本記事ではワイモバイル版Xperia Ace III A203SOのレビューとスペック・価格を解説します。
人気のXperiaのエントリーモデルで、持ちやすいコンパクトさと長く使える安心感が魅力です。
シムラボでもXperia Ace IIIを購入したのでレビューしました。
Y!mobileでの販売は終了しましたが、中古で買って自分で機種変更して使うのもおすすめです。
Xperia Ace III A203SOの在庫
Xperia Ace IIIは終売
ワイモバイルオンラインストアではXperia Ace IIIは終売になりました。
店舗にも在庫はないでしょう。
ワイモバイルで販売中のおすすめスマホはこちらにまとめています。
Xperia Ace IIIに自分で機種変更
ワイモバイルを契約中の人はXperia Ace IIIに機種変更できます。
ただしオンラインストアや店舗での販売は終了したので、自分で端末を用意してSIMを差し替えて使いましょう。
自分で機種変更する手順はこちらにまとめています。
Xperia Ace IIIの本体はAmazon、楽天市場や中古スマホ店などで購入できます。
最近では中古市場でかなり安く買えるようになりました。
未使用品の流通量も多いので、安心して購入できます。
ただし、購入時はワイモバイル版のXperia Ace III A203SOを買いましょう。
ドコモ版のXperia Ace III SO-53Cはワイモバイルが使う5Gバンドのn77と4GバンドのB8に非対応です。
また、au版/UQモバイル版のXperia Ace III SOG08も4GのB8に非対応なので、よくわからない人は使わない方がよいでしょう。
Xperia Ace IIIを端末のみ購入
Xperia Ace IIIはワイモバイル以外でも端末のみ購入できます。
Amazonや楽天市場でも買えますが、特に中古スマホ店のイオシスが安いです。
イオシスで端末のみを購入し、自分でSIMを差し替えて機種変更しましょう。
ただし、購入時はワイモバイル版のXperia Ace III A203SOを買いましょう。
ドコモ版のXperia Ace III SO-53Cはワイモバイルが使う5Gバンドのn77と4GバンドのB8に非対応です。
また、au版/UQモバイル版のXperia Ace III SOG08も4GのB8に非対応なので、よくわからない人は使わない方がよいでしょう。
Xperia Ace III A203SOのバンド
A203SOの対応バンド・周波数一覧
ワイモバイル版のXperia Ace IIIの対応バンドは以下のとおりです。
- 5G:n3/n28/n77
- 4G/LTE:B1/3/8/12
- WCDMA:1/4/8
5G対応
Xperia Ace IIIは5Gにも対応しています。
ワイモバイルを契約中の方は追加料金無しで5Gが利用できます。
まだまだエリアは狭く5Gのメリットもないのであまり気にする必要はありませんが、1~2年後には5Gでの通信が主流になります。
ドコモ回線で使える?
ドコモ回線で使用する4G-LTEのバンドは1・3・19です。
ワイモバイルのXperia Ace III A203SOは1・3に対応していますが、プラチナバンド19には対応していません。
ドコモ回線のSIMを入れて使った場合、街なかでは問題なく使用できますが、郊外や山間部に行くと電波をつかみにくくなる可能性があります。
よくわからない方はドコモ回線での使用はやめておきましょう。
また、5Gのn78/n79にも非対応なので、5Gは使えません。
ドコモでもXperia Ace III SO-53Cが発売されたので、ドコモ回線で使いたい方はドコモ版のXperia Ace IIIを買いましょう。
楽天市場や中古スマホ店(イオシスやじゃんぱらなど)ではドコモ版のXperia Ace IIIが端末のみで購入できます。
ソフトバンク/ワイモバイル可
ワイモバイルのXperia Ace III A203SOはソフトバンク・ワイモバイル回線で使う4G/5Gバンドに全て対応しています。
よって、ワイモバイルはもちろんですが、ソフトバンク・LINEMOやソフトバンク回線を使った格安SIMでも問題なく使えます。
Xperia Ace IIIはSIMロックもかかっていないので、SIMを差し替えてAPN設定をすれば使えます。
au回線・au VoLTEは?
ワイモバイルのXperia Ace III A203SOはau回線のLTEバンド(1・18・26)のうち、バンド1にしか対応していません。
au VoLTEにも対応していないと思われますので、au回線での使用はやめておきましょう。
Xperia Ace IIIはau・UQモバイルでも発売されました。
au版とUQモバイル版は全く同じ商品なので、どちらもau・UQモバイルの両方で使えます。
au・UQモバイルで使いたい方は楽天市場・Amazonやイオシスでau版・UQモバイル版を買いましょう。
A203SOは楽天モバイルで使える?
ワイモバイルのXperia Ace III A203SOは楽天モバイル公式サイトで動作確認されていますが、ほとんど使えません。
ワイモバイルのXperia Ace III A203SOは楽天回線のB3には対応していますが、パートナー回線のB18/26には非対応です。
通話も×になっているので使い物にならないでしょう。
楽天モバイルのSIMを使いたい方は素直に楽天モバイルで対応端末を購入しましょう。
なお、au版・UQモバイル版のXperia Ace III SOG08なら楽天モバイルでも使えます。
Xperia Ace III A203SOのレビュー
A203SOのスペック一覧表
Xperia Ace IIIのスペック一覧表は以下のとおりです。
スペック | |
---|---|
本体サイズ (mm) |
高さ140mm 幅69mm 厚さ8.9mm |
本体の 重さ |
約162g |
画面 サイズ |
約5.5インチ |
画面解像度 | 1,496×720 (HD+) |
バッテリー 容量 |
4,500mAh |
搭載 OS |
Android 12 |
CPU | Snapdrago 480 5G (オクタコア) 2.0GHz×6+ 1.8GHz×2 |
メモリー (ROM) |
64GB |
メモリー (RAM) |
4GB |
対応外部 メモリ |
microSDXC (最大1TB) |
有効画素数 (メインカメラ) |
1,300万画素 |
有効画素数 (サブカメラ) |
500万画素 |
USB 端子 |
USB Type-C |
SIM | nanoSIM×1 eSIM×1 |
スペック詳細はワイモバイル公式サイトでご確認ください。
詳細:Xperia Ace III | スペック | Ymobile
A203SOの評判・口コミ
Xperia Ace III A203SOの評判は意外にも良く、驚きました。
同時期に発売された同じエントリーモデルのAQUOS wish2はより高性能なSnapdragon 695 5Gを搭載しており、発売前には「Xperia Ace IIIは周回遅れだ」との声もありました。
しかし、実際にはXperia Ace IIIも同じくらい人気で、AQUOS wish2より売れている月も多いです。
その他、よく聞かれた口コミは以下のとおりです。
- 欠点のない安心感
- 長く使える耐久性/劣化の少ないバッテリー
- コンパクトなサイズ、デザインも◎
- 性能のわりにやや高い
- AQUOS wish2に負けてる
Xperia Ace IIIはおサイフケータイ・指紋認証・防水にも対応し、欠点のない安心感があります。
バッテリー容量も4,500mAhと比較的大容量で、いたわり充電にも対応しているので劣化が少なく長く使えます。
また、片手で持てるコンパクトなサイズと162gという軽さも高評価です。
マットな手触りも気に入っている方が多いようでした。
一方、性能のわりに価格が少し高いとの意見も散見されました。
2023年1月現在はほぼ同じ価格ですが、発売時はAQUOS wish2より5千円ほど高かったです。
同じ時期に発売されたエントリーモデルのAQUOS wish2は高性能のSnapdragon695 5Gを搭載しているのに対し、性能に劣るXperia Ace IIIの方が高い状態でした。
ただし性能はそれほど変わりませんし、Xperiaの方が何となくおしゃれなイメージもあります。
自分ならAQUOS wish2を選ぶと思いますが、それほどスマホを使わない方であればAQUOS wish2でもXperia Ace IIIでもよいでしょう。
Xperia Ace III A203SOの発売日
ワイモバイルにおけるXperia Ace III A203SOの発売日は2022年6月10日(金)です。
6月3日から予約が開始しました。
Xperia Ace IIIの型番
ワイモバイル版のXperia Ace IIIの型番はA203SOです。
ちなみにドコモ版はSO-53C、au版・UQモバイル版はSOG08です。
- ワイモバイル:Xperia Ace III A203SO
- ドコモ:Xperia Ace III SO-53C
- au:Xperia Ace III SOG08
- UQモバイル:Xperia Ace III SOG08
本体カラー
Xperia Ace IIIは「ブリックオレンジ」「ブルー」「ブラック」の3種類から選べます。
シムラボで購入したのはブルーです。
紺色に近いブルーで、表面はマットで滑りにくく、指紋も残りにくい仕様です。
個人的にはかなり好きなデザインですね。
本体外観の写真
Xperia Ace IIIの本体外観はこんな感じです。
まずは画面側です。
画面サイズは5.5インチで画面占有率は高いですが、やや画面下部にフチがあります。
本体背面は「SONY」と「XPERIA」のロゴがあります。
本体の表面はマット仕様で滑りにくく、ほとんど指紋は目立ちません。
おそらく傷も目立たないので、長く使えると思います。
本体上面には3.5mmイヤホンジャックがあります。
本体底面にはUSB端子(USB Type-C)とスピーカーがあります。
スピーカーはモノラルスピーカーです。
本体の右側面には音量ボタンと電源ボタンがあります。
電源ボタンは指紋認証センサーとの一体型です。
本体左側面にはSIMスロットがあります。
SIMピン不要で手で開けられるタイプですが、爪の差込口が小さく開けるのにはやや苦労しました。
画面サイズは5.5インチ
Xperia Ace IIIの画面サイズは5.5インチです。
最近は6インチ以上のスマホが多いですが、Xperia Ace IIIはコンパクトですね。
幅も69mmしかないので持ちやすいです。
一方、動画を見たりゲームをする方は大きな画面の機種を選びましょう。
アプリやゲームでスマホをガンガン使う方は、性能面でもXperia Ace IIIはおすすめできません。
リフレッシュレートは60Hz
リフレッシュレートとは画面に1秒間に描画できる画像の枚数で、数値が大きいほどスクロールした際に画面が綺麗にサクサク表示されます。
通常のスマホは最大60Hzで、Xperia Ace IIIのリフレッシュレートも最大60Hzです。
ゲームをする方などで高リフレッシュレートの端末をお探しの人はGoogle Pixel 8aやOPPO Reno11 Aを選びましょう。
また、ソフトバンク端末やSIMフリー端末なら120Hzの端末もあります。
カメラは1300万画素
Xperia Ace IIIのアウトカメラは1300万画素のレンズ1つです。
超広角レンズ・マクロレンズなどは無いので注意してください。
インカメラも500万画素と最低限です。
レンズは画面の上部の穴にレンズがある「水滴型」です。
カメラレビュー/撮影した写真
この章では、Xperia Ace IIIで私が実際に撮影した写真を記載します。
まずは風景写真です。
当日は曇りでやや暗い中での撮影でしたが、比較的きれいに撮れています。
最近のスマホのカメラはエントリーモデルでも性能が向上しているため、普通の写真ではそれほど差がつきません。
Xperia Ace IIIは最大5倍までズームできます。
2倍ズームは十分きれいです。
3倍もそこそこきれいです。
文字もまだまだはっきりと認識できます。
5倍になるとややぼやけてきます。
ただ、個人的には5倍でも意外に鮮明で驚きました。
ちなみに、私がメインで使っているGoogle Pixel 5の5倍ズームはこちら。
よく見るとPixel 5の方がきれいですが、価格の割にXperia Ace IIIのなかなか健闘しています。
市場価格は今でもPixel 5の方が高いですが、価格差ほどの性能差はない気がしますね。
最後はカメラの性能差が出やすい夜景の写真です。
Xperia Ace IIIにナイトモードや夜景モードはなく、通常モードで撮影します。
暗い部分は比較的明るく撮れているように思いますが、その分ホーム上の明るい部分は不鮮明になっています。
遠方もぼやけていますね。
ちなみに、私が普段使っているGoogle Pixel 5で撮った夜景は以下のとおりです。
ホーム上の明るい部分も鮮明ですし、遠くもはっきり写っています。
ただ、夜景を撮影する機会は年に何回かしかないでしょう。
1枚も撮らない年もあると思います。
Xperia Ace IIIは夜景はきれいには撮れませんが、通常の撮影は価格の割に十分きれいです。
カメラにこだわる方は他のハイスペック機種がおすすめですが、この価格でこのカメラ性能なら個人的にはXperia Ace IIIもありだと思います。
ワイモバイルで夜景をキレイに撮りたい方はGoogle Pixel 8aやOPPO Reno11 Aを選びましょう。
SIMフリー?SIMロック解除は?
ワイモバイルで発売されたXperia Ace IIIはSIMフリー(シムフリー)です。
ワイモバイルで2021年5月12日以降に販売されたスマホは全てSIMロックがかかっていません。
SIMロックはかかっていないので、SIMロック解除しなくても他社のSIMを入れてAPN設定すれば問題なく使えます。
ただし、Xperia Ace IIIはソフトバンク・LINEMO・ワイモバイルのバンドにしか対応していませんので、ドコモ・au・楽天モバイルでの使用はおすすめしません。
A203SOはデュアルSIMでDSDV
ワイモバイルのXperia Ace IIIはnanoSIMに加えてeSIMにも対応しています。
物理SIMはnanoSIM×1です。
eSIMも利用すれば2つの電話番号を同時に使うことができますので、仕事用・プライベート用で使い分けられます。
また、電話用とデータ通信用でSIMを分けることも可能です。
ワイモバイルでeSIMを活用する方法や設定手順はこちらにまとめています。
5G対応
Xperia Ace IIIは5Gに対応しています。
ワイモバイルを契約中の方は追加料金無しで5Gが利用できます。
まだまだエリアは狭く5Gのメリットもないのであまり気にする必要はありませんが、1~2年後には5Gでの通信が主流になります。
CPUはSnapdragon480 5G
Xperia Ace IIIに搭載されているチップセットはSnapdragon480 5Gです。
ワイモバイルで発売されたAQUOS wishにも搭載されている、エントリーモデル用のSoCです。
antutuの総合ベンチマークスコア(ver9.4.0)は29.2万でした。
決して高性能とはいえませんのでそこそこアプリを使う方はGoogle Pixel 8aやOPPO Reno11 Aのほうがおすすめですが、普段使いには十分です。
電話・LINE・メールなどが中心な方はXperia Ace IIIで十分でしょう。
メモリーRAMは4GB
Xperia Ace IIIのメモリー(RAM)は4GBです。
最低限レベルですが、それほど問題になる容量でもないです。
ゲームをしたりアプリをガンガン使う方以外は問題ないでしょう。
ストレージは64GB
Xperia Ace IIIのストレージ容量(ROM)は64GBです。
こちらも最低限レベルですね。
初期状態では21GBほど埋まっており、残りは43GBでした。
もし64GBで足りない方はSDカードで増やせます。
A203SOはSDカード使用可
Xperia Ace IIIのストレージ容量は64GBです。
最近のスマホの中では最低限のレベルで、写真や動画をたくさん保存する方は足りなくなるかもしれません。
ただし、もし容量が足りなくなったらSDカードを装着することで容量を増設できます。
マイクロSDカードにより最大1TB増設できますので、写真や動画をたくさん保存する場合は利用してください。
SDカードはSIMスロットの裏側にセットします。
A203SOはイヤホンジャックあり
Xperia Ace IIIには本体上部に3.5mmイヤホンジャックが搭載されています。
有線でイヤホンやヘッドフォンを装着できますし、Xperia Ace IIIはハイレゾにも対応しています。
USB端子はUSB Type-C
Xperia Ace IIIのUSB端子は上下どちらでも挿せるUSB Type-Cです。
ただし、充電器類(USBアダプタ/ケーブル)はおそらく付属していません。
USB Type-Cのケーブルをお持ちでない場合は自身で購入が必要です。
Xperia Ace III A203SOの機能
A203SOの搭載便利機能一覧
Xperia Ace III A203SOに搭載されている便利機能は以下のとおりです。
有無 | |
---|---|
防水 | ○(IPX5・IPX8) |
防塵 | ○(IP6X) |
ワンセグ | – |
おサイフケータイ | ○ |
指紋認証 | ○ |
顔認証 | – |
ワイヤレス充電 | – |
防水、防塵対応
Xperia Ace IIIは防水・防塵に対応しています。
特に防水性能は高く、雨や水回りでの使用も問題ないでしょう。
ワンセグ非対応
Xperia Ace IIIはワンセグ非対応です。
指紋認証あり/顔認証なし
Xperia Ace IIIには指紋認証センサーが搭載されています。
しかも電源ボタン一体型の物理センサーなのでロック解除の精度やスピードも問題ないでしょう。
私も実際に指紋を登録してロックを解除してみましたが、エラーになることはなくスピードも申し分なかったです。
普段使っているPixel 5よりも精度が高い気がします。
なお、Xperia Ace IIIに顔認証は搭載されていません。
おサイフケータイ/Felica対応
Xperia Ace IIIにはおサイフケータイが搭載されています。
本体をかざすだけで支払いができます。
センサーは本体上部にあります。
かんたんホームにも切替可能
Xperia Ace IIIはかんたんホームが搭載されています。
設定からホーム画面を切り替えれば、大きな文字で操作がわかりやすいメニュー画面にできます。
高齢者用やガラケーからの乗り換えにもおすすめのスマホです。
スクリーンショットの撮り方
Xperia Ace III A203SOでスクリーンショットを撮るには、電源ボタンと音量ボタンの下を同時に押します。
Xperia Ace IIIだけでなく他のAndroidスマホも基本的にこの方法でスクリーンショットが撮れるので覚えておいてください。
電源の切り方・再起動の方法
Xperia Ace IIIは電源ボタンを長押ししても電源をOFFにできません。
電源を切る場合は電源ボタンと音量ボタンの上を同時に長押しします。
すると「電源を切る」や「再起動」のボタンが画面に表示されるので、選択してください。
ちなみに電源を入れる際は電源ボタンを長押しするだけでOKです。
アップデートで不具合解消/性能向上
Xperia Ace IIIを購入したらすぐにアップデートしましょう。
端末の不具合が解消したり性能が向上したりします。
Wi-Fiに接続したうえで「設定」→「システム」→「システムアップデート」から最新化できます。
データ容量をたくさん消費するので必ずWi-Fiに接続したうえで行ってください。
A203SOのベンチマークスコア
ここではXperia Ace IIIで測定したベンチマークをまとめます。
測定したのはau・UQモバイル版のXperia Ace III SOG08ですが、ワイモバイル版も同じです。
antutu
antutu(V9.2.6)で測定したXperia Ace IIIの総合ベンチマークスコアは約29.2万でした。
同じSnapdragon480+4GBメモリー(RAM)のAQUOS wishが約26.5万でしたので、それよりも少し高いですね。
400番台のSnapdragonというとエントリーモデルのイメージがありますが、これだけの処理能力があれば重い3Dゲーム以外は全く問題ないでしょう。
私も実際に使ってみたところ、普段使っているPixel5よりはさすがに処理の遅さは感じましたが、イライラするほどではなくすぐに慣れました。
Geekbench
Geekbench 5によるXperia Ace IIIのベンチマークスコアはシングル:508、マルチ:1643でした。
私も数日間に渡ってXperia Ace IIIを使いましたが、WEBサイトやSNSの閲覧、アプリの使用においては全く問題ない処理速度でした。
普段使っているPixel 5に比べるとアプリの切り替えや起動はやや遅い気がしましたが、イライラするほどではありませんし、すぐ慣れました。
3Dゲームを除くかんたんなゲームも描画や反応にこだわらなければ問題ないと思いますが、こだわりのある方はハイスペック機種を買いましょう。
AndroidならGoogle Pixel 8aやOPPO Reno11 Aの方が高性能でおすすめです。
Xperia Ace III A203SOの付属品
Xperia Ace IIIの付属品一覧
Xperia Ace IIIには付属品がありません。
同梱されているのは本体と取扱説明書のみです。
- クイックスタートガイド
- 取扱説明書
※画像はUQ版だがワイモバイル版も同じ
充電器(ケーブル/アダプタ)なし
Xperia Ace III A203SOには充電器類が付属していません。
USBアダプタもUSB Type-Cケーブルも付属していないので、お持ちでない方は自身で購入が必要です。
A203SOのスマホケース
最近では簡易のクリアケースが付属するスマホもありますが、Xperia Ace III A203SOにはスマホケース・スマホカバーが付属していません。
Xperia Ace IIIは傷がつきにくいデザインですが、それでもスマホケースを装着して使うのがおすすめです。
A203SOの画面保護フィルム
最近では出荷時から画面フィルムが貼られている機種もありますが、Xperia Ace III A203SOにはフィルムが付属していません。
傷防止のため画面フィルムの購入もおすすめします。
ワイモバイル版と他社版の違い
Xperia Ace IIIはワイモバイル以外にドコモ・au・UQモバイルでも発売されました。
au版とUQモバイル版は同じ仕様なので、種類は大きく3つです。
大きな違いは「eSIM」「対応バンド」「カラー」です。
<Xperia Ace IIIの違い>
ドコモ SO-53C |
au・UQ SOG08 |
Ymobile A203SO |
|
---|---|---|---|
SIM | nanoSIM のみ |
nanoSIM +eSIM |
nanoSIM +eSIM |
色 | オレンジ グレー ブラック |
グレー ブルー |
オレンジ ブルー ブラック |
5G バンド |
n78/79 | n3/28/77/78 | n3/28/77 |
4G バンド |
B1/3/5/ 12/19 |
B1/3/18 | B1/3/8/12 |
A203SOはeSIM対応
最大の違いがSIMスロットです。
ワイモバイル版・au版・UQモバイル版はnanoSIMに加えてeSIMも使えるデュアルSIMですが、唯一ドコモ版のnanoSIM×1のシングルSIMです。
普通の方はシングルSIMで問題ありませんが、デュアルSIMであれば2枚のSIMを1台のスマホで使えます。
例えば仕事用・プライベート用で2つの電話番号を使い分けたり、電話とデータ通信でSIMを分けることもできます。
ワイモバイル版はデュアルSIMですが、バンドはソフトバンク回線にしか対応していません。
ワイモバイル以外にLINEMOやmineoのソフトバンク回線と併用するのもありですね。
本体カラーも異なる
発売された端末の本体カラーも異なります。
ワイモバイル版はオレンジ・ブルー・ブラックの3色ですが、ドコモ版はブリックオレンジ・グレー・ブラックの3色、au・UQモバイル版はグレーとブルーの2色です。
ワイモバイル版はグレーがありませんし、au版・UQモバイル版のみ2色しか選べません。
対応バンドも異なる
端末が対応する対応バンドも異なります。
表に記載のとおり、どの端末も自社回線のバンドにしか対応していません。
Xperia Ace IIIはSIMフリーですが、他社回線のSIMを使うのはおすすめしません。
ワイモバイル版はソフトバンク・LINEMOやソフトバンク回線の格安SIM、au版・UQ版はpovoやau回線の格安SIM、ドコモ版はahamoやドコモ回線の格安SIMで使いましょう。
ただし、au版・UQモバイル版は楽天モバイルでも使えます。
A203SOの購入・機種変更はこちら
以上、ワイモバイルで発売のXperia Ace III A203SOの解説でした。
人気のXperiaのエントリーモデルで、持ちやすいコンパクトさと長く使える安心感が魅力です。
性能は最低限ですが、国内メーカーのスマホがよい人におすすめです。
Y!mobileでの販売は終了しましたが、中古で買って自分で機種変更して使うのもおすすめです。
購入はこちらからどうぞ!