Aは最大16GBまで拡張できます。
逆に前作OPPO Reno7 Aより少し厚く、重くなりました。
これは背面の素材がポリカーボネートからガラスになったことが影響しているようです。
スペック表上にでてこない違いもあります。
- 複数のアプリを動かす際にリソース配分を最適化する「DCE」に対応
- バッテリーケア充電が夜間だけでなく昼間でも可能に
- インカメラで周囲をモノクロにできる「AIカラーポートレート」に対応
それ以外は同じです。
OPPO Reno9 AとOPPO Reno7 AはメモリーRAMの容量と背面の素材以外はほとんど同じといってよいでしょう。
OPPO Reno9 A A301OPのレビュー
OPPO Reno9 Aのスペック
ワイモバイル版のOPPO Reno9 Aのスペック詳細は以下のとおりです。
スペック | |
---|---|
本体 サイズ |
幅74mm 高さ160mm 厚さ7.8mm |
本体の 重さ |
約183g |
画面 サイズ |
約6.4インチ |
解像度 | 2,400 × 1,080 (フルHD+) |
バッテリー 容量 |
4,500mAh |
搭載 OS |
Android 13 |
CPU | Snapdragon695 5G (オクタコア) 2.2+1.8GHz |
メモリー (ROM) |
128GB |
メモリー (RAM) |
8GB |
対応外部 メモリ |
microSDXC (最大1TB) |
有効画素数 (メインカメラ) |
4,800万(標準) 800万(超広角) 200万(マクロ) |
有効画素数 (サブカメラ) |
1,600万画素 |
USB 端子 |
USB Type-C |
SIM | nano SIM eSIM |
ワイモバイルの発売日
ワイモバイルにおけるOPPO Reno9 Aの発売日は2023年6月22日(木)です。
1週間前の6月16日(金)に予約が開始しました。
- 発売日:2023年6月22日(木)
- 予約開始:6月16日(金)
OPPO Reno9 Aの型番
ワイモバイルにおけるOPPO Reno9 Aの型番はA301OPです。
なお、他社版の型番は以下のとおりです。
- ワイモバイル版:A301OP
- 楽天モバイル版:CPH2523
- SIMフリー版:CPH2523
本体カラー・色
OPPO Reno9 Aの本体カラーは「ムーンホワイト」「ナイトブラック」の2色です。
シムラボで購入したのはムーンホワイトです。
背面は光の当たり具合によってきらきら光るデザインですが、カメラの横部分はツルツルの素材です。
指紋は全く目立ちませんが、滑りやすいのでスマホケースをつけて使うのがおすすめです。
OPPO Reno9 Aの外観
OPPO Reno9 Aのムーンホワイトの外観はこんな感じです。
本体左側面にはSIMスロットと音量ボタンがあります。
余談ですが、写真にあるように平面に置くとカメラの突起で斜めになってしまうので、スマホケースをつけて使うのがおすすめです。
本体右側面は電源ボタンです。
Googleアシスタントボタンはありません。
また、指紋認証は画面内指紋認証で、電源ボタン一体型のセンサーではありません。
本体上面には何もありません。
本体底面にはUSB端子(USB Type-C)・3.5mmイヤホンジャック・スピーカーがあります。
スピーカーはモノラルスピーカーです。
アウトカメラは3眼です。
その横にはおサイフケータイのセンサーがあります。
カメラの出っ張りは控えめ(硬貨1枚程度)ですが、それでも平面に置くとやや浮きます。
平面においてタップするとガタガタしますし、カメラ部分に傷が集中しやすいのでスマホケースを使うのがおすすめです。
5G対応
OPPO Reno9 Aは5Gに対応したAndroidスマホです。
ワイモバイルは5Gに対応しており、エリア内では追加料金無しで5Gが使えます。
まだまだ5Gエリアは狭いものの、都内ではだいぶ5G表示になるエリアが広がってきました。
OPPO Reno9 Aを使っている方はエリアが広がり次第5Gが使えるようになります。
また、OPPO Reno9 Aは4Gの周波数を5Gに転用したn3/n28にも対応しています。
ただし、これはバンドを掴むと5Gと表示されるだけでほとんどメリットはないのであまり意味はありません。
しばらくは5Gのことを気にする必要はないでしょう。
SIMロック? SIMフリー?
ワイモバイルのOPPO Reno9 AはSIMフリーです。
ワイモバイルで2021年5月12日以降に販売されたスマホはiPhoneもAndroidも全てSIMフリーです。
2021年10月1日からはSIMロックが原則禁止になりましたので、他キャリアのスマホも現在は全てSIMフリーです。
今後は購入時にSIMロックについて気にする必要はありません。
OPPO Reno9 Aはドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの全キャリアの4Gバンドに対応していますので、他社でも使えます。
ただし、ドコモ5Gのn79には非対応なので注意してください。
6.4インチの大画面
OPPO Reno9 Aのディスプレイは6.4インチです。
比較的大きめの画面なので、文字を大きく表示したい方や動画をよく観る人やゲームをする人にもおすすめです。
画面は大きめですがベゼル(フチ)がほとんどなく、インカメラもパンチホールカメラなので本体サイズはそれほど大きく感じません。
また、画面サイズの割に本体は183gと軽めなので、長時間持っていても疲れにくいと思います。
リフレッシュレート90Hz
OPPO Reno9 Aのリフレッシュレートは最大90Hzです。
1秒間に90枚の画像で表示できますので、画面はなめらか快適です。
個人的には気にしませんが、特にゲームをする方には嬉しい機能ですね。
なお、リフレッシュレートは「設定」→「ディスプレイと明るさ」→「画面リフレッシュレート」から設定が変更できます。
90Hzにすると画面動作がきれいになりますがバッテリー消費が少し早くなるので、不要な方は60Hzにしておいてもよいでしょう。
nanoSIM+eSIMのDSDV対応
OPPO Reno9 AはnanoSIMに加えてeSIMが使えるデュアルSIMです。
DSDVにも対応しています。
eSIMを使えば2枚のSIMを同時に使えるので、仕事用とプライベート用の電話番号を1台のスマホで持てたり、通話用とデータ通信用で契約キャリアを分けることもできます。
さらに、SDカードも同時に使えます。
なお、SIMフリー版・楽天モバイル版はnanoSIMが2つとeSIMが搭載されています。
eSIMはやや取り扱いが面倒な部分もあるので、eSIMが不安な方はSIMフリー版か楽天モバイル版を選びましょう。
- ワイモバイル版:
nanoSIM+eSIM - SIMフリー版/楽天モバイル版:
nanoSIM×2+eSIM
※「nano SIM×2」か「nanoSIM+eSIM」
SIMフリー版や楽天モバイル版はAmazon・楽天市場や中古スマホ店で購入できます。
どれを買ってもワイモバイルでも使えるので安心してください。
CPUはSnapdragon695 5G
OPPO Reno9 Aに搭載されているチップセットは、Snapdragon695 5Gです。
前作OPPO Reno7 Aと同じですが、今回はメモリーRAMが8GBになった分、性能はやや向上しています。
シムラボでもベンチマークを測定しましたが、aututu(ver10.0.5)の総合ベンチマークスコアは約46.3万でした。(メモリーRAMが計12GBの場合)
これだけのスコアがあれば十分でしょう。
RAMは8GB/ストレージ128GB
OPPO Reno9 Aのメモリー(RAM)は8GB、ストレージは128GBです。
前作OPPO Reno7 Aと搭載CPUは同じですが、メモリー(RAM)は6GBから8GBになりました。
ストレージは初期設定終了時点で25.1GB埋まっており、残りは103GBほどでした。
ストレージ容量はSDカードで最大1TB増設可能です。
また、OPPO Reno9 Aはストレージをメモリー(RAM)として使うことができ、最大16GBまで拡張できます。
ストレージは128GBと余裕があり、メモリー(RAM)を16GB(+8GB)まで拡張してもストレージは4GB分しか消費しないので、ストレージに余裕があれば拡張しておいた方がよいでしょう。
microSDカード挿入可
OPPO Reno9 Aは最大1TBのマイクロSDカードを挿入することでストレージ容量を増やせます。
ストレージ容量は128GBありますが、足りない方はマイクロSDカードを使用しましょう。
バッテリー容量は4500mAn
OPPO Reno9 Aのバッテリー容量は4,500mAhです。
前作OPPO Reno7 Aと同じで、スペック表上の連続通話時間も連続待受時間も同じです。
端末は18Wの急速充電に対応していますが、充電器やケーブルはありません。
お持ちでない方は自身で対応の充電器の購入が必要です。
イヤホンジャックあり
OPPO Reno9 Aには本体下部に3.5mmイヤホンジャックがあります。
有線でイヤホンやヘッドフォンを繋げられるのはメリットですね。
モノラルスピーカー
OPPO Reno9 Aのスピーカーはモノラルです。
ステレオスピーカーではありません。
USB端子はUSB Type-C
OPPO Reno9 AのUSB端子はUSB Type-Cです。
ただしACアダプタやUSBケーブルは付属していません。
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OPPO Reno9 Aのカメラ性能
3眼レンズカメラ搭載
OPPO Reno9 Aのアウトカメラは3つのレンズを搭載しています。
4,800万画素のメインレンズに加え、800万画素の超広角レンズと200万画素のマクロレンズがあります。
- 4,800万画素(広角)
- 800万画素(超広角)
- 200万画素(マクロ)
インカメラは1,600万画素で、画面内の小さな穴で撮影できるパンチホール式です。
OPPO Reno9 Aのカメラレビュー
この章では、OPPO Reno9 Aで私が実際に撮影した写真を記載します。
ただしアップロード時に画質が劣化していますので参考程度にみてください
まずは風景写真です。
撮影したのは夕方でしたが、きれいに撮影できています。
最近のスマホのカメラはエントリーモデルでも性能が向上しているため、普通の写真ではそれほど差がつきません。
OPPO Reno9 Aには超広角レンズも搭載しています。
大自然や広い範囲を撮影したい場合は倍率を0.6倍にして超広角モードに切り替えましょう。
OPPO Reno9 Aは最大6倍までズームできます。
2倍ズームは十分きれいです。
4倍になると奥のドン・キホーテの看板の文字がぼやけていますが、それでも十分きれいです。
6倍でも十分きれいです。
最大6倍までですが、望遠やズームはなかなか良いと思います。
最後はカメラの性能差が出やすい夜景の写真です。
まずは通常モードで撮影した夜景です。
全体的にやや暗めですが、肉眼には近い形で撮影できています。
夜景モードに切り替えると明るい部分が鮮明になっています。
通常モードとどちらがきれいかは判断が難しいですが、もう少し暗い中での撮影なら夜景モードの方がよいでしょう。
今回のようにある程度明るい場合は通常モードでもそれほど変わりませんが、夜景モードはワンタッチで切り替えられるので、暗い中での撮影は夜景モードを使うのがおすすめです。
全体的な評価として、OPPO Reno9 Aのカメラ性能は十分です。
通常の写真はもちろん、ズームも6倍までならきれいに撮影できるでしょう。
ただ、夜景は少し明るすぎるかもしれません。
どのくらい明るいのがよいかは好みで、個人的には少々肉眼とは違っても明るい方が好きなのですが、嫌いな人もいるかもしれません。
ただし他機種に比べても差はわずかですし、夜景を撮影する機会はほとんどないと思うので、個人的にはOPPO Reno9 Aのカメラはなかなか高評価です。
▼OPPO Reno9 Aの詳細▼
A301OPのベンチマーク
シムラボでもワイモバイル版のOPPO Reno9 Aを購入してベンチマークを測定しました。
OPPO Reno9 AのSoCはSnapdragon695 5Gです。
antutu
OPPO Reno9 AはメモリーRAMを最大16GBまで拡張できます。
今回はantutu(10.0.5)で、メモリーRAMが8GB、12GB(初期状態)、16GBの3パターンで測定しました。
左から8GB、12GB(8GB+4GB)、16GB(8GB+8GB)で、スコアはどれも46.2万ほどでした。
これだけあれば性能は十分です。
かなり重い3Dゲームをする方以外は全く問題ないでしょう。
メモリーRAMを拡張してもantutuのスコアに差は出ませんでしたし、体感でもそれほど差は出ないと思いますが、ストレージに余裕があれば最大の16GBに拡張しておくのがおすすめです。
8GB拡張して16GBにしても、ストレージは4GBしか占有しません。
Geekbench
Geekbench 6もメモリーRAMに応じて8GB、12GB(初期状態)、16GBの3パターンで測定しました。
左から8GB(拡張なし)、12GB(4GB拡張/初期状態)、16GB(8GB拡張)の結果です。
こちらもスコアは変わらず、初期状態の12GBではシングル:906、マルチ:2031でした。
これだけのスコアがあれば性能は十分でしょう。
私も数日間に渡ってOPPO Reno9 Aを使いましたが、WEBサイトやSNSの閲覧、アプリの使用においては全く問題ない処理速度でした。
普段使っているPixel 6とも遜色なく、ストレスを感じることはありません。
一方で、スマホをそれほど使わない人はエントリーモデルの価格の安い機種でも十分です。
それらの機種に比べるとOPPO Reno9 Aは少しだけ高いので、価格と相談しながら決めましょう。
OPPO Reno9 Aの付属品一覧
付属品・同梱品一覧
OPPO Reno9 Aの付属品は以下のとおりです。
- SIMピン
- 保護フィルム(貼付済)
- 説明書/マニュアル
画面には保護フィルムが最初から貼付されています。
ただし、充電器・ACアダプタやUSBケーブルは付属していません。
また、SIMフリー版のOPPO Reno9 Aにはスマホケースが付属していますが、ワイモバイル版にはありません。
充電器の付属なし
OPPO Reno9 AにはACアダプタ・ケーブルは付属・同梱されていません。
ACアダプタやUSBケーブルをお持ちでない方は自身で購入が必要です。
OPPO Reno9 Aのスマホケース
OPPO Reno9 Aにはスマホケースが付属していません。
SIMフリー版のOPPO Reno9 Aにはスマホケースが付属していますが、ワイモバイル版にはないので自身で購入が必要です。
画面保護フィルムは貼付済み
OPPO Reno9 Aは出荷時点で画面フィルムが貼り付けられています。
そのため、特段こだわりがなければ自身でフィルムを買う必要はありません。
ただし強度の高いガラスフィルムや指紋がつかないフィルム・覗き見防止フィルムなどが欲しい人は自身で買いましょう。
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OPPO Reno9 Aの便利機能
搭載便利機能一覧
OPPO Reno9 Aに搭載されている便利機能は以下のとおりです。
有無 | |
---|---|
防水 | ○ |
防塵 | ○ |
ワンセグ | – |
おサイフケータイ | ○ |
指紋認証 | ○ |
顔認証 | ○ |
ワイヤレス充電 | – |
指紋認証・顔認証対応
OPPO Reno9 Aには指紋認証センサーも顔認証も搭載されています。
マスクを付けていることが多い最近では、特に指紋認証があるのは嬉しいですね。
指紋認証センサーは画面内指紋認証です。
防水・防塵対応
OPPO Reno9 Aは防水・防塵に対応しています。
防水はIPX8、防塵はIP6Xというレベルで、水濡れ等による故障のリスクは低いでしょう。
おサイフケータイ対応
OPPO Reno9 Aはおサイフケータイに対応しています。
最近はキャッシュレスが推進されていますのでおサイフケータイが搭載されているのは嬉しいですね。
おサイフケータイのセンサーは本体裏面のカメラの横辺りにあります。
ワンセグ・フルセグ非対応
OPPO Reno9 Aはワンセグ・フルセグには対応していません。
ワイヤレス充電非対応
OPPO Reno9 Aはワイヤレス充電・Qiには非対応です。
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OPPO Reno9 Aの対応バンド
対応バンド・周波数一覧
OPPO Reno9 Aの対応バンドは以下の通りです。
- 5G:n3/n28/n77/n78
- 4G/LTE:B1/3/4/5/8/12/17/18/19/26/28/38/40/41/42
- 3G:B1/4/5/6/8/19
詳細:Reno9 A 対応周波数 | Ymobile(PDF)
ドコモ回線/ahamoで使える?
OPPO Reno9 Aはドコモ回線でも使えますが、5Gのデータ通信には注意が必要です。
ドコモ回線で使用する4G/LTEのバンドは1・3・19ですが、OPPO Reno9 Aは1・3・19の全てに対応しています。
よって、OPPO Reno9 Aはドコモ・ahamoやドコモ回線の格安SIMでも通話や4Gによるデータ通信ができます。
シムラボでも実際にahamoのSIMを入れてみましたが、問題なく4Gデータ通信・音声通話・SMSができました。
APNは自動で設定されませんでしたが、APN一覧から選択するだけなのでかんたんです。
ただし、5Gには注意が必要です。
ドコモが使う主要な5Gバンドはn78・n79ですが、ワイモバイルのOPPO Reno9 Aはn79に非対応です。
n78には対応しているのでエリアによっては5Gが使えると思いますが、n79に非対応だとあまり期待できません。
ahamoのSIMをいれても5Gにはなりませんでした。
OPPO Reno9 AはSIMフリー版も他社版も全てn79に非対応なので、ドコモの5Gを使う場合には他機種を選びましょう。
ソフトバンク回線/LINEMO可
ソフトバンク回線・ワイモバイル回線で使う4G/LTEのバンドは1・3・8ですが、OPPO Reno9 Aはもちろんすべて対応しています。
5Gバンドのn77にも対応しているので、ソフトバンク・LINEMOなどの5Gも使えます。
シムラボでもLINEMOのSIMを入れてみましたが、自動でAPNが設定されてすぐに音声通話やデータ通信ができるようになりました。
もちろん5Gでも通信できました。
よって、ワイモバイルに加えてソフトバンク・LINEMOやソフトバンク回線を使った格安SIMでも問題なく使えます。
au回線・au VoLTEは?
OPPO Reno9 Aはau回線でも使えます。
OPPO Reno9 Aはau回線の4Gバンド(1・18・26)と5Gのn77/n78の全てに対応しています。
また、au VoLTEにも対応しており、au・povo・UQモバイルやau回線を使った格安SIMでも4G/5Gが使えます。
シムラボでも実際にpovo2.0のSIMを入れてみました。
APN一覧にはpovo2.0は出ず自身で入力が必要でしたが、入力後は問題なく音声通話・データ通信ができました。
5Gでもつながりました。
▼APNは手動入力が必要▼
楽天モバイルで使える?
ワイモバイル版のOPPO Reno9 Aは楽天モバイル公式サイトの「ご利用製品の対応状況確認」に記載されていません。
動作確認されるまでしばらく待ちましょう。
なお、ワイモバイル版のOPPO Reno9 Aは楽天モバイルの4Gバンド(B3・18・26)・5Gバンド(n77)に対応しています。
シムラボでも楽天モバイルのSIMを入れてみましたが、自動でAPNが設定されてすぐに音声通話やデータ通信ができるようになりました。
エリアの問題で5Gにはなりませんでしたが、5Gエリア内なら5Gでも通信できるでしょう。
▼APNも自動で設定▼
ただし、ETWSといった細かい機能にはおそらく対応していません。
普段使いには問題ありませんが、気になる方は楽天モバイル版のOPPO Reno9 Aを購入しましょう。
楽天モバイル版はnano SIM×2とeSIMにも対応しています。
OPPO Reno9 Aの購入/機種変更はこちら
以上、ワイモバイルで発売のOPPO Reno9 Aについて解説しました。
OPPO Reno9 Aはオンラインで買えば自動で大幅な割引が適用されます。
機種変更でもオンライン限定割引が適用されて安く買えますので、必ずワイモバイル公式ストアまたはワイモバイル公式ストア(ヤフー店)で買いましょう。
店舗では割引は適用されません。
▼Reno9 Aの詳細を見る▼